【安価SS】黒澤ダイヤの実況 快進撃編 2

587>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)2019/07/21() 17:35:14.27ID:HKaXWVSH

今日中に書けるか怪しいですが 

交替する
>>589 
※ する場合、誰に交替するかも併せて指定。 
例えばつるぎのまいを積んで誰かにバトンタッチ、なども指定可。遂行できるかは知りませんが。 
ダイヤはHP半分をギリギリ下回ったくらい。りこちゃん♡とようちゃんはそれぞれHP残り2/3弱といったところです。

 

588名無しで叶える物語(茸)2019/07/21() 18:20:21.67ID:gTiFR7SX

ルビィを壁にして回復させてからダイヤ 

みたいなのはアリかしら

 

589名無しで叶える物語(家)2019/07/21() 18:30:59.17ID:LZ5R/oYG

最近出番少なめ?だからかなんで様子見と削り

 

590名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/21() 19:32:44.32ID:AP89vY7l

【コメント】チルタリスに包まれながらうゅ…ってうたた寝してるルビィちゃんを小一時間くらい眺めてたい

 

591名無しで叶える物語(SIM)2019/07/21() 21:16:09.63ID:XkJrF/NZ

【コメント】おうたうれしい

 

592名無しで叶える物語(たこやき)2019/07/21() 22:12:17.11ID:cLD+1L+I

【コメント】アンコールがあれば…

 

594名無しで叶える物語(SIM)2019/07/22() 12:43:21.07ID:vFkB/MJD

ポケルスはいつ感染するのが楽しみ

 

598名無しで叶える物語(青ヶ島村)2019/07/23() 05:43:33.12ID:LefRleRM

楽しみにしてるけど無理はするなよー 
お大事に

 

599>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 18:17:15.78ID:NAuviyEn

『ナギは チルタリスを 繰り出そうと している…』 

ダイヤ「…ジムリーダーさんが、これまでの道中で出会ったことがないポケモンを従えていらした例は、ゼロではありません」 

ダイヤ「想定が行き届いていなかったのだと言われれば全くその通りで返す言葉がないけれど、とは言え」 

ダイヤ「それだけのことで絶句し思考停止をするようなわたくしではありません。わたくしの、もくたんちゃんの仲間達は全員が第一線級の強靭な戦士ですから」 

ダイヤ「怯む理由も今はない。予定通りちかさんに迎え撃っていただくと──」カチ… 

【コメント】そいつもメガシンカするぞ!気をつけろ! 

ダイヤ「!!」 

ダイヤ「──っぶ、なぁ…」 

ダイヤ「それは本当の情報ですか?」 

ダイヤ「わたくし達だけではなく、ジムリーダーさんもメガシンカを……ない話ではありませんか」

 

600名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/23() 18:44:53.25ID:BZYSAU4A

ORASだとチルタリスはナギよりルチアってイメージ 
どうしてもコンテストだとサイドストーリー寄りになっちゃうしコンテストのくだりはやったからなくてもいいと思うけどまた箸休めの時間ができたとき辺りにルチアとの対決も見てみたい気がする

 

601>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 18:58:08.54ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「…だとするならば」カチカチ 

もくたん『もどっておいで、ようちゃん!いっておいで!かなん!』 

かなん『グルルゥラッ!』 

ダイヤ「タイプも力量も未知数の、しかもメガシンカを携える相手となれば、万に一つの隙も許されない闘いとなるでしょう」 

ダイヤ「事前にわかっていればりこちゃん♡のメガシンカを取っておいたけれど、すでにペリッパーとの戦闘で傷を負わせてしまいましたからね」 

ダイヤ「メガりこちゃん♡と同等か、あるいはそれを凌駕するとも知れぬかなんさんで──本気の立ち会いといきましょうか」 

『ナギは チルタリスを 繰り出してきた!』 

チルタリス『…』 

ダイヤ「…」 

ダイヤ (身構えていたほど強そうな感じではないわね

ダイヤ (いえいえ、油断は禁物!メガシンカでどのような怪物へと変貌を遂げるかわからないのだから!) ブンブンッ 

ルビィ (嘘は言ってないけどさぁ…

鞠莉 (まだキルリアだったさーで突破できたのよね、あの綿鳥)

 

602>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:09:14.92ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「かなんさん…」カチ 

かなん『…』ムフー 

『いわくだき かいりき いあいぎり だましうち』 

ダイヤ「かなんさんは黒澤ダイヤモンズの中でも随一の戦闘能力を誇るのだと思いますが、今はその全力を発揮しきれない状態に甘んじてもらっている」 

ダイヤ「無理はさせずにいくとしましょう」 

チルタリス『…』 

──【コメント】そいつもメガシンカするぞ!気をつけろ! 

