594>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:32:18.37ID:4An1BeCg
千歌「なになに!?今のなに!?攻撃が外れたわけでもないのに、あたらなかったよ!」
ルビィ「あれは、おねいちゃんともくたんちゃんの合わせ技…『愛のうた』…!」
千歌「愛の…うた…」ゴクッ…
千歌「──いや全然わかんないんだけど!?」ガーンッ
ダイヤ「もくたんちゃんが、戦闘の場に出ているコと完全に心を一つに通わせたときに発動する、究極奥義ですわ…」
千歌「究極…奥義…」ゴクリ…
千歌「──いやだからなんにもわかんないんだけど!?ずるしたの!?」ガガーンッ
ルビィ「やっとみんなとおんなじくらい仲良くなったばっかりのまりちゃんと『愛のうた』を発動させるなんて…うっ、さすが…さすがおねいちゃんだよぉ…」グス
ダイヤ「よしなさいな。これはわたくしではなく──もくたんちゃんとまりさんの絆。そこにわたくしが介入するのは、野暮というものですわ…」ズビ
ルビィ「おねいちゃんだってうるうるしてるくせにぃ」
ダイヤ「言わない約束よ」
千歌 (わかんねーけどもういいのだ)
595>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:36:08.66ID:4An1BeCg
ダイヤ「あなた達の絆の力で、この強敵メガバクーダを無傷で倒すことができるわ」
ダイヤ「ありがとう、そしてその絆に──おめでとう。もくたんちゃん、まりさん」
ルビィ「おねいちゃん!最後まで気を抜かずにいくよ!」
ダイヤ「そうね。それじゃ、あなた達も一緒に勝利の声をあげてちょうだいな」
ルビィ「うん!」
ダイヤ「それではいくわよ。とどめの──」カチ
ダイルビ「「じしん!!」」
『まりの じしん!』グララララ
『こうかは ばつぐんだ!』
『相手の メガバクーダは 倒れた!』
ダイヤ「千歌さん!!」
千歌「巻き込まないでくださーーーい!」ベーーッ
596名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/14(水) 21:42:09.61ID:DzFk/XZX
だいばくはつ……あっ(察し)
597>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:44:44.29ID:4An1BeCg
『マツブサは マタドガスを 繰り出してきた!』
もくたん『もどっておいで、まり!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』
ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』
ダイヤ「残る一匹はマタドガス」
ダイヤ「なるほど、それならば切り札のバクーダより先に繰り出したことにも頷けるわ」
ダイヤ「だってマタドガスは、ルビィ♡♡♡には相性が最悪ですものね」ニッ
ダイヤ「──マツブサ」
ダイヤ「あなたがあなたの正義を貫くのは結構。それはとても険しく、難しく、そして誇り高い歩みであることでしょう」
ダイヤ「しかし、なればこそ、わたくしはわたくしの正義に従ってあなたを止める──食い止める」
ダイヤ「正義の敵は違う正義、とはよく言ったものですが、正にその通りなのでしょうね」
ダイヤ「あえて悪とは言いません。最終決戦という名の正義と正義のぶつかり合いは、わたくしが制するようですわ」
ダイヤ「あなたが信じた正義によって踏みにじられてきた人達の痛みを知りなさい──」
【コメント】マツブサ! 今度こそあなたを許さない!
ダイヤ「これで──終わりだァァァっ!!」カチー
『マグマ団の リーダーの マツブサとの 勝負に 勝利した!』
598>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:47:27.97ID:4An1BeCg
グラードン戦の試験の意味も込めて、判定を多めにしてみました。やっぱりテンポはよくなかったですね
グラードン戦をやるときは、事前に開始時刻を通知しておくなどすれば進みが速くなりますかね?
