【安価SS】黒澤ダイヤの決闘 その参 6

489>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:18:23.53ID:dFDKnXGz

ダイヤ「………!……………!」バックンバックン

ルビィ (だいぶ怖がってる。ゃ、でも、うん、ここはほんとに怖かったもんね…)

もくたん『行っておいで!モルフォ!』

モルフォ『シャギ!』

ダイヤ ハッ

ダイヤ ブンブンブンッ

ダイヤ「いけないいけない、あまりの展開につい放心してしまっていたわ。今からが本番だというこのときにわたくしがこんな調子ではだめね」パンッ

ダイヤ「…よし!」グッ

ダイヤ「に、しても…」

ミミッキュ『…』

ダイヤ「ミミッ、キュ。ピカチュウでは…ない…?先ほどまでピカチュウだと思って追いかけていたのはこのミミッキュだというのですか」

ダイヤ「明らかに手製と思しき被り物。作りもどこか粗雑で、きちんと見ればピカチュウの愛らしさとはかけ離れているというのに…すっかり騙されてしまいましたわ…」

『相手の ミミッキュは ぬしパワーを まとった!』

ダイヤ「! おっと、そんな些事に気を取られている場合ではありませんわね──」

 

490>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:21:05.30ID:dFDKnXGz

『相手の ミミッキュの こうげきが 上がった!』

ダイヤ「おや、『ぐーんと』ではないのですか。こうげきが上がったこと自体は喜べるものではないけれど、今までのぬしポケモンさん達に比べればいくらか優しい…」

『相手の ミミッキュの ぼうぎょが 上がった!』

ダイヤ「えっ」

『相手の ミミッキュの とくこうが 上がった!』

『相手の ミミッキュの とくぼうが 上がった!』

『相手の ミミッキュの すばやさが 上がった!』

ミミッキュ メラメラメラ…

ダイヤ「」

 

491>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:24:25.29ID:dFDKnXGz

ダイヤ「え?え??」

ダイヤ「お待ちくださいな、今…たくさん上がりませんでしたか…?」

ダイヤ「こうげきが上がり、ぼうぎょが上がり、とくこうと、とくぼうと、すばやさと………」

ダイヤ「………え???」

ルビィ (そうなるよね…)

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「あー、えっと…」

ルビィ ソッ… ツンツン

『ミミッキュ

こうげき▲・・・・・
ぼうぎょ▲・・・・・
とくこう▲・・・・・
とくぼう▲・・・・・
すばやさ▲・・・・・』


ルビィ「残念ながらおねいちゃんが思ってる通り、全部の能力が上がっちゃったよ」

ダイヤ「」

 

492>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:31:50.30ID:dFDKnXGz

ダイヤ「それは、その、……ずるくないかしら…?」

ルビィ「ずるいと思う」

ダイヤ「ですわよねぇ…」

ダイヤ ハァ…

ダイヤ「しかし、上がってしまったものにあれこれ不満を述べても仕方がありませんか。とにもかくにもこのミミッキュさんを倒さなければならないことは間違いないのだから、いかにしてそれを達成するかということだけ考えなければね」

ルビィ (全能力アップなんていう派手な効果もそうだけど、それよりももっと…ミミッキュにはとんでもない初見殺しが控えてる。第一手、すごく大事だよ…お姉ちゃん…!)

ミミッキュ『…』

モルフォ『…』

ダイヤ「…」


──『相手の ガラガラの みきり!』

──『相手の トゲデマルの ニードルガード!』


ダイヤ「最初の行動、仲間が駆けつけるまでの時間を稼ぐため、ぬしポケモンさんは身を守ることが多かった。ミミッキュも同じことを企んでいるのだとすれば、この第一手で安易に攻撃を仕掛けても無駄になる可能性は大いにある」

 

493>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:40:27.06ID:dFDKnXGz

ダイヤ「ミミッキュをゴーストタイプだと見るのであれば、放つZワザもきちんと吟味しなければならない。エリュシオンちゃんのノーマルZ、しずくちゃんのカクトウZは効果を発揮できずに終わる可能性が高い」

