【安価SS】黒澤ダイヤの実況 快進撃編 9

245>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:03:53.46ID:ak+63Di9

もくたん コソ… 

ダイヤ「入り口を守っていた下っ端さん達がいなくなっていますわね。先の口ぶりから推察するに、マツブサが戻っているということかしら…」 

ダイヤ「いずれにせよ、今なら中へ入ることはできそうね」 

もくたん ソロ…ソロ… 

ダイヤ「ぶっぶさん、なみのり。静かに近づきますわよ」カチ 

ダイヤ『キュオオオァンッ!』カットイン

ダイヤ「言ったそばから大きな声を出さないの!」 

ダイヤ「ゴーグルでもあれば、潜水して姿を隠しつつ近づくというのにね。ゴーゴーゴーグルでは海水を防げないかしら…」 

もくたん(なみのりの姿) スイー

 

246>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:07:22.88ID:ak+63Di9

マグマ団アジト内部 


ダイヤ ゴクリ… 

ダイヤ「勢いこんなことをしてしまったけれど、これは不法侵入、犯罪ですわよね…」 

ダイヤ「相手は悪の組織、野望陰謀の前には大義を名目に自身の行いを正当化したくなるけれど、これは──罪」 

ダイヤ「ホウエン地方の危機を食い止めた後ならば、どのような謗りも受けるし罰だって受け入れます。だから」 

ダイヤ「愚かなわたくしに力を貸してくださいな、みんな」キュ… 

ダイヤ「行きますわよ!」カチカチ

 

247>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:13:26.87ID:ak+63Di9

ダイヤ「さっそく通路が二手に分かれていますわ」 

ダイヤ「それぞれの通路はすぐに行き止まり──その代わり、怪しげな発光体がある」 

ダイヤ「これは…どう考えればよいのかしら」 

ダイヤ「ムロジムでも床に似たような仕掛けがあり、あちらは電気のスイッチでしたね。踏むと通路に一瞬だけ明かりが灯り、入り組んだ道を見通すことができた」 

ダイヤ「つまり今回も同様の仕掛け…電気のスイッチではないにせよ、踏むことでなにかしらのからくりが作動する仕組みになっているのでしょうね」 

ダイヤ「わざわざ択になっているのが怖いと言えば怖いけれど…ええい、ままよ!」カチ 

もくたん プゥワーーーン 

ダイヤ「!?」 

ダイヤ「もくたんちゃん!妙な光がもくたんちゃんに降り掛かって──ご無事ですか、もくたんちゃん!」 

もくたん スタッ 

ダイヤ「…っと、外傷はなさそう…?もくたんちゃんはいつもクールなので疲れや焦りが読めないのよね」 

ダイヤ「………ん?場所が変わっていませんか…?」

 

248>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:22:40.16ID:ak+63Di9

ダイヤ「移動…した…?」 

ダイヤ「フエンジムでは、簀の子に乗ると間欠泉が噴き出て上下階を移動できる仕掛けがありましたが…その亜種、といったところかしら」 

ダイヤ「なんにせよもくたんちゃんに害を及ぼすものでなかったことは幸いね。こういうとき、わたくしが先にその身で試せればいいのに…」 

マグマ団『!』 

ダイヤ「!」 

マグマ団『侵入者はっけーん、侵入者はっけーん!ただちに排除します!』 

ダイヤ「ちっ、穏便に済ませることができればそれが理想でしたが、そう上手く事は運びませんか…やむなし!お行きなさいな、よしこさん!」 

『マグマ団の 下っ端が 勝負を 仕掛けてきた!』

 