なんにせよ、今日はここまでです
599名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/14(水) 21:56:30.91ID:DzFk/XZX
乙ードン
600名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/15(木) 00:09:28.24ID:oQfIzi7p
突然告白された鞠莉ちゃんが照れるお話が見たいなーなんて…
601名無しで叶える物語(たまごやき)2019/08/15(木) 03:03:43.17ID:s+0deILb
あー、確かに告知したほうがいいのかも。普段タイミングよく案外合わせるのって1~2人だもんね。
602>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 05:46:21.87ID:Z1wFsLW+
『ポケットモンスター オメガルビー』
ダイヤ『友達が遊びにきているのに、一人でゲームをするというのは、なんだか…』
千歌『いーからいーから!チカが観たいんだからいーんだよ、さあやってやって!』
善子「で、実際にオメガルビーをやると」
善子「そんなこと言ったらダイヤが来てもずら丸が来てもゲームやってる私の立つ瀬がないんだけど」
善子「ルビィとはちょっとずつ一緒にプレイできるようになってきたけどね。あの子普段もにゃもにゃしてるけど、頭はいいし、感覚も現代的だし(?)、結構ゲームの相棒にいいのよね」
ダイヤ『ここを見てちょうだい。ポケルスとあるでしょう。これがね、変な病気かと思ったのだけれど、ルビィが言うにはむしろ良いものらしいのよ』
千歌『なんか悪そうな名前だね』
ダイヤ『でしょう!良いものならばそれ相応の名前でいてほしいものだわ』カチカチ
善子「てか、ポケルスってほんとに自然発生するのね。乱数いじらないと出ないもんかと思ってたわ」
善子「開始からソッコーで色ケムッソ引いたり、ストーリーで粘ったわけでもないのにポケルス発生したり、かなり好運ね。これもビギナーズラックに入るのかしら」
善子 (トクサネジムはそんなに苦労しないかな。なんと言ってもジムリーダーの手持ち二匹だし、どっちかというと道中のユンゲラーとかスターミーの方が厄介だったりするのよね)
善子 (でもちかに加えてよしこも戻ってきたし、大丈夫か)
603>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:02:57.12ID:Z1wFsLW+
千歌『ちかのこと好き?』
善子「………は?」
ダイヤ『は、はあ!?なんですか急に!』
千歌『だから、ダイヤさんちかのことちゃんと好きなの?』
善子「いや待てや高海」
善子「無邪気装ってとんでもないことブチ込んでくれてんじゃないわよ」
ダイヤ『そ、それはもちろん好きですが…』
善子「つかなんであなたもそんな反応なのよ。わかるわよ、わかるけどそうじゃないでしょ。はっきり言えや、おい」ガッ
千歌『一番好き!?』
ダイヤ『い、いいい、一番!?』
ダイヤ『それは非常に難しい問いですわ、わ、わたくしには善子さんもいるしルビィもいるし、鞠莉さんも果南さんも他にもたくさん好きな方はいるし──』
善子「…」←一番に名前が出てちょっと嬉しい
ダイヤ『もしかして…』
ダイルビ『『アメモースの話!?』』
善子「紛らわしいのよ高海ィ!!」
604>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:10:20.00ID:Z1wFsLW+
ダイヤ『こんにちはー』
善子「いちいち民家に入るたびに挨拶するのほんとすごいわ。誰か一人でも返してくれる日が来ることを願うばかりね」
おじいさん『やあ、この辺では見ん顔だな』
ダイヤ『ええ、ミナモシティから海を越えてはるばるやってきましたから。もくたんと申します』
ダイヤ『大きな町とは言っても四方を海に囲まれているし、往還船がある様子でもない。きっと人の出入りはそう多くなく、島内の方は皆さん顔見知りなのでしょうね』
