215>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 20:59:00.58ID:JpFHWNzw
『相手の シンボラーの サイコキネシス!』
ダイヤ「…うん、かなり安定しているわね。さすがぶっぶさんですわ」
梨子 (状況をほとんどなにも知らない実況の相棒がこんなに難しいなんて…善子ちゃんのは意図がわかりやすい分まだマシだったのね…)
ダイヤ「まずはメロメロにしましょう。少しでも攻撃を受ける回数を減らし、隙を作らなければ」カチカチ
梨子「メロメロにするんですか」
ダイヤ「こ、これは別にぶっぶさんイコールわたくしが相手をメロメロにするという図式を楽しんでいるなどということでは決してなく…!」
梨子「微塵も考えてませんでしたけど」
216>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:04:24.30ID:JpFHWNzw
『相手の シンボラーの エアスラッシュ!』
ダイヤ「まりさんがぶっぶさんに替わったのを見て、手を変えてきましたね。でもダメージはむしろサイコキネシスよりも減ったようですし、ここが好機!ぶっぶさん、そのシンボラーさんをメロメロにしてさしあげなさいな──」
『ダイヤは ひるんで 動けなかった!』
ダイヤ「こ、ここで怯むとは…!」
梨子「怯んだらどうなるんですか?」
ダイヤ「このターン、こちらはなにも行動ができないまま終わってしまうのですわ…」
梨子「ええ…強くないですか、それ」
ダイヤ「理屈的には、それだけで完勝することもできるわけですからね」
梨子「さすがにそこまではないですよね…」
ダイヤ「ないとよいのですが…」
217名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/09/27(金) 21:06:37.11ID:0+17GEmT
【イベント】千歌ちゃんがLINEで「もっと楽しそうに相方しないとメンバーに秘密をバラす」と脅しをかける
218>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:23:18.45ID:JpFHWNzw
『相手の シンボラーの サイコキネシス!』
ダイヤ「くっ、かなりジリ貧と言わざるを得ない状況になってきたわね…でもサイコキネシスならば怯む効果はないはず。ここで──」
『ダイヤの じこさいせい!』シュオオオ
ダイヤ「よし、これでぶっぶさんはまだ戦えますわ…!」
梨子「…ん?」
【コメント】そんな楽しくなさそうにするんならチカにかわって!
【コメント】じゃないと梨子ちゃんのヒミツみんなにばらすんだから!
梨子「!?」ギョッ
ダイヤ「な、なんですか…今度は千歌さんのふりですか?懲りませんわね、あなた方も」
千歌「間違ってコメントしちゃったのだ…」テヘ
曜「ラインとの誤操作でそんなことある!?」
219名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/09/27(金) 21:24:18.41ID:MhFaadk2
【コメント】梨子お姉様の秘密知りたい
220>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:27:24.60ID:JpFHWNzw
梨子「ひ、ヒミツってなに!?ないもんそんなの!適当なこと言わないでよ!」
ダイヤ「そういう煽り方をすると、真偽は問わずなにがしかのよくないことを言われる可能性が高いと思いますが…」
梨子「なし!今のなしで!一旦タイム!」
梨子「っていうか、私楽しいですよね!?ダイヤさん!」
ダイヤ「楽しいかどうかはご自身で判断するしかないと思いますが…」
梨子「楽しいです!」
ダイヤ「そ、それはよかったです」
【コメント】梨子ちゃんはりこちゃん♡がいないことに不満なのです
ダイヤ「…そういうことですか!?」
梨子「えっなにが!?」
221名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/09/27(金) 21:28:10.42ID:9xezZOmV
【コメント】秘密ってもしかしてダイヤのえっちな絵をt
222>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:34:10.02ID:JpFHWNzw
ダイヤ「『これからも最も頼りにしていく』と言い放った矢先からお留守番を任せたことを責めたいのですか!?」
梨子「知りませんけど!その詳しい経緯知りませんけど私!」
♪
千歌ちゃん『ヒミツばらすよ』
梨子 スマスマスマスマッ
梨子『ないからヒミツなんて!』
ダイヤ「ピアノで繊細に鍛えられた指をそんな女子高生みたいな技術に転用するなんて…」
梨子「女子高生ですからっ!」
