【安価SS】黒澤ダイヤの決闘 その参 4

372>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:22:26.14ID:vQ+0Pabq

もくたん・マーマネ トコトコ…

マーレイン『マーくん、それにもくたんさん。その様子だと試練はいい結果に終わったのかな』

マーマネ『うん。でも僕、失敗しちゃって、もくたんさんがいなかったら大変なことになってた』

マーレイン『そうなのかい。もくたんさん、マーくんを助けてくれてありがとう』

ダイヤ「いえ、いずれにせよ通らなければならなかった道ですから。トゲデマルさんととげまるさん達も仲良くなったようですし、結果オーライというものですわ」

ダイヤ「それに、試練達成の証としてデンキZも頂きましたので。文句はありません」

ダイヤ「今回は少し暴走してしまいましたが、マーマネさん、あなたの発明品は素晴らしいものです。これにめげることなく改良を続けてくださいな」

マーレイン『なんにせよ、試練お疲れ様。外まで送るよ』

ダイヤ「ありがとうございます」

 

373>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:26:41.72ID:vQ+0Pabq

マーレイン『ナッシーバスで麓まで下りるといい』

マーマネ『もくたんさん、本当にありがとう。それとお疲れ様』

ダイヤ「あら、そういえばククイ博士は…」

マーレイン『…そうだ、もくたんさん。一つ頼み事をしてもいいかな』

ダイヤ「はい?なんでしょう」

マーレイン『実はこれを』

『もくたんは はかせのふくめんを 預かった!』

マーレイン『ククイは先に山を下りたんだけど、こいつを忘れていっちゃってね。マリエ庭園に行くと言っていたから、届けてあげてくれないかな』

ダイヤ「なぜポケモンリーグのお話をしていて覆面を取り出したのかはわかりませんが…そういうことならば承りました。わたくしが責任を持って届けます」

マーレイン『頼んだよ』

ダイヤ「では、マーマネさん。マーレインさん。ごきげんよう」

 

374>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:30:16.88ID:vQ+0Pabq

マリエ庭園


ダイヤ「さてと、博士はどちらにいらっしゃるのでしょうか…うん?」


スカル団『博士よぉ、ポケモンリーグ作るなんて言っちゃってるらしいじゃないのよぉ』

スカル団『だめだめ、そんなの許さないぜぃ』

ククイ『…』


ダイヤ「まあ!ククイ博士がスカル団の方々と揉めている…!すぐに助けに入らなくては…」

『せっかくなら、その男は俺が壊してやるよ』

ダイヤ「…へ…」

グズマ ザッ ザッ ザッ

スカル団『ボス!』

スカル団『ボスのお出ましだぜぃ!』

ダイヤ「ぼ──ボス…スカル団の…!?」

 

375>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:35:12.72ID:vQ+0Pabq

ククイ『やあ、グズマ。久し振りに会ったな』

グズマ『ククイさんよ~、アローラにポケモンリーグを作るだなんてばかげたことを吹聴して回ってるらしいな?』

ククイ『ばかげたこと、そうかな。俺はワクワクする試みだと思ってるし、すでに賛同者も続々増えてきているところだぜ』

グズマ『だからさ!!』

グズマ『今のうちにアンタを壊しておかないと、そのばかげたことが実現しちまうと思ってな。こうやってわざわざ挨拶に来たわけさ』

ダイヤ「………な」

ダイヤ「なんですか、先ほどから…あの方は…」

ダイヤ「ここまでのほんの一言か二言だけでも感じてしまうほどの狂気、壊す…?ククイ博士を…?」

ダイヤ「どのようなニュアンスを含んでの言葉なのかはわからないけれど、おちおち見逃すには些か物騒が過ぎる…」

 

376>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:41:12.26ID:vQ+0Pabq

グズマ『キャプテンになれなかった者同士、アンタとはわかり合えると思ってたんだがな~』

ククイ『俺は今でもキミとわかり合えると思っているけどな。それとグズマ、俺はなれなかったんじゃない。夢の道へ進み、キャプテンにはならなかっただけさ。キミとは違ってね』

ダイヤ「! ククイ博士、あんな相手になぜそんな煽るような物言いを──」

ククイ『もくたん』

ダイヤ「ぇっ…」

ククイ『話は聞いていたな。彼はスカル団のボス、グズマだ。悪いが相手をしてやってくれないか?』

ダイヤ「わ、わたくしがですか?いえ、もちろん手をお貸しするつもりではありましたが…」

グズマ『ん~?島巡りのお嬢ちゃんか。見たところ新参者ってカオしてるけどな』

ククイ『彼女はもくたん。今まさに島巡りをしているところで、日々成長を遂げる期待のトレーナーさ』

ククイ『どうだ、グズマ。彼女と戦う勇気があるかい?』

ダイヤ「!」

ダイヤ (勇気…?)

