【安価SS】黒澤ダイヤの実況 激闘!四天王戦編 4

9>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:22:21.40ID:dmpydJhS

プリム『ようこそ、私の部屋へ』

プリム『私は四天王のプリム。こおりのポケモンを信頼しています』

ダイヤ「ほら、こおり!」

花丸「だいたい想像つくお部屋だよ」

プリム『誰しも、最も高いパフォーマンスを発揮できる環境というものがあります。それは人もポケモンも同じこと』

プリム『例えばほのおポケモンならば照りつける陽射しの下、例えばみずタイプならば降りしきる雨の中、例えばじめんタイプならば吹きすさぶすなあらしの中』

プリム『言いたいことはわかりますね?』

プリム『攻防一体のこおり攻め、貴女はどのように突破なさるのか──見せてください』


『四天王の プリムが 勝負を 仕掛けてきた!』

 

10>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:26:23.03ID:dmpydJhS

『プリムは オニゴーリを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!まりのママ!』

まりのママ『ぐらぐらるぅぅぅぅ!』

善子「あーあ、やっちゃったわね。ダイヤ」

ダイヤ「え?」

『まりのママは ゲンシグラードンに ゲンシカイキした!』

ルビィ「ちょっとやり過ぎだよね、おねいちゃん」

ダイヤ「え?え?なにがですか?」

『まりのママの おわりのだいち!』

『陽射しが とても 強くなった!』

善子「よりによってプリム相手にまりのママぶつけることないじゃない」

ダイヤ「な、な、なん…なんですか…!?」

 

11>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:31:40.12ID:dmpydJhS

善子「四天王もばかじゃないからさすがにあられ撃ってはこないと思うけど…」

ルビィ「相手が一番得意なことをさせない、ってゆうのは戦うときのセオリーだってゆってたもんね」

善子「誰が?」

ルビィ「果南ちゃん」

善子「言いそう。でも実際には相手のしたい戦法を受け止めた上で潰し返しそう」

ルビィ「果南ちゃんのイメージ…」

善子「ま、とにかく。これでダイヤの勝ちは確定ね。おめでとうおめでとう」パチパチ

ダイヤ「な──なんですかその感じは!全然喜べないのですが!」

 

12>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:35:58.60ID:dmpydJhS

ダイヤ「まるでまマさんがずるをしたみたいに言うのはおやめなさいな!相手も四天王、いくらまマさんが強いとは言えそう易々と勝たせてなどくださるものですか!」

花丸「まるは忘れてないよ、ここまでの戦いを」

ダイヤ「例えばここでふんえんを放つとするでしょう。オニゴーリはこおりタイプ、相性の面では確かにこちらが有利と言えど」カチ

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の オニゴーリは 倒れた!』

ダイヤ「 」

ルビィ「計算してみたところ、150%前後のオーバーキルです!よしこちゃん隊長!」

善子「でしょうね。それでもその程度の数値に留まるのがせめてものって感じね」

 

13>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:41:00.22ID:dmpydJhS

ダイヤ「い、や──」

ダイヤ「これはそう、だって、相性がよかったからっ」

善子「発言が錯綜してるわよ、ダイヤ」

ダイヤ「い──いけないことですか!?勝てる戦術を取ることが、そんなにいけないことですか!?ええ!?」

善子「うわっ、マジギレ気味じゃないのよ」

ダイヤ「まマさんを悪く言うからよ!!」

花丸「まマさんを悪く言ったというよりは、まマさんに頼りきりの現状に異を唱えられたと受け取る方が近いと思うよ」

ルビィ「はなまるちゃん、冷静な分析はやめようね」

 

14>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:46:35.33ID:dmpydJhS

ルビィ「おねいちゃん落ち着いて。よしこちゃんも、あんまりあおるような言い方しなくてもいいじゃん」

善子「あんたも一緒になってたでしょ!姉がキレたのを見るなり手のひら返すなんてずるいわよ!」

花丸「末っ子はこういうとこ賢いね」

『プリムは ユキメノコを 繰り出そうとしている…』

ルビィ「ほら、プリムさん待ってるから。今ポケモンバトルの途中だしさ」

ダイヤ「むぅ…ここはルビィに免じて一旦矛を収めるとしますが、この戦いが終わったら覚えていなさいな」

善子「納得いかない!」

【コメント】ヨシコとダイヤがアロハ……ふうん、へぇ、ふうーん

花丸「途端にそうは見えなくなったもんね」

 

