547>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 18:43:07.51ID:yducrDbU
目覚めの祠前
ダイゴ『もくたんちゃん!』
ダイヤ「!」
ダイゴ『よく来てくれたね。今、ちょうど彼と話をしていたところだよ』
ミクリ『やあ、私はミクリ。この町でジムリーダーを務める者だ』
ダイヤ「ルネシティのジムリーダーさん…」
ミクリ『先ほどの異常な自然現象を受けて、ダイゴ君が旧知の私を訪ねてきてくれたというところなのだが』
ミクリ『話に聞いているよ。ポケモンリーグを目指して旅をしているそうだね』
ダイヤ「いえ、そんなことは一度も言った覚えがありませんが」
ミクリ『それならばいずれ私も手合わせ願いたいが、今は優先すべきことがあるね』
ダイゴ『この目覚めの祠は、かつてホウエン地方を大災害が襲った際に設けられ、神への謁見をする場所として奉られているという』
ミクリ『もしも神に謁見しなければならないような事態が起こったら、地響きにも似た唸りがこの祠から聞こえ、選ばれた人間がその役目を背負うんだ』
ミクリ『私はジムリーダーであると共に、この祠を守る現当主でもある。そこでダイゴ君にこの周辺の海域の調査をお願いしようと思っていたところだが…』
ミクリ『いいところにキミが現れたというわけだ』
548名無しで叶える物語(SIM)2019/08/13(火) 18:44:45.09ID:cRaONnKL
【コメント】RED GEM WINK 声真似でうたって
549>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 18:48:16.53ID:yducrDbU
ダイゴ『もくたんちゃん。この周辺の海域を調査するのを手伝ってくれないか?』
ダイヤ「ええ、もちろん。わたくしはそのために来たようなものなのですから」
ミクリ『面倒事を押し付けるようですまないね。私が出向きたいところだが、祠が目覚める可能性がある今、ここを離れるわけにはいかないんだ』
ダイゴ『大丈夫さ、僕はフィールドワークが仕事みたいなものだし、もくたんちゃんだって相当な手練れだ』
ミクリ『ダイゴ君。キミの仕事は…』
ミクリ『そんなことはどうでもいいか。二人とも、安全に気をつけて、頼む』
ダイヤ「はい!」
550>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 18:56:54.14ID:yducrDbU
127番水道
ダイヤ「わたくしはこの周辺を、ダイゴさんはより南の海域を…とのことでしたが」
もくたん スヨスヨ…
ダイヤ「海面にも海中にも、目立った異常はなさそうですわね…」
ダイヤ「まだどこか行っていないところはあったかしら?」
千歌「タウンマップ見せてー」
ダイヤ「はいはい」カチカチ
千歌「むむーん…」
ダイヤ「このホウエン地方の南部を抜ける、サイユウシティからキナギタウン、カイナシティへの海域はダイゴさんが調査してくださるということですから…」
千歌「はっ!こっちか!?」ビシッ
ダイヤ「そこはおくりび山です」
ルビィ (ルビィも初見だったら、一緒に相談できたのになあ。千歌ちゃんがちょっと羨ましいかも)
千歌「じゃー…ここ?」トン
ダイヤ「海底洞窟、ですか…」
ルビィ「!」
ルビィ (でも、ここから続くストーリーの肝──最大の難所を、お姉ちゃんやもくたんちゃん達が乗り切れるようにこっそりアシストすることは、今のルビィだからこそできる!)
ルビィ「行ってみよ、おねいちゃん!千歌ちゃん!」
ダイヤ「ええ!」
551>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:06:55.45ID:yducrDbU
海底洞窟
もくたん ザバァ
ダイヤ「ここが──海底洞窟…」
千歌「うわ、なんだろーあれ!」
ダイヤ「ん、どれですか………え!?」
潜水艇 ドン…
ダイヤ「あれは、カイナシティでマグマ団に奪われてしまった潜水艇…!」
ダイヤ「いるのね、この奥に。マツブサ達が」
──【コメント】いよいよマグマ団との最終決戦ずら
ダイヤ「よいでしょう」
ダイヤ「この海底洞窟になにがあるのかはわたくしの知る由もありませんが、よからぬことを企んでいることさえ明らかならば結構」
ダイヤ「ここで決着をつけるとしましょう」
千歌 (なんか…ダイヤさんが本気だ…!)