249>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:27:33.01ID:ak+63Di9

『マグマ団の 下っ端は ドガースを 繰り出してきた!』 

もくたん『いっておいで!よしこ!』 

よしこ『グーゲェッ!』 

ダイヤ「よしこさんはここしばらく戦線から離れていた、おかげでレベルに多少の差はあるけれど…」カチカチ 

『よしこの サイケこうせん!』ジギギギッ 

『こうかは ばつぐんだ!』 

ダイヤ「それしきのことで、このよしこさんを舐めないことね!」 

『相手の ドガースの…』 

『よしこの…』 

『相手の ドガースは 倒れた!』 

ダイヤ「Good-jobですわ!」イエイッ

 

250>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:33:07.84ID:ak+63Di9

『マグマ団の 下っ端は ドンメルを 繰り出そうとしている…』 

ダイヤ「ドンメルですか。レベルの差を考えても、タイプ相性が不利なよしこさんに無理をさせる場面ではないわね」 

ダイヤ「え?かずおさんもいないしちかさんもみずタイプではなくなったのにどうするつもりなの、って?」 

ダイヤ「うふふ」カチカチ… 

もくたん『もどっておいで、よしこ!いっておいで!ダイヤ!』 

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』 

ダイヤ「あなたのお迎えが遅くなった理由を、新たな仲間が増えたり、と言ったでしょう?」 

ダイヤ「こちらは我々の新しい仲間のうちのお一人、みずタイプの防御エリート、ぶっぶさんよ!ゴーぶっぶさん、大先輩のよしこさんにあなたの力を見せてあげなさいな!」カチ 

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ 

『こうかは ばつぐんだ!』 

『相手の ドンメルは 倒れた!』 

ダイヤ「──ねっ♡頼りになる仲間が増えたでしょう?」

 

251>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:41:34.28ID:ak+63Di9

ダイヤ カチカチ… 

『ルビィ♡♡♡は 大空高く 舞い上がった!』 

『相手の グラエナの ダメおし!』 

『しかし こうげきは 外れた…』 

ダイヤ「ふふ、空中を滑るルビィ♡♡♡にそんな攻撃が届くと思いましたか?」 

ダイヤ「鋼鉄滑降!ルビィ♡♡♡、そらをとぶ攻撃!!」 

『ルビィ♡♡♡の そらをとぶ!』ヒュウッ…バシッ 

ダイヤ「んーっ、惜しい!もう少しでしたわね。ここで地上へ戻るため攻撃は受けてしまいますが…」 

『相手の グラエナの ダメおし!』ズパパパン 

『こうかは いまひとつの ようだ…』 

ダイヤ「攻撃が届いたところで、たいした意味はなかったようね」 

ダイヤ「さあルビィ♡♡♡、決めておしまいなさいな!」カチカチ 

『相手の グラエナは 倒れた!』 

ダイヤ「美しい空の遊戯でしたわ、お疲れ様!ルビィ♡♡♡」

 

252>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:47:59.68ID:ak+63Di9

ダイヤ「部屋が多いし地続きではないものだから、どうにも地図が上手く組み上がらないわね。この構造も、侵入からの突破を困難にさせる防衛策なのでしょうが…」 

ダイヤ「もたもたしているうちにマツブサが再び外へ出てしまったり、もくたんちゃん達を捕らえるための罠が作動したりしなければよいのですが」カチカチ 

【コメント】前から思ってたけどさぁ、♡の読み方えっちだよね 

ダイヤ「ああ、ここは先ほども来た通路ね──は?」 

ダイヤ シン… 

ダイヤ「…」 

ダイヤ「えっち?」 

ダイヤ「は?」

 

253>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:55:49.98ID:ak+63Di9

ダイヤ ……………ハァァァ 

ダイヤ「思わず『くそでかためいき』とやらが漏れてしまったではない」 

ダイヤ「なにを下らないことを言っているのですか」 

ダイヤ「人が一生懸命ホウエン地方の危機に立ち向かっているというのに、そんなことを考えているならば応援してくださらなくて結構です。今すぐお引き取りなさい」カチカチ 

ダイヤ「他の方々は多少おふざけをなさることはあっても、皆さんもくたんちゃん達の旅路を応援してくださっているのに」 

ダイヤ「善子さんがおっしゃっていた『ネットのよくないところ』とは、こういう部分のことなのでしょうね」ハァ 

【コメント】最近ルビィと梨子ちゃんの事を呼ぶ時もそれっぽい発音になってるから気をつけてねお姉ちゃん 

ダイヤ「…」カチ… 

ダイヤ「なってません」

 