グズマ『…当然だ!気が変わった、アンタの前にアンタが大切にしているものを壊してやることにする』

 

377>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:46:08.71ID:vQ+0Pabq

グズマ『もくたん!』

グズマ『破壊という言葉が人の形をして歩いてるこの俺がグズマだ。島巡りの途中で悪いが、自慢のポケモン達を可愛がらせてもらうぜ』

ダイヤ …カチン

ダイヤ「いいでしょう」

ルビィ (ぅゎ、また声のトーンが…)

ダイヤ「あなたとククイ博士の事情についてはあまり見えていませんが、ここで一戦を交えることには異存なしですわ」

ダイヤ「博士の夢、そして島巡りに臨む者達の大望となるであろうポケモンリーグ設立を邪魔立てなどさせません」

ダイヤ「ことに──もくたんちゃんとわたくしの仲間達をコケにするつもりだというのならば、手心は一切加えることができませんので、覚悟をしておきなさいな」メラ…


『スカル団の ボスの グズマが 勝負を 仕掛けてきた!』

 

378>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:52:01.02ID:vQ+0Pabq

『グズマは グソクムシャを 繰り出してきた!』

ダイヤ「グソクムシャ、見たことのないポケモンですが…随分といかつい見た目ね」

もくたん『行っておいで!かなた!』

かなた『ゲェェンッギャッ!』

ダイヤ「こちらからはかなたさんがお相手いたしましょう」

『かなたは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「…そうね。タイプも力量も不明の相手ならば、まずは」カチカチ

『相手の グソクムシャの ふいうち!』

ダイヤ「!」

『しかし うまく 決まらなかった!』

『かなたの さいみんじゅつ!』スァンスァンスァン…

『相手の グソクムシャは 眠ってしまった!』

 

379>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 10:56:48.76ID:vQ+0Pabq

ダイヤ「グソクムシャもふいうちを備えていましたか。かなたさんには効果抜群となってしまうので、危ないところだったわね」

【コメント】かなたちゃん...ぶつりこうげきは苦手なんだよー。

ダイヤ「ええ、ええ、そうよね。かなたさんが得意としているのはシャドーボールやゆめくいのような特殊攻撃だものね」

ルビィ「ゆめくいはされる方っぽいけどね」

ダイヤ「いえ、ゲンガーはゆめくいをする方でしょう」

ルビィ「ゲンガーはね」

ダイヤ「ゲンガーの話でしょうが」

ダイヤ コホン

ダイヤ「ふいうちも有用な技ではあるのだけれど、物理攻撃であることだけがネックなのよね。同じような特殊攻撃があればそちらに切り替えたいところなのだけれど…」

ダイヤ「なんにせよ、眠らせることができたのは非常に大きな優位ね」

 

380>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:00:49.11ID:vQ+0Pabq

ダイヤ「ゆめくいは残念ながら覚えていないので、素直にシャドーボールで攻撃しますが」カチカチ

『相手の グソクムシャは ぐうぐう 眠っている!』

ダイヤ「む」

ダイヤ「ふいうちの効果ゆえかと思っていたけれど、グソクムシャの方が素早いのね…」

ルビィ「ううん、グソクムシャ遅いから、ふいうち選んだんだと思うよ。先に攻撃する技はね、寝てて失敗するときもこんな風に先に結果が出るんだよ」

ダイヤ「ほう、そうなの。なるほど、先手を取ってふいうちをしようとしたけれど眠っていて結果的には失敗した、という形になるのですか」

『かなたの シャドーボール!』ギュギュ…ボンッ

ダイヤ「ふむ、あと二回でよさそうね」

 

381>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:05:39.50ID:vQ+0Pabq

ダイヤ カチカチ

『相手の グソクムシャは 目を覚ました!』

ダイヤ「っ、早い…!しかもまずい、かなたさんより先に動いて目を覚ますということは──」

『相手の ゲンガーの ふいうち!』

『効果は 抜群だ!』

ダイヤ「…っ、かなりの深手を…」

『かなたの シャドーボール!』ギュギュ…ボンッ

ダイヤ「次のシャドーボールで倒すことができるけれど、その前にふいうちを受けてしまえばかなたさんの方が倒れてしまう。さいみんじゅつならばふいうちを失敗させることはできるけれど、万が一ふいうち以外の攻撃を仕掛けてきた上にさいみんじゅつが外れてしまえば…」