【コメント】梨子お姉様の秘密知りたい
梨子「煽ってくるんじゃない!!」ウギーッ
ダイヤ「落ち着きなさいな、梨子さん。そう噛み付いては相手の思うつぼというものでしょう。こういうときは冷静に、」
【コメント】秘密ってもしかしてダイヤのえっちな絵をt
ダイヤ「赦すかそんなものをォ!!」
梨子「落ち着いてください、ダイヤさん」
223>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:41:43.24ID:JpFHWNzw
ダイヤ「全!年!齢!対!象!」
ダイヤ「この『黒澤ダイヤの実況』は全てのもくたんちゃんファンが安心して観ることのできる全年齢対象仕様でお送りしておりますので!まかり間違っても淫靡なものが容認される環境ではないということを、努々お忘れなきよう!」
梨子「一糸纏わず、頭一つ低い位置から見上げる二つの瞳は、昼間よりも何倍も潤いを帯びて見えた。黒く真っ直ぐ伸びる、彼女自身を表すかのような触覚は、今やその見る影もなく。ゆるりといやらしい曲線を描いて、ハートマークを形作っていた…」
ダイヤ「退学にするぞ桜内!!!」
梨子「私が助かるためにはこうするしかないんです!」
ダイヤ「ストレートに最低やんけェ!!」
224>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:47:26.33ID:JpFHWNzw
梨子「──という絵を、そうです。描いてしまいそうな…それが私のヒミツです」
ダイヤ「まだ続けますか!これは全面的に喧嘩を売られたと思ってよいのかしらね!?」
ダイヤ「──わたくしのこれを触覚と言いましたか!?」ガーンッ
※ |>| |<| これ。
【画像が投稿されました】
ダイヤ「!!?」
梨子「!!」
ダイヤ「な──なんっ…まさか、今しがた梨子さんが垂れ流した妄想口上を絵に描き起こしたとでも…!?お──おやめなさいな…っ!」
梨子「いいぞやれ!!」
ダイヤ「…」
梨子「…」
ダイりこ ((──────エッッッッッ!!))
225>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/27(金) 21:50:28.77ID:JpFHWNzw
その頃、千歌ちゃんは
千歌「梨子ちゃんが返事してくれなくなったぁ…」ウルウル
曜「なんだかそれどころじゃないっぽいもんね…でもほら、この絵見てよ。可愛いね」
千歌「かわいーね…」グスン
ラインをあっさり流されて悲しんでいた。
226名無しで叶える物語(たこやき)2019/09/27(金) 22:33:49.47ID:4aJdq9hy
【コメント】ダイヤはいっつも知らない女の子とばっかり…
227名無しで叶える物語(八つ橋)2019/09/28(土) 02:56:01.44ID:u7RH7Mfv
【コメント】今日もダイヤさんともくたんちゃんのまわりはにぎやかでたのしそうだね
228>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:03:23.26ID:qpe1NVKy
ダイヤ「──で。」
『ダイヤの メロメロ!』プワプワーオ
『相手の シンボラーは ダイヤに メロメロになった!』
ダイヤ「やっとメロメロにすることができました」
梨子「これで少し楽になるんですか?」
ダイヤ「確率的には、相手の手数が半分になるはずですからね」
梨子「怯むのでどうこう言えないくらいの確率じゃないですか、それ」
ダイヤ「ここはもう一度じこさいせいで回復してから、続いてどくどくをすることにしましょう」カチカチ
梨子「そういえば、ダイヤさん」
ダイヤ「はい?」
梨子「ダイヤさんって、みんなのこと大好きなんですね」
ダイヤ「はい…?」
229>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:08:16.00ID:qpe1NVKy
梨子「だって、ポケモンに友達の名前つけるなんてよっぽどだと思いますよ」
ダイヤ「え。」
ダイヤ「そ、そうですか…?」
梨子「はい。ポケモンやってる友達はいたことあるけど、さすがにそんな人見たことないですもん」
ダイヤ「そ…う、です…か…」//
梨子「でも嬉しいからいいんですけどね」
梨子「私なんか最初に捕まえたポケモンに名前をあげることになって、しかもその後苗字まで他のポケモンにつけてくれてましたよね」クス
ダイヤ「や、だって…可愛い名前はイヤとかりこちゃん♡が言い出すものだから…」ゴニョ
梨子 (桜内はカッコいい名前なんだ、ダイヤさんの中で)
230>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:12:01.32ID:qpe1NVKy
【コメント】さくらうちとりこちゃん♡ってもしかしてAqoursの梨子ちゃん?