254>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 06:59:50.33ID:ak+63Di9

ダイヤ「ルビィに扮して言いがかりをつけるのはおやめなさい」 

ダイヤ「だいたい、なんですかそれっぽい発音って。ありません、そんな発音は」 

マグマ団『!』 

マグマ団『もうこんな深くまで来ているとは…けしからん!』 

『マグマ団の 下っ端が 勝負を 仕掛けてきた!』 

ダイヤ「あなた方が一人や二人で抗おうが、わたくし達を止めることなどできませんわ。本気ならば今いる全員で徒党を組んで立ち向かってくるくらいのことをなさいな」 

ダイヤ「さあ、迎え撃つわよルビィ♡♡♡──」 

ダイヤ「ルビィ♡♡♡…」 

ダイヤ「ルビィ。ルビィ♡♡♡」 

ダイヤ「いや…普通でしょう。ルビィは妹のルビィで、ルビィ♡♡♡はエアームドのルビィ♡♡♡。そもそも別々のお名前なのだし、発音が違うのは当然のこと。それっぽい発音になどなっているわけが…」 

『ルビィ♡♡♡は もくたんの 指示を 待っている…』 

ダイヤ「あっごめんなさいルビィ♡♡♡!」カチカチ

 

255名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/08/06() 07:01:23.03ID:2Z+3fHRs

【コメント】えっろ

 

256>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:05:25.72ID:ak+63Di9

もくたん スタッ 

ダイヤ「ここは…」 

ダイヤ「うげ!?マツブサの写真!?しかもこんなに大きな!」 

ダイヤ「絶対マツブサの部屋じゃありませんか…自分の写真を壁に貼るなんて、自己顕示欲が一般的なそれを少々上回っていますわ…」ゲンナリ 

ダイヤ「しかし、期せずして目当ての部屋に辿り着くことができたわね。当人がいないのは残念ですが、いくらか資料を覗かせていただくとしましょう」 

ダイヤ「鍵もかけていない部屋で机の上に出しっ放しにしている方が悪いのですからね。えーと、なにが書いてある………ん?」

 

257>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:09:22.81ID:ak+63Di9

『マツブサの 写真がある!』 

ダイヤ「机の上にまで自分の写真を…」 

ダイヤ「いや、これは…」 

『カガリの日記』 

ダイヤ「──ここカガリさんのお部屋ですかァ!?」バッ 

マツブサの壁写真『…』 

ダイヤ「え、ええ……」 

『パソコンの フォルダは マツブサの 画像で いっぱいだ!』 

ダイヤ「ええええ……」 

ダイヤ「不思議な雰囲気の方だとしか思っていませんでしたが、やばい人じゃないですか…」 

──ダイヤ『女性だからかしら、どうもマツブサやホムラに対する場合よりも警戒心が薄くなってしまう気がしますわ』 

ダイヤ (これからはきちんと警戒しよう) カチカチ…

 

258>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:13:01.43ID:ak+63Di9

もくたん スタッ 

ダイヤ「んー…」キョロキョロ 

ダイヤ「あら」 


●● 
●● 



          もくたん 



ダイヤ「どうぐがたくさん!」 

ダイヤ「こんな奥の部屋に、こんな風に固めて置いて…」 

ダイヤ「とっても貴重な道具だったりしてね♪」カチ 

『バッバッジジジ!』 

ダイヤ「…え?」 

『野生の マルマインが 襲いかかってきた!』 

ダイヤ「ポケモンンン!?」ギョッ

 