ダイヤ「悔しいけれど、ここはかなたさんには手持ちに戻っていただいて──」

『相手の グソクムシャの ききかいひ!』

ダイヤ「…!特性、ききかいひ…?」

『相手の グソクムシャは グズマの元に 戻っていく!』

ダイヤ「!?」

 

382>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:10:39.17ID:vQ+0Pabq

『グズマは アメモースを 繰り出してきた!』

ダイヤ「ち──ちかさん!!」

ルビィ「もぉなんなの!?さっきからもくたんちゃんの仲間が続くんだけど!おねいちゃんに直接攻撃してくるのやめてよぉ!!」

『相手の アメモースの いかく!』

『かなたの こうげきが 下がった!』

ダイヤ「かなたさんは、こうげきが下がる分にはそこまで問題ありませんわね。というか、いずれにせよアメモースはシャドーボール一発で倒すことはできないでしょうし、やはり交代していただくので実質のデメリットはないわけですが」

ダイヤ「ちかさんが…今は、敵………くっ」カチカチ

ルビィ (お姉ちゃんのとくこう下がってるんだよなぁ)

 

383>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:21:04.45ID:vQ+0Pabq

もくたん『戻っておいで、かなた!行っておいで!モルフォ!』

モルフォ『ギラシュラ!』

ルビィ「モルフォちゃんって耐久結構低いけど、受け出ししてだいじょうぶ…?」

ダイヤ「当たり前でしょう、こちらはいわタイプ、アメモースはむし・ひこうタイプよ。相性はこれ以上ないほどにいいでしょうが」

ルビィ「う~ん…」

ルビィ (タイプ一致とか二発耐える種族値じゃないと思うんだけどな…)

『相手の アメモースの エアスラッシュ!』

『モルフォには あたらなかった!』

ルビィ「!」

ダイヤ「ほら、見た!?見ましたか!?命中率が95%もあるエアスラッシュを紙一重でかわしてみせましたわ!今日のモルフォちゃんは、前例にないほどやる気に満ちている!」

ルビィ「ちょっとかなたちゃん引きずってるじゃん」

 

384>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:25:03.82ID:vQ+0Pabq

ダイヤ「この一撃をかわしたのはとても、とても大きなことよ。おかげで撃ち込めるのだから──モルフォちゃんの究極奥義、ワールズエンドフォールをね!」カチカチ

ルビィ「さすがのヨーギラスでも、タイプ一致で四倍弱点ついちゃえば倒せるよね。いけー!」

ダイヤ「…どことなく引っ掛かる物言いなのだけれど…それはよしとしましょうか」ム…

ダイヤ「モルフォちゃん、ここのエアスラッシュをしっかりと耐え、返しの究極奥義で華麗なる勝利を──」

『相手の アメモースの むしのさざめき!』

『モルフォは 倒れた!』

ルビィ「」

ダイヤ「」

 

385>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:32:06.20ID:vQ+0Pabq

ダイヤ「アメモースだって…アメモースだって、そこまでとびきり攻撃力が高いというわけではないのに…」グスン…

ルビィ「あ、や、まあ、六世代と比べてちょっととくこう上がったから…ね…?」アセアセ

ルビィ「レベルもアメモースの方がずっと高いし、ほら、えーっと…エアスラッシュかわしたじゃん!エアスラッシュだったらきっとあたっても耐えたし!ね、モルフォちゃん弱くないよ!」

ダイヤ「誰もモルフォちゃんが弱いなどと一言も言っていないでしょうが!!!」ンキーッ!