ダイヤ「あ」
梨子「あー」
ダイヤ「や、えっと、りこちゃん♡とさくらうちさんは、その、関係なくて、今隣にいるのも近所の畑山さんで」アワアワ
梨子「いいですよ、ダイヤさん」
梨子「はい。Aqoursの桜内梨子です。私のことなんか知っててくださって嬉しいです」
ダイヤ「梨子さん…すみません、わたくし…インターネットでの情報漏洩には気を付けろと善子さんに言われていたのに…」
梨子「ううん、平気ですよ。こんな機会でも、Aqoursを知って好きになってもらうチャンスに変えられたらいいじゃないですか」
ダイヤ「ありがとうございます」
231>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:17:33.73ID:qpe1NVKy
梨子 (それに、もう身バレがどうこうって気にする意味なんかほとんどないくらい赤裸々だし…)
【コメント】また新しい女出てきた
ダイヤ「んま、なんて言い方をするのですか。梨子さんを謗ろうものならわたくしが許しませんわよ」カチカチ
梨子 (あ、今って私が謗られたんだ…)
【コメント】今日もダイヤさんともくたんちゃんのまわりはにぎやかでたのしそうだね
ダイヤ「そうそう。そういうのでいいのです。わたくしももくたんちゃんも、まりさんやぶっぶさんだけでなくたくさんの仲間に囲まれて、毎日楽しいわ」
梨子「最近ずっとみんなとゲームしてるみたいですもんね」
ダイヤ「そ、そんなに言うほどずっとというわけではありませんわ。初詣にも行ったし、年始の寄合もこなしたし、イシバシさんでもお会いしたではありませんか」カチカチ
梨子 (うーん、そっちじゃなかったんだけど…)
232>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:20:54.25ID:qpe1NVKy
『相手の シンボラーは 毒の ダメージを 受けている!』
『相手の シンボラーは 倒れた!』
ダイヤ「ふうっ…随分とかかってしまったけれど、なんとかシンボラーを倒すことができましたわ」
梨子「これで…?」
『エリートトレーナーは ドサイドンを 繰り出そうとしている…』
ダイヤ「…これで、あと一匹よ」
梨子「まだいるんだぁ…」
ダイヤ「うまく体力も充分残して突破できたし、このままぶっぶさんで」カチカチ…
【コメント】ダイヤはいっつも知らない女の子とばっかり…
梨子「ん?」
234>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:29:11.23ID:qpe1NVKy
梨子「これ、どういう意味ですかね」
ダイヤ「どれですか?んー…『ダイヤはいっつも知らない女の子とばっかり…』?」
『エリートトレーナーは ドサイドンを 繰り出してきた!』
ダイヤ「あ、みずわざが苦手そうな相手。ちょうどいいわね」
ダイヤ「んー…」カチカチ
梨子「ダイヤさんのこと呼び捨てにするのって、果南さんか鞠莉さんくらいですよね。でもそれなら『知らない人』って誰のこと…?」
『ダイヤの なみのり!』ザバァァァッ
『こうかは ばつぐんだ!』
『相手の ドサイドンは 倒れた!』
ダイヤ「素晴らしいですわ、ぶっぶさん!」
235>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:33:49.84ID:qpe1NVKy
『まりは 45レベルに
上がった!』
ダイヤ「お。まりさんも着々とレベルを上げて、今のパーティではマルちゃんに追い付いて一番になったわね」
『エリートトレーナーとの 勝負に 勝利した!』
ダイヤ「なんとか勝ちましたわ」フー
ダイヤ「それで、なんでしたっけ。先ほどのアシストが?」
梨子 (アシスト…?)
