【安価SS】黒澤ダイヤの実況 命運対峙編 1

本作品は安価SSです。

進行中の雰囲気を残すため、一部、本編以外のレスも保持しています。

 

336>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 06:52:36.32ID:bVFHaCp6

ダイヤ「ちょうどトクサネシティに着いて、これからポケモンジムがあるならば挑もうというところで、ないならないでひでんマシンの情報を探さなければならないのよ」 

千歌「大きな町だしジムくらいあるでしょ」 

ダイヤ「ですかね。でもミナモシティにはなかったし、かと思えばフエンタウンにはあったし、一概にそうとも言えなさそうなのよ」 

千歌「ふーん…」 

ルビィ「千歌ちゃんってポケモンやったことあるの?」 

千歌「あるよ!金!あと美渡姉のルビーもちょっと借りてやってた」 

ルビィ (トクサネシティでぴんと来ない…か。覚えやすい名前の町でもないけど、ミナモシティにもフエンタウンにも反応しなかったし、ほんとに『ちょっと借りてやった』ってくらいなのかな

【コメント】また新しい女が出てきたわね 

ルビィ「シュバるの早いな」 

ダイヤ「しゅば…?」カチカチ 

千歌「うおー!画面めっちゃきれー!」 

ルビィ「…なんでもないよ」

 

337>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 06:57:53.55ID:bVFHaCp6

ダイヤ「そうだ、確認しておかなければ」 

→ポケモン カチ 

ダイヤ「いつの間にか、ほとんどみんなに感染してしまったわね。でもこれは気にしなくていいのよね。本当よね?」 

ルビィ「ほんとだよ。ジョーイさんがゆってた通り、何日かしたら消えるしね」 

ダイヤ「良いものならば別に消えなくてもよいのだけれど、名前がよくないわね。名前が」 

千歌「なにー?なんの話?」 

ダイヤ「ここを見てちょうだい。ポケルスとあるでしょう。これがね、変な病気かと思ったのだけれど、ルビィが言うにはむしろ良いものらしいのよ」 

千歌「なんか悪そうな名前だね」 

ダイヤ「でしょう!良いものならばそれ相応の名前でいてほしいものだわ」カチカチ 

ルビィ (変な病気って。『悪いものじゃない』って言ってくれるだけ、これでも随分マシになったよね)

 

338名無しで叶える物語(SIM)2019/08/08() 07:01:03.24ID:pJ8tSQ6E

【コメント】ボックスに預けると消えないから一匹はポケルス持ち確保しておいた方がいいよ

 

339>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 07:03:52.63ID:bVFHaCp6

千歌「ねーダイヤさん、早く進めて!」 

ダイヤ「はいはい。仕方がありませんわねえ」カチカチ 

千歌「ちかのこと好き?」 

ルビィ「!?」 

ダイヤ「は、はあ!?なんですか急に!」// 

千歌「だから、ダイヤさんちかのことちゃんと好きなの?」 

ダイヤ「そ、それはもちろん好きですが…」 

千歌「一番好き!?」 

ダイヤ「い、いいい、一番!?」 

ダイヤ「それは非常に難しい問いですわ、わ、わたくしには善子さんもいるしルビィもいるし、鞠莉さんも果南さんも他にもたくさん好きな方はいるし──」アワアワ 

千歌「でもよしこもルビィも途中でいなかったりしたもんね。ちかはずっと一緒だもんね!」 

ダイヤ「──うん…?」 

ルビィ「善子ちゃんとルビィのこと呼び捨てに…?………あ、違う…」 

ダイヤ「もしかして…」 

ダイルビ「「アメモースの話!?」」 

千歌「なに言ってるの!アメモース以外にちかなんかいないでしょ!」 

ダイヤ「ご自身」

 

340名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/08/08() 07:05:42.47ID:uyhbQcop

【コメント】作詞の子だ~可愛い~♡

 