善子 (なるほど。ムロタウンほど『島!』ってしてないから気づかなかったけど、トクサネシティだってどう考えても島よね)
善子 (田舎特有の地元民みんな顔見知り状態がここでも発生してるわけか。細かくて感心するのと同時に、よくそんなぱっと気がつくものだわ)
千歌『ダイヤさんダイヤさん!あっちに扉あるよ!覗いてみて!』
ダイヤ『こ、こら千歌さん。おじいさまとお話ししている最中でしょうが、大人しくしていなさいな』
千歌『ぶ~~~』
ダイヤ『ぶーたれてもだめです』
善子「ぶーたれるって久し振りに聞いたわ。これなんなのかしら、どっかの方言?」
千歌『にゃ~~~』
ダイヤ『にゃーたれてもだめですわよ』
善子「よく一瞬でその返し出たわね!?」
605>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:17:08.68ID:Z1wFsLW+
ダイヤ『ぅ──宇宙センター!?』
千歌『すごーいっ!ダイヤさんダイヤさん、ロケットもあるよ!飛ぶのかな!』
善子「わー好きそう。この人達こういうのめっちゃ好きそう」
ダイヤ『そ、それは当然、宇宙センターのロケットなのだからただの模造品ということはないでしょう。タイミングがよければ飛ぶところに立ち合えるかもしれませんわね』
善子 (声ではっきりわかる。すごく見たいんだろうなあ。ホウエン地方の危機とか瞬間的に頭から抜け落ちちゃってるくらいには気になって気になって仕方ないんだろうなあ)
善子 (どっか宇宙科学館とか、調べとこ) スマスマ
千歌『いつ飛ぶかなー。明日かなー』
ダイヤ『明日だとしたら、飲み物やご飯などを買ってきておきたいですね』
千歌『チカ梅のおにぎり!』
ダイヤ『わたくしはオカカ!』
リトルデーモン1号『善子ちゃん遊びにこない?楽しいよ』ス
善子「うわ。絶対この二人の相手がいやんなってきたやつじゃない。みちづれだわ、みちづれ」
よしこちゃん『考えとく』ピロン
606>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:22:48.75ID:Z1wFsLW+
『サイキッカーは ユンゲラーを 繰り出してきた!』
ダイヤ『大事なこの初戦で先鋒を務めていただくのは、もちろん──』
もくたん『いっておいで!ちか!』
ちか『キシュウルッ!』
ダイヤ『ちかさんですわ!』
千歌『いえーーーっ!!』
善子 (ユンゲラーって速攻仕掛けるタイプよね、確か。ちかで上から殴れるんなら、面倒なことされる前に倒せそう)
千歌『ちーか!ちーか!』パンパン
善子「この人なんでいつもこんなに元気なのかしら」
607>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:26:39.05ID:Z1wFsLW+
【コメント】カンペ「千歌ちゃん、鳴き声(ダイヤさんの耳元で)」
善子「ぅ、なんかイヤな予感…」
ダイヤ『ひゃうんっ!?』
ダイヤ パシーンッ
千歌『へぶぅっ!』
善子 (音ってすごい。映像がこんなにもありありと思い浮かぶなんて)
『ちかの しびれごな!』パラララ
ダイヤ『ご覧なさい!間違えたでしょうが!』
善子 (安定の間違えて奴~w)
『ユンゲラーの シンクロ!』
『ちかは 麻痺した!』
ダイちか『『 』』
善子「おや、音もないのにまるで吹き出しが見えるようだわ。不思議なこともあるのね」
ルビィ『あーあもうめちゃくちゃだよ初戦から』
608>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:35:44.58ID:Z1wFsLW+
やがて…
『フウと ランは ソルロックと ルナトーンを 繰り出してきた!』
もくたん『いっておいで!ダイヤ!まり!』
ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』
まり『ザシュリシュ!』
善子「あー、ん~…微妙な対面ねえ」
善子 (ねっとうやらドロポンやら持ってるならいいけど、よりによってみずわざはなみのりだけだものね。まりも実質有効打はないようなもんだし)
【コメント】波乗りと地震で敵を殲滅だァ!