ルビィ (頑張れお姉ちゃん…!)
552>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:18:24.06ID:yducrDbU
ダイヤ「いわくだきで砕けそうな岩に、かいりきで押せそうな岩がゴロゴロと…」
千歌「ここであくあしっぷ号の出番だね!」
ダイヤ「しかし、奥に見えるのはマグマ団の下っ端さんね…」
ルビィ「下っ端さん達が見張りしてるってことは、そうゆうことだよね」
ダイヤ「ええ。できるだけ急がなければ」
ダイヤ「あくあしっぷさん!秘伝わざの用意はよいですか。よしこさん達は戦闘の用意を!」
ダイヤ「全員で一気に駆け抜けますわよ!」カチカチ
ルビィ (ここで手持ちの六匹が全員でもくたんちゃんを囲んで、集中線で見開きの大ゴマ!)
ルビィ (…ってわけにはいかないけど)
もくたん タタタタ
ダイヤ カチ
あくあしっぷ『シュルルギァッ!』カットイン!
ズゥン…ズゥン…
千歌「あっあっダイヤさん、そっちに押したらだめじゃない!?」
ダイヤ「いえ、その脇の岩はいわくだきで砕くことができるから──」
千歌「そこにマグマ団いる!」
ダイヤ「了解ですわ!」
ルビィ (でも、なんだか本当に旅してるみたい。ルビィだけ強くてニューゲームだけど) アハハ…
553>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:22:35.89ID:yducrDbU
マグマ団『リーダーの邪魔はさせないぜ!』
ダイヤ「なにを企んでいるのかは知りませんが、先の地鳴りと光の柱を忘れたのですか!いたずらに自然を傷つければ、その行いは必ずわたくし達のもとへと返ってくる」
ダイヤ「それをわかっていないようだから、わたくし達はあなた方の邪魔をするのよ──!」カチー
『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ
『相手の ドンメルの とっしん!』
千歌「いけーっ、やれーっようちゃん!ちかの分まで殴れー!そして蹴れー!」
ルビィ「ちかちゃんはなぐりもけりもしないけどね」
554名無しで叶える物語(SIM)2019/08/13(火) 19:24:17.25ID:ccly6rxv
【コメント】千歌ちゃん、バトル中のマツブサを演じてください
555>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:31:08.43ID:yducrDbU
ザァァァァ…
ダイヤ「なんですか、この潮流は…」
千歌「すごいはやそう」
もくたん ザーーー ザーーー ポイッ
ダイヤ「く、あくあしっぷさんの泳力をもってしても抗うことができないほど激しいとは…」
千歌「ここからこう入ったらあっちに行けるかな」
ダイヤ「なるほど、そしたらあの隙間に流れ出るので、そこから………ううっ、画面が狭くて見通せないのですが!」
ルビィ「おねいちゃんがメタった!なかなか追い詰められてるっぽい!」
千歌 つスマホ ソッ…
ダイヤ ペシン!