15>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:52:53.01ID:dmpydJhS

ダイヤ「ユキメノコ、ですか…」

まりのママ『…』

ダイヤ (こおり、ゴーストタイプのユキメノコが相手ならば、当然まマさんならば余裕で太刀打ちができる。けれど) カチカチ

→ゆきほ

ダイヤ「…」

ダイヤ (決してゆきほさんの力量を疑うのではない。単純明快な話、レベルが6も上の相手に──同じポケモンであろうと、弱点を攻撃できようと、勝つことは難しいか)

ダイヤ (弱点を攻撃できるのは相手からこちらへも同じであるわけだし…)

ダイヤ (だめね。ユキメノコ同士の戦いを制してほしいなんて考えるのは、トレーナーのエゴイズムでしかない。それは『勝利のための選択』とは言えないわ)

『もくたんも ポケモンを 交代しますか?』

→いいえ カチ

 

16>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 06:58:24.28ID:dmpydJhS

『プリムは ユキメノコを 繰り出してきた!』

花丸「…まマさんで戦い続けるんだ」

ダイヤ「なんとでもお言いなさいな」カチカチ

ダイヤ「わたくしはポケモントレーナー。傷を負って戦ってくれるポケモン達のために、わたくしの義務はただ一つ。勝利すること。勝利のための選択をし続けること」

ダイヤ「迷いもあるし覚悟もできてはいないけれど、わからないからと足は止められない。進むのならば、勝機の見える方へ」

ダイヤ「──それだけよ」

花丸「…」

善子「…」

ルビィ「…」

『相手の ユキメノコの あやしいひかり!』

『まりのママは 混乱してしまった!』

ダイヤ「む、ユキメノコの方が速いのね…」


このレスでコンマ判定
コンマ0024…自傷
コンマ2599…攻撃成功

 

17>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:04:29.80ID:dmpydJhS

『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の ユキメノコは 倒れた!』

ダイヤ「見事なお手前ね。さすが、果南さんとの戦いで混乱に苦しめられた経験が活きているわ」

『プリムは オニゴーリを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「そして再びオニゴーリ。こおりタイプのポケモンは旅の道中あまり見かけなかったし、そう種類が多くないのかしら」

【コメント】ホウエンはシンオウより暑いからか氷が少ない

ダイヤ「ほう、なるほど。気候のせいでね。…シンオウ?」カチカチ

『プリムは オニゴーリを 繰り出してきた!』


このレスでコンマ判定
コンマ4099…自傷
コンマ0039…攻撃成功
※ 先のコンマで自傷率を勘違いしていたので、調整もかねて少し自傷率を高めにしました。

 

18>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:11:40.44ID:dmpydJhS

『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママは わけもわからず 自分を 攻撃した!』バシッ

ダイヤ「あら。大丈夫、落ち着いてくださいな、まマさん。あなたの牙城はそう簡単には揺るがないのだから、ゆっくりで構いませんわ」

『相手の オニゴーリの フリーズドライ!』

ダイヤ「フリーズドライ。面白いわざですわね」

ダイヤ「ダメージは──うん、これならまマさんを脅かすには至らないわね」

ダイヤ「ふんえんをあててさえしまえばあなたの勝利よ。落ち着いて、狙いを定めていきましょうね」カチ…


このレスでコンマ判定
コンマ0029…混乱回復
コンマ3064…自傷
コンマ6599…攻撃成功

 

19>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:23:52.06ID:dmpydJhS

『相手の オニゴーリの こおりのつぶて!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「こおりのつぶては先制わざ──ここで倒されると読んでのことですか?威力も控えめで随分と弱気ですが、その選択が吉と出るのか凶と出るのか──」

『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママは わけもわからず 自分を 攻撃した!』バシッ

ダイヤ「ここまでの連戦で、まマさんと言えど疲労が溜まっているのかもしれませんわね。長い間眠っていらして、その期間を思えばまだまだ起き抜けにも等しい中でこうも戦いを続けては無理もありませんか」