善子 (そしてほら、こういうこと言う奴がいるでしょ)
善子 (ルビィはしっかり中立の立場を守ってるし、セコンドが知識金止まりの千歌さんだけじゃねえ…苦戦は必至でしょうねえ…)
善子 (ルビィ♡♡♡がいるし、よっぽどのことがなきゃ負けることはないと思うけど──泥仕合は覚悟かしらね。それに、)
ダイヤ『あっ、だめ…!』ガタ
ダイヤ『ソルロックさんのとくせいは──』
善子 (誰かが倒れる可能性も、なくはない…かもね)
609>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:44:17.73ID:Z1wFsLW+
『相手の ソルロックは 光を 吸収した!』
『相手の ソルロックの ソーラービーム!』
善子「壁張ってにほんばれしてソラビって…」
善子 (ここまでのジムリーダーに比べて、突然ガチ寄りな構成になったわね。ORASってRSEから全体的に難易度下がった感じあるけど、ちょいちょいぶっ込んでくるのね)
『相手の ルナトーンの さいみんじゅつ!』
『しかし こうげきは 外れた…』
善子「そこに催眠まで」
善子 (へたにポケモン慣れしてると、まずジム戦がダブルってとこに驚いちゃうけど、ダイヤはビギナーだけにそれがなかったのは幸いかしら)
善子 (対戦ならこんくらい想定の範囲内だけど、ストーリーでやられると結構びびるでしょ…)
610>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:46:58.45ID:Z1wFsLW+
千歌『お!やったね!へっへ~ん、さすがチカなのだ!』
ダイヤ『ええ、さすがですわ。よくぞよけてくれましたね』
千歌『ふえ…』
善子「ん?なにその声」
善子 (ダイヤめ──またなんかやったわね…)
【コメント】ダイヤさん千歌ちゃんのこと好きすぎない?
千歌『ふええ!?』
善子「おあ?」
ダイヤ『なにを今さら。大好きに決まっているでしょう。先ほどもそう言ったではありませんか』
善子「あァ~?」
千歌『も、もうやめてダイヤさん!』
善子「ほんとよ。もうやめなさいよ。どうせ役に立たないんだから早く千歌さん帰してルビィと二人でやればいいのに」
善子「ルビィも千歌さんとこ遊びにいっちゃえばいいのに」フンス
611>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:55:13.09ID:Z1wFsLW+
ダイヤ『必殺!はがねのつ
千歌『そーいえば、ぶっぶさんってなに(笑) 変な名前w』
ダイヤ『──はあ?』
ダイヤ『ぁ──あなたがそれを言うのですかァーーーーーッッ!!!』
『ジムリーダーの フウと ランとの 勝負に 勝利した!』
善子「う~ん、よりによってな部分しっかり踏み抜いていくわね。さすが千歌さん」
善子「そうそう。こういう風にしてくれていれば余計な気を揉まなくていいのに…」
善子「まったく、ダイヤってばさ。年下の相手にはすーぐチョロっチョロなんだから。ルビィだろうが千歌さんだろうが見境なく甘やかして。こっちの気持ちも考えなさいっての──」
善子「…」
──青髪『ダイヤ!』
──金髪『ダ~イヤ♡』
善子 (年下に限らないか…) ハァ
612>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 06:59:01.04ID:Z1wFsLW+
『やったー!サメハダーを 捕まえたぞ!』
『ニックネームを 入力してください!』
千歌『あー…もうAqoursの名前みんな使っちゃったよね。どーするの?聖良さんのお名前でも借りる?』
ダイヤ『んー…』
善子 (秘伝要員ならニックネームなんかいらないと思うけど)
善子 (…ま、ダイヤに限ってそんな思考は有り得ないか)
ダイヤ『少々異例ですが、これからわたくし達みんなでお世話になる意味も込めて──』
『あくあしっぷ』
ダイヤ『どうでしょう!』
千歌『かわいい!』
ルビィ『かわいい!』
善子 (可愛いんですけど)
613>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 07:09:58.03ID:Z1wFsLW+
善子 (無事秘伝要員も手に入れて、ここからは一路グラードン戦にまっしぐらって感じね)
千歌『なんで、ちか、抜いた?』
善子 (なんかさっきから千歌さんがゴネてるのは置いておくとして──)
善子 (グラードン戦はどうなるかしらね)
善子 (あの人が倒そうと言い出すのか捕まえようと言い出すのか、あるいはまたぞろ意味不明なことを言い出すのかは読めないけど…倒したとこで殿堂入りすれば復活するし、そこはそんなに問題じゃない)
善子 (45レベルだったと思うけど…種族値エグいし、旅パなんか全員一撃粉砕されてもおかしくない火力あるからね)
善子 (じめん無効、がんじょう、耐久型、それなりにいるから全員一撃でってことはないだろうけど…ストーリー上必須じゃないだけに捕獲判定も甘くならないし、もたもたしてると全滅も有り得るのよねー)
善子 (間に合うか、ルビィがなんとかしてくれることを祈るしかないけど──)
千歌『ねーダイヤさんってば、なんでちか置いてっちゃうのー』
善子「この声はァ!一番だめなタイプのやつだァ!」バッ
614>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 07:13:45.86ID:Z1wFsLW+
善子 (くそっ!)