千歌「いたあ!まだなにもしてないじゃん!」
ダイヤ「それだけは絶対に許しませんからね!」
千歌「一国一城を争うって言ったのに…」
ルビィ「一刻一秒じゃないかな、たぶん」
556>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:34:27.46ID:yducrDbU
ザァァァァ…
ダイヤ「あそこ、わざマシンありませんか?」ジッ
千歌「罠じゃない?こんな無人の洞窟にわざマシンがあるなんて、どー考えてもおかしいよ」
ダイヤ「それはその通りですが…」
千歌「しかもあんな部屋の中央に!踏んだらあの島が沈んで取り返しつかなくなっちゃうんだよ、きっと!」
ダイヤ「だ──騙されるところでした!千歌さんがいなかったらどうなっていたことか…!」ガタガタ
ルビィ「島が沈んでもあくあしっぷさんに掴まったらいいだけでしょ」
『もくたんは わざマシン55を 手に入れた!』
557>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:44:26.09ID:yducrDbU
もくたん トコ…
ダイヤ「随分とすっきりした──というか、なにもない部屋に出ましたわね…」
ルビィ「ここまでごちゃごちゃした部屋ばっかりだったから、余計にね」
千歌「部屋っていうか、通路?」
ダイヤ「多分に入り組んだ構造だったこともあって、いまいち全体の地図を掴みきれずにいますが…」
ダイヤ「相当奥まで進んできたのは間違いないわよね…」カチカチ
ルビィ「…長い通路だね」
千歌「あ、またわざマシンだー!」
ダイヤ「本当ね…」
ダイヤ (先の部屋は、激しい潮流に囲まれた島に落ちていた。誰も辿り着くことができずにいたから今の今まで持ち去られずに残っていたのだと解釈することができるけれど)
ダイヤ (こうなにもなく、見通しもよい、先へ進もうとすれば嫌でも目につく場所にあるわざマシンが、誰にも持ち去られることなくそこにあり続けるものかしら)
ダイヤ (…もしかして、これは) カチ
『もくたんは わざマシン26を 手に入れた!』
ダイヤ (ここを通った『誰か』の落とし物なのでは…?)
ダイヤ (そして、ここを最後に通った人物が誰なのかと言えば──) カチカチ…
マツブサ『──やはり、来たかね』
ダイヤ「マツブサ…!」
558名無しで叶える物語(あら)2019/08/13(火) 19:55:34.76ID:1vCpA43v
【コメント】マツブサ! 今度こそあなたを許さない!
559>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 19:58:51.54ID:yducrDbU
現在のパーティ
(マツブサ戦前)
ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV44 もうか
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ブレイズキック
ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV43 かちき
どくどく、じこさいせい、なみのり、メロメロ
まり(ビブラーバ)♀ じめん、ドラゴン LV38 ふゆう
メロメロ、いわなだれ、じしん、りゅうのいぶき
よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV38 りんぷん
どくどく、ヘドロばくだん、むしのさざめき、まもる
ルビィ♡♡♡(エアームド)♀ はがね、ひこう LV42 がんじょう
ほえる、はがねのつばさ、そらをとぶ、まきびし
あくあしっぷ(サメハダー) みず、あく LV41 さめはだ
なみのり、ダイビング、いわくだき、かいりき
560名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/13(火) 20:00:50.18ID:XAvMfzgc
ORだとアクア vs マグマの構図になるの良いね。そこまで含めてORにしたのかしら
561>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/13(火) 20:01:00.32ID:yducrDbU
マツブサ戦の先鋒 >>562
※ 上の六匹から。あくあしっぷも指定は可能です。
参考までにマツブサのパーティ
グラエナ LV41
クロバット LV41
マタドガス LV41
バクーダ(メガバクーダ) LV43
そんなに苦戦しないと思います。
あと、あくあしっぷの性別を決めてませんでしたが…♀でいいですかね?