341>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 07:13:08.97ID:bVFHaCp6

千歌「なーんかダイヤさん、りこちゃんとルビィに甘い感じするんだよね~。ようちゃんにも!」 

千歌「ポケルスに感染したのちかが最初でも同じくらい心配してくれた!?」ズイ 

ダイヤ「…」←拍子抜け 

ダイヤ「そりゃするわよ。誰であろうとわたくしの大切な仲間、そこに優劣はありませんから」カチカチ 

千歌「ならいいけどー。あ、ほらほら、ちかきっとお腹すいてるから!遊んであげよ!ポケパルレ?だっけ?あ!ねえ、チカもパズルやってみたい!あーゆーの得意なんですよ結構」 

ダイヤ「はいはいもう。順番にね、順番に」スッスッ 

ルビィ (びっくりしたなあ、もう。いきなり『しゅらば』になるかと思った…

【コメント】ボックスに預けると消えないから一匹はポケルス持ち確保しておいた方がいいよ 

ダイヤ「あら、そうなのですか。言われてみたら、ポケモンセンターでも『連れ歩いていれば消える』と言われたものね」 

ダイヤ「ルビィが意地悪してどう『良いもの』なのかはわからずじまいだったけれど、残せるのならば残しておいてもいいかしらね」ジトッ 

ルビィ ササッ 

ルビィ (だって、あんまりポケルスとかに触れたら廃人化しそうで怖いんだもん…ただでさえ廃人気質めちゃくちゃ強いのに…

千歌「ポフレおいしそ~~♡」

 

342名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/08/08() 07:13:42.56ID:uyhbQcop

【コメント】アメモース可愛いよアメモース

343>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 07:30:51.78ID:bVFHaCp6

ここからしばらく千歌が居座ります 
善子が本当に来るかどうかは考えてない、流れに任せます 

このルビィ、人のことはさておきかなり廃人っぽくないですか。やり過ぎた感 

アメモース可愛いですね!

 

344名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/08/08() 08:53:09.99ID:giNsArEF

ルビィのツッコミってなんでこんなに可愛いかな

 

345名無しで叶える物語(たまごやき)2019/08/08() 09:07:42.65ID:fo/JiUTb

なんだろうな……ちかちゃんは……本当に可愛いな……

 

346名無しで叶える物語(SIM)2019/08/08() 18:02:09.07ID:XXGsrtnL

【コメント】カンペ「千歌ちゃん、鳴き声(ダイヤさんの耳元で)

 

347>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 18:45:28.40ID:ZLXahH5W

ダイヤ「すぐ北に、あさせのほらあなという場所があるようね。先に覗いておいた方がいいかしら」 

千歌「えー!寄り道してないでジム行こうよ、ジム!ダイヤさんが戦うとこ見たい!」 

ダイヤ「そ、そうですか。まあ、まさか洞穴にひでんマシンが置いてあるようなことはないでしょうしね。必ずしも立ち寄るべき場所でないようならば、後回しでもいいわね」カチカチ 

千歌「砂浜広いねー。ここならダンスの練習し放題じゃん!」 

ダイヤ「メノクラゲやらキャモメやらに邪魔されて、練習になりませんわよ。きっと」カチカチ 

千歌「いや!実際ポケモンがいたら絶対可愛いよ!一緒に遊べばいいんだよ!」 

ルビィ (つまりそれ練習になってないよね

ルビィ「…」 

ルビィ「キャモメさんにおにぎりとか持っていかれるよ」 

千歌「トンビ!?」ガビーンッ

 

348>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 18:50:40.84ID:ZLXahH5W

民家 


ダイヤ「こんにちはー」カチカチ 

おじいさん『やあ、この辺では見ん顔だな』 

ダイヤ「ええ、ミナモシティから海を越えてはるばるやってきましたから。もくたんと申します」 

ダイヤ「大きな町とは言っても四方を海に囲まれているし、往還船がある様子でもない。きっと人の出入りはそう多くなく、島内の方は皆さん顔見知りなのでしょうね」フフ 

千歌「ダイヤさんダイヤさん!あっちに扉あるよ!覗いてみて!」 

ダイヤ「こ、こら千歌さん。おじいさまとお話ししている最中でしょうが、大人しくしていなさいな」メッ 

千歌「ぶ~~~」 

ダイヤ「ぶーたれてもだめです」 

千歌「にゃ~~~」 

ダイヤ「にゃーたれてもだめですわよ」カチカチ 

ルビィ (にゃーたれる)