ダイヤ「さてと…」


このレスでコンマ判定
コンマ0049…混乱回復
コンマ5074…自傷
コンマ7599…攻撃成功

 

20>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:27:12.24ID:dmpydJhS

『相手の オニゴーリの こおりのつぶて!』

ダイヤ「混乱は、確かターンの経過により回復する状態異常。混乱直後はフリーズドライでしっかりと攻撃してきて、それ以降は威力が低かろうとも必ずダメージを与えられるこおりのつぶて」

ダイヤ「なるほど、賢い選択ですが──」

『まりのママの 混乱が 解けた!』

ダイヤ「あなたの延命活動もここらで潮時のようですわね」

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の オニゴーリは 倒れた!』

ダイヤ「まマさんは止まりませんわ──なんてね♡」


まりのママ残り体力:約65%

 

21>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:31:58.09ID:dmpydJhS

『プリムは ユキメノコを 繰り出してきた!』

ダイヤ「そしてそしてユキメノコの再臨。ホウエン地方にはこおりタイプのポケモンが少ないというのは本当のようね」

ダイヤ「ユキメノコには先に動かれてしまうようなので慎重を期したいところだわ」ンー…

ダイヤ「とは言え、こちらのやることは変わりませんか。まさかまさかの火力を発揮されないことを祈りつつ、文字通り必殺のふんえんを放つのみ!」カチ


このレスでコンマ判定
コンマ0029…ふぶき外れ
コンマ3099…ふぶき命中

 

22>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:36:18.97ID:dmpydJhS

ダイヤ「ユキメノコの攻撃は──」

『相手の ユキメノコの ふぶき!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「ふぶき──は、威力が100を超える大わざ!かくし球その一、といったところかしら──耐えて、まマさん…!」

『しかし 攻撃は 外れた!』

ダイヤ「…」

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の ユキメノコは 倒れた!』

ダイヤ「…」

まりのママ『…』ナンカ ヤッチャイマシタ?

『プリムは トドゼルガを 繰り出そうとしている…』


交代しますか
>>26
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

まりのママ残り体力:約65%

 

23>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 07:37:20.63ID:dmpydJhS

ぎり24レスに足りませんでした
保守の兼ね合いもあって安価を出していられなかったので、申し訳程度に出しておきます

 

25名無しで叶える物語(八つ橋)2019/10/22() 08:24:06.99ID:AbArrvnp

【コメント】保護者に頼り切りだね……

 

26名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/10/22() 08:54:07.65ID:tWLewe6D

しかし零度で一撃死の可能性がね

まマのままで

 

27名無しで叶える物語(茸)2019/10/22() 16:48:14.94ID:lp9Y/ErK

ようちゃんの役割…

 

28>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 18:41:34.61ID:dmpydJhS

『プリムは トドゼルガを 繰り出してきた!』

ダイヤ「トドのポケモンと言えば、ミクリさんが従えていらしたトドグラーが記憶に新しいわね」

ダイヤ「あのときもまマさんがお相手を務めて、確かだんがいのつるぎで一撃粉砕してくださったのよね。進化してかなり逞しくなったトドゼルガまでも同じように一撃突破ができるかはわからないけれど──」

まりのママ『…』

ダイヤ「勢いに乗ったまマさんを止める者など、そうそういるとは思えませんわ」ニッ


まりのママは もくたんの 指示を 待っている… >>1
※ ふんえん、じしん、だんがいのつるぎ、ビルドアップ、のいずれか。

併せて >>1で同時にコンマ判定
コンマ0019…やばい流れ
コンマ2059…悪い流れ
コンマ6099…いい流れ

 

29名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/10/22() 18:45:56.81ID:tWLewe6D

だんがいのつるぎ

 