562名無しで叶える物語(SIM)2019/08/13(火) 20:01:36.38ID:ccly6rxv
曜ちゃん
563>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 05:45:47.94ID:l5T912zk
マツブサ『こちらへ来なさい』
ダイヤ「!」
もくたん トコトコ…
ダイヤ「あっもくたんちゃん…」
ダイヤ (もくたんちゃんは素直で警戒心がなくて、見ていてたまに不安になるわ…)
マツブサ『あれが見えるかね』
ダイヤ「あれ?ってあれですか。──なんですか、あれは…」
千歌「…大きな岩?」
マツブサ『あれは』
マツブサ『超古代ポケモン、グラードンだ』
ダイヤ「!!」
マツブサ『今はまだ眠っているがね』
564>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 05:57:14.25ID:l5T912zk
マツブサ『おくりび山で手に入れたこのべにいろのたまを与えることで、グラードンは目を覚まし、本来の力を取り戻す──神話に仕立て上げて語り継ぎたくなるような力を』
ダイヤ「仕立て上げて、って…」
ダイヤ「…あの神話は、作り物だというの…!?」
マツブサ『グラードンが目覚め、本来の力を完全に取り戻したとき、私の悲願は達成される』
マツブサ『ホウエン地方は元々、その大半が陸地だったのだ。しかし、数百年の時間をかけゆっくりと海が拡がり、今となっては大陸の二割以上が呑まれてしまった』
マツブサ『このままの調子で海が拡がり続ければ、やがてホウエン地方に人が住むことはできなくなる。もちろん、一部を除いたポケモンもだ』
マツブサ『その進行を食い止めるために、グラードンの力が必要なのだよ』
マツブサ『──さあ、もう気が済んだろう。帰りなさい』
ダイヤ「そんな…お話を、聞いて…」
ダイヤ「わたくしは、どうすれば…」
565>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:02:17.81ID:l5T912zk
ダイヤ (わかってはいたことだけれど、マツブサにはマツブサの正義があって動いている。ホウエン地方の全土を敵に回すようなやり方をよしとしているのも、それだけ達成せんとするところが高いから)
ダイヤ (マツブサのここまでの行いは、全て未来のホウエン地方を──人と人間を、守るためのもの)
ダイヤ (それが本当なのだとしたら、わたくし一人の一存でそれを差し止めることなど…)
もくたん キッ
ダイヤ「!」
マツブサ『…そうか』
マツブサ『キミとは、とうとう最後まで分かり合うことができなかったな』
マツブサ『では、これでおしまいにしよう』
『マグマ団の リーダーの マツブサが 勝負を 仕掛けてきた!』
566>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:12:07.12ID:l5T912zk
『マツブサは グラエナを 繰り出してきた!』
もくたん『いっておいで!ようちゃん!』
ようちゃん『バウウッシャァ!』
ダイヤ「もくたんちゃん…」
ダイヤ「…そうね。わたくし達に、遥か高みを目指す人の志が理解できないだけなのかもしれない。長い目で見れば、マツブサの行いこそが正しいのかもしれない。それでも」
──???『その荷物を渡せ!さもないと力ずくだぞ!』
──マグマ団『探したぜ…おまえから海洋設計の技術を盗むためにな──』
──ホムラ『ひょ!やっと追い詰めましたよ、ソライシ博士。随分と手間を掛けさせて くれましたね』
──マツブサ『さて、ゆっくりお話を楽しむのも悪くはないが、私はこれで失礼する………そこの潜水艇を頂いてな!』
ダイヤ「目の前の人々を傷つけながら進む、そのやり方に──納得ができませんわ!」
567>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:17:14.30ID:l5T912zk
千歌「はわー…ダイヤさんが本気で怒ってるのって、そーいえば初めて見るかも…」
ルビィ「そうだね。お小言はいつもゆってるけど、いつだって優しさから出てくる言葉だもんね」
千歌「でも今怒ってるのも、みんなのためなんだよね。チカあんまりここまでのお話が頭に入ってないからよくわかんないけど」
ルビィ「うん、そうだよ」
ルビィ「おねいちゃんは、ホウエン地方に住む人とポケモンのことを真剣に想うからこそ怒ってるんだよ」
千歌「すごい…かっこいいダイヤさん!いけーっ、やっちゃえーっ!」
『相手の グラエナの いかく!』
『ようちゃんの こうげきが 下がった!』
ダイヤ「対面は有利だったけれど、こうげきを下げられてしまいましたか。しかし、その程度がビハインドになるとは思わないことですわよ」カチカチ
【コメント】千歌ちゃん、バトル中のマツブサを演じてください
ルビィ「ん?」
千歌「ん?」
ルビィ「…」
千歌「…」
千歌「『ククク、キミのポケモンもこれで終わりなのだ…!』」
ルビィ (やり始めちゃったーーー!)
ルビィ (しかもいかく刺しただけなのに気が早い!)