 

349>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 18:56:34.48ID:ZLXahH5W

おじいさん『わしは昔、ひみつきちマスターと呼ばれていてな』 

ダイヤ「ひ、ひみつきちマスター!!?」 

おじいさん『お嬢さん、ひみつきちは好きかい?』 

ダイヤ「好きです好きです!大好きですわ!今は急務を抱えているのでなかなか時間を割けずにいますが、この旅が落ち着いたらホウエン地方をゆっくりと楽しみたいと思っています」 

ダイヤ「その中で、ひみつきちも堪能できたらと思っていますわ!」 

おじいさん『お嬢さんは、まだ特別なひみつきちに行く権利を持ってないみたいだな』 

ダイヤ「特別なひみつきち…!?」 

おじいさん『どこかで特別なひみつきちの話を聞いたらまたうちにおいで。そのときは、奥の部屋に案内してあげるよ』 

千歌「いーよダイヤさん、そんな意地悪聞かなくて!案内されなくても覗いちゃお!」 

ダイヤ「な、なんてことを言うのですか!あくまでも人様のお宅で、そのような不躾な真似をしていいはずがないでしょう!」 

千歌「へーきへーき、おじいさんあっち向いてるからバレないよ」 

ダイヤ「バレるかどうかという話ではなく!ああもう、出ますわよ!失礼しました!」カチカチ 

千歌「あー!」 

ルビィ (今までで一番うるさい回になりそう)

 

350>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:01:25.11ID:ZLXahH5W

ダイヤ「よいですか千歌さん」 

ダイヤ「たとえゲームと言えど、最低限の礼節は備えておいて然るべきです。もくたんちゃん達がこうして旅を続けていられるのも、たくさんの方々の支えがあってこそ。皆さんの想いを無下にするような振る舞いは決して」 

千歌「ダイヤさん、上!ジムある!」 

ダイヤ「話を聞きなさいと言うのに!!」 

ルビィ (ゲームをする上でどっちが正しいのかはよくわかんないなあ

ダイヤ「本当ね。ちょうど町の中心部かしら。東は高台になっているようだけど」 

千歌「そっちも見たいね」 

ダイヤ「そうね、先に町をぐるりと回ってから──」カチ… 

千歌「でもジムにも早く挑戦したいね!」 

ダイヤ「あーなーたーはぁぁぁ…っ」ワナワナ

 

351名無しで叶える物語(SIM)2019/08/08() 19:03:29.84ID:XXGsrtnL

【コメント】ルビィはもっと喋らないと妹の座を奪われてしまうわよ?

 

352>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:06:39.05ID:ZLXahH5W

トクサネ宇宙センター 


ダイヤ「ぅ──宇宙センター!?」 

千歌「すごーいっ!ダイヤさんダイヤさん、ロケットもあるよ!飛ぶのかな!」 

ダイヤ「そ、それは当然、宇宙センターのロケットなのだからただの模造品ということはないでしょう。タイミングがよければ飛ぶところに立ち合えるかもしれませんわね」ソワソワ 

千歌「まじで!!」 

ダイヤ「ご覧なさい、千歌さん。こちらに観光地でよく見るような顔抜きのパネルが」 

千歌「そっち行っちゃったらロケット見えなくなるじゃん!この瞬間に飛んじゃったらどうするの!?」 

ダイヤ「そ、そんなぁ!わたくしだってロケットが飛ぶところは見たいですわ!」カチカチ 

千歌「いつ飛ぶかなー。明日かなー」ワクワク 

ダイヤ「明日だとしたら、飲み物やご飯などを買ってきておきたいですね」ワクワク 

千歌「チカ梅のおにぎり!」 

ダイヤ「わたくしはオカカ!」 

ルビィ (…………え、これ誰もいないってことはルビィが軌道修正しなきゃいけないの?