ダイヤ「最も効果的と思われるのは、ヨハネ♡のジュナイパーZね。──しかし」


──『相手の ミミッキュの ぼうぎょが 上がった!』


ダイヤ「ぼうぎょが上がっている以上、いかにZワザと言えどもダメージを過信するわけにはいかない。理想的なのはぼうぎょがせめて通常の水準に戻ったところでジュナイパーZを叩き込むこと」

ダイヤ「ここでモルフォちゃんの攻撃が防がれてしまう可能性を考慮すれば、なにがなんでも攻めるというよりも──」カチカチ

『相手の ミミッキュの じゃれつく!』

ダイヤ「! 守らない…」

『モルフォの いやなおと!』ジギジギジギ…

『相手の ミミッキュの ぼうぎょが がくっと 下がった!』

ダイヤ「よしっ!!」

ルビィ「おぉ…」

ダイヤ「これでジュナイパーZを叩き込めれば、ほぼ確実にミミッキュは倒せるはず…!」

 

494>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:47:22.34ID:dFDKnXGz

モルフォ『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ「…っ、しかし…やはりこの攻撃力は脅威ね。たったの一発、しかも『じゃれつく』などというおふざけ極まりない攻撃でこのダメージとは…」クッ

ルビィ「…」

ダイヤ フー…

ダイヤ「いずれにせよ、これでお膳立ては整ったでしょう。どんなポケモンが駆けつけるのかも大きな要素ではあるけれど…」

『相手の ミミッキュは 仲間を 呼んだ!』

ブルンゲル シュタッ

ダイヤ「!」

ダイヤ「…………ドク、クラゲ…!」

ルビィ「ドククラゲじゃないよ、おねいちゃん!」


ぬしミミッキュ:残り体力100%ACDS+1B-1
ブルンゲル:残り体力100%
モルフォ:残り体力約12.2%
※ この戦闘に限り、能力値を略記します。
A
…こうげき、B…ぼうぎょ、C…とくこう、D…とくぼう、S…すばやさ、です。わかりづらいかもしれませんがご容赦ください。

 

495>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 14:52:02.70ID:dFDKnXGz

ダイヤ「ミミッキュがぼうぎょを上げ直してくる可能性も考えられるし、ここは早々にヨハネ♡へと交代してジュナイパーZを…」カチ…

ルビィ「!」

ダイヤ「…」


──『相手の ミミッキュの こうげきが 上がった!』

──『相手の ミミッキュの すばやさが 上がった!』


ダイヤ「ミミッキュは、こうげきもすばやさも上がっている…」

ダイヤ (この場でヨハネ♡に交代し、ミミッキュとブルンゲルから一発ずつ。次のターン、ヨハネ♡がZワザを放つ前にもう一発、攻撃を受けると仮定したら?)

ダイヤ (効果抜群のゴースト技を、計三発…)

ルビィ ハラハラ…

ダイヤ「…ここで交代するわけには、いかない…!」

ルビィ ホッ

 

496名無しで叶える物語(茸)2020/06/05() 14:56:03.54ID:RUibfM11

【コメント】未来人だけどミミッキュの特性弱体化したよ

 

497>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:00:01.93ID:dFDKnXGz

ダイヤ「…ううん、ここだけではないわね」

ダイヤ「ミミッキュがこうげきとすばやさを高めている以上、先手で高火力の攻撃を叩き込まれるものだと考えておいた方がいい。となれば、…交代するのは…せめてミミッキュの攻撃よりも後にしなければならない…」

ルビィ (ミミッキュの攻撃よりも後に交代する)

ルビィ (とんぼがえりもボルトチェンジも、だっしゅつボタンもききかいひもない。つまりそれは、死に出ししかできない、ってこと…)

ダイヤ「く、せっかく…誰を傷つけることもなく試練をも乗り越えられるようにと決意を新たにしたというのに…」

ダイヤ「はずれろ…」

ダイヤ「はずれろはずれろはずれろ!」カチカチ

『相手の ミミッキュの じゃれつく!』

『モルフォは 倒れた!』

ダイヤ「…っ」

ルビィ「あぁ…」

『相手の ブルンゲルの みずのはどう!』

『しかし 攻撃は 外れた!』


ぬしミミッキュ:残り体力100%ACDS+1B-1
ブルンゲル:残り体力100%

 