ルビィ「」

 

386>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:36:55.78ID:vQ+0Pabq

ダイヤ「こうなったら…こうなったら、ヒガンバナさんのドラゴンクローで消し炭にしてあげますわ…」カチカチ

ルビィ「や、やつざきとかじゃなくて…?いや、やつざきとかもイヤだけど」

『相手の アメモースの むしのさざめき!』

ルビィ (結構いいダメージもらった…)

ダイヤ「んきぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」

『ヒガンバナの ドラゴンクロー!』ズガシュッ

ルビィ「お、おねいちゃん!落ち着いて!ドラゴンクローもいい感じ!いい感じだから!」

 

387>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:44:44.54ID:vQ+0Pabq

やがて…

『スカル団の ボスの グズマとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ ハー…ハー…

ルビィ (まさかアメモースにパーティ半壊させられるとは思わなかったなあ…)

グズマ『…っ、なにやってんだグズマァァァァ!!』

グズマ『俺のポケモン達に思う存分破壊させてやれなかった!くそっ!』

グズマ『もくたん。壊しがいのあるトレーナーとしてよく覚えておいてやるぜ…』スタスタスタ…

スカル団『ぼっ、ボス~!』タタタ…

ダイヤ「なんとか、勝つことができましたが…間一髪というところだったわね…やるではありませんか。性根は腐っていようと、やはり一団の頭を名乗るだけのことはありますか」

ダイヤ「思わぬ難局でしたが、なんとか………ん?」

ハウ『グズマさん…』

グズマ『…ハウか』

 

388>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:51:17.81ID:vQ+0Pabq

グズマ『お前もやってるんだってな、島巡り』

ハウ『うん』

グズマ『はっ、なんにもならねえってのに、ご苦労なこった』

グズマ『ハウよぉ、島キングの孫だからって、絶対島巡りやらなきゃなんねえってことはないんだぜ。その先でお前の本当に欲しいもんが見つかるって保証なんかねえんだからよ』

グズマ『じゃあな』スタスタスタ…

ハウ『…』

ダイヤ「ハウさんとグズマさんは、お知り合いだったのですか」

ダイヤ「…ぁ、そういえば…」


──プルメリ『このまま島巡りを続けてれば、いずれあいつに会うだろうから。決着はそこでつけてくれればいいよ』


ダイヤ (いつかプルメリさんがおっしゃっていた『あいつ』とは、グズマさんのことかしら)


──プルメリ『…一つだけ言わせておくれよ。島巡りの邪魔をするのは、あいつら自身の意思じゃないんだ』

──ククイ『それとグズマ、俺はなれなかったんじゃない。夢の道へ進み、キャプテンにはならなかっただけさ。キミとは違ってね』

──ククイ『どうだ、グズマ。彼女と戦う勇気があるかい?』


ダイヤ (だとしたら、スカル団の方々が島巡りを邪魔する理由、目的、それは──)

 

389>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 11:55:14.75ID:vQ+0Pabq

ククイ『ハウ、見てたんだな』

ハウ『えっ、うん』

ダイヤ ハッ

ククイ『ハウが島巡りで見つけようとしているものがなんなのか、いずれグズマにもわかるといいな』

ハウ『そうだね…』

ククイ『さすがだったぜ、もくたん。いい戦いだった!』

ダイヤ「あ、ああ。ありがとうございます」

ククイ『ところでそのマスクは…ロイヤルマスクのものだな。よし、俺から返しておくぜ』

ダイヤ「え?はあ…」

『もくたんは ククイに はかせのふくめんを 預けた!』

ダイヤ (…道具の名前が『はかせのふくめん』なのだけれど……突っ込むのは野暮というものかしらね)

ルビィ (なんか気づいて呑み込んだかおしたなあ)

ククイ『次の試練を受けるなら、11番道路を抜けてカプの村に行くんだぜ。健闘を祈る!』

ダイヤ「──はい!」


続く…

 

390>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 12:00:08.93ID:vQ+0Pabq

現在のパーティ

ヨハネ♡(ジュナイパー)♀ LV37 くさ、ゴースト しんりょく
かげぬい、はっぱカッター、こうごうせい、ついばむ

かなた(ゲンガー)♀ LV35 ゴースト、どく のろわれボディ
さいみんじゅつ、シャドーボール、のろい、ふいうち

ヒガンバナ(コモルー)♀ LV31 ドラゴン いしあたま
ドラゴンクロー、まもる、ずつき、かみくだく

エリュシオン(ブラッキー)♀ LV31 あく シンクロ @ノーマルZ
リフレッシュ、でんこうせっか、バークアウト、おいうち

しずく(キテルグマ)♀ LV30 ノーマル、かくとう もふもふ @カクトウZ
かわらわり、がんせきふうじ、つぶらなひとみ、しっぺがえし

モルフォ(ヨーギラス)♀ LV27 いわ、じめん こんじょう @イワZ
すなあらし、いやなおと、なしくずし、いわなだれ


現在所持している道具など

 

391>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/22() 12:05:50.19ID:vQ+0Pabq