259>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:19:28.10ID:ak+63Di9

マルマイン『…』 

ダイヤ「てっきりどうぐだと思ったら、ポケモン──マルマイン、ですか…」ポカン 

ダイヤ「なんだかどこかで見たことがあるような造形…」 

──『テッセンは ビリリダマを 繰り出してきた!』 

ダイヤ「あ!」 

ダイヤ「なるほどなるほど。恐らくこのマルマインとやらは、ビリリダマが進化した姿なのね」 

ダイヤ「ビリリダマの頃はモンスターボールと見紛うほどに瓜二つでしたが、進化して赤と白が反転したようですわ」 

ダイヤ「あんな風に擬態していて、うっかりバッグに詰めて持っていってしまうところでした」 

ダイヤ「ビリリダマは捕まえたけれど進化はさせていないし、せっかくなのでここで仲間になっていただくと──」 

『マルマイン LV40 

ダイヤ「すごくレベルが高い!?」 

もくたん『いっておいで!ダイヤ!』 

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』 

ダイヤ「よりによってあなたは絶対に行っちゃだめえ!」アワアワ

 

260>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:26:30.06ID:ak+63Di9

『相手の マルマインは 倒れた!』 

ダイヤ「ふう…」 

ダイヤ「まさか、もう一匹紛れ込んでいるなんてね。まりさんを先頭に移しておいて正解でした」 

ダイヤ「さて」 

ダイヤ「きんのたまに、マスターボールとやらも手に入れたことだし、もうこの部屋でできることはなさそうね」 

ダイヤ「カガリさんのお部屋では目ぼしい情報も得られなかったし、そろそろマツブサの部屋なり本人なりに辿り着きたいところですわ」 

ダイヤ「行きましょうか」カチカチ

 

261>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 07:32:31.95ID:ak+63Di9

今朝はここまで。 
マルマインが出現することをすっかり忘れていたので、後追いながら一応… 

マルマインを旅のお供候補に加えますか
>>263 
※ 加えなくても可。 

マルマインを旅のお供候補に加える場合のみ有効な安価 
ニックネームととくせい 
>>264 
※ ニックネームはつけなくても可。とくせいは、ぼうおん、せいでんき、のいずれか。マルマインに性別はありません。

 

262名無しで叶える物語(茸)2019/08/06() 07:49:44.46ID:JjzLMkdq

加える

 

263名無しで叶える物語(もなむす)2019/08/06() 08:19:36.15ID:kv+iaK0u

加えたい 
防音のマル

264名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/06() 11:31:14.29ID:vYMMtXCC

防音 マル

 

266名無しで叶える物語(SB-Android)2019/08/06() 14:43:18.26ID:gAkLgZTw

まともに稼働してる電気ポケはいなかったよね。コイルじゅっきは一応名前はもらってるけど。 

しかしだいばくはつ禁止のマルマインなんて両手をもがれたようなもんだろ……

 

267名無しで叶える物語()2019/08/06() 17:18:18.53ID:LP/npbIC

>>266 
高速爆弾だからねマルマイン・・・まあ最速でんじはも使えるし・・・

 

268名無しで叶える物語(SIM)2019/08/06() 17:19:45.50ID:zyiQEZcb

そもそも仕様が変わってからの大爆発自体が……

 

269名無しで叶える物語(SIM)2019/08/06() 17:32:49.70ID:zyiQEZcb

もくたんのパーティで例えるなら、仕様変わる前は同レベルのジュカインを確定一発で倒せたのに、変更後はジュプトルにすら確定耐えされるからね

 

270名無しで叶える物語(茸)2019/08/06() 17:54:11.34ID:7Cygx6KT

今のマルマインはサポートが主流

 

271名無しで叶える物語()2019/08/06() 18:17:30.24ID:LP/npbIC

Aqoursメンバーで花丸だけかな?性別ないの

 