梨子「あ、だから、誰目線の発言だったのかなって。ダイヤさんのこと呼び捨てで、私達のこと知らないって…」
ダイヤ「んん、そんな方は…」
ダイヤ「……………!」ハッ
ダイヤ バッ
もくたん『…』
ダイヤ (もくたんちゃん!?まさかもくたんちゃんなの!?)
──【コメント】ダイヤはいっつも知らない女の子とばっかり…
ダイヤ (拗ねているの!?もくたんちゃん──!!) キュンキュンッ
梨子「…?」
236>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:38:10.94ID:qpe1NVKy
ダイヤ「んふ」
梨子「!?」ビクッ
ダイヤ「んへへ…いつもクールだからわかりづらいけれど、そう。もくたんちゃんってば、こんな可愛い一面を見せて…お茶目さんなのですから」
梨子 (え、なに…?なんの話してるの…?) ヒキ…
ダイヤ「もう、もくたんちゃんってば。そう拗ねないでくださいな。わたくしは皆さんに負けず劣らずあなたのことが大好きですし、皆さんだってもうあなたのことを知らない間柄だとは思ってなどいません。すっかり友達ですわ」
ダイヤ「ねっ梨子さん!」
梨子「え!?」
梨子「………………はい」
ダイヤ「ほら、ねっ♡だから機嫌を直してくださいな~」ツンツン
梨子 (実況を始めてからどんどんやばい人になってきたんじゃ…)
『…おや?まりの 様子が…』
ダイヤ「………おおお!?」
237>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:43:16.43ID:qpe1NVKy
まり クルクルクル…
梨子「なんですか?これ」
ダイヤ「まりさんが──遂に、進化するのです!」
梨子「えーっ、すごい!進化するところ見られるなんて!」
まり シュワンシュワン
──【コメント】ナックラーは最強でカッコいいドラゴンポケモンに進化するフリャ
ダイヤ ワクワク…
ダイヤ (いや、待て待て。前回を思い出しなさい黒澤ダイヤ)
──『まりは ビブラーバに 進化した!』テーテーテー
──ダイヤ『虫に進化したのですが!!?』ガガントス
ダイヤ (過度な期待は落差を生む──ではなくて、過度な期待はまりさんのプレッシャーとなってしまうのだから。ここはまりさんの進化をしっかりと見届け、受け止めるだけ…!)
238>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:51:08.93ID:qpe1NVKy
ダイヤ (そうは──いっても──) ワクワク…
………パァァァァ
ダイヤ「期待せずには──いられないな──っ!!」リーチ!
梨子「おおおっ!」
『まりは フライゴンに 進化した!』テーテーテー
ダイヤ「…!」
ダイヤ ドキドキ…
ダイヤ「この…姿、は…」
ダイヤ「まさにドラゴン目前!次の進化で完全なドラゴンポケモンに進化すること間違いなしですわ!!」キャーッ
梨子「やりましたね、ダイヤさん!」
梨子 (…ん?フライゴンって進化するんだっけ…?)