498>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:05:09.56ID:dFDKnXGz

もくたん『戻っておいで、モルフォ!行っておいで!しずく!』

しずく『グモモァ…』

ルビィ「しずくちゃん」

ダイヤ「ええ。まずはダメージを与えることよりも、ミミッキュの能力を下げることに腐心しなければいけないと気づいたのよ。そうでないとまともに戦うこともままなりませんわ」

ダイヤ「幸い、それには打ってつけのしずくちゃんがいるもの。頼らない手はないわ」

ダイヤ「いかにミミッキュの攻撃が上がっていようと、特性もふもふを備えたしずくちゃんならば…!」カチカチ

ルビィ (しずくちゃん、かくとうタイプだけど…じゃれつく、どうかな…)

『相手の ミミッキュの じゃれつく!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「──! 効果抜群…!?」

しずく『…』

ダイヤ「っとは言え、耐えましたわ!」

ルビィ「すご…さすがの物理耐久だ…!」

 

499>>1 ◆1Y9DDrqNbw (うまい)2020/06/05() 15:08:23.59ID:dFDKnXGz

『相手の ブルンゲルの みずのはどう!』

ルビィ「ブルンゲルの方が速い…!」

しずく『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ「ですが──耐えた!!」

ルビィ「ぅ、お…!キテルグマすごい…!」

ダイヤ「これで放てますわ!返しの──」

『しずくの がんせきふうじ!』ズゴゴオッ

【コメント】未来人だけどミミッキュの特性弱体化したよ

ダイヤ「は、なんですかこのいいときに!」

ダイヤ「特性…弱体化した…?」

ルビィ「?」

ダイヤ「未来人などという眉唾物の方がおっしゃったことをどうして真に受けようと……うん?そういえば、ミミッキュの特性とは…」

『相手の ミミッキュの ばけのかわ!』

ダイヤ「ん?」

 

500>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:11:28.68ID:dFDKnXGz

ミミッキュ『…』

ミミッキュ クテッ

ダイヤ「く──首が折れましたわァ!!?」ヒィィーーッ

『ばけのかわが 身代わりになった!』

ダイヤ「み、身代わりに…?」ドキドキ…

『相手の ミミッキュの すばやさが 下がった!』

ダイヤ「いや、何事も起こっていないようだけれど…」

ルビィ チョンチョン スッ

ダイヤ「なんですか。タイプ一致でもないし、そもそも威力の高い技ではないがんせきふうじなのだから、ダメージはそう期待していないわよ。今回の目的はすばやさを下げるこ──と──…」

ミミッキュ『…』

ダイヤ「……あら…?」

 

501>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:15:28.13ID:dFDKnXGz

ダイヤ ジッ

ミミッキュ『…』

ダイヤ「体力が、減っていない…?」

ルビィ「…ミミッキュの特性ばけのかわはね、一回だけ攻撃で受けるダメージを0にできるんだよ」

ダイヤ「は?どういうことですか?」

ルビィ「そのまんまの意味なんだけど…」

ダイヤ「………」ポクポク


──『ばけのかわが 身代わりになった!』


ダイヤ「…がんせきふうじは化けの皮にしか命中しなかったので、ミミッキュはダメージを受けなかった…ということ?」

ルビィ「うん」

ダイヤ「すばやさは下がりましたが」

ルビィ「岩は飛ばしたから、ミミッキュの動きはちゃんと封じられたんだよ」

ダイヤ「ダメージだけは受けずに済んだ、と」

ルビィ「うん」

 

502>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:18:36.39ID:dFDKnXGz

ダイヤ「…?」

ダイヤ ムムム…

ダイヤ「…例えば」

ルビィ「うん」

ダイヤ「効果抜群の技だとどうなるの?」

ルビィ「ばけのかわが身代わりになるよ」

ダイヤ「ダメージは?」

ルビィ「受けないよ」

ダイヤ「…Zワザだと?」

ルビィ「ばけのかわが身代わりになるからダメージは受けないよ」

ダイヤ「では、効果抜群のZワザだと?」

ルビィ「おんなじだよ」

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「ずるくないかしら?」

ルビィ「ずるいと思う」

 