272>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 18:36:10.72ID:ak+63Di9

少し前… 


ユラユラ… ユラユラ… ユラユラ… カチッ 

『やったー!マルマインを 捕まえたぞ!』 

ダイヤ「ふぅ」 

ダイヤ「ひかりのかべを張られてだいちのちからは全然効かなくなるわ、かと思えばでんじふゆうをされてとうとう全く効かなくなるわ、一時はどうなるかと思ったけれど、なんとか捕まえることができたわ」 

ダイヤ「ビリリダマの頃はややいかつい顔つきでしたが、進化して少しひょうきんになりましたね」 

ダイヤ「随分と簡単な構造ですが、それでもどこか頼もしく見えるのは、やはり進化を経たからなのかしら」 

ダイヤ「ニックネーム…」 

『マルマイン』 

ダイヤ「あ!これはもう──」カチカチ 

『マル』 

ダイヤ「ここ以上に花丸さんのお名前を頂く絶好の機会はないわね!マルちゃん!」 

ダイヤ「あら?性別の表記がないようですが…思い返せばビリリダマもそうだったような。雌雄区別のないポケモンなのね」 

ダイヤ「ひこうタイプと正面を切って渡り合うのはなかなか難しいコ達ばかりだから、あなたの電撃には期待しているわよ♡」

 

273>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 18:48:31.65ID:ak+63Di9

時は戻って… 


もくたん スタッ 

ダイヤ「さてお次は──ん、なんだかこれまでと様子が違うわね。ここは…ドック…?」 

ダイヤ「…だとすれば!」ハッ 

ダイヤ「奪われた潜水艇が停めてあってもおかしくありません!見張りがいないとは思えないけれど、調べるならば好機──」カチ… 

ダイヤ「!」 

マグマ団1『こんなところにまで潜り込んでくるとはな!』 

マグマ団2『だが、おれ達に見つかったのが運の尽きだぜ!』 

ダイヤ「…ふん。それでは『ここに大事なものがありますよ』と教えてくれているようなものですわよ?御託は結構、二人まとめてかかっておいでなさいな…」 

マグマ団3『ポケモントレーナーになった日も、初めて手にしたポケモンも同じおれ達!』 

ダイヤ「…ん?」

 

274>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 18:51:40.17ID:ak+63Di9

マグマ団4『おれ達が編み出した最強戦術の前には、どんなポケモンもイチコロだぜ!』 

ダイヤ「ちょ、ちょ、お待ちなさいな。まさかとは思いますが…」 

マグマ団5『我ら五つ子!位置について、よーい…ポケドン!』 

『マグマ団の 下っ端達が 勝負を 仕掛けてきた!』 

ダイヤ「ご…五人!?」 

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

『マグマ団の 下っ端は グラエナを 繰り出してきた!』

ダイヤ「んななななな………」

 

275名無しで叶える物語(SIM)2019/08/06() 18:53:20.92ID:r1E68hLV

【コメント】くっ、こんな時にりこちゃんビームがあれば…!

 

276>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 18:57:55.46ID:ak+63Di9

もくたん『いっておいで!まり!』 

まり『グルルパッ!』 

ダイヤ「た、確かに徒党を組んで立ち向かってこいとは言ったけれど、本当にそれをやる人がいますか!」 

ダイヤ「あなた方にはポケモントレーナーとしての矜持というものがないのですか!」 

ダイヤ「くっ……あら?」 

『グラエナ LV18 

ダイヤ「!」 

ダイヤ「なるほど──数に頼ったのは、個々の力量に不安があるからでしたか。そういうことならば恐れることはありませんわね」 

ダイヤ「ドラゴンパワーを内に秘めたまりさんの実力、とくと味わうがいいですわ!」 

『相手の グラエナの いかく!』 

『まりの こうげきが 下がった!』 

ダイヤ「あ…そうでしたね…ですが、それしきでまりさんを止められると…」 

『相手の グラエナの いかく!』 

ダイヤ「えっ」

 