善子 (なんか普段甘えるときと雰囲気違うから油断してたけど──)
千歌『じゃあ、ちかも連れてってよう…ちゃんと役に立つからあ…』
善子 (ブラフだったかァ!!)
ダイヤ『うっ──』
善子 (うっじゃない!弾け!弾き返せそんなもの!両肩に掌底撃ち込めェェェ!!)
千歌『ダイヤちゃん、おねがあいっ!』
ダイヤ『仕方がありませんわねえ千歌ちゃんはぁ~~~~~~♡♡』
善子「こっ
ルビィ『フラグ回収が早いよ!!!』バーンッ
善子 (…あっぶな。ルビィが来なかったら大変な言葉を口に出すところだったわ…) フゥ…
615>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 07:24:56.04ID:Z1wFsLW+
千歌『…わかった。わかりましたよーっだ』
ダイヤ『千歌さん…!』
善子 (偉い。偉いわダイヤ)
善子 (ルビィの後押しがあったからだし、途中危なかったとは言え、よく千歌さんの妹力に屈することなく自分の意思を貫いたわね)
善子 (だから)
ダイヤ『聞いてくださってありがとう。みんなのことを考えて我慢することができて、とっても偉いですわ』
千歌『…っ、べ、別に他のコ達のためなんかじゃないもん!』
善子 (今行われているのであろうことも大方の予想はつくけど──不問にしてあげないこともなくもなくもなくもなくもなくもないんだからぁ…ッ!)
善子 ギリギリギリ…ッッ
616>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 07:26:20.90ID:Z1wFsLW+
鞠莉の反応も書きたかったのですが、そこまで追い付きませんでした
また夕方に。
このペースで行けば、ちょうど土曜か日曜にグラードン戦を書けるんじゃないかと思ってます
617名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/15(木) 07:28:08.95ID:OwBR4YWG
乙。次スレ突入しそうだ
618名無しで叶える物語(SB-Android)2019/08/15(木) 09:53:51.18ID:7jJHpGPl
まさかほんとうによしこちゃんの反応書いてくれるとは。サンキューイッチ
いやしかし千歌ちゃんは厄介な女だ……
619>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:11:15.63ID:Z1wFsLW+
鞠莉「chao~☆」ヒョコ
果南「鞠莉」
鞠莉「なーにしてるのよ、こんなとこで。わかった!お店ヒマなんでしょ?そりゃそーよ、こんなに寒いのに海に潜ろうとする人なんかいないもの!」ハグゥ
果南「ヒマっていうか、やってないんだってば。問合せがあったときだけ開けて対応するんだって、前にも言ったじゃん」
鞠莉「問合せなんか来るの?」
果南「来るよ。冬の海にしかいない生き物もいるし、冬の海でしか見られない景色もあるんだから、当然だよ」
鞠莉「エ~、マリーはイヤだわ!」
果南「誰も誘ってないじゃん」
鞠莉「誘ってよう!」
果南「海、潜る?」
鞠莉「寒いからヤ!」
果南「はいはい。じゃ一緒に海でも眺めよ。座って」
鞠莉「ウン」ストン
620>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:21:42.26ID:Z1wFsLW+
鞠莉「寒くないの?」ハグゥ
果南「そんなに。冬なんか毎年来るんだし、慣れちゃったよ」ハグ
鞠莉「家の中で coffee でも呑みながらお話ししましょうよ」
果南「いいけど、もうちょっとこうしてよ。学校始まったらなかなかこんな時間取れないし、次の休みはもう春なんだから」
鞠莉「果南の野生児~」ブー
果南「鞠莉こそ、今日はなんにもないの?用もなしに私んとこ来るってことは相当ヒマなんでしょ」
鞠莉「まーね!明日から最後の school season が始まるんだから、そこに備えてエーキを養わなきゃ!」