503>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:25:31.61ID:dFDKnXGz

ダイヤ「ずるくないですかァ!!」ダンッッッ

ダイヤ「攻撃されてもダメージを受けないだなんて、戦闘の理屈が根底から覆りかねない特性ですわよ!」

ダイヤ「全ての能力が上がっただけでもちょっと言葉を失うほどのずるだというのに、そこに輪をかけてダメージを受けないとな!?」

ダイヤ「どういうことですかァ!!!」ダンッッッ(二度目)

ルビィ「ミミッキュのわるくちなら十分間言い続けられるってゆってる人いたくらいだもんね」

ダイヤ「五つもの能力を下げ、ばけのかわを剥がし、それでやっとまともに戦闘を行うことができる相手ですって…!?どうかしているのではありませんか…!」ギリリ…

ルビィ「でもほら、がんせきふうじの目的はすばやさを下げることでダメージは期待してなかったから」

ダイヤ「与えられるならばそれに越したことはないに決まっているでしょうが!!」

ダイヤ「もう一度…もう一度首を折ってやりますわ…」メラメラ

ルビィ「それつまりもう一回ばけのかわ発動するってことになると思うけど、だいじょうぶ?」


ぬしミミッキュ:残り体力100%ACD+1B-1
ブルンゲル:残り体力100%
しずく:残り体力約5.7%

 

504>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:31:24.99ID:dFDKnXGz

『しずくの つぶらなひとみ!』キュルーン

『相手の ミミッキュの こうげきが 下がった!』

ダイヤ「これで…ようやく、ミミッキュをまともな戦闘が成り立つ舞台にまで引きずり下ろすことができたわ…!」

『相手の ミミッキュの じゃれつく!』

『しかし 攻撃は 外れた!』

『相手の ブルンゲルの みずのはどう!』

『しずくは 倒れた!』

ダイヤ「お疲れ様でした、しずくちゃん。大健闘だったわよ」ヨシヨシ

ルビィ「しれっとじゃれつくよけた」


ぬしミミッキュ:残り体力100%CD+1B-1
ブルンゲル:残り体力100%

 

505名無しで叶える物語(茸)2020/06/05() 15:46:22.75ID:oZ9dalXD

【コメント】ルビィちゃんダイヤさんにじゃれついて

 

506>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:46:49.71ID:dFDKnXGz

ダイヤ「ようやく、満を持して──」

もくたん『戻っておいで、しずく!行っておいで!ヨハネ♡!』

ヨハネ♡『ジュアッパーッ!』バサッ

ダイヤ「──堕天使ヨハネ♡、降臨!ですわ!!」バァァァンッ

ルビィ「ノリノリじゃんw

ダイヤ「さあヨハネ♡、堕天の矢を放つときよ!」カチー

ルビィ「よしこちゃんより堕天使そう」

ルビィ (っていうか、たぶんだけど、Sが元に戻っただけなら)

『相手の ミミッキュの シャドークロー!』

ダイヤ「あらぁっ!?」ガーンッ

ルビィ (ミミッキュの方が普通に速いんだよね)

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「ヨハネ♡ぇーーーーっ!!」

ルビィ (まあ、Aも飛び抜けて高いわけじゃないし、これで瀕死ってことはないから)

ダイヤ「…いくわよ」グスン

 

507>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 15:58:21.63ID:dFDKnXGz

ダイヤ「モルフォちゃんがミミッキュの守りを崩してくれました。しずくちゃんがミミッキュの矛を砕いてくれました」

ダイヤ「彼女達が繋いでくれた決死の想いを幾千の矢に乗せて、放て──!!」


もくたん カットイン!

もくたん ユラァ

もくたん ゾゾゾゾン…… ンバァッ!


『ヨハネ♡が 解き放つ ゼンリョクの Zワザ!』


ダイヤ「シャ ド ー ア ロ ー ズ ス ト ラ イ ク!!」


ヨハネ♡ ヒュバッ

矢 シュキン──

シュキン シュキン シュキン シュキン シュキン シュキン シュキン シュキン


ダイヤ「これだけの矢を受ければ、いくらかばけのかわに肩代わりされようが関係ない!勝利諸とも射抜いてみせますわ──」

【コメント】ルビィちゃんダイヤさんにじゃれついて

ルビィ「!」

ルビィ「おねいちゃん、すごいねっ!やったねっ!」ムギューッ

ダイヤ「わにゃっ!?ちょちょちょ、ルビィ!ヨハネ♡が!ヨハネ♡の活躍が見えな……ルビィ!!」


ヨハネ♡ ゴゴゴゴゴゴ…

ヨハネ♡ ──ギラン


シュカカカカカガガガガガガガガガガガッッッ

…………ボォォォォアァァッ…!!