ダイヤ (メガシンカをするならば、それはここに違いない。カタをつけるなら一気に…!) カチ 

『かなんの かいりき!』グオオオンッ 

ダイヤ「…!?」 

ダイヤ「メガシンカをしない…いえ、かなんさんの方が素早かったからですか」 

ダイヤ「それにしても…」 

チルタリス『…』 

ダイヤ (思ったよりも大きなダメージとなったわね。もう一度かいりきをすれば倒せるのでは…)

 

603>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:16:51.32ID:Kz+2pKLP

『相手の チルタリスの コットンガード!』モモモフッモフモフッ 

『相手の チルタリスの ぼうぎょが ぐぐーんと 上がった!』 

ダイヤ「ぐ、ぐーんと…!?」 

ダイヤ (『ぐーんと』の見間違い?ではない。確かに『ぐぐーんと』とある

ダイヤ (いつかルビィに教えてもらった能力変化の話では…) チラッ 

ルビィ「!」 

ダイヤ「…三つ、上がった…と、思ってよいのかしら…?」 

ルビィ …コクン 

ダイヤ「そう…そう。ありがとう」 

ダイヤ「三つ上がったということは、このたった一度の行動でチルタリスのぼうぎょは二・五倍にも跳ね上がった…!」 

鞠莉 ジーーー 

ルビィ (ぃ、今のはお姉ちゃんからヘルプがあったもん!聞かれたことが合ってたから肯定しただけだもん!

鞠莉 (ちょっとくらい慌てさせるような冗談言ったらいいのに!ルビィったらマジメなんだから!

ルビィ (ええ…)

 

604>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:23:29.22ID:Kz+2pKLP

ダイヤ (どのような計算によりダメージが算出されるのかはわからないけれど、少なくとも半分以下に落ちると考えた方がいいでしょうね…

ダイヤ (加えて

かなん『…』ムフー 

ダイヤ (ここでかなんさんは動いてくださらない!!

ダイヤ (特性のなまけが発動し、この緊迫した場面においてあろうことか寝転がって我関せずと戦況を眺める観客と成る…!

ダイヤ「か、かなんさん…?」 

ダイヤ「あなたのとくせいはよく存じていますし、それがあなた自身の強さに裏打ちされたものであることもよくよく理解していますわ」 

ダイヤ「ですが、そのう…ことジムリーダーさんとの戦闘なのだし、今くらい…は、ちょっとやる気を出して──そう、ヤルキモノに戻ったような気持ちで奮起してくださったりなど…」 

かなん『…』ムフー 

ダイヤ「ああそうですか!はいはい、わたくしが無理を言いましたよーだ!」フーン

鞠莉 (ルビィ、ダイヤは

ルビィ (かなんちゃん達と会話できますよ。今さらですか)

 

605名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/23() 19:30:50.91ID:BZYSAU4A

【コメント】なまけてるんじゃなくて強者ゆえに落ち着いてどっしり構えてるんだと思うようにすれば頼もしく思えてくるよ

 

606名無しで叶える物語(SIM)2019/07/23() 19:39:08.47ID:yl4RNw0K

【コメント】年中怠けてる俺よりはマシ

 

607>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:40:55.84ID:Kz+2pKLP

ダイヤ (例えばダメージが今の半分に落ちるとして、なまけによる行動制限を考えた場合…かなんさんでチルタリスを倒すには、三回の攻撃を耐えなければならない

ダイヤ (しかもこれは楽観的な数字で、ダメージが半分を大きく下回るとしたら。あるいはもう一度コットンガードをされたら

ダイヤ「…チルタリスの攻撃力も知れない中、このままかなんさんで力押しするというのは現実的ではないかもしれませんわね」 

鞠莉 (かなんで力押しww) 

ルビィ「…」←保身の無言 

ダイヤ「かなんさんにはチルタリスの体力を半分も削っていただいただけでも充分。この初撃を撃ち込んでいないままにぼうぎょがぐぐーんと上がっていたらと思うと、ぞっとしませんわ」 