『まりは 新しく ドラゴンクローを 覚えたい…』
ダイヤ「覚えましょう覚えましょう!完全なドラゴンポケモンに進化したとき、ドラゴンと名のつくわざを一つも使えないのでは箔が弱いというものでしょう」カチカチルンルン
梨子 (…まあ、いいか)
【コメント】ヒブラーバのモチーフはウスバカゲロウ
梨子「今それ言う必要ありました?」
ダイヤ「フラインゴ!」
梨子「フライゴンです、ダイヤさん」
239>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/09/28(土) 11:54:08.60ID:qpe1NVKy
やっとこさエリートトレーナーを倒しまりが進化したところで。
メガフライゴンの実装はないまま…時は第八世代へ…
241名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/09/28(土) 18:33:24.62ID:CBflf4gD
ナックラーの時点でA種族値はフライゴンと同じだから進化しても火力アップするわけじゃないのよね……
フライゴン可愛いからいいけど
242名無しで叶える物語(SIM)2019/09/28(土) 18:55:25.41ID:JY2L+cs2
梨子ちゃんの反応が思いの外リアル
243名無しで叶える物語(茸)2019/09/28(土) 19:56:29.21ID:k73zmC9v
第8世代ではメガシンカが続投するのやらどうやら
フライゴン自体は内定貰ってたっけ?
244名無しで叶える物語(とちぎテレビ)2019/09/28(土) 20:00:48.77ID:vYHYUesB
8はメガもZも廃止ぞよ
249名無しで叶える物語(茸)2019/10/01(火) 10:17:17.51ID:/pQlohsM
【コメント】サトシ、アローラリーグという町内会リーグで優勝!うつわちっせ
250名無しで叶える物語(茸)2019/10/02(水) 00:55:53.25ID:8wT4yldA
【コメント】ポケモンはメガシンカを除き最大でも2回までしか進化せんのぢゃ
252>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:13:28.97ID:lNCKdEwT
ダイヤ「んっふっふ~」カチカチ
梨子「嬉しいのはわかりますけど、なんだか雛見沢の警察みたいな笑い方になってますよ」
ダイヤ「あら、変な声でも出ていましたか?恥ずかしいですわ」ニマニマ
梨子「…いいんですけどね、幸い映るのはゲーム画面ばっかりですし」
『野生の チャーレムが 飛び出してきた!』
ダイヤ「チャーレムさん」
梨子「ちびくろさんぼみたいな顔ですね」
ダイヤ「幼い頃母に読んでもらったこともあるし、わたくしはあの絵本好きなのですけれどねえ」カチカチ
梨子「絵本を規制するようになったら世も末な感じですよねえ」ウーン
253>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:19:08.38ID:lNCKdEwT
『まりの ドラゴンクロー!』ドザシュッ
ダイヤ「う~ん、強い!進化してとても強くなりましたわ!これはもう最強と言っても過言ではないほどに!」
梨子 (ダイヤさんはポケモンに甘いなあ)
ダイヤ「しかし、思ったよりもこのチャンピオンロードとやらは長い洞窟なのね。てっきりすぐにポケモンリーグへ至るのだと思っていたけれど」
梨子「あそこに橋もありますし、まだまだ続きそうですよね」
ダイヤ「道のりが長いのなら長いで、本当の最終決戦が始まるまでに皆さんが一通りもう一つ進化してくだされば助かるわね」
梨子「ダイヤさんのポケモンで、まだ進化してないのって…」
ダイヤ「そうですわねえ」
254>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:22:56.15ID:lNCKdEwT
ダイヤ「希望を言えばみんな進化してほしいけれど、現実的にはもう進化しないコもいるのかしら」
ダイヤ「まりさんとちかさん、それにマルちゃんあたりはまだ進化するのではないかと思っているのですが」カチカチ
梨子 (まりさんはフライゴン、ちかちゃんっていうのは…アメモース。マルちゃんは…マルマインだったっけ)
梨子 (アメモースはよくわかんないけど、マルマインとフライゴンは進化しなかったような…でも私も詳しいわけじゃないし、進化するようになったりしたのかな…)
【コメント】ポケモンはメガシンカを除き最大でも2回までしか進化せんのぢゃ
ダイヤ「!」
梨子「!」
ダイヤ「なになに、『ポケモンはメガシンカを除き最大でも2回までしか進化せんのぢゃ』…と。ふむ」
255>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:27:13.77ID:lNCKdEwT
ダイヤ「ちかさんは一度しか進化していないので、まだあと一回進化できるわね!マルちゃんは、仲間になったときはすでにマルマインだったけれど、確かビリリダマの進化した姿だったはずだから…」
ダイヤ「うん、あと一回進化できますわ!」ヨシ!