568>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:24:34.78ID:l5T912zk
ダイヤ「純粋に威力が高いブレイズキックを放つべきか、効果抜群のにどげりを放つべきか…」
ダイヤ「否。相手がグラエナならば、ここは強気に──」カチ
『ようちゃんの つるぎのまい!』シャキンシャキン
『ようちゃんの こうげきが ぐーんと 上がった!』
ダイヤ「これでいかくの効果を打ち消すどころか、総合的には平常よりもこうげきが高くなりました。グラエナの攻撃程度ならば、一発で倒される道理はないでしょうから…」
『相手の グラエナの ちょうはつ!』
『ようちゃんは ちょうはつに 乗ってしまった!』
ダイヤ「ほう。あなたも愚直な突進ではなく搦め手を取ってきますか」
ダイヤ「…いいわ!受けて立ちましょう!」
千歌「ようちゃんのー…硬度0!激甘チョロよーちゃん!!」
ルビィ「誰への挑発?それ」
569>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:30:46.17ID:l5T912zk
ダイヤ「ようちゃんがつるぎのまいをしたとき、その後に続く行動は二パターン。すなわち、攻撃をするか、バトンタッチをするかのいずれかですが」
ダイヤ「みずタイプと対峙しているならまだしも、ここでようちゃんがすごすごと引き下がる理由はありませんわよ」
ダイヤ「一気呵成!渾身のファイヤー蹴り!」
千歌「えっださ」
ルビィ「しーっ!」
『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ
『相手の グラエナは 倒れた!』
ダイヤ「ふん!」
千歌「『くっ…なかなかやるではないか、小娘。だがグラエナは四天王の中でも最弱の存在…』」
ルビィ (ちょっと上手いの腹立つな~)
570>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:39:23.76ID:l5T912zk
『マツブサは クロバットを 繰り出そうと している…』
ダイヤ「クロバット」
ダイヤ「名前から察するに、ゴルバット…の進化した姿、でしょうかね。他に『バット』と付くポケモンには出会ったことがないし、以前えんとつ山で戦闘した際にゴルバットを従えていらしたし、辻褄が合います」
ダイヤ「ズバットの延長戦にいることを思えば、タイプはどく、ひこう──ようちゃんにとって相性がよいとも悪いとも言えないところね」
ダイヤ「バトンタッチをするならば、どくタイプのわざを無効にできるルビィ♡♡♡か、効果抜群のわざを持つまりさん、辺りかしらね」
ダイヤ「もちろんこのままようちゃんに戦ってもらっても、後れを取ることはないでしょうが」
千歌「チカもゴルバット進化させてクロバットにしたよ」
ルビィ「金のおはなし?」
千歌「そー、金で!」
ルビィ「金銀版ってカントーにも行けるし、いっぱい旅するから、なつき進化しやすいよね」
千歌「うん!ゴーストタイプのジムではクロバットだけで勝てたくらい!」
ルビィ「……………早くない!!?」
人いなさそうなので、このレスでコンマ判定
コンマ00~29…ルビィ♡♡♡にバトンタッチ
コンマ30~59…まりにバトンタッチ
コンマ60~99…ようちゃん続投
571>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:43:54.78ID:l5T912zk
ちょうはつされたの忘れてました
『マツブサは クロバットを 繰り出してきた!』
ダイヤ「怪しい表情を…」
ダイヤ「クロバットはひこうタイプのわざも有している可能性があるのだし、ここは安全にルビィ♡♡♡へバトンを渡すとしましょう!」カチ
『ようちゃんは ちょうはつされて バトンタッチが 出せない!』
ダイヤ「………」
ダイヤ「バトンタッチはこうげき上昇の変化を引き継いで交代することができるとても優秀なわざですが、どうしても交代の瞬間には隙ができてしまう」
ダイヤ「このままようちゃんで勝ち抜いてしまいましょう!」カチ
ルビィ (なかったことにした…!)
572>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 06:57:10.39ID:l5T912zk
『相手の クロバットの アクロバット!』
────从*・ヮ・§────!
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「!」
ダイヤ「ぐ…さすがの効果抜群。こうでなくては、秘密組織の総大将の名が泣きますものね…」
ルビィ (この威力は、持ち物ない判定だね)
ルビィ (ひこうジュエル持たせてアクロバットすると凶悪的な火力も出せるけど、そこまではしてこなくて一安心かな…)
ダイヤ「倒し…きれるか…!」
『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ
ダイヤ「…っ」
ルビィ「たえられちゃったね…」
ダイヤ「…ええ」
ルビィ (これで、ようちゃんは交代するしかなくなった。ただ次またアクロバットが飛んでくるのはわかるし、ルビィ♡♡♡なら安全に受け出しできる…)
『ようちゃんは もくたんの 指示を 待っている…』
ダイヤ「…」
ルビィ (…あれ?お姉ちゃん、わかってる…よね…?)