ダイヤ「となれば、この後どんな行動を取るのが適策かということですが…」 

ダイヤ「ようちゃんに引き継いでつるぎのまいで対抗する──とか」 

ダイヤ「ぼうぎょが上がった相手と対峙するには最も合理的な手段のように思えますが、ようちゃんも体力が万全な状態ではないし、なによりもひこうタイプのわざが弱点となる」 

ダイヤ「まさかひこうタイプのわざを備えていないはずがありません。つばめがえし級のわざは飛んでくることを想定しておかなければね」

 

608名無しで叶える物語(SIM)2019/07/23() 19:44:53.31ID:yl4RNw0K

【コメント】急所に当てろ

 

609名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/23() 19:45:42.37ID:BZYSAU4A

【コメント】果南はケッキングにかなんって名付けられてることについて思うところはないのかなん?()

 

610>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:46:34.05ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「でなければちかさんにしびれごなを浴びせていただいて、相手の隙を突きながら持久戦へと持ち込むか」 

ダイヤ「まさか攻撃力すらをもぐぐーんと上げる術を備えている、ということだけは…あってほしくないけれど…」 

ダイヤ カチカチ… 

ダイヤ「…ぁ」 

ダイヤ「持久戦、と、いうならば…」 

『ダイヤ』 

『どくどく』 

ダイヤ「最も適したわざがあるではありませんか…!」

 

611名無しで叶える物語(しまむら)2019/07/23() 19:48:43.27ID:xr23ZxoB

【コメント】ここでルビィちゃんが場を盛り上げる一言

 

612>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 19:51:14.69ID:Kz+2pKLP

ダイヤ (ダイヤさんは初戦でしっかりと頑張ってくださったし、今はゆっくりとその傷を癒すことに専念してほしい──けれど

チルタリス『…』 

ダイヤ (放っておくと、今以上に手を付けられなくなる可能性も決して低くない

ダイヤ (決断をするなら今だ

ダイヤ「…」 

ダイヤ『…』 

かなん『…』ムフー 

ダイヤ イラッ 

ダイヤ「こっちは真剣に考えているのですよ!あなたが、なまけて、いるから!」ペシッ 

鞠莉 (さっきもやってたけどダイヤあれなにやってるの?

ルビィ (たぶんかなんちゃんのお尻をたたいてるつもりになってるんだと思う

鞠莉 (woo...)

 

613>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 20:00:18.88ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「まったく!真剣勝負の最中においてもそんな態度を取って!あなたがそのつもりならわたくし達にだって考えがありますからね!」カチカチ 

『もくたんは すごいキズぐすりを 使った!』 

『ダイヤの たいりょくが 回復した!』 

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ 

鞠莉「うわ!ダイヤかなんを盾にした!サイテー!」 

ダイヤ「ええいうるさいうるさいですわ!かなんさんならチルタリスの攻撃を一度や二度受け止めることくらい容易だと信頼した上での行いです!責められるべき謂れはありません!」 

鞠莉「見たルビィ!?この愛のない playing を!これでよくマリーを叩いたりできたものだわ!」 

【コメント】ここでルビィちゃんが場を盛り上げる一言 

ルビィ「………こういう戦術を、『かなんちゃんを壁にする』っていいます」 

鞠莉「壁ーーー!!ダイヤがかなんを壁にしたわーーー!!」 

ダイヤ「んまーーーっ!そんなことはありません!断じてありませんわァ!信頼ですっ、し、ん、ら、い!!」 

ルビィ (わたしが教えた部分もあるからなあ…)

 

614>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 20:05:03.86ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「さあ体力も万全となったところで、満を持してダイヤさんが戦闘の場へと帰還──…」 

かなん『…』ムフー 

ダイヤ (…本来ならば今はなまける番だった。そこでもくたんちゃんがどうぐを使ったのだから、もしかして

ダイヤ カチ… 

ルビィ「え?」 

『かなんは なまけている!』 

ダイヤ「!」 

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ 

鞠莉「うーーわーーー!見た!?見たルビィ!今のはどう見てもわざとよね!?ここでダイヤに交替すればいいのに、わざと一回余計に攻撃を受けさせたわよ!」 

ダイヤ「ちちち違います!もしかしてなまけることなく戦ってくださるのではないかと思い…」 

鞠莉「ハァ~~~??今さらかなんのとくせいを忘れてたとでも言うのかしらァ?そんなこと有り得ませェ~~~ん」 

ダイヤ「ぐぬぬぬぬ……っ!」 

ルビィ (ああ…そういう…)