277>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:02:20.22ID:ak+63Di9

『相手の グラエナの いかく!』  

『まりの こうげきが 下がった!』  

『相手の グラエナの いかく!』  

『まりの こうげきが 下がった!』  

『相手の グラエナの いかく!』  

『まりの こうげきが 下がった!』  

ダイヤ プルプルプル… ←涙目 

ダイヤ「そ──そんな、寄ってたかってまりさんを威嚇しなくたっていいではありませんかぁ!」 

ダイヤ「身体も小さいしレベルも低い、まだ進化もしていない身で頑張っているというのに………この卑怯者ども!!」ウーッ 

ダイヤ「現実的な問題として、さすがに五回もいかくをされては…こうげきは本来の実に三割以下にまで落ちてしまったわけで…」 

【コメント】くっ、こんな時にりこちゃんビームがあれば…! 

ダイヤ「一網打尽にできるというのに…!」 

ダイヤ「って、そのようなわざはありませんし使ったこともありません!」

 

278>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:09:51.27ID:ak+63Di9

ダイヤ「…ん、一網打尽…?」 

ダイヤ「確か…!」カチカチ 

→いわなだれ 

ダイヤ「いわなだれは相手が何匹であろうと一息に攻撃することができたはず」 

ダイヤ「一か八か…いわなだれ!」カチ 

ダイヤ「ふふ…先のリーフブレードと言い、どうやらりこちゃんビームは物理的な技であることが多いようですわね…」 

『相手の グラエナの かみつく!』 

ダイヤ「…あら?」 

『相手の グラエナの かぎわける!』 

『相手の グラエナは まりの 正体を 見破った!』 

ダイヤ (──まりさんの方が遅いのですが!) ガーン

 

279>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:16:03.42ID:ak+63Di9

ダイヤ「まりさんのすばやさは確かに低いけれど、まさか、これだけレベルに差があっても後れを取るとは…結構ショックね…」 

『まりの いわなだれ!』ズドドゴゴッ 

ダイヤ「!」 

ダイヤ「まだ四匹しか攻撃していないかと思ったけれど…気のせいね」 

ダイヤ「さ、さすがまりさん!五匹の攻撃も難なく耐えてからの反撃──先攻を譲った程度のハンデなど物ともせず、決めちゃってくださいな!」ヨシッ 

グラエナ『…』 

グラエナ『…』 

グラエナ『…』 

グラエナ『…』 

グラエナ『…』 

ダイヤ (割と余裕を残して耐えられたァーーーっ!) ガガーンッ

 

280名無しで叶える物語(日本)2019/08/06() 19:18:05.60ID:WXksiwKT

【コメント】実は攻撃の種族値は最終進化のドラゴンと同じという高い値を持っているんだよね・・・

 

281名無しで叶える物語(SIM)2019/08/06() 19:20:20.19ID:r1E68hLV

【コメント】ダイヤストームで群れを薙ぎ払え!

 

282>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:22:53.80ID:ak+63Di9

『相手の グラエナの ほえる!』 

『まりは もくたんの元へ 戻った!』 

ダイヤ (しかも戦闘から追いやられたァーーーっ!!) ガガガーンッ 

『代わりに ダイヤが 戦闘に 引きずり出された!』 

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』 

ダイヤ「ああっ、ぶっぶさん…心構えもないまま戦闘の場に…」 

【コメント】ダイヤストームで群れを薙ぎ払え! 