このレスでコンマ判定
コンマ00~49…ルビィ♡♡♡に交代
コンマ50~74…まりに交代
コンマ75~99…ダイヤに交代
573名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/14(水) 07:02:43.95ID:DzFk/XZX
いるぞー
574>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 07:03:33.73ID:l5T912zk
ダイヤ「つるぎのまいの効果を残すこともできず、相手の攻撃を受けることも避けられず、ふがいないわたくしを許してください…!」グッ
ルビィ (そっか──そういう)
ダイヤ カチカチ
ルビィ (でも大丈夫、信じて。任せて)
もくたん『もどっておいで、ようちゃん!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』
ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』
ルビィ (ルビィ♡♡♡は──ルビィは)
『相手の クロバットの アクロバット!』
────从*・ヮ・§────!
『こうかは いまひとつの ようだ…』
ルビィ「そんな攻撃に、負けたりなんかしないから!」
ダイヤ「さすがルビィ♡♡♡、我が──心強き、仲間…!」ニッ
ルビィ ニコッ
ルビィ「千歌ちゃんさっきからうるさいよ!クロバットさんがアクロバット使うたびにそれやるのやめてよ!」
────从*・ヮ ピシッ
千歌「叩いた!?ルビィちゃん今チカのこと叩いたよね!?ねえダイヤさん見たでしょ!?」
ルビィ「たたいてない」
ダイヤ カチカチ
千歌「『理解者など一人もいなくとも!闘い続けるだけだ!』うわあああ!」
ルビィ (マツブサとシンクロしつつある…)
575>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 07:16:20.02ID:l5T912zk
ルビィ (クロバットのメインウェポンは当然どくわざとひこうわざ。レベルアップで三色キバなんか覚えなかったはずだし、ほとんどダメージにならないってわかってても)
『相手の クロバットの アクロバット!』
『こうかは いまひとつの ようだ…』
ルビィ (アクロバット以外に、取れる選択肢はないよね)
ルビィ (Aが高くないエアームドとは言え、物理耐久も並のクロバット相手なら──)
『ルビィ♡♡♡の はがねのつばさ!』ギィンズパパッ
『相手の クロバットは 倒れた!』
ルビィ「やったあ!」
ダイヤ「よくやりましたわ、ルビィ♡♡♡!」
千歌 ムスー
ダイヤ「いつまでも拗ねていないで、千歌さんもこの勝利を一緒に祝ってくださいな」
千歌「ちかだって、いたら活躍したのに。ルビィ♡♡♡ばっかり誉められてずるーい…」
ダイヤ「さ、次はバクーダだそうですね。どうしましょうか」
ルビィ「おねいちゃん!!」
交代しますか? >>577
※ 交代する場合、誰に交代するかも指定。
残り体力は、ようちゃんが15%程度、ルビィ♡♡♡が七割程度、他は満タン。
576名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/14(水) 07:19:35.49ID:DzFk/XZX
ダイヤさん
577名無しで叶える物語(SIM)2019/08/14(水) 07:21:43.51ID:p8ZoMfCE
せっかくだからまりちゃん
579名無しで叶える物語(たまごやき)2019/08/14(水) 08:54:25.55ID:rq6HQ7tC
がんばれダイヤさん!!