 

615>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/23() 20:20:36.64ID:Kz+2pKLP

ダイヤ「自身がわざを使おうが使うまいが、もくたんちゃんがどうぐを使ってくれようが、確固たる意思に基づいてなまけたいのだと、そういうことですわね。肝に命じておきます」カチカチ 

【コメント】なまけてるんじゃなくて強者ゆえに落ち着いてどっしり構えてるんだと思うようにすれば頼もしく思えてくるよ 

ダイヤ「いえ、頼もしいのですよ?頼もしいとは思っているのです」 

ダイヤ「現にチルタリスのじしんを二度も受け、それでも全く堪えた様子を見せません。この現状を見て、正直このままかなんさんに戦いをお任せしても危なげなく完遂してくださるのではないかと思い直したくらいです」 

ダイヤ「ですが、まあ…そのおかげで勝利そのものへの不安はほとんどなくなったので、ダイヤさんに戦闘を経験してほしいという欲が再び顔を出してきたのです」 

ダイヤ「ここまでの強者と相見える機会は、道中そうそう得られるものではありませんからね。存分に胸をお借りしなければ」 

ダイヤ「ということで」カチカチ 

もくたん『もどっておいで、かなん!いけっ!ダイヤ!』 

ダイヤ『キュオオオァンッ!』 

ダイヤ「お行きなさいな、ダイヤさん!」

 

616名無しで叶える物語(茸)2019/07/23() 20:29:26.36ID:ol6NY6JI

【コメント】\ダイヤ様!/\ダイヤ様!/\ダイヤ様!/

 

618名無しで叶える物語(家)2019/07/23() 20:58:30.21ID:ovmKuMHv

【コメント】 
とってもハラショーなポケモンね

 

619>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:02:54.72ID:jnh5TicW

ダイヤ「駆け付け一発、降臨直後の被弾を避けられないのは苦しいところですが…」 

『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ 

ダイヤ「…うん、恐れていたほどのダメージではありませんわね。これなら戦えるでしょう」 

ダイヤ「まずはとにもかくにも猛毒刀与──ではなくて猛毒を浴びせて…」 

『メロメロ』 

ダイヤ「…」 

『チルタリス ♀』 

『ダイヤ ♀』 

ダイヤ「ぁ…同性ですか…」 

ダイヤ「でもこれだけ美しい姿を前にすれば、性別がどうこうという些細な問題などいっとき忘れてもやむなしというか…」 

ダイヤ「…いやいや!ないない、ないですわ。さすがにないですから、その選択は。いたずらに機会を棒に振るだけだもの」 

ダイヤ「…でもなあ」 

ルビィ ハラハラ…

 

620>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:13:10.64ID:jnh5TicW

『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ 

『ダイヤの どくどく!』ブクゥブブブッ 

『相手の チルタリスは 猛毒を 浴びた!』 

ダイヤ「いいですわよ!ばちこりあてていくぅ!」 

ルビィ ホッ 

鞠莉 (バチコリ??

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』 

ダイヤ「猛毒によるダメージは時間経過ごとに増えていくようだけど、それがどのくらいの比率になるのかは知らないのよね。この戦闘を無事に乗り越えたらどこかで検証しておかなければ」 

ダイヤ「ここにダイヤさんが攻撃により与えるダメージを加味すると、うーん…二回、でなんとか体力を削りきれるでしょうか」 

ダイヤ「りゅうのいぶきならばあと二回は耐えられそうだもの、接戦にはなるもののダイヤさんが制することもできそう──いいえ、きっと制してみせましょうね」 

ダイヤ『…』 

ダイヤ「…進化して美しくなったからといって澄ましていてはいけませんよ。その進化も、仲間達に支えられて成し遂げられたものなのですから」 

ダイヤ「戦い終えたら、みんなでポケパルレで遊びましょうね」フフ

 

621>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:25:28.02ID:jnh5TicW

ダイヤ「ここからはダイヤさんも攻撃に回るわけですが」 

『たいあたり なみのり』 

ダイヤ「…」チラッ 

チルタリス『…』 

ダイヤ (このチルタリスは、一体どういうタイプなのかしら

ダイヤ「ジムの性質上、また容姿からも、ひこうタイプを備えていることは想像に難くないけれど…青いのでみずタイプ?わざから察すると、ドラゴンタイプかじめんタイプか…ノーマルタイプに見えなくもない」 