誰か仲間に加えますか? >>392
※ アリアドス、アローラゴローン、トゲデマル、ハギギシリ、アローラサンド、誰も加えない、のいずれか。
誰かを仲間に加える場合、上記六匹の中からボックスへ預けるコを併せて指定。

 

392名無しで叶える物語(SIM)2020/05/22() 12:10:44.30ID:DzTftoyV

アローラサンドってぱっと見食べ物の名前に見えてしまう

加えない

 

393名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/05/22() 12:47:24.28ID:9yFMHv93

トゲデマルはサポーターでちょっと欲しかったなぁ

ブラッキーはフェアリー環境だから逆風だし

 

394名無しで叶える物語(SB-iPhone)2020/05/22() 18:03:30.09ID:K4LCqUKN

【コメント】グズマ好き

 

397名無しで叶える物語(SIM)2020/05/23() 14:07:13.04ID:Pda60Btm

おそらく一緒にやってるであろう花丸と善子サイドもみたいな。1イベント分くらいでいいので

 

400>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:07:33.59ID:qLct1x7D

花丸「ずらぁ…」

善子 ドキドキ…

花丸 ガサゴソ


『もくまる くさ・ゴースト
攻撃 くさ→みず、いわ、じめん○
   くさ→ほのお、くさ、むし、ひこう、どく、じめん、ドラゴン×
   ゴースト→ゴースト、エスパー○
   ゴースト→あく、ノーマル× ノーマルは一番だめ!
防御 くさ、みず、じめん、かくとう○
   ほのお、ひこう、どく、こおり× こおりが一番だめ!』



花丸 っメモ フンフン


『にがてなポケモン
クワガノン、ダグトリオ、ゴローニャ くさ技で大丈夫! 、バルジーナ
得意なポケモン
ラランテス、スリーパー、ルガルガン あしが速い、だめ!』



花丸 っメモ フンフン…

花丸 ガサゴソ


『いとまる むし・どく
攻撃 むし→くさ、エスパー、あく○
   むし→ほのお、どく、かくとう、ゴースト、ひこう、フェアリー、はがね×
   どく→くさ、フェアリー○
   どく→いわ、ゴースト、どく、じめん、はがね× はがねは一番だめ!』



花丸 っメモ フムム…

花丸「…」

花丸 カチ…

はなまる『戻っておいで、いとまる!行っておいで!もくまる!』

もくまる(ジュナイパー)『ジュアッパーッ!』バサッ

『相手の ライチュウの サイコキネシス!』

花丸 ホッ

善子 ホッ

 

401名無しで叶える物語(八つ橋)2020/05/24() 18:10:30.14ID:IFigcsG8

おばあちゃんのゲームのやり方じゃないの

 

402>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:14:15.90ID:qLct1x7D

花丸 っメモ ジーッ

ライチュウ『…』

もくまる『…』

花丸「…」

花丸 カチ…カチ…

『相手の ライチュウの サイコキネシス!』

『もくまるの かげぬい!』キィ…バシュンッ

『効果は 抜群だ!』

『相手の ライチュウは 倒れた!』

花丸「ずらぁ!」パァ

善子 ホッ…

善子「まずはライチュウ撃破ね」

花丸「うん!」

『ハウは オンバーンを 繰り出してきた!』

花丸「ぉ、オンバーンは、えっと、ドラゴンタイプだからもくまるはニガテで、交代しなくちゃいけないよね。ドラゴンタイプが得意なのはこおりタイプと、フェアリータイプと、」ユビオリ

善子 ハラハラ

『相手の オンバーンの おみとおし!』

『相手の オンバーンは もくまるの ちからのハチマキを お見通しだ!』

花丸「ず──ずらぁっ!?」ガーーーンッ

善子「お、落ち着きなさいって!交代するんだからお見通されても問題ないでしょ!」アセアセ

 

403名無しで叶える物語(SIM)2020/05/24() 18:15:46.62ID:cXTM8MuX

善子がいるけどコメントできるかな?