580>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:10:12.72ID:4An1BeCg
ダイヤ「バクーダはほのお、じめんタイプ。タイプの相性が最もよいのはぶっぶさんね。戦う用意はできていますか──」
まり『…』
ダイヤ「まりさん…」
ダイヤ「戦いたいのですか?」
まり『…』
ルビィ (確か、ORASのここのマツブサが出してくるバクーダはメガシンカする)
ルビィ (まりちゃんじゃ、荷が重いかも…)
ルビィ「おねいちゃん、」
ダイヤ「わかっているわ」ス
ダイヤ「バクーダは、マツブサの切り札のような存在ですものね。他のコより成長が一歩遅めのまりさんで渡り合えるのかと、それを心配してくれているのよね」
ルビィ「…うん」
ダイヤ「大丈夫。まりさんの力量が足りない部分はわたくしがサポートをするし、──無理をさせるつもりはないから」
ルビィ「…うん。がんばって!」
ダイヤ「ありがとう」コク
581>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:15:51.39ID:4An1BeCg
『マツブサは バクーダを 繰り出してきた!』
ダイヤ「おいでなさい、まりさん!」
もくたん『もどっておいで、ルビィ♡♡♡!いっておいで!まり!』
まり『ザシュリシュ!』
ダイヤ「まりさんのわざは、メロメロ、じしん、いわなだれ、りゅうのいぶきね」
ダイヤ「ナックラーの頃は非常にすばやさが低く、同じ程度のレベルの相手にはほぼ必ず先手を譲っていたけれど、さて…」
ルビィ (えっと、メガバクーダなんか対戦で見たことないからよくわかんないな…すばやさは勝ってそうだけど。とくせいなんだっけ。ハードロック…だっけ…?)
千歌「『早く指示を出さぬか、愚かな人間よ。それとも尻尾を巻いて逃げ出すか…?』」
ルビィ「千歌ちゃん、マツブサさん人間だよ。魔王とかじゃないよ」
まりはどうする? >>582
※ メロメロ、じしん、いわなだれ、りゅうのいぶき、のいずれか。
582名無しで叶える物語(茸)2019/08/14(水) 20:22:59.07ID:79W4btFV
地震
583>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:28:42.16ID:4An1BeCg
ダイヤ「バクーダはほのお、じめんタイプ。加えてじめんタイプ同士は特に相性関係を有しなかったはず。それならば──」カチ
『相手の バクーダの バクーダナイトと マツブサの メガバングルが 反応した!』
ダイヤ「──!?」
千歌「え、これって…」
『相手の バクーダは メガバクーダに メガシンカした!』
ダイヤ「うそ…!マツブサもメガシンカを使えるだなんて…!」
千歌「わ、わ、やっぱりそーだ!形が変わるやつじゃん!これって強くなったんだよね!?」
ダイヤ「ええ…とってもね。油断したわ、まさかメガシンカをしてくるとは…」
千歌「『私をこの姿にまで追い込むとは、』」
ルビィ「追い込まれたからじゃないでしょ」
ルビィ (でも、メガシンカしたバクーダ相手に、じしんはどのくらい効くのかな…)
584>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:31:41.85ID:4An1BeCg
『まりの じしん!』グララララ
『こうかは ばつぐんだ!』
千歌「『!』」
ルビィ「器用だね千歌ちゃん」
ルビィ「…って、あれ…」
ダイヤ「結構なダメージになったわね…」
ルビィ (ハードロックじゃなかったっけ)
ルビィ (レベルも上のメガバクーダ相手に、ハードロック込みでこんなにダメージ入るとは思えないもんね。でも──)
ルビィ「これはチャンスかもね、おねいちゃん!」
ダイヤ「そうね。これならばあと一回じしんを撃つことで倒せるでしょう。さすがまりさん!」
585>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:37:25.84ID:4An1BeCg
『相手の メガバクーダの のろい!』
『相手の メガバクーダの すばやさが 下がった!』
『相手の メガバクーダの こうげきが 上がった!』
『相手の メガバクーダの ぼうぎょが 上がった!』
ダイヤ「む…」
ルビィ「…と、思ったけど…攻撃してこなかったね」
ダイヤ「のろいですか。まりさんのじしんを耐えることができると踏んでこの選択をされたのだとしたら、少々不愉快ね」
ルビィ「うーん…」
ルビィ (ぼうぎょ上げられちゃったってことは、たぶんこれ、次のじしん耐えるよね)
ルビィ (問題は攻撃面か)
ルビィ (正直、種族値がA型なのかC型なのかも、このレベルでどんなわざを覚えてるのかも、よくわからない──けど)
ルビィ (ちょっと、嫌な予感がする…)
千歌 (もう一発じしんを撃てば倒せるね!!)
まりはどうする? >>586
※ 有効打はじしんかメロメロだけだと思いますが、他のわざも選択は可能。交代も可能。
なお、居座る場合、追加でコンマ判定します。
586名無しで叶える物語(ネオジパング)2019/08/14(水) 20:47:21.13ID:GBntw5Oq
ちょっと怖いからメロメロにしとこう
587>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 20:50:19.41ID:4An1BeCg
追加判定 >>588
コンマ00~49…メロメロで動けない
コンマ50~79…いい流れ
コンマ80~99…悪い流れ
588名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/14(水) 20:54:21.48ID:FNNq3uNc
そい
589>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:00:45.76ID:4An1BeCg
ダイヤ「じしんで、倒せ…ます…よね?」
ルビィ「…えっと」
千歌「倒せるでしょー!だってほら、半分以上効くんだから、もっかい撃ったら倒れるよ!」
ルビィ「…ちょっとだけ、いやな感じがする…と、思う」
ダイヤ「そう」
ダイヤ「奇遇ね。わたくしもよ」
千歌「ねー、チカのアドバイスは?じしんで倒せるってば」
ダイヤ「しかし、結果が未知数だからといって安易に退くばかりの戦闘はしたくない。きっとまりさんだって不本意でしょう」
ダイヤ「信じて踏ん張れば、勝機をものにできる可能性は充分にある。そんな中、わたくしが信じてあげずにすごすごと引き下がるなんて」
ダイヤ「…吉と出るか凶と出るか。まりさんに加護を!」カチ
千歌「ダイヤさんもルビィちゃんもきらい。真剣になったらすぐチカのこといないみたいにして」プー
ルビィ「マツブサさん、この状況をどう思いますか?」
千歌「『これしきの攻撃で私のバクーダは倒れんさ!さあ、成敗の時間だ!』」
ルビィ (これでよし、と)
590>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:06:30.64ID:4An1BeCg
『まりの メロメロ!』プワプワーオ
『相手の メガバクーダは まりに メロメロになった!』
ダイヤ「…」ドキドキ…
ルビィ「…」ドキドキ…
千歌「じめんタイプ同士、結構いいカップルかもしれないね!」
『相手の メガバクーダは メロメロで わざが 出せなかった!』
ダイヤ「…よし!」
ルビィ (メロメロの発動確率は1/2。この後、まりちゃんのじしんが通って──そこでもメガバクーダが動けなかったら、まりちゃんの勝ち!)
ルビィ (このメロメロが、まりちゃんを守ってくれますように…!) ギュ
ダイヤ カチ…
最終判定 >>591
コンマ00~29…まりの負け
コンマ30~99…まりの勝ち
591名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/08/14(水) 21:11:20.88ID:gpUCVrwT
シャイニー★
592名無しで叶える物語(SIM)2019/08/14(水) 21:15:03.55ID:sDZw+jbV
ネタで覚えさせたメロメロがここまで活躍するとは思わなんだ
593>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/14(水) 21:24:31.77ID:4An1BeCg
『まりの じしん!』グララララ
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「…!」
ダイヤ「た──倒しきれない…!」
千歌「えっ!なんで!?さっきよりダメージめっちゃ減ったあ!」
ルビィ (お願い…!)
──『相手の メガバクーダの のろい!』
──『相手の メガバクーダの こうげきが 上がった!』
ダイヤ「メガバクーダほど屈強なポケモン、レベルの優劣、そしてそこにこうげき上昇まで加わって…」
ダイヤ「こんなの、たとえ成長途中のまりさんでなくても目を瞑りたくなるほどの戦力差であることは明らか」
ダイヤ「だからこそ──だからこそ、ここを乗り越えて、あなたには勝利してほしい………まりさん!」
ルビィ「!」
ダイヤ「愛していますわ!!」
『相手の メガバクーダの とっしん!』
『まりは もくたんの 指示に合わせて 攻撃を よけた!』
ダイルビ「「……………!!」」
千歌「おお~~~~っ、まりちゃんすごい!」