ルビィ (きっつ。出かけようかな。善子ちゃんこっち来ないかな)

 

353>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:12:59.54ID:ZLXahH5W

トクサネ宇宙センター内 


ダイヤ「ロケット飛ばないのですか…」シュン 

千歌「ルビィちゃんが見たことないってだけで、飛ぶ可能性はあるよね。飛ぶ瞬間を観測するまでは、飛ぶ可能性と飛ばない可能性がそこには等しく存在すると思わない?」 

ダイヤ「シュレディンガー?」 

研究者『このトクサネ宇宙センターでは、宇宙に存在する生命、特にポケモンの観測を最大の目的としています』 

研究者『ポケモンの生態は未だに明らかになっていない部分が多く、これまで発見されただけでも様々な環境に適応するポケモンがいることから、宇宙にもポケモンがいる可能性は低くないと考えています』 

ダイヤ「ふむふむ」 

千歌「zzz 

【コメント】ルビィはもっと喋らないと妹の座を奪われてしまうわよ? 

ルビィ「だいじょうぶです」キッパリ

 

354>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:20:04.87ID:ZLXahH5W

ダイヤ「宇宙ポケモンですか…随分とロマンがありますわね」 

研究者『センターの外に白い石があったのを見ましたか?あれは宇宙から飛来したものだと言われていて──』 

ダイヤ「ロケットが飛ばないのは残念だけど、職員の方々のお話を聞くだけでもとても興味深いわ。ポケモンにはまだまだ未知の可能性が溢れているのね…!」 

ダイヤ「…」 

ダイヤ「ひでんマシン08、たいきけんとっぱ」ボソッ 

ルビィ「おねいちゃん今なんてゆった?」 

ダイヤ「なにも言っていません」 

ダイヤ「ああでも、間もなく初めてのロケット打上を計画しているそうよ。千歌さん。それまでにわたくし達のやるべきことを済ませれば──って、あら?」 

千歌「zzz 

ルビィ「職員さんがお話しし始めたくらいからすごいはやさで寝たよ、千歌ちゃん」 

ダイヤ「なんてこと…」 

【コメント】作詞の子だ~可愛い~♡ 

ルビィ「あー!千歌ちゃんが見てないのわかってて今ゆったでしょ!」

 

355名無しで叶える物語(光)2019/08/08() 19:23:46.63ID:lEmCcUaK

【コメント】ダイヤ、わたしはいつか宇宙に行ってみたい

 

356名無しで叶える物語(光)2019/08/08() 19:24:14.58ID:lEmCcUaK

【コメント】そして宇宙のポケモンに出会ってみたい

 

357>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:24:55.71ID:ZLXahH5W

千歌「ふにゃ…?おにぎりは…?」 

ダイヤ「そろそろジムへ向かいますから、起きなさいな」ピシピシ 

千歌「んんん…」 

ルビィ「千歌ちゃん社会科見学とか行っても全然はなし聞いてなさそう」 

ダイヤ「どうせ曜さんと二人でふざけて先生に怒られるのでしょう。ありありと浮かびますわ」カチカチ 

ルビィ (曜ちゃんはそんなにふざけてるイメージないんだけど…

──【コメント】ルビィちゃんの元カノだけど質問ある? 

──ダイヤ『はああああああああッッッ!?』 

──ダイヤ『誰ですか!!曜ちゃん!?曜ちゃんだったらただではおきませんわよ!!いえまさか鞠莉さん!?果南さん!?あなた方のいずれかではないでしょうね!?』 

ルビィ (曜ちゃんはお姉ちゃんになにかしたのかな)

 

358名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/08() 19:32:32.35ID:55eFmPgT

【コメント】千歌ちゃんとダイヤちゃん、お互いに好きなところでも話してよ

 

359>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:33:07.13ID:ZLXahH5W

トクサネジム 


ダイちか「「………………!!」」 

ダイヤ「み、 

千歌「未来ずらあ~~~~っ!」 

ダイヤ「ああっ、ずるいですわ千歌さん!わたくしが言おうと思ったのに!」 

千歌「へっへ~ん、こーゆーのは早い者勝ちなのだ~♡」 

ダイヤ「ぐぬぬぬぬ…っ」 

ルビィ「ポケモンのジムってたまにものすごいハイテクなことあるよね」 

千歌「仕掛けが思い付かなくてジムの中にめっちゃ木植えてるだけのジムリーダーもいるけどね!」 

ルビィ「ツクシさんきらいなの?」

 

360>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/08() 19:35:30.74ID:ZLXahH5W

キリがいいのでこの辺で。 
トクサネジムの未来感が伝わる画像を用意できなかったので、ぜひプレイして確かめてね!