 

404>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:19:50.44ID:qLct1x7D

花丸は配信していないので、コメントはできません
悪しからず…

 

405>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:21:16.85ID:qLct1x7D

……

『相手の ケンタロスの すてみタックル!』

『くずまるは 倒れた!』

花丸「く…くずまるぅーーーーーっ!!」

善子「いいや、くずまるはよくやったわよ!その証拠に見なさい!」

『相手の ケンタロスは 攻撃の 反動を 受けた!』

『相手の ケンタロスは 倒れた!』

花丸「け、ケンタロスも倒れちゃった!」

善子「くずまる達の頑張りのおかげよ。だからこれで、残るのは…」

花丸 ゴクリ…

花丸 カチカチ…

『ハウは アシレーヌを 繰り出してきた!』

はなまる『行っておいで!いとまる!』

いとまる『シュシュギュア!』

善子「お互いに、一体ずつ…!」

 

406>>1 ◆1Y9DDrqNbw (うまい)2020/05/24() 18:27:58.70ID:qLct1x7D

アシレーヌ『…』

いとまる(アリアドス)『…』

花丸「アシレーヌは、えっと、みず・フェアリータイプ。んん…あっ、フェアリータイプならいとまるの得意な相手だ!」

善子「そう、ね」

善子 (ただ、すばやさはどう考えてもアシレーヌの方が高い。それに加えてハウの切り札であるこのアシレーヌはZ持ち)

善子 (決して高耐久とはいえないアリアドスが、アシレーヌのミズZを耐えられるか。耐えられたとして、一撃で落とせるか)

花丸 カチ

『きゅうけつ どくづき つるぎのまい ふいうち』

善子 (つるぎのまいを積めば一撃で落とせるはずだけど、そんなことしてる間に二回攻撃を受けるなら同じこと。急所の可能性にかけて最初から殴る方がまだいくらか分はいいはず)

善子 (せめて、ふいうち圏内まで削れれば…)

花丸「いくずらー、いとまるー!」

善子 (………いいや。どんな結果になったって、それはトレーナーであるずら丸が背負うべきもの。私はただ応援して信じるだけ)

善子「気張りなさいよ、いとまる!」

花丸 ──カチ

 

407>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:33:04.72ID:qLct1x7D

ハウ カットイン!


花丸「わ、Zワザだ…!?」


ハウ カッ!

ハウ ザンザンザン、ザブーン…


『相手の アシレーヌが 解き放つ ゼンリョクの Zワザ!』


ス ー パ ー ア ク ア ト ル ネ ー ド


花丸「わ、わ、わ…!」

花丸「頑張れ、頑張れいとまる!」

善子「耐えなさいよ…!」


────────ッッッ…


いとまる『…』ピコン…ピコン…

善子「うわっ、ミリ耐え…!!」ゾッ

 

408>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:36:38.47ID:qLct1x7D

善子 (でもこれを耐えるのは最低限の第一関門に過ぎない。この返しのどくづきが、アシレーヌを貫いてくれるか──)

花丸「いとまるの勝ちずら!どくづきー!」

『いとまるの どくづき!』ジュドドドッ

『効果は 抜群だ!』

花丸「善子ちゃん!」

花丸「これでおら、おら……アローラ地方のチャンピオンに──」

善子「」

花丸「善子ちゃん…?」

善子 カタカタカタ… スッ

花丸「そっか、そうだよね。最後まで頑張ってくれたいとまるを労ってあげなくちゃね。ポケモンチャンピオンたるもの、ポケモンには最大限の慈しみをもって接

アシレーヌ『…』

花丸「わあまだ生きてるずらーーー!!!」ギョッッ

 

409>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:43:30.26ID:qLct1x7D

花丸「え?あれ?なんで?」

花丸「だって、いとまるはどくタイプだからアシレーヌは得意な相手なのに、どくづきはちゃんと効果抜群だった、のに…」

花丸「あれ?じゃあ、もう一回攻撃されちゃったらどうなるの?」

花丸「それも耐えなくっちゃいけない、の?」

いとまる『…』ピコン…ピコン…

花丸「そんなの、今のいとまるには………」

花丸「それじゃ、おら達の、負け…」

花丸「や、やだ、ここまでみんなで頑張ってきたのに、負けちゃうなんて、やだよぉ…」

善子 (どくづきがこのダメージ。ふいうちでギリギリ…狩り切れる、か…?いや、技の威力、タイプ一致補正、相性、勘案したら…恐らく………)

善子「……悔しいけど、受け入れなさい。これが結果、これだけが結果」

善子「でもずら丸、最後まで諦めちゃだめよ。全ての希望を込めた最後の反撃<リーサルブレイク>がアシレーヌを倒すことを信じて──」

花丸「あ」

善子「え?」

 

410>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:46:40.40ID:qLct1x7D

『相手の アシレーヌは 毒を 浴びた!』

『相手の アシレーヌは 毒の ダメージを 受けている!』

『相手の アシレーヌは 倒れた!』

花丸「………毒の勝利ずら!!」

善子「」

花丸 フー…

花丸「…あれ?ってことは、もう一回攻撃を耐えなくてもいいんだよね?えっと、それじゃ…」


『ポケモントレーナーの ハウとの 勝負に 勝利した!』


花丸「!!!」

花丸「よ──善子ちゃん善子ちゃん!おら勝っちゃった!勝っちゃったよ!」ブンブン

善子「おっ、うっ、わかった、わかったから振り回すのやめなさオエッ」グワングワン

善子「やめなさいっての!!!」クワッ!!