ダイヤ ムムム… 

ダイヤ「たいあたりは威力50、なみのりは威力90でしかもタイプ一致の補正が加わる──となれば、いくらか相性に左右されるとしても、やはりなみのりの方がダメージは期待できそうね」カチ 

『相手の チルタリスの じしん!』グララララ 

ダイヤ「──ぅ…!りゅうのいぶきよりもダメージが大きい…」 

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ 

『こうかは いまひとつの ようだ…』 

ダイヤ「──ぅぅぅっ!効果今一つ…ですか…」

 

622>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:34:32.86ID:jnh5TicW

ダイヤ「これは…りゅうのいぶきならばギリギリ耐えられそうだけど、じしんは…無理そうですわね…」 

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』 

ダイヤ「!」 

チルタリス『…』 

ダイヤ「チルタリスの体力は、今の一合で危険域へと達した…」 

ダイヤ「次の攻撃をなんとか踏み止まることさえできれば、なみのりと猛毒のダメージで確実に倒すことができる…けれど…」 

【コメント】ダイヤもこんじょう見せなきゃな 

ダイヤ「…!」 

ダイヤ「こんじょう、を、見せるとき…ですか…」 

鞠莉 (出たわよ、ダイヤの小弱点・コンジョー論!

ルビィ (根性云々の話をされたら、意外とお姉ちゃん乗っちゃうんだよなあ…

鞠莉 (ダイヤの冷静さが勝つかどうか、勝負の分かれ目になりそうね!

ルビィ (う~ん…………ぃゃ…)

 

623>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:40:48.74ID:jnh5TicW

ダイヤ「…」 

チルタリス『…』 

ダイヤ『…』 

ダイヤ「………」 

ダイヤ「…決めました」 

ルビィ「!」 

鞠莉「お」 

ダイヤ カチカチ 

→たたかう 

→なみのり 

鞠莉「へえ~…?」

 

624>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:46:23.77ID:jnh5TicW

鞠莉「ダイヤ、それでよかったの?チルタリスがじしんを使ってきたら、ダイヤは…」 

ダイヤ「ええ、倒れてしまうでしょうね。ですが、これでよいのですわ」 

鞠莉「…ダイヤが倒れちゃっても猛毒のダメージで standoff になるから?」 

ダイヤ「……ふふ。鞠莉さんは、少々このわたくしを──わたくしのこのコ達への愛情を軽んじているようね」 

鞠莉「what's?」 

ダイヤ「勝利のために仲間が傷を負うことをよしとするような理念を、この黒澤ダイヤは持ち合わせてなどいませんわ。これは純然たる『読み』」 

ダイヤ「ルビィは、わかっているでしょう」 

ルビィ「…うん」 

鞠莉「エ、そーなの?これが正しい判断?」 

ルビィ「この先の試合運び全体に対して正しい判断かどうかは、ルビィにはよくわかんない。でもこれは、おねいちゃんの覚悟の判断…みたいだよ」 

鞠莉「覚悟…?」

 

625>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 06:55:48.69ID:jnh5TicW

ダイヤ「とてもよい表現をしてくれたわね。そう、覚悟。しっくりと来ます」 

ダイヤ「わたくしは覚悟を決める。このチルタリスとの戦闘を、必ずダイヤさんとモノにしてみせる──その覚悟を」キッ 

ダイヤ カチ 

鞠莉 ゴクッ… 

『ナギは すごいキズぐすりを 使った!』 

鞠莉「!」 

『相手の チルタリスの 体力が 回復した!』 

『ダイヤの なみのり!』ザバァァアアッ 

鞠莉「回復…!」 

ダイヤ「ええ。猛毒のダメージを計算しきれていなかったわたくしは、不覚にも相手の体力を危険域で留めてしまったから」 

ダイヤ「ここでジムリーダーさんがどうぐによる回復を行なってくることは読めていた」 

鞠莉「どうぐによる…回復…」 

ルビィ (これは鞠莉ちゃんとのプレイングの差だね。システムをはっきり理解してストーリーを進めてることで、鞠莉ちゃんは一つひとつの戦闘を無駄なく終わらせてる

ルビィ (その結果、ジムリーダーに回復させる隙を与えてこなかったことで──よくも悪くもその定石パターンを知らない

ルビィ (お姉ちゃんは自分が不利になるそのパターンまできちんと受け入れた上で、それをなお乗り越えるための道を探す

ルビィ (うふふ…どっちも凄い。でもルビィは、やっぱりお姉ちゃんの方こそ格好いいって思っちゃうな♡)