30>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:02:07.43ID:dmpydJhS

ダイヤ「プリムさんはこおりタイプのエキスパート、ここでも例に漏れずふんえんを放ちたくなるけれど──」

ダイヤ「トドグラーがみず、こおりタイプだったことを思えば、トドゼルガにもふんえんは効果抜群ではない可能性が高い」

ダイヤ「つまりここで最も安定した選択は、これね!」カチ

『まりのママの だんがいのつるぎ!』ズドドゴガァァッ

ダイヤ「うん。しっかりあててくださったし、ダメージも上々。さすがに一撃粉砕とはいかなかったけれど、次は命中率に不安のないじしんでも倒せそうなところまで削ってくれたわね」

【コメント】保護者に頼り切りだね……

ダイヤ「む」

ダイヤ「あなたまで──どなたかは存じませんが、あなたまでそんなことをおっしゃいますか」

ダイヤ「呆れられることを止めはできませんし、それで結構ですが。頼れる保護者がいるのならば頼るべきというのも、一つの考え方だと思ってくださいな」

 

31>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:07:28.53ID:dmpydJhS

ダイヤ「返しにみずわざが飛んでくる恐れはないし、またぞろフリーズドライあたりかしら…」

『相手の トドゼルガの ふぶき!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「相性は──普通。とは言え、相当なダメージ。ここでだんがいのつるぎが外れれば、いかにまマさんと言えど次の攻撃は耐えられませんか…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「じしんは外れない、わよね…」ドキドキ カチ…

『まりのママの じしん!』グララララ…

『相手の トドゼルガは 倒れた!』

ダイヤ「! 倒した──ということは、」

『四天王の プリムとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ「三戦目!勝ちましたわ!!」

プリム『………………結構なお手前で』

 

32名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/10/22() 19:09:05.16ID:tWLewe6D

【コメント】あっさり塩味

 

33>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:12:58.99ID:dmpydJhS

プリム『私は元々よその地方の生まれで、こおりの技を鍛えるためにこのホウエン地方へと渡ってきたの』

プリム『温暖な気候に包まれたホウエン地方でこそ、こおりポケモンの力を最も引き出す術を得られると思ったので』

プリム『そうして気がつけば四天王なんかに祭り上げられていたのですが、それはそれは退屈な日々でした』

プリム『軟弱な挑戦者達にうんざりしていた折、現れた貴女』

プリム『氷のように冷えきっていた私の心を溶かす、熱く楽しいバトルでしたよ』

プリム『貴女がホウエン地方の頂点へ登り詰めたら、また、私と勝負をしてください』

プリム『そのときまで私はこの座を守り続け、そして次こそは貴女を氷漬けにしてみせますから』

プリム『進みなさい、若き強きトレーナーさんよ』

 

34>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:15:55.43ID:dmpydJhS

ダイヤ「見た目に違わず、品のある淑女でしたわね」

ダイヤ「それにしても、」

【コメント】あっさり塩味

ダイヤ「…ええ。とてもあっさりと終わってしまった感覚があるのは否めませんね」

善子「まりのママに頼りきるからでしょ」ヌゥ

ダイヤ「善子さん」

花丸「まさか他のコが全く活躍しないとは思わなかったずら」ヌゥ

ダイヤ「花丸さん」

ルビィ「お疲れさま、おねいちゃん!もくたんちゃん、それにまマさんも!」ギュゥ

ダイヤ「んまあありがとうルビィ!お姉ちゃんももくたんちゃんもまマさんも、み~んな頑張ったわ♡」ギュゥ

善子「ずるいぞ妹ォ!!」

 

35>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:24:56.22ID:dmpydJhS

ダイヤ「なんですか、途中から声援の一つも寄越さなくなったくせに。今さら言いがかりですか?」ジト

善子「声援すら寄越さなかったのは頬擦りしてるその妹さんも同じなんだけど」

花丸「ちょっと言い過ぎたかなって、反省したんだ」

ダイヤ「!」

花丸「勝つために手段を選ばないことがダイヤさんの義務なんだって言われて、そうなんだって思った。まるはポケモンを持ってないからよくわからないけど、そういうものなのかもしれないなって」

善子「対人戦でみがわりどくまもやってるわけでもないし、そうじゃなくてもルールの範囲内で戦ってる以上、責められる部分なんか全くないわよね」

ルビィ「極端な形で出ちゃっただけで、おねいちゃんが『誰も傷つけない』ことを一番大事にするってゆうのは、ここまでの冒険でもずっと守ってきたことだもんね。それを否定するみたいになるのは、これまでのおねいちゃん達の冒険をみんな否定するようなものだなって、思って」