梨子 (そういう考え方で合ってるの…?)
ダイヤ「しかし、二回…最大二回、ですか………」
梨子「…まりさん、は…」
ダイヤ「…」カチカチ
ダイヤ「あと一回できるでしょう。おそらく。ドラゴンですし」カチカチ
梨子「ダイヤさん!?なにかに気づいていながら気づかないふりしてませんか!?」
256>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:33:56.08ID:lNCKdEwT
『エリートトレーナーは ユキメノコを 繰り出してきた!』
もくたん『いっておいで!マル!』
マル『バッバッジジジ!』
梨子「ユキメノコ、ですって」
ダイヤ「こおりタイプなのでしょうね。伝承にある雪女のような雰囲気がありますわ」
梨子 (雪女にわざわざ『伝承にある』って枕詞をつけるあたり、ダイヤさんっぽいなあ)
『ユキメノコ LV47』
『マル LV46』
ダイヤ「さてマルちゃん。どんどん対峙する相手のレベルも上がってきているけれど、わたくし達だって負けていられませんわよ」
ダイヤ「こおりタイプのわざならばそこまでの脅威にはなり得ないものの、必ずしも自身のタイプに従って攻撃してくるとも限らない。気を抜かずにいきましょうね」カチカチ
梨子 (マルマインって爆発してるイメージしかないんだけど、マルちゃんはそういうわざ覚えてないみたいね…………)
梨子「………んん!?」
さて、梨子ちゃんは一体なにに気がついて素っ頓狂な声を出したのでしょう。答えは次レスで!
257>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:40:09.95ID:lNCKdEwT
『たたかう』
『ほうでん ボルトチェンジ ひかりのかべ でんじふゆう』
ダイヤ「うーん…まさかじめんわざで攻撃されるとは考えがたいけれど、念のためでんじふゆうをしておきましょうか…」
ダイヤ「いざとなったらボルトチェンジで他のコに交代することもできるのだし、まずは様子見で──」カチ…
梨子 ガシッ
ダイヤ「り、梨子さん…?」
梨子「ダイヤさん。ここはひかりのかべで」
ダイヤ「ひかりのかべですか。はあ、確かに腕力はなさそうだし、特殊わざを好みそうではありますが…梨子さん?なにか、表情が強張っているように見えますが…」
梨子「ダイヤさん。壁を」
ダイヤ「は、はい。わかりましたから、そろそろ手を離して…」
『マルの ひかりのかべ!』キュピピシ
梨子「んんんんんっ光かあ!光で壁かあ!概念的な感じですかね!?ある壁をないとしない壁をあるとし、壁はいつでも私の胸の中にあって、物理的な存在を超越するものであって!必ずしも壁そのものに頼ることなく、ないならば作り出す!それこそが──壁!!」ドン!!