果南「私らもだけど、鞠莉はよっぽど忙しいもんね。無理しないで、頼ってよね」
鞠莉「ん~~~っ、アリガト果南!」ハグーッ
鞠莉「こーやって外聞なしに甘えられる相手がいるのってすっごく幸せよ」スリスリ
果南「鞠莉は昔から甘えんぼだなあ」ヨシヨシ
鞠莉 モミモミ
果南「誰が胸揉んでいいって言ったよ」ガシッ
鞠莉「oh.」
621>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:30:34.13ID:Z1wFsLW+
果南 ボーッ…
鞠莉 ボーッ…
果南「あ、魚跳ねたね」
鞠莉「どこ?」
果南「もういなくなったよ。あの辺」
鞠莉「エー、見れなかったー!ねえ果南、もう一回跳ねさせて!」
果南「無茶言うなあ」
鞠莉「果南ならできるでしょ。ちょっと潜って、魚捕まえて、水中から外に放り投げればいいだけなんだから」
果南「鞠莉、それ見て楽しい?」
鞠莉「果南ヘンなことしてるなーって思う」
果南「楽しんでそう」
622>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:38:30.28ID:Z1wFsLW+
♪
鞠莉「あ」
果南「なに?」
鞠莉「ダイヤが Pokemon 始めたわ」
果南「まだやってたんだ」
鞠莉「そろそろ大詰めって感じなのよ。この時間からずっとやったら、今日あそこまで行きそうだわ」
果南「どこ?」
鞠莉「Groudon」
果南「おっ、それは面白そうだね。ダイヤどうするかな」
鞠莉「ね、予定もないでしょ。一緒にダイヤ観ましょうよ」
果南「え~、まあいいか」
鞠莉「really!?やった、決まりね!じゃ中に入って coffee いれましょ!マリーお菓子持ってくるわ!」
果南「ここでよくない?」
鞠莉「よ、く、な、い!!」No!!
623>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:51:17.68ID:Z1wFsLW+
果南「この辺になんか父さんが隠してたと思うんだけどな~」ガサ
鞠莉「ねー果南、いーからいーから!gym battle 始まるわよ!」
果南「よくないって。お菓子とかいつも鞠莉からいいの貰うばっかりなんだし、たまにはお返ししないとね。ん、これかなん…?」
鞠莉「わ!まりを先頭にして戦ってくれるみたいよ!」
果南「まりってビブラーバだっけ?」ヒョイ
鞠莉「そーよ!強くてカッコいい dragon Pokemon に進化するんだから!」
果南「強くてカッコいいねえ」
鞠莉「…なにその感じ」
果南「いや別に。あ、鞠莉、これ父さんが隠してたお菓子」
鞠莉「Flygon が強くもカッコよくもないって言いたいの?」
果南「そんなことさ、言ってないけど」
果南 (話から察するに、鞠莉ORASしかやってないんだろうしなあ…ガブなんか知らなくて当然か)
624>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 21:57:10.57ID:Z1wFsLW+
鞠莉 ムスー
果南 (うわやば、機嫌悪くなった。意外と気に入ってるんだ、フライゴン)
果南「フライゴンがカッコよくないとかじゃなくてさ、えーと、鞠莉の名前つけるんなら可愛いポケモンの方が似合うよねって、そう言いたかったんだよ」
鞠莉 ピク
鞠莉「…フーン」ソワ
果南 (お。もう一押しっぽい)
鞠莉「例えば?」
果南「え?」
鞠莉「例えば、マリーならどーゆー Pokemon が似合うって思ってるの?」
果南 (考えたこともない)
果南「えー…と、ね」
果南 (鞠莉って結構センス尖ってるし、しかも鞠莉が知ってるポケモンの中からでしょ。激ムズじゃん)
果南「えーー…」
625>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 22:01:03.14ID:Z1wFsLW+
果南 (あ)