善子「ごめん」

まるびぃ「「ごめんなさい」」

ダイヤ「あなた達…」

 

36>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:29:46.69ID:dmpydJhS

ダイヤ「そんなことを気にしていたのですか」ハァ

ダイヤ「わたくしは誰になんと言われようと、この旅の至上命題を譲る気もなければ変える気もありません」

ダイヤ「善子さんからはたくさんの知識と戦術を頂いたわ。ルビィからは、この道が間違っていないのだという自信を。花丸さんとは一緒に戦っている心強さを貰っています」

ダイヤ「些事をいちいち気にして黙りこくるよりも、思い思いの言葉でわたくし達を応援してくださいな」

ダイヤ「その方が、よっぽど嬉しいわ」

善子「ダイヤ…」

花丸「ダイヤさん…」

ルビィ「おねいちゃん…」

ダイヤ「それぞれの謝罪から、まだ若干わたくしのスタンスを責めようという雰囲気が感じられたことは呑み込みますが」キッパリ

ルビィ フスーフスー

ダイヤ「口笛きちんと吹けていませんわよ、ルビィ」

 

37>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:35:09.22ID:dmpydJhS

ダイヤ「それよりも、驚きなさい!なんともう三人を打ち倒してしまったのよ!」

花丸「ってことは──あと一人!」

ダイヤ「四天王との肩書きに嘘偽りがなければそうでしょうね。そしてそのお一人は、ドラゴンタイプの使い手…!それだけでも強力そうな気配がぷんぷんして、腕が鳴りますわ」

ルビィ「え…?」

ルビィ「ゆったの!?よしこちゃん!」

善子「や、ほら、さすがにドラゴン一族に無策ってのはどうかなって…」

ルビィ「にしたってネタバレするなんて最低だよ!なんかもっとこう、上手に誘導するとかあったじゃん!」

善子「た──例えば!?」

ルビィ「…強いこおりタイプとフェアリータイプのポケモンつれてった方がいいよ、みたいな…」

善子「どこが!?どこが上手に誘導してますか!?」

 

38>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:42:32.17ID:dmpydJhS

花丸「みんなで一丸となって戦わなきゃいけないんだから、善子ちゃんとルビィちゃんで言い合うなんてだめだよ」

ルビィ「だ、だってえ…」

花丸「敵の敵は味方、ずら」

ルビィ「それこの状況に合ってるかな…?」

ダイヤ「ひとまずゆきほさんで無双すればよいのかしら?」カチカチ

善子「無双言うな!スタンス貫くどころか開き直ってんじゃないのよ!あとたぶんゆきほで無双は無理だから!」

ルビィ「今のはゆきほさんを軽んじたと思う!」

ダイヤ「またですか。またやりましたか善子さん」

善子「私にだけ敵が多い感じやめえええい!!」


四天王の プリムを 打ち破った!
残る四天王は あと 一人… ▼

 

39>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:46:38.59ID:dmpydJhS

現在のパーティ
(
ポケモンリーグ、ゲンジ挑戦前)

まりのママ(グラードン) じめん LV53 ひでり @べにいろのたま
(
ゲンシグラードン ほのお、じめん おわりのだいち)
ふんえん、ビルドアップ、じしん、だんがいのつるぎ

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV50 もうか
つるぎのまい、かわらわり、バトンタッチ、ブレイズキック

りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV50 しんりょく @ジュカインナイト
(
メガジュカイン くさ、ドラゴン ひらいしん)
メロメロ、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV48 りんぷん
どくどく、ヘドロばくだん、むしのさざめき、ちょうのまい

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV49 かちき @ひかりのこな
どくどく、じこさいせい、なみのり、メロメロ

ゆきほ(ユキメノコ)♀ こおり、ゴースト LV47 のろわれボディ
れいとうビーム、まもる、こおりのつぶて、シャドーボール

40>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/22() 19:48:45.05ID:dmpydJhS

ゲンジ戦の先鋒 >>42
※ 上記六匹のいずれかから指定。戦略などもなにか要望があれば。


参考、ゲンジのパーティ
チルタリス LV53 ♀
フライゴン LV53 ♂
フライゴン LV53 ♀
キングドラ LV53 ♂
ボーマンダ LV55 ♀

 

41名無しで叶える物語(たこやき)2019/10/22() 20:00:01.56ID:iVmu2TMA

【コメント】わかっていなければこのワシに勝つことはできまいっ!