ダイヤ (梨子さんが楽しそうでなにより)
『相手の ユキメノコの シャドーボール!』
ダイヤ (ひかりのかべという選択も正解だったようで、こちらもなによりだわ) カチカチ
258>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:52:17.50ID:lNCKdEwT
『マルの ほうでん!』シバァシバァァッ
『相手の ユキメノコは 倒れた!』
シュッ ドン
ダイヤ「ふう。ひかりのかべのおかげで難なく撃ち合い、勝つことができたわ。果南さんから教えていただいたことが生きているわね」
『マルは 47レベルに 上がった!』
ダイヤ「む!50レベルの大台までもうそろそろね。進化してビリリダマの頃から赤と白が反転して、次に進化したら……青くなったりするのでしょうか!?」ワクワク
シュッ ドン
ダイヤ「ところで、梨子さん。我が家の壁に掌底を撃ち込むのをいい加減やめていただけますか」
梨子「いえ、ダイヤさん。これは必要な技術の研鑽なので、 シュッ
ダイヤ「いえとかではなく」ガシッ
259>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:54:53.84ID:lNCKdEwT
梨子「あ。ダイヤさん、マルちゃんがなにか言ってるみたいですよ」
ダイヤ「わたくしの気を逸らそうとしたってそうは行きませんわよ。おとなしくこちらへお戻りなさいな」グイ
梨子「ほんとに。ほんとですってば。もう壁ドンはやめるので引っ張らないでください」
ダイヤ「壁ドンと言ったわね」
梨子「しまった」
梨子「じゃなくて、ほら、マルちゃん、えっと…ああ!わざを覚えたいみたいですよ!」
ダイヤ「えっ本当に!?覚えましょう覚えましょう!」バッ
『マルは 新しく だいばくはつを 覚えたい…』
ダイヤ「…」
梨子「あ~!」
260>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 06:59:20.07ID:lNCKdEwT
梨子「やっと覚えられるんだあ。マルマインと言えば爆発のイメージですよね。ロケット団がマルマインに囲まれて爆発に怯えるシーンとか、関係ないのに私まで怖かったですもん!」
梨子「でも爆発なんかして大丈夫なんでしょうか。ポケモンバトルではどんなわざなのかな…」
『だいばくはつの 代わりに 他の →いいえ カチ
梨子「ダイヤさん!?メッセージの途中でいいえとか実機でできない行動はやめませんか!?」
梨子「っていうか、ええ…せっかくの爆発なのに、覚えなくていいんですか?」
ダイヤ「わたくしのマルちゃんは爆発などできませんから」カチカチ
梨子「は、はあ…」
262名無しで叶える物語(八つ橋)2019/10/03(木) 08:52:58.41ID:NQqWHNNC
【コメント】池袋オタロードに梨子ちゃんいたって噂あったけどあれガチだったんだね………………
263名無しで叶える物語(茸)2019/10/03(木) 15:15:36.55ID:ElDyGzYR
マルマイン
264名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/10/03(木) 18:11:06.42ID:hAmGOY6Q
【イベント】ダイヤさんが可愛いくしゃみをする
265>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 18:48:37.33ID:lNCKdEwT
チャンピオンロード、地下
ダイヤ「わ。途端に薄暗くなりましたわね」
梨子「本当。薄目をこらせばなんとか見えますね」
ダイヤ「こんなに暗いと足元も覚束ないでしょう。先を急ぐ必要はないから、一歩ずつ、安全にお進みくださいな」カチカチ
梨子「…」
梨子 (え!?今のってもしかしてゲームのキャラクターに言ったの!?)
ダイヤ「ここでもあくあしっぷさんの出番のようね。お願いします」カチ
あくあしっぷ『シュルルギァッ!』カットイン!