『効果は 抜群だ!』

『相手の ミミッキュは 倒れた!』

ダイヤ「抜群の!効果抜群の音が聞こえましたわぁぁあ……!」モガモガ

ルビィ「~♡」スリスリ

 

508名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/06/05() 16:03:29.13ID:oDO2Cxsx

【コメント】ルビィのほっぺすりすり、ダイヤはメロメロになった

 

509>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 16:05:17.27ID:dFDKnXGz

『相手の ブルンゲルの ナイトヘッド!』

ヨハネ♡『…』ピコン…ピコン…

ルビィ「あ!おねいちゃん、ヨハネ♡ちゃんピンチだよ!」

ダイヤ「んはぁっ!!」バッ

ダイヤ「こらルビィ、あなたのせいでヨハネ♡の大活躍シーンを見逃したでしょうが!」プンスコ

ダイヤ「ミミッキュは倒れているしヨハネ♡は瀕死寸前まで追い込まれているし、一体なにが…」

ルビィ「なにが起こったのかはだいたいわかるでしょ」

ダイヤ「なにを冷静なセコンドに戻っているのですか!あなたのせいで見逃したのよ!」

ルビィ「ここからどうするの?あとはブルンゲル倒したら勝ちだよ」

ダイヤ「くっ、この子は…!」

【コメント】ルビィのほっぺすりすり、ダイヤはメロメロになった

ダイヤ「な──なっていません!!」

ルビィ ジー

ダイヤ「………っ…」

ダイヤ ナデナデ…

ルビィ「ぇへへ…♡」


ルビィの あまえる!

ダイヤの こうげきが がくっと 下がった! ▼


ブルンゲル:残り体力100%
ヨハネ♡:残り体力約9.3%

 

510名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/06/05() 16:12:34.17ID:oDO2Cxsx

【コメント】※専用Z技はカットしないと公式から動画を消される可能性があります。

 

511>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 16:13:27.06ID:dFDKnXGz

ダイヤ ムムム…

ブルンゲル『…』

ヨハネ♡『…』ピコン…ピコン…

ダイヤ「今、ブルンゲルはなにをしてきたのかしら」

ルビィ「…」

ダイヤ「それくらい答えなさいな!」ムギューッ(ほっぺ)

ルビィ「はにゃにゃにゃ…!!」ジタバタ

ルビィ「ナイトヘッドだったと思うよ」フゥ…

ダイヤ「ナイトヘッドですか。ブルンゲルのレベルは33、まあ…怖いダメージではないけれど、何度でも受けられるダメージでもない。絶妙なところね…」

ルビィ「エリュシオンちゃんとかに交代でいいんじゃない?」

ダイヤ「そうね、あくタイプのエリュシオンちゃんにならばそう脅威となる攻撃を放ってきそうにはないし… …………」

ダイヤ カチ

『ヨハネ♡の かげぬい!』キィ…バシュンッ

『効果は 抜群だ!』

『相手の ブルンゲルは 倒れた!』

ダイヤ「あ」

ルビィ「あ」


『ぬしポケモンの ミミッキュとの 勝負に 勝利した!』

 

513>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 16:16:57.11ID:dFDKnXGz

現在のパーティ

ヨハネ♡(ジュナイパー)♀ LV39 くさ、ゴースト しんりょく @ジュナイパーZ
かげぬい、はっぱカッター、こうごうせい、ふいうち

かなた(ゲンガー)♀ LV37 ゴースト、どく のろわれボディ
さいみんじゅつ、シャドーボール、のろい、ふいうち

ヒガンバナ(コモルー)♀ LV34 ドラゴン いしあたま
ドラゴンクロー、まもる、ずつき、かみくだく

エリュシオン(ブラッキー)♀ LV33 あく シンクロ @ノーマルZ
つきのひかり、でんこうせっか、バークアウト、おいうち

しずく(キテルグマ)♀ LV31 ノーマル、かくとう もふもふ @カクトウZ
かわらわり、がんせきふうじ、つぶらなひとみ、しっぺがえし

モルフォ(ヨーギラス)♀ LV30 いわ、じめん だっぴ @イワZ
すなあらし、いやなおと、あばれる、いわなだれ


道具やわざマシンには前回から変更ありません

 