 

42名無しで叶える物語(SIM)2019/10/22() 20:14:08.77ID:3TgTkO1G

ゆきほ

 

44名無しで叶える物語(茸)2019/10/23() 01:06:46.43ID:uML/4dhi

【コメント】あっとひとり!あっとひとり!

 

45>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:10:53.14ID:nwW0RBE4

ゴォォオオ…

ダイヤ「これまでの静かな緊張とは、また一味違う厳かさがあるわね」

花丸「大きな怪物が唸ってるみたい」

ダイヤ「言い得て妙ですわ、その怪物とやらがドラゴンポケモンなのでしょうが──」カチ

『ゆきほ まりのママ ようちゃん りこちゃん♡ よしこ ダイヤ』

ダイヤ「大物喰らい、成し得るかしらね」

【コメント】あっとひとり!あっとひとり!

花丸「そう、あと一人なんだから!ここで弱気になるなんて有り得ないずら!」

ダイヤ「! そうよね、その通りだわ」

ダイヤ「今のわたくしにできるのは、この仲間達を信じて戦い抜くことだけ──いざ行きましょう、ホウエン地方の頂を望みに!!」

花丸「うん!」

ダイヤ「二人とも」

善子「あ、うん…頑張って」

ルビィ (知らないからね…)

 

46>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:16:52.77ID:nwW0RBE4

ゲンジ ドン…!!

ダイヤ「この方が四天王の総大将。海賊王の長老ですか」

ルビィ「!」

善子「いやその情報はまじで私じゃない」

ダイヤ「聞けばドラゴンポケモンを操るそうで。小耳に挟んでしまったので心ばかりの対策をしてきましたが、それを卑怯とはおっしゃいませんわよね」

【コメント】わかっていなければこのワシに勝つことはできまいっ!

ダイヤ「! ふふ──強気なことで」

花丸 (話しかけたらお返事が貰えるんだ…)

ダイヤ「カゲツさん、フヨウさん、プリムさん──それに、ホウエン地方の各地を守るジムリーダーさん達を越えてきました」

ダイヤ「あなたに勝利することで、これまで歩んできた道に一つの答えが出ることでしょう。わたくしはそのためにここまで来たのです」

ダイヤ「挑戦者の前口上は長々と不要ですか。それでは胸をお借りし──越えさせていただくとしましょう!」カチ

 

47>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:22:59.59ID:nwW0RBE4

ゲンジ『来おったな』

ゲンジ『ワシはゲンジ。元は遠くの海で海賊をやっとった』

ゲンジ『カゲツ、フヨウ、プリムとは話したか?先に言っておこう。ワシはあいつらとは違う』

ゲンジ『ホウエン地方ポケモンリーグ、その殿はこのゲンジ以外には務まらん。ここでポケモンバトルに渾身することこそ、ワシの使命だと思っとる』

ゲンジ『いいか、挑戦者。全力を尽くせ。戦いの後に言葉はいらん。悔いのないよう全力を尽くせ!』

ゲンジ『いくぞ!!』


『四天王の ゲンジが 勝負を 仕掛けてきた!』

 

48>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:31:34.76ID:nwW0RBE4

『ゲンジは チルタリスを 繰り出してきた!』

ダイヤ「チルタリス──ハミングポケモン、だったかしら。ナギさん、そしてミツルさんとのバトルにおいても対峙したけれど、はっきり言って強力なポケモンね」

花丸「そうなの?あんまり強そうには見えないけど…」

ダイヤ「ふふ。それは可愛いからですか?でもまマさんだって、見た目に反しとても強いでしょう?」

花丸「いや、まるから見たらまマさんは充分強そうなんだけど」

ダイヤ「ナギさんのときはぶっぶさんがどくどくを駆使して、ミツルさんのときはマルちゃんが梨子さんの声援を力に換えて、それぞれ戦ってくれたけれど──」

もくたん『いっておいで!ゆきほ!』

ゆきほ『キュアルァァン!』

ダイヤ「さて、ゆきほさんは一体どんな戦い方を見せてくださるのでしょうか」

 