ダイヤ「…」 

ダイヤ カチカチ 

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ 

『相手の グラエナは 倒れた!』×

ダイヤ「ばかなのですか!?」 

ダイヤ「大人しくまりさんを相手にしていればよかったものを──策士策に溺れるとはこの事でしたか。なみのりだけに、ね!」ドーン 

『マグマ団の 下っ端達との 勝負に 勝利した!』

 

283名無しで叶える物語(SIM)2019/08/06() 19:34:08.80ID:r1E68hLV

千歌あたりがディアンシー持っててダイヤストーム使われて驚いて欲しい

 

284>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:35:53.44ID:ak+63Di9

ダイヤ「本来の力を発揮できてさえいれば、まりさんがあんな卑怯な相手に手こずることも退くこともなかったというのに…」 

【コメント】実は攻撃の種族値は最終進化のドラゴンと同じという高い値を持っているんだよね・・・ 

ダイヤ「まあ!」 

ダイヤ「種族値…?はよくわかりませんが、文脈から意味は汲めますわ」 

ダイヤ「しかし、道理でレベルに反して攻撃力が高いはずね。それならばますます先の戦術にはめられたことが悔やまれますわ…」 

マグマ団『まさか、我らのいかく五連戦術が破られるなんて…!』 

ダイヤ「いえ、そこまではよかったと思いますわよ。本当に」 

マグマ団『すみません、カガリ様!負けてしまいました!』 

ダイヤ「!」 

ダイヤ「カガリさん…!」

 

285>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:45:49.08ID:ak+63Di9

マツブサ『では私は海底洞窟へ向かう。次に会うときは、超古代ポケモンを連れて帰る』 

マツブサ『楽しみにしているんだな』 

カガリ『………………気を付けて』 

ダイヤ「ま──待ちなさい、マツブサ!」 

マツブサ スタスタ… 

カガリ『………………!』 

カガリ『………………本当にここまで来たんだ』 

カガリ『………………でも、マツブサ様の邪魔は、させない』 

ダイヤ「!?」 

ダイヤ「なにか──以前と少し雰囲気が…」 

──マツブサの壁写真『…』 

ダイヤ「ぅ…そうでしたわね、カガリさんはマツブサのことを強く慕っていらして…」 

カガリ『………………あの人の願いはワタシの願い』 

『マグマ団の 幹部の カガリが 勝負を 仕掛けてきた!』

 

286>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/06() 19:47:40.11ID:ak+63Di9

非常にさらっと流したけど、このアジト内でもくたんはマスターボールを手に入れてます 
だからどうということはないけども。 
続きは明日

 

288名無しで叶える物語(SB-Android)2019/08/06() 20:58:35.31ID:gAkLgZTw

ダイヤさんはマスターボールみたいなのは大事なときにきっちり残しておく性格だけど、もくたんちゃんはわりとぽんこつ度合いが高いので操作ミスでしょうもない相手に投げそう

 

289名無しで叶える物語()2019/08/06() 23:26:19.96ID:LP/npbIC

マスターボールは使い所難しいからね

 

290名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/08/07() 01:38:00.94ID:LEYzxpzC

マスターボールとラストエリクサーと世界樹の雫はいつも使わずに残ってしまう

 

291>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/07() 06:00:12.89ID:+f/Oimdm

『マグマ団の 幹部の カガリとの 勝負に 勝利した!』 

カガリ『………………んっ、はあ…はあ……』 

ダイヤ「またしても、目の前でマツブサを取り逃してしまうだなんて…!」 

カガリ『………………ここまで来れたこと、誉めてあげる』 

カガリ『………………でももう手後れ。マツブサ様は目標のすぐそこまで手を伸ばしてる』 

カガリ『………………止めるのは、無理』 

ダイヤ「わざわざそんなことを言いたくてわたくしとポケモンバトルを交えたのだとは思いたくはありませんが」 

ダイヤ「ここであなたと問答をしていても、もう意味はないようですわね」 

ダイヤ「幸いにして、マツブサの目的地は聞けました──海底洞窟」 

ダイヤ「もう兵も残ってはいないでしょう、さっさとずらからせていただきますわ!」カチカチ 

カガリ『………………』

 

292>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/07() 06:08:29.14ID:+f/Oimdm