514>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 16:20:01.72ID:dFDKnXGz

誰か仲間に加えますか? >>517
※ ワルビル、ヤドン、オドリドリ(めらめら)、キリキザン、誰も加えない、のいずれか。
なお誰かを加える場合は、上記六匹の中からボックスへ送るコを併せて指定。

ミミッキュの一貫すさまじいパーティでしたね
指摘されて初めて気づきました

 

516名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/06/05() 16:25:13.08ID:oDO2Cxsx

まあ、対戦のときはORASのパーティも連れて行くからまだなんとか...

ヤドン入れたいけど、パーティから抜きたいキャラがいないw(戦力的ならブラッキーだけど、対ネクロズマに一番適してそうなのが...)

安価踏んだら下で

 

517名無しで叶える物語(SB-Android)2020/06/05() 16:41:51.85ID:WZUoq4ne

キリキザン(色違い)

エリュシオンout

 

518>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/05() 17:24:59.37ID:dFDKnXGz

安価了解

ところで、ダイヤさんの対戦用パーティについては要望などありませんか?
育成の時間もあるのでそろそろ六匹を決め始めようかなと思っていますが、完全に私が一任されたままでいいのでしょうか…

 

519名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/06/05() 17:30:41.19ID:oDO2Cxsx

NNありのポケモンの育成論を挙げて、最終的にそこから6匹を安価で決めるのはどうですか?

まだ今後UMでポケモン増える可能性ありますし

 

520名無しで叶える物語(SIM)2020/06/05() 17:35:51.36ID:cbVuM0li

一気に6匹安価とかだと各々が好きなポケモンあげてロクなパーティ組めなさそうだから1匹ずつ決めながら安価出してみるとか

 

521名無しで叶える物語(八つ橋)2020/06/05() 19:10:49.43ID:otHH3nj8

3匹はシナリオ的にいて欲しい子ら、もう三匹は安価とかでいいと思うなぁ。レート潜るわけじゃないから、色んな対戦相手幅広く考えなくてもいいし

 

523>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2020/06/06() 13:58:39.67ID:WvCsTAii

一匹ずつ採用の是非、採用なら型を考える
採用二匹目からはそこまでに決まってるパーティを見ながら型を決めていく、ってのを六匹分繰り返す感じってことですかね?

 

524名無しで叶える物語(SIM)2020/06/06() 15:06:54.53ID:JGG5w5ba

それでいってみようか

 

525名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/06/07() 03:43:28.42ID:ftybQeCj

今後次第だけど、誰をエースにするか悩ましいな

 

526>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 10:57:23.03ID:HzrGVlYj

メガやす跡地前


アセロラ『ふむふむ…ふむふむ…』

アセロラ『うん、ごーかく!さすがもくたんちゃん、ゴースにゴースト、ゲンガーに加えて随分と珍しいコにも会えたんだね』

ダイヤ「その流れで珍しいコというと、ミミッキュのことですか。会えたというか、遭ったというか…といった感覚ですが…」

【コメント】出たな第七世代最凶ポケモン

ダイヤ「ところでアセロラさん。念のための確認なのですが、試練の途中でわたくしを呼び戻しになど来られましたか?」

アセロラ『おっけー、それじゃ試練達成のご褒美としてゴーストZあげちゃうよん。ばっちり使いこなしてね♪』

ダイヤ「…いえ、やはりそんなことはないようね。ではあれは一体…ゴーストポケモンが見せた幻…?遊び場へ踏み込んできて面白半分に写真を撮るポケモントレーナーへの警告、だったのですかね。特にミミッキュさんなどは、恐らくみんなを守るためにあの役を買って出られたのでしょう」

ダイヤ「試練のたびに野生のポケモンと戦うことになって、なんだか考えさせられるわね…」フゥ

アセロラ『それじゃゴーストZのゼンリョクポーズ見せるから、一緒にやってみようね!』

ダイヤ「…はい。ぜひご教示くださいな!」


アセロラ ユラァ…


ダイヤ「む?なんだかデジャヴを感じるゼンリョクポーズですが…ふむふむ、ではもくたんちゃん、わたくし達もやってみましょう!」

ダイヤ「……………………………最凶…!?」


なにか気になる単語が見えた気がしたが、割とすぐに忘れてしまった。

<
ミタァーッ!