49>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:38:45.44ID:nwW0RBE4

『ゆきほは どうする?』

『れいとうビーム まもる こおりのつぶて シャドーボール』

ダイヤ「まずは順当にれいとうビームかしら」

花丸「直接的な名前だね。凍らせるビーム?」

ダイヤ「ですわね。相手は太古より生きるドラゴンポケモン。その生態は極めて逞しく、何事にも動じない強さはあるけれど、やはり生物。寒さという根幹のダメージには幾分か耐性がないようなのよ」

花丸「なるほど。恐竜だって氷河期で絶滅したもんね」

ダイヤ「氷河期で絶滅したのって恐竜でしたっけ…?」

ルビィ チラ…

善子「これはもう完全にダイヤ節よ。ドラゴンの生態について語ったらこんなもんじゃないから、私」

ルビィ「確かに」

 

50>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:44:51.64ID:nwW0RBE4

ダイヤ「まマさんをも抜き去る素早さ。速度の面ではゆきほさんに分があるはずで、それがどこまで勝負に効いてくれるか──」カチ

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

『効果は ばつぐんだ!』

ダイヤ「…!」

花丸「ああっ、惜しい。もうちょっとだったね」

ダイヤ「レベルの開きがここで仇となってしまったわね」

『相手の チルタリスの りゅうのはどう!』

ダイヤ「しかし、これはしっかりと耐える」

花丸「半分以上残ったね」

善子「BWのれいビのエフェクトがめっちゃ弱そうって思ってるんだけど、わかる?」

ルビィ「わかんない」

 

51>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:53:37.64ID:nwW0RBE4

ダイヤ「この体力──回復してくる可能性が高いわね」

花丸「かいふくのくすり!」

ダイヤ「そう。それを読めるのなら、うまく活かしたいところだけれど…」

ダイヤ「例えば次のターンで先に回復され、れいとうビームで同じだけ体力を減らしたとする」

花丸「そしたら、また回復するのかな」

ダイヤ「どうでしょうか。されるにせよされないにせよ、先手を取れる以上は戦局に大きな影響はなさそうね。ここでゆきほさんを回復させたとしても、れいとうビーム一回で倒せないからには反撃を受けてしまう」

ダイヤ ンー…

ダイヤ「それならば手の早さを優先しましょうか。下手に猶予を与えて、また想定外のことをされては敵わないものね」カチカチ

 

52>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 06:58:09.01ID:nwW0RBE4

『ゲンジは かいふくのくすりを 使った!』

ダイヤ「これは読んだ通りね」

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

花丸「そしてれいとうビームで同じくらいまで体力が減ったね」

ダイヤ「そうなると当然ながら」カチ

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の チルタリスは 倒れた!』

ダイヤ「という具合ですわ!」

花丸「チルタリスさんを倒したずら!」

ダイヤ「レベルに多少の不安はあるけれど、きちんと体力の管理さえしてあげれば、ゆきほさんは充分に通用する。この勝負も──わたくし達が貰いますわよ!」

『ゲンジは キングドラを 繰り出そうとしている…』


交代しますか? >>1
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

ゆきほ残り体力:約53%

 

53名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/10/23() 07:47:38.29ID:+JwlCOmw

キングドラって水に弱い?
安価下

 

54名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/10/23() 07:48:10.41ID:+JwlCOmw

じゃなかった草に弱い?
安価下

 

55名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/10/23() 08:11:13.59ID:Or/zu0JG

まマ

 

56名無しで叶える物語(星の眠る深淵)2019/10/23() 08:58:00.67ID:830vGO8a

キングドラってドラゴンと水だから草には弱くなかったはず

 