 

361名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/08/08() 19:36:37.67ID:OeN+vqmI

ナタネとエリカも樹を植えてるだけだよなぁ 

ルビィちゃん割りと辛辣で好き

 

362名無しで叶える物語(たまごやき)2019/08/09() 01:21:24.37ID:R6gxYIUt

【コメント】ダイヤさん千歌ちゃんのこと好きすぎない?

 

363>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 05:49:04.15ID:umkF7m34

サイキッカー『見えるよ、見えるよ、キミの未来が…』 

『サイキッカーが 勝負を 仕掛けてきた!』 

『サイキッカーは ユンゲラーを 繰り出してきた!』 

ダイヤ「さあ始まりました、もくたんちゃんトクサネジムへの挑戦」 

ダイヤ「大事なこの初戦で先鋒を務めていただくのは、もちろん──」 

もくたん『いっておいで!ちか!』 

ちか『キシュウルッ!』 

ダイヤ「ちかさんですわ!」 

千歌「いえーーーっ!!」 

ダイヤ「しかも相手はエスパータイプのユンゲラー、風はちかさんに吹いていると言えます!」 

千歌「ちーか!ちーか!」パンパン

 

364>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 05:58:08.05ID:aV1sdPEO

ダイヤ「ここは華麗に決めて、流れを一気に引き寄せたいところ。エスパータイプ相手ならば迷うことなくぎんいろのかぜで──」 

【コメント】カンペ「千歌ちゃん、鳴き声(ダイヤさんの耳元で) 

千歌「…」 

──ちか『キシュウルッ!』 

千歌「ちきゅきゅっ」ボソッ 

ダイヤ「ひゃうんっ!?」ビクッ 

ダイヤ パシーンッ 

千歌「へぶぅっ!」 

『ちかの しびれごな!』パラララ 

ダイヤ「ご覧なさい!間違えたでしょうが!」 

『相手の ユンゲラーは 麻痺した!』 

千歌「ま、麻痺ならいいじゃん!不利になってなんかないってば!」アセ 

『ユンゲラーの シンクロ!』 

『ちかは 麻痺した!』 

ダイちか「「 」」 

ルビィ「あーあもうめちゃくちゃだよ初戦から」

 

365>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:04:25.56ID:aV1sdPEO

『ちかの ぎんいろのかぜ!』ザサァァア 

『こうかは ばつぐんだ!』 

『相手の ユンゲラーは 倒れた!』 

『サイキッカーとの 勝負に 勝利した!』 

サイキッカー『キミの明るい…未来が見えるよ…』 

ダイヤ「勝つことには勝てたけれど、サイコキネシスを二度も受けてしまって、あわやこちらが負けてしまうところだったわ」 

千歌「さすがちか!接戦をよく抑えたね!」 

ダイヤ「素直に最初から攻撃していれば余計なダメージを受けることもなくそもそも接戦にならなかったというのに」 

千歌「勝てたんだからいーの。ねね、早く次に行きましょーよ!」 

ダイヤ「まったく…」カチカチ 

千歌「あー!なんでちかじゃなくするのー!?」 

ダイヤ「満身創痍だからです!」 

千歌「まんしんそーい??」 

ルビィ「一周回って、良いコンビだと思うよおねいちゃん達」

 