 

626>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:06:01.04ID:VTwjSP8V

ダイヤ「次いでここ」カチカチ 

『もくたんは すごいキズぐすりを 使った!』 

ダイヤ「ごめんなさい、ダイヤさん。何度もこのような科学物に頼りたくはありませんが、これ以上はしないと約束するから、この一度だけ」 

鞠莉「…?」 

鞠莉「ねえ、ダイヤ」 

ダイヤ「なんですか?」 

鞠莉「ダイヤは先に攻撃をしたのはどうして?相手が回復するのに合わせて回復すればよかったのに」 

ダイヤ「チルタリスがコットンガードを重ねてくる可能性を考慮したからです」 

鞠莉「コットンガードを?重ねられたら、なにかまずいの?」 

ダイヤ「こちらが与えるダメージが変動するでしょう。そうなれば、計算が変わります。勝利のための手数がね」 

ダイヤ「ダイヤさんがチルタリスを前に動くことができる回数は、安全に見て二度まで。こちらの攻撃が今以上に通らなくなる状況になったら、さすがにダイヤさんには退いていただくしかありませんからね」

 

627>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:11:51.00ID:VTwjSP8V

ダイヤ「ですが」 

『相手の チルタリスの りゅうのいぶき!』リュボオオオッ 

ダイヤ「わたくしの期待に沿って、前回は回復を、今回はりゅうのいぶきの放ってくださいました。これでいい」 

鞠莉「これで…?」 

ダイヤ フッ… 

ルビィ (ああ──これが

ルビィ (わたしのお姉ちゃんの最も凄くて、最も恐ろしいところ──

ダイヤ「これで、わたくしの計算通り──」カチカチ 

鞠莉「…」 

鞠莉「……!」 

『相手の チルタリスは…』 

『相手の チルタリスの…』 

『ダイヤの…』 

『相手の チルタリスは…』 

…………… 

『相手の チルタリスは 猛毒の ダメージを 受けている!』  

『相手の チルタリスは 倒れた!』 

ダイヤ「──もう、体力を危険域に留めた状態で相手の選択を許すような無様は晒さずに勝負を終えることができたわね」 

ダイヤ「お疲れ様でした、ダイヤさん♡」

 

628>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:20:51.63ID:VTwjSP8V

『ダイヤは 31レベルに 上がった!』 

『ダイヤは 新しく じこさいせいを 覚えたい…』 

ダイヤ「!」 

ダイヤ「願ってもないわざですわ!これさえあれば」カチカチ 

12の… ポカン!』 

『ダイヤは たいあたりの 使い方を きれいに 忘れた!』 

『ダイヤは 新しく じこさいせいを 覚えた!』 

ダイヤ「もう科学物などに頼らなくてよくなりますわね!」ウキウキ 

鞠莉「ダイヤ、今のって…計算通り、なの…?」 

ダイヤ「ええ、そうですが?」 

鞠莉「だってダイヤ、猛毒の damage についてまだ掴みきれてないんじゃあ…」 

ダイヤ「いやですわ、鞠莉さん」フフ 

ダイヤ「実際にどの程度ダメージが『増える』のかを見たのだから、そこから変化量は読めるでしょう」 

鞠莉「…………っ」 

『ジムリーダーの ナギとの 勝負に 勝利した!』

 

629>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:29:29.20ID:VTwjSP8V

ナギ『地に墜ちた鳥は、なにを思うか』 

ナギ『翼は痛み、誇りは傷つき、それでも見上げる大空の色を見て』 

ナギ『また羽ばたけばいい。そう決するだけ』 

ナギ『あなたのポケモン達の華麗なる羽ばたき、見事でした』 

ナギ『地にしかと足を張り、雄々しく振るう拳と技』 

ナギ『私もたまには地上へ立って、母なる大地と共にあることを感謝しなくてはいけないね』 

ナギ『それを気づかせてくれたあなたに、このジムバッジを進呈しましょう』 

『もくたんは フェザーバッジを 手に 入れた!』 

ダイヤ「胸をお貸しいただき、ありがとうございました。ダイヤさんを始め、わたくし達の仲間達にとっても気持ちを新たにさせられるよい戦いでしたわ」

 

630>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:33:56.36ID:VTwjSP