梨子 (善子ちゃん達が面白がる理由が、やっと少しわかったかも…)
266>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 18:56:34.70ID:lNCKdEwT
『野生の コドラが 飛び出してきた!』
もくたん『いっておいで!まり!』
まり『ドラリャフリャア!』
ダイヤ「しばらくポケモントレーナーさんを見かけていませんわね」
梨子「そうですね。私だって、どうせならこんな暗いところより明るいところがいいですもん」
ダイヤ「それもそうですか。レベルが高いとは言え、野生のポケモンだけならば安定して太刀打ちできるので問題はないわね」カチカチ
【コメント】サトシ、アローラリーグという町内会リーグで優勝!うつわちっせ
梨子「え!!!」
ダイヤ「!?」ビクッ
ダイヤ「な、なんですか。急に大きな大声を出して…」ドキドキ
梨子「大声はいつだって大きいものです!」
267>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 19:01:03.73ID:lNCKdEwT
梨子「ネタバレ…されたん、です…けど…」ワナワナ
ダイヤ「り、梨子さん…?」
梨子「サトシが!リーグ優勝したって!知っちゃったんですけどぉっ!」ポコポコ
ダイヤ「わっ!なぜわたくしを叩くのですか!おやめなさい!手元が狂うでしょうが!」ウオーッ
ダイヤ「大体、誰ですか。サトシさんって」
梨子「アニメの主人公ですってば」
ダイヤ「ああ、先ほどおっしゃっていた…」
ダイヤ「なにか知りませんが、優勝したのはめでたいことですわね。そんな大ごとならば耳に入ってしまう可能性は充分にあったでしょう。リアルタイムで追っていなかったことを残念に思いこそすれ、それはそれとして祝うのが筋なのでは」カチカチ
梨子「そんな簡単なことじゃないんですよ!」
ダイヤ「今いいこと言ってたのに」
268>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 19:08:11.25ID:lNCKdEwT
梨子「サトシはリーグ優勝できないからこその葛藤と魅力があったのに!今まで散々大人の都合で優勝させずに来たくせに!なんで今さら優勝しちゃうの!?」
ダイヤ「結構なことをばすばす言うではありませんか」カチカチ
ダイヤ「あ、効果抜群♡」
梨子「優勝しちゃったってことは、もうサトシとピカチュウの旅は終わり!?タケシがレギュラー降板したときもかなり揉めたけど、それに輪を掛けてサトシが降板なんて過去最高に揉めるわよ!」
ダイヤ「なにかいらぬ心配の方へ気が向いていっていませんか」カチカチ
梨子「だいたいアローラってどこ!?」←アニポケBW序盤まで
ダイヤ「もしかしてですが、世界一ネタバレについてやいやい言う権利を持っていない身の上ではないですか?」
269>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 19:11:30.08ID:lNCKdEwT
ダイヤ「ほら、機嫌を直しなさいな。いつまでもそうして拗ねているものではありませんわよ。こともあろうにアニメの話で」カチカチ
梨子「むっ」カチーン
梨子「たかがアニメみたいな言い方しますけど、ダイヤさん、今やアニメは芸術の一つですよ。そこには熱が入るべくして入る、とっても素晴らしい作品が溢れてるんですから。アニメだからと安易に見下すのは感心できません」
ダイヤ「あなたが今の今まで熱心に追っているものならば謝りますが」
梨子「くっ…!」←アニポケBW序盤まで
270>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 19:21:06.13ID:lNCKdEwT
達人『この暗闇では己の感覚だけが頼りとなる。さあ見せてみい、おまえさんの力を!』
『達人が 勝負を 仕掛けてきた!』
ダイヤ「間もなく上階へ戻れると思ったら、なかなか手強そうな方が待ち受けていたわね。お相手のポケモンは──」
『達人は カポエラーを 繰り出してきた!』
ダイヤ「カポエラー…!お名前から察するに、間違いなくカポエィラの使い手。つまりはかくとうタイプということでしょうね」
もくたん『いっておいで!かなん!』
かなん『グルルゥラッ!』
梨子「いいんですか?かなんさん、確かノーマルタイプだって」
ダイヤ「タイプ相性で見る分には不利ですわね。しかし、それは攻撃を受ける場合の話でしょう?」ニヤ…
271>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/10/03(木) 19:25:36.30ID:lNCKdEwT
ダイヤ「かなんさんは力を抑えていたあの頃とはもう違うのよ。並大抵のポケモンならば」カチカチ
『かなんの ギガインパクト!』ズゥ…ッッッドン!!
『相手の カポエラーは 倒れた!』
ダイヤ「この通りなのですから!」
梨子「す──すごい…!たった一回の攻撃で…!」
ダイヤ「ふふふ。かなんさんが本気を出せばざっとこんなものですわ。それはさながら授業のソフトボールで禁止されていた右打ちを解禁して打球をキャッチしたピッチャーごとサッカーのゴールまで吹き飛ばしたあの日の果南さんのように!」
梨子「史上最強が過ぎるでしょう、それは」