366>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:13:18.72ID:aV1sdPEO

『サイキッカーが 勝負を 仕掛けてきた!』 

『サイキッカーは ユンゲラーを 繰り出してきた!』 

ダイヤ「またユンゲラーですわ」 

千歌「このジム、フーディン系列しか出してこないのかな」 

ダイヤ「フーディン?」 

千歌「友達がいないとゲットできないポケモンだよ」 

ダイヤ「…!?」 

ルビィ「欲しかったらルビィが通信してあげるから。勝負に集中しよ、おねいちゃん」 

もくたん『いっておいで!まり!』 

まり『グルルパッ!』

 

367>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:15:45.41ID:aV1sdPEO

ダイヤ「じしんはタイプ一致の補正が入るし相当なダメージになると思うけれど、かみくだくも威力は及ばないながら効果抜群」 

ダイヤ「どちらがより大きなダメージになるかしらね…」 

千歌「迷ったら効果抜群に決まってるでしょ!ほい!」カチ 

ダイヤ「あーっ!なにを勝手に!?」 

ルビィ (ナイス千歌ちゃん) グッ 

『相手の ユンゲラーの テレキネシス!』 

千歌「ユンゲラーって速いんだねー」 

ダイヤ「これに関してはまりさんが遅いのだと思いますが、まあ、ちかさんより速かったものね」 

『まりは 宙に 浮いた!』 

ダイちか「「鞠莉さん/ちゃんが浮いたーーっ!」」 

ルビィ「まりちゃんでしょ。なんでこうゆうときだけ本人なの」

 

368>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:20:43.17ID:aV1sdPEO

ダイヤ「だ、大丈夫かしら。まりさんはじめんタイプ、地に足が着かない状態はきっと落ち着かないのでは…ちゃんと攻撃できるのかしら…」ハラハラ 

ルビィ「じめんタイプじゃなくても落ち着かないと思う」 

千歌 ウーン… 

千歌「自分で飛んでるならまだしも、超能力で浮かされてるんだったら身体を自由に動かせるとは思えませんよね」 

千歌「このターンは攻撃できません!」ブッブー 

ダイヤ「そんなあ!まりさん!」 

『まりの かみくだく!』ガシュリガシュリ 

『こうかは ばつぐんだ!』 

『相手の ユンゲラーは 倒れた!』 

ルビィ「しっかり攻撃したし一撃で倒してくれたよ。ちゃんと見ててあげなよ」

 

369>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:28:17.84ID:aV1sdPEO

『まりは 35レベルに 上がった!』 

ダイヤ「お。レベルが上がりました」 

千歌「レベルが上がったときって、新しいわざ覚えるのかなーってわくわくしますよね」 

ダイヤ「そうね。でもまりさんはついさっきじしんを覚えたばかりだから、今回はなにも覚えなさそうですが」 

千歌「ちぇー、つまんな~い」 

ダイヤ「あら。他者にそうおっしゃるのなら、千歌さんは毎日一つずつ新しいステップを習得してみせてくれるのね」 

千歌「げ!なしなし、今のなしぃ!」ブンブンッ 

ダイヤ「うふふ」 

『サイキッカーは チャーレムを 繰り出そうと している…』 

ダイヤ「む」 

ダイヤ「チャーレムならば」カチカチ 

もくたん『もどっておいで、まり!いっておいで!ルビィ♡♡♡!』 

ルビィ♡♡♡『キョエキィー!』 

千歌「ルビィきたあ!」 

ルビィ (呼び捨て聞くの新鮮でちょっとびっくりしちゃうなあ)

 

370>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:36:41.35ID:aV1sdPEO

ダイヤ「ルビィ♡♡♡にはね、とっておきの新わざがあるんだから」カチカチ 

千歌「ほえ?そらをとぶじゃなくて?」 

ダイヤ「……………そらをとぶですが」 

『ルビィ♡♡♡は 大空高く 舞い上がった!』 

『相手の チャーレムの とびひざげり!』 

ルビィ「あ」 

『しかし こうげきは 外れた…』 

『チャーレムは 勢い余って 地面に ぶつかった!』 

ダイヤ「ん?」 

千歌「ぷぷっw 自分で跳んで攻撃して、外して地面にぶつかるなんておっちょこちょいさんだねw 

HP
バー ググーン 

ダイヤ「いや笑い事じゃない!笑い事じゃないダメージを受けていらっしゃいますわよ!膝から地面に激突したらそりゃそうですわ!」 

『ルビィ♡♡♡の そらをとぶ!』ヒュウ…バシッ 

『こうかは ばつぐんだ!』 

『相手の チャーレムは 倒れた!』 

千歌「容赦ないですね」 

ダイヤ「こ、こんなことになるなんて思ってなかったのです!本当ですから!」 

ルビィ (チャーレムさんの膝以上にお姉ちゃんがダメージを受けた感じある)