 

527>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:01:08.67ID:HzrGVlYj

ハイナ砂漠


ダイヤ カチカチ…

もくたん ザクザクザク…

ダイヤ カチカチカチカチ…

もくたん ザクザクザクザクザクザク…

ダイヤ「…!………?…………」

ダイヤ カチカチ…

もくたん ザクザクザク…

ダイヤ「!」カチ

『もくたんは すごいキズぐすりを 手に入れた!』

ダイヤ パァ

ダイヤ ハッ

ダイヤ ムムム…

ダイヤ カチカチカチカチ…

もくたん ザクザクザクザクザクザク…

ダイヤ カチカチカチカチカチカチカチカチ…

ルビィ「おねいちゃん、そこ右。ですぐ左。取って、うんまた左」


迷いの森系統の自力クリアは永遠に不可能そうだったので早々に口を出しておいた。

 

528>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:09:58.13ID:HzrGVlYj

15番水道


ダイヤ「~♪」カチカチ

ルビィ「ごきげんだね」

ダイヤ「ええ、それはもう。だってハイナ砂漠の奥でエスパーZを見つけましたし!」

ダイヤ「暑さによる蜃気楼のせいかしらね、前後不覚に陥るあんな砂漠の奥地にひっそりと鎮座していてはこれまで誰も見つけられなかったのも頷けるというもの」

ダイヤ「それをたまたま見つけてしまうだなんて、もくたんちゃんはとても運がいいわ。日頃の行いがよいおかげね」ホクホク

ルビィ「ね。もくたんちゃんは日頃の行いいいもんね、もくたんちゃんはね」ゥュ!

ダイヤ「なにか引っ掛かる物言いね?」カチカチ

ルビィ「んゅ~~?」

プルメリ『もくたん』

ダイヤ「ん?…あなたは、プルメリさん」ハタ…

プルメリ『聞けばマーマネの試練を越えてアセロラんとこに向かったってことだったからさ、ここを通るだろうと思って待ってたよ。その様子じゃ、首尾よくクリアできたみたいだね。おめでと』

ダイヤ「ええ、ありがとうございます。グズマさんからお聞きですかね?わたくしも、あなた方の繋がりを先般知ったところでして」

 

529>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:17:05.67ID:HzrGVlYj

プルメリ『ま、正直あんたなら島巡りの途中で足が止まるようなことはないと思ってたよ』

ダイヤ「それはそれは、高く評価していただいて光栄ですわ」

ダイヤ「…して。『待っていた』とは、わたくし達になにかご用ですか?」

プルメリ『あんた、グズマの奴とやり合ったろ?』

ダイヤ「ええ」

プルメリ『それでちょっとアイツ荒れててね。このままもくたんが正しく道を進めば、ちょっと厄介なことになると思うのさ』

ダイヤ「厄介なこと、ですか」

プルメリ『ウチが口出すことじゃないってか、なんならアイツにとってもいい機会だって思ってるくらいなんだけどさ…』

プルメリ『立場上、立ち塞がっとかないわけにはいかないんだよね』

ダイヤ「…!」

プルメリ『悪いねもくたん。やっぱり、ここで島巡り諦めてくれないかな』ザッ

ダイヤ「…なるほど。受けて立ちましょうか」ザッ


『スカル団の プルメリが 勝負を 仕掛けてきた!』

 

530名無しで叶える物語(八つ橋)2020/06/07() 11:23:39.36ID:2Ha35wtR

プルメリほんとかっこいいんだよな
(
グズマはかわいい)

 