花丸「チャンピオンだーーー!」ワーイッ

善子「聞きなさいよ!」

 

411>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:50:21.78ID:qLct1x7D

ED観賞中~


花丸「ほわー…」

善子「おめでと」

花丸「えへへ、みんながお祝いしてくれて嬉しいなあ」

善子「…喜んでるとこに水を差すようで悪いんだけど」コホン

花丸「ずら?」

善子「大事なこと忘れてないでしょうね」

花丸「大事なこと…」

花丸「………もちろん忘れてないよ」キリッ

花丸「善子ちゃん。いっぱい支えてくれてありがとね、もくまる達を代表して、まるからお礼を言うよ」ペコ

善子「あ、ああ、うん。丁寧にどうも」

花丸 ムフー

花丸「あ、かぷ・こけこだぁ!」ワァ

善子「………今ので大事なこと消化した気になってんじゃないでしょうね!!??」

 

412>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 18:58:01.37ID:qLct1x7D

花丸「えっなに、まだなにかあるの!?みかんアイスでも奢れとか言うの?仕方ないなぁ…即物的だと仏様に笑われるよ」シブシブ…

善子「ちがぁーーーう!誰がよりによってみかん味のアイスをねだるかー!」

善子「そうじゃなくて、そもそもストーリーのクリアは前座でしかないってこと!ようやくここから対戦の特訓に入るんだからね!?達成感で腑抜けてるひまなんかないんだからね!」

花丸「………………」


──善子「ポケモンのストーリーを進めるのと対戦とでは、パーティの組み方から各ポケモンの技構成、戦闘での立ち回りまで、なにもかもが異なるわ。もはやそれらは別のものと言っていいほどにね」

──善子「決闘の日までに与えられた期間がたった一ヶ月である以上、ずぶの素人が対戦でまともな立ち回りができるようになるには一日だって無駄にできないのよ」

──善子「ただいくらストーリーと対戦が全くの別物とは言っても、ストーリーを放ったらかして対戦の準備だけをすればいいのかっていうと、そういうわけにもいかないわ」

──善子「なによりもあなた達には、ポケモンの知識そのものが圧倒的に不足しているから」

──善子「あなた達にはまずポケモンのことをよく知ってもらわなくちゃ話にならない。そのためには座学と反復練習よりも、ストーリーを楽しむのが一番手っ取り早いわ」

──善子「ひとまずはストーリーを楽しんで、自力でクリアしてほしいわ。その頃にはポケモンというゲームのことがそれなりにわかってるはずだから」


花丸「………………………………………ああ…!!」ハッ

善子「そ…そんな!?ほぼ全てのセリフ思い出すほどの回想を必要とした上で、そこから更に15個もの三点リーダを要してやっと『ああ…!!』ってレベルなの!?」

善子「大丈夫!?決闘ってのがなんのことなのか把握できてなかったりしてない!?」

花丸「それはまあ、なんとか思い出したよ」

 

413>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 19:07:52.07ID:qLct1x7D

善子「あくまでもストーリーをクリアしてもらったのは、ポケモンってゲームがどういうものなのかを理解してもらうため。いわばやっとチュートリアルが終わったところってことなのよ」

花丸「そうだったね、てっきりアローラ地方の伝説に昇華するのが至上命題だと思い込んでたよ」

善子「ダイヤ伝染ってない!?」

花丸「冗談ずら」

善子「概ね自力で殿堂入りしたくらいなんだから、まあ大体どういうゲームなのかはわかったでしょ」

花丸「うん、たぶん」

善子「タイプ相性はまだちょっと怪しそうだけど…」

花丸「ずらぁ」// テレ

善子「ま、別にカンペ禁止なんてことにはならないだろうし、タイプ相性を完璧に覚えることなんかに時間を使わせるつもりはないわ」

善子「それよりも、タイプ相性が判断できた上で次の行動を論理的に詰めて立ち回れるようにしなくちゃ」

花丸「そんなに本気でゲームしたことないなぁ…」

善子「そもそもあんた、ゲームってしたことあるわけ?」

花丸「人生ゲームとか」

善子「ボドゲじゃないのよ…」

花丸「ハッピーファミリーだよ?」

善子「まじで!!?」

 