57>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 18:44:48.05ID:nwW0RBE4

ダイヤ「キングドラ」

ダイヤ「シードラの進化した姿で、タツノオトシゴポケモンね」

善子「タツノオトシゴポケモンではない」

花丸「ドラゴンの…キングなの?」

ダイヤ「!」

ダイヤ「そう…そうね、そんな考え方もできるわね…」

善子「できるかしらね」

ダイヤ「キングドラゴン──」

──善子『四天王はみんな一匹ずつ相棒を連れてるの。一番信頼してるポケモンで、だからこそ最後の最後に繰り出してくるってわけよ』

ダイヤ「ゆきほさんを脅威と捉えて、まさか相棒をここで投入して…!?」

 

58>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 18:48:14.33ID:nwW0RBE4

ゆきほ『…』

ダイヤ「体力を半分ほど削られている今のゆきほさんでは、満足に太刀打ちできるとは限らない」

ダイヤ「くっ、あわよくば総大将を討ち取る役目はゆきほさんにあげたかったところだけれど──仕方がありません」カチ

善子「ぇ」

『ゲンジは キングドラを 繰り出してきた!』

もくたん『もどっておいで、ゆきほ!いっておいで!まりのママ!』

まりのママ『ぐらぐらるぅぅぅぅ!』

善子「ま──」

よしまるびぃ (((またまマに頼ったァーーーーー!!)))

 

59>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 18:52:11.95ID:nwW0RBE4

善子 (いやっ、でもっ、ぐ…さっきあんな感じで一件落着させたとこだし!ここでまたやいやい野次を飛ばすのは…さすがに…!)

ルビィ (お姉ちゃん──まマさんで無双するのが癖になってる!絶対なってる!まマさん出しちゃえば負けないってわかったからだ!)

花丸「またまマさんかあ」ハァ

よしるび「「!!?」」

ダイヤ チラ…

花丸「まマさんが強いこともわかったし安心して任せられるのもわかるけど、うーん…まるそろそろ他のポケモンが戦うところも見たいなあ」

ダイヤ「…」

善子 (おお、いいぞいいぞ!やわらかい感じで抑えにいってる!)

ルビィ (頑張れ!花丸ちゃん頑張れ!)

 

60>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 19:03:04.09ID:nwW0RBE4

花丸「ダイヤさんがまるに『一番頼りにしてる』って教えてくれたのは梨子ちゃんだったけど、どう見てもまマさんを一番頼りにしてるよね」

ダイヤ「…ポケモンバトルには相性というものがあって、いついつでもりこちゃん♡に任せておけば安心というものでは」

花丸「いついつでもまマさんに任せておけば安心なのに?」

ダイヤ「そ、れは──」

花丸「まるにもわかるよ。ここは『だんがいのつるぎ』とかいう卒塔婆攻撃で、あっさりキングドラを倒しちゃうんだよね。そこまではもういいけど」

花丸「キングドラを倒したら、後はまマさんに頼らないで、他のポケモン達が戦う姿を見せてほしいな」

善子 (なんで卒塔婆…?)

ルビィ (そとばってなに…?)

善子 (っていうか──)

花丸「お願いします、ダイヤさん」ハァ…

善子 (なんかずら丸相当うんざりしてない!?)

ルビィ (よっぽどまマさんが戦う姿を見るのに飽きちゃったのかな…)

 

61名無しで叶える物語(SIM)2019/10/23() 19:04:24.42ID:WMUAS5lk

【イベント】試しに他のポケモンを出したらボコボコにされて、どうすればいいか悩むダイヤ

 

62>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/23() 19:09:10.63ID:nwW0RBE4

ダイヤ「…わかりました。安易にまマさんにばかり頼り過ぎていたことは認めますし、深い考えもなくまマさんに出ていただくほどの場面でなかったとも思います」

ダイヤ カチカチ…

善子 (目に見えてしゅんとしちゃったわよ…)

ルビィ (花丸ちゃんに本気のトーンであんなこと言われたら、ルビィだってああなるよ…)

→だんがいのつるぎ カチ…

花丸 フー

ダイヤ ビクッ

ダイヤ オロ…

→ポケモン カチ…

花丸 ジー

ダイヤ モジモジ

善子 (途端にダイヤがずら丸の一挙手一投足に怯えるようになった…)