果南 (鞠莉の手持ちとかから挙げればいいんだ。それならキライなポケモンってことはさすがにないよね)
果南 (こんなことになるならもうちょっと鞠莉のポケモンの話ちゃんと聞いとけばよかったな。確かー…そうだ)
果南「クチートとか」
鞠莉「クチート…」
果南「うん。ほら、可愛くない?クチート」
鞠莉「…可愛い」
果南「そうでしょ。鞠莉にはフライゴンとかカッコいいポケモンより、そういう可愛い系のポケモンのが似合うねって」
鞠莉「マリーとクチートって似てるかしら」
果南「似てる似てる。可愛いじゃん」
鞠莉「どーゆーとこが?」
果南「え"」
626>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 22:04:32.70ID:Z1wFsLW+
鞠莉「どーゆーとこが、マリーとクチートと共通して可愛い?」
果南「…」
鞠莉 ジッ
──『ちとせの うそなき!』エーンエーン…ニヤリ
──『ちとせの かわいさで 会場が 盛り上がった!』
──鞠莉『よしっ!カワイーわよ!!』
果南「よく泣くとこ」
鞠莉「は?」
果南 (あ完全に間違えた)
627>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 22:10:11.65ID:Z1wFsLW+
鞠莉 プンプン
果南「ごめんってば、鞠莉。機嫌直してよ」
果南「そういうつもりで言ったんじゃなくてさ、だから…ほら、ダイヤのバトル始まるよ」
鞠莉「いーわよ一人で観たら。果南なんか、どーせマリーのこと好きでもなんでもないんだから」
果南「いや好きだって。じゃなきゃこんな面倒くさいのにいつも一緒にいないよ」
鞠莉「面倒ぐざいっで言っだああああ!!」ボロボロ
果南「ごめん今のは口が滑った」
鞠莉「果南がマリーのこと好きなのは泣いてるからなんでしょ!濡れてれば誰でもなんでもいいのよね!だから魚が好きなんでしょ!」
果南「いやもうほんと意味わかんないから」
鞠莉「そんなに言うならびっしょびしょになってあげるわよ!」タタタ
果南「え鞠莉どこ行くの!?──お風呂…?」
628>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 22:17:19.55ID:Z1wFsLW+
ザバァッ
果南「鞠莉!?」
鞠莉「…」ビショ…
果南「ま、鞠莉…?」
鞠莉「濡れたわ。ずぶ濡れよ」
果南「う、うん。そうだね」
鞠莉「これでマリーのこと好きでいてくれるんでしょ…?」
果南「う、うーん…」
果南 スマホ スッ
カシャ
果南「とりあえず、身体拭こ?」
鞠莉「ウン…」
とりあえず身体拭いた。
629>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/15(木) 22:18:10.68ID:Z1wFsLW+
果南ちゃん達はなにをちんたらやってるんだ!
ストーリー進行を阻害するんじゃない!
630名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/15(木) 22:32:01.15ID:CatfbqNt
乙
果南ちゃん鞠莉よりポケモンの知識あるのか
631名無しで叶える物語(たまごやき)2019/08/15(木) 22:34:04.89ID:s+0deILb
うわこの金髪やべぇ……情緒メチャクチャじゃん……
ていうか果南はけっこうやってたって設定だっけ?まりにORAS誘われて断ってた記憶はあるけど
632名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/15(木) 22:35:19.51ID:OwBR4YWG
乙
女子って意外とポケモンの話題についていけるんだなと最近リアルで思った
633名無しで叶える物語(茸)2019/08/15(木) 22:36:08.28ID:BDFCfOLu
フライゴンは竜の舞もらえたから(震え声)
まあA100じゃ1回積んだところで力不足だけど