414>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 19:14:34.57ID:qLct1x7D

花丸「ところで、決闘に向けた特訓ってなにをしたらいいの?」

善子「主に私やルビィとの模擬戦ね。その中で実際の立ち回りとかダメージ感覚なんかを掴んでいってもらうわ」

花丸「ふーん…」

花丸「よし、じゃあかかっておいで!もくまる達がボコボコにしてあげるずら!」

善子「早い早い。なんで途端に好戦的なのよ」

善子「つか、は?なめてるわけ?今やったらパーフェクトゲームぶちかますからね?」

花丸「おらに対抗心剥き出さないでほしい…」

花丸「模擬戦やるって言ったの善子ちゃんだよ」

善子「うん、模擬戦はやるんだけど。その前にパーティを組むのよ」

花丸「パーティ?」

善子「決闘で一緒に戦う六匹のポケモンを決めるの」

花丸「……」

善子「なによそのカオは」

花丸「いや、それならもう決まってるのに、なにを言い出したんだろうと思って…」

善子「…もくまる達のこと?」

花丸「そうだよ。アローラ地方に巣食う強大な悪を打ち砕いてチャンピオンにまで登り詰めた最強の六匹なんだよ」

善子「そこまで強大な悪はアローラ地方には巣食ってなかったと思うんだけど…」

 

415>>1 ◆1Y9DDrqNbw (うまい)2020/05/24() 19:25:46.28ID:qLct1x7D

善子「もくまる達でももちろんいいんだけど、それならそれで特別な修行が必要になるわよ。厳しいことを言うようだけど、たぶん今のその子達じゃ歯が立たないから」

花丸「ほ~、随分と見下してくれるね。わかった、今ここでもくまる達の実力を見せつけてあげるずら」

善子「だからなんでそんなに好戦的な…」

善子「ま、説明されたところで納得できないのもわかるし、いいわ。軽く捻ってあげる」カチ

花丸「泣きべそかいても知ら


『ポケモントレーナーの †ヨハネ†との 勝負に 敗北した!』


花丸「………………!!」アゼン…

善子「ざっとこんなもんね」パンパン

花丸「な、なにが起こったのか…わからなかった…」

花丸「もくまる達の攻撃は全然きかないし、なんだかよくわからないことをされてるうちに…なんだかよくわからないまま…負けた、ずら…」

花丸「っていうか、知ってるポケモンが一匹もいなかったんだけど…」

善子「特訓なしに決闘に挑めばこうなるの。知らない相手、知らない技、知らない特性、そして知らない戦術に圧倒的な数値差。やりたいことなんか一つもできないままストレート負けよ」

善子「わかったら、まずはどんな戦い方をしたいか、どんなポケモンを使いたいか──」

花丸「善子ちゃん」ガシッ

善子「ひっ!な、なによ…!?」

花丸「こんな屈辱、味わったままにしてられないずら。必ず今より強くなって、次こそ善子ちゃんのことこてんぱんにしてあげるから!そのために、おらに稽古つけてほしいずら…!」メラメラメラ

善子「…最初からそのつもりよ、厳しく行くから弱音なんか吐かないでよね」ニッ

善子「────っていうか、ヨ!ハ!ネ!!」


負けず嫌いを開花させた花丸の成長や如何に!?
乞うご期待!

 

416>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2020/05/24() 19:26:17.02ID:qLct1x7D

ご要望に応えられているかわかりませんが、こんな感じで。

 

417名無しで叶える物語(もんじゃ)2020/05/24() 20:14:36.66ID:FomJrQkc

乙です、多分ダイヤちゃんはこれより前には殿堂入りしてそう

 

418名無しで叶える物語(八つ橋)2020/05/25() 00:22:04.25ID:KKpCoymU

毒で決めるのロマンあっていいずら

 

419名無しで叶える物語(SB-iPhone)2020/05/25() 08:38:45.82ID:NstCrim/

くずまるってクズモー(ドラミドロ)かな?
良いポケモン育ててるねぇ

 

420名無しで叶える物語(SIM)2020/05/25() 15:51:20.96ID:5Si2Hqmn

応えられてる好き