531>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:28:26.18ID:HzrGVlYj

『プルメリは ゴルバットを 繰り出してきた!』

もくたん『行っておいで!モルフォ!』

モルフォ『シャギ!』

ダイヤ「山をも食い倒すほどのエネルギー、なかなか存分に発散させてあげられずに申し訳なく思っていたところなのよ。今こそ思い切り暴れ回りましょう」

ダイヤ「最初からゼンリョクでいきますわよ!モルフォちゃん、ワールズエンドフォール──!!」カチー

…………

『相手の エンニュートは 倒れた!』

『スカル団の プルメリとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ「ふぅ、お疲れ様でした。みんな」

プルメリ『ま、そりゃそうだよね。ウチがどうこうできるとは思ってなかったよ』

プルメリ『もくたん』

プルメリ『この先に、ポータウンって町がある。そこは有り体に言やウチら──スカル団の根城でね。グズマの奴もいる』

ダイヤ「!」

プルメリ『ここであんたに負けたウチには、よくも悪くもスカル団のしがらみを気にする必要がなくなった。勝手なことだけど言わせてほしいんだ』

プルメリ『アイツのこと、叱ってやってくれよ』

プルメリ『じゃあね』スタスタスタ…

ダイヤ「ポータウン…スカル団の根城。グズマさんと再び相まみえることになるのですか…」


少々の不安な気配に固唾を呑むダイヤだった…

 

532>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:35:20.33ID:HzrGVlYj

ギーマ『そんなに貧弱なポケモンでは、この先乗り越えられない海も出てきますよ』

ダイヤ「んま、なんですって!?」

ダイヤ「わたくしのポケモン達をバカにしましたね…!今ここで叩きのめして差し上げますわ!かかっておいでなさいな!!」

ギーマ『優雅に海上を滑るだけがポケモンライドではないのです。時には激しく荒々しく、全てを打ち砕きながら爽快に海を割って進むことも必要でしょう』

ギーマ『お貸ししますよ、私のサメハダーを』

『ポケモンライドに サメハダーを 登録した!』

ダイヤ「!?」

ダイヤ「…………」

ダイヤ「…!?」

ダイヤ「ヨハネ♡達を侮辱されたわけでは…ない…!?」

ダイヤ カチ…

もくたん(on サメハダー) バーン!

ダイヤ「おほーーーっ、アローラ地方でもあくあしっぷさんの背に乗ることができるとは!最高!最高ですわ!ギーマさん万歳、ギーマさんよ永遠なれ!!」

ダイヤ「あくあしっぷさん、ゴー!!!」カチー


奇声を発しながら海上の岩という岩をボッコンボッコン砕いて回る怪しいトレーナーの目撃情報が多数寄せられたという。

 

533>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/06/07() 11:43:51.47ID:HzrGVlYj

海パン野郎『なんか俺のスターミー最近元気ないんだよな…』

ダイヤ「まあ」

海パン野郎『いつも一緒に波乗りしてさ。夜でもこいつが光って海を照らしてくれるから、怖くもないし危険もないんだぜ。ほんとに可愛いやつなんだ』

スターミー『…』シュン…

海パン野郎『なのに、少し前からこんな調子で参っちゃうよ』

海パン野郎『なあスターミー、どこか具合でも悪いのか?わかってやれなくてごめんな。無理やりでもいいから、なんとかまた笑ってほしいよ』ヨシヨシ…

ダイヤ「それは心配ですわね…わたくしができることといったら、善子さんが半目をひらいて寝ている画像をお見せすることくらいしか……こんなものでは面白くもありませんか…」

海パン野郎『はは、愚痴ってごめんよ。これは俺とスターミーの問題だもんな、気にしないでくれ』

ダイヤ「なにもできずもどかしいですわ…」

ダイヤ「…いえ、そもそも波乗りがお好きなのですよね?そのスターミーさんは。だったら──」ピーン


もくたん(on サメハダー) ザバァァァァァァァッッ

ダイヤ「おほーーーっ、いかがですか!ご覧くださいな!あくあしっぷさんの超速度を!こんな様子を見せられては波乗り好きの血が騒ぐというものでしょう!さあご一緒にィーーーーー!!!」


奇声を発しながら海上の岩という岩をボッコンボッコン砕いて回る怪しいトレーナーの目撃情報が多数寄せられたという。