 

371>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 06:43:13.11ID:aV1sdPEO

『サイキッカーとの 勝負に 勝利した!』 

サイキッカー『先へ進めよ。キミはそういう人間だ』 

『…おや?まりの 様子が…』 

ダイヤ「!」 

まり クルクルクル… 

ダイヤ「まりさんが!まりさんが!!」 

千歌「わー!これってもしかして進化!?」 

まり シュワンシュワン 

──【コメント】ナックラーは最強でカッコいいドラゴンポケモンに進化するフリャ 

ダイヤ「ま、まりさんは…進化すると…」 

ダイヤ「最強で──カッコいい…!」 

………パァァァァ 

ダイヤ「ドラゴンポケモンに──!」 

千歌「おおっ!」 

『まりは ビブラーバに 進化した!』テーテーテー 

千歌「ドラゴ──ン──」 

ダイヤ「虫に進化したのですが!!?」ガガントス 

『まりは 新しく りゅうのいぶきを 覚えたい…』 

千歌「アピールしてきたよ」 

ダイヤ「大丈夫!大丈夫ですから!まだ進化の途中なだけだものね!これしきのことで見放したりなどしないから、そんな無理をしなくていいのよ!」 

ルビィ「虫って。」 


虫の図

372>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:01:05.68ID:aV1sdPEO

『サイキッカーは スターミーを 繰り出してきた!』 

もくたん『もどっておいで、ダイヤ!いっておいで!ようちゃん!』 

ようちゃん『バウウッシャァ!』 

ダイヤ「スターミー」 

千歌「知らないんですか?ずっと前からいるポケモンだよ」 

ダイヤ「見たことないと思うわ。でもなんだか、似たようなポケモンなら…」 

千歌「ヒトデマンの進化形だよ!」 

ダイヤ「ああ、ヒトデマンの!ということは恐らく、みずタイプ…なのよね…?」 

スターミー『…』 

千歌「う、うん…カスミが使ってくるし、そうだったと思う…けど…」 

スターミー『…』ムーーーン 

ダイちか ((いやなにこのポケモン…))

ルビィ「地元で噂されてそう」

 

373>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:05:18.74ID:aV1sdPEO

ダイヤ「しかし、みずタイプと、このポケモンジムの性質上、恐らくエスパータイプ…」 

ダイヤ「ようちゃんに出ていただいたのは、完全に悪手だったわね」 

千歌「どーします?交代する?」 

ダイヤ「うーん…」 

千歌「うーん…」 

ルビィ (もはや一緒にプレイしてる…善子ちゃんとも鞠莉ちゃんとも違う感じだなあ

ダイヤ「一度攻防の様子を見てみましょう。あまりにも難しい相手ならば素直に退くことも考えなければね」カチカチ 

千歌「はーい」

 

374>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:08:53.02ID:aV1sdPEO

ダイヤ「とりあえずようちゃんには交代も見据えてつるぎのまいをしてもらうわ…」 

『相手の スターミーの ミラータイプ!』 

ダイヤ「ぅ」 

ダイヤ「あなたの方が速いのですね…その見た目で…」 

ルビィ「見た目関係ないでしょ」 

ルビィ (でも、ミラータイプって…

『相手の スターミーは ようちゃんの タイプを 写し取った!』 

ダイヤ「んん?タイプを写し取った…?」 

千歌「どーゆーこと?」 

ダイヤ「さあ…」 

『ようちゃんの つるぎのまい!』シャキンシャキン 

『ようちゃんの こうげきが ぐーんと 上がった!』 

ルビィ (ミラータイプなんて、ストーリーでも対戦でも見たことないや…面白いわざ使うなあ)