ダイヤ「海底洞窟」 

ダイヤ「タウンマップを見てもその位置に見当をつけることはできなかったけれど、行くべき方向は間違いなく東でしょう」 

ダイヤ「ここでホウエン地方の広大な本土とは一旦お別れします。つまり──」カチカチ 

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』カットイン

ダイヤ「なみのりのお時間ですわ!!」 

もくたん(なみのりの姿) スイーーー 

ダイヤ「こう!こう!こういうの!!」 

ダイヤ「こういうのを待っていたのです!」 

ダイヤ「ここから先、ホウエン地方の東部を占めるのは本土に勝るとも劣らない広大な海!ぶっぶさんと、今は休んでいただいているかずおさんの独壇場!」 

ダイヤ「大海原を滑り、いざ行かん!」 

ダイヤ「もくたんちゃん、ぶっぶさん、ゴーーー!ですわ!」カチー

 

293>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/07() 06:13:35.36ID:+f/Oimdm

ビキニお姉さん『こんな広い海で泳がないトレーナーを発見!』 

『ビキニお姉さんが 勝負を 仕掛けてきた!』 

ダイヤ「こちとら産まれた頃から海と隣り合わせ、泳ぐことも潜ることもできますが、今はこのコ達と共に過ごす時間を大切にしたいのです」 

『ビキニお姉さんは ラブカスを 繰り出してきた!』 

ダイヤ「ほう。随分と可愛らしいポケモンですね」 

ダイヤ「ですが可愛さならば、わたくしの仲間達だって決して負けませんわ。舞いなさい!よしこさん!」 

もくたん『いっておいで!よしこ!』 

よしこ『グーゲェッ!』

 

294>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/07() 06:22:37.99ID:+f/Oimdm

『ビキニお姉さんとの 勝負に 勝利した!』 

ビキニお姉さん『足つって 流れたカレに よろしくね』 

ダイヤ「なにを一句詠んでいるのですか!どう考えても今すぐに追いかけて助けるべきでしょう!」 

ダイヤ「海の恐ろしさを知らないのでしょうか…見かけたら手は伸ばしますが、あなたも呑気なことを言っていないで捜しにいくことを強くお勧めしますわよ」 

ダイヤ「…そういえば、あれからカイナシティへ取って返し、ホウエン地方の各地を文字通り飛び回り、マグマ団のアジトへ乗り込んで、それなりの時間が経ったけれど」カチカチ 

→ポケモン 

→ようちゃん 

ダイヤ「さすがにそろそろ…」 

ダイヤ「治るどころか感染していますわーーーっ!?」ガーンッ

 

295>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/08/07() 06:29:13.86ID:+f/Oimdm

もくたん スイーーー 

ダイヤ「連れ歩いていれば自然に消えると言ったのに、あの職員さんめ、適当抜かしましたわね…!」 

ダイヤ「もういいです、もう怒りました。こうなったら、ルビィが帰ってきたら真っ先にポケルスの治し方を聞いてやるんだから!覚悟しておきなさいな!」プンプン ←

海パン野郎『おっ、あっ、そこのキミ!ぽ、ポっ、ポケモン勝負!』 

ダイヤ「!」 

『海パン野郎が 勝負を 仕掛けてきた!』 

ダイヤ「そう慌てずとも、勝負を挑まれ背を向けるような真似はしませんわ。落ち着いて指揮をなさい。そうでなくては、あなたを信じて戦うポケモンが可哀想でしょう」カチカチ 

……… 

『海パン野郎との 勝負に 勝利した!』 

ダイヤ「それなりにレベルも上がってきて、一戦一戦になかなかのやり応えが出るようになってきたわね。海でこそ生き生きするポケモンも多くなってきて実に楽しい──」 

海パン野郎『実は足つってるんだよねブクブクブク…』 

ダイヤ「流れてったカレを発見しましたわァ!」