 

375>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:14:27.99ID:aV1sdPEO

ダイヤ「スターミーにはタイプを写し取るなどと意味のわからないことをされたし、ようちゃんはつるぎのまいで攻撃の準備を整えた」 

ダイヤ「次でお互いの攻撃がぶつかり合うことになるでしょうね」 

千歌「ようちゃんの攻撃わざって、ブレイズキックとにどげりだっけ」 

ダイヤ「そうです」 

千歌「スターミーにほのおわざは効果今一つだけど、かくとうわざってどうだったかな」 

ダイヤ「みずタイプとは相性の関係がなかったはずですが、エスパータイプにかくとうタイプが効果今一つだったかと」 

千歌「どっちもだめかあ…」 

ダイヤ「それならば、純粋に威力が高いブレイズキックの方が無難かしらね」 

千歌「いーと思います!」ゞ 

ダイヤ「ではそうしましょう」カチカチ 

ルビィ (あんまりにも自然に打ち合わせするから、お姉ちゃんももはや『口出しされてる』とか感じてなさそう)

 

376>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:22:48.15ID:aV1sdPEO

ダイヤ「スターミーの行動は…」 

『相手の スターミーの パワージェム!』 

千歌「…なにこのわざ」 

ダイヤ「さあ…」 

ルビィ (パワージェム!

ルビィ (なんかトリッキーなわざばっかり使ってくるなあ

千歌「はがねタイプみたいなエフェクトだったね」 

ダイヤ「効果抜群でもないようだし、ダメージも大したことなかったわね」 

ダイヤ「さて、いよいよお待ちかねようちゃんの攻撃!」 

千歌「やっちゃえようちゃん!」

 

377>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:29:51.58ID:iM+cpQW3

『ようちゃんの ブレイズキック!』ボウンゴアアッ 

ルビィ (ミラータイプされたから、スターミーさんは今ほのお、かくとうタイプ

ルビィ (それを踏まえたら、ぎりぎりにどげりの方が通りそうな感じはするけど…

『こうかは いまひとつの ようだ…』 

千歌「効果今一つだもんね…」 

ダイヤ「そうですわね…」 

ルビィ (初見でミラータイプの効果を正しく織り込んで行動するなんて無理だよね

ルビィ (ブレイズキックは急所に当たりやすいし、つるぎのまいも積んでるし、あんまり変わらないか。パワージェムのダメージを見ても、このまま殴り合って負けるとは思えないし──

ルビィ「――でも半分も減ったよ!」 

ルビィ「スターミーさんの攻撃はあんまりきいてないし、勝てる勝てる!」 

ダイちか「「!」」 

ダイヤ「そう…そうよね!勝てるわ!」 

千歌「そうだー!ようちゃんは強いんだからね、スターミーなんかに負けるかー!」 

ルビィ「このまま勝っちゃおー!」 

ダイちか「「おーーっ!」」

 

378>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/09() 07:35:39.27ID:iM+cpQW3

やがて… 

『相手の スターミーは 倒れた!』 

『サイキッカーとの 勝負に 勝利した!』 

ダイヤ「いえいっ!ようちゃんの勝ちですわ!」 

ルビィ「やったね、おねいちゃん!千歌ちゃん!」 

千歌「ふっふっふー、ようちゃんがこんな星屑ごときに負けるはずがないのだ!」 

ダイヤ「あらあら、なぜそれで千歌さんが偉そうなのですか?」クスクス 

ルビィ「星屑ごときって」 

ダイヤ「これでこのコンベアに乗れば、」カチ 

もくたん フイイイン… 

もくたん スタッ 

ダイヤ「とうとうジムリーダー殿に謁見が叶っ──」 

フウ&ラン ドドン

ダイヤ「…あら…?」 

千歌「二人いる、よね…?」 


ジム戦における初めてのダブルバトル! 
勝負の行方は如何に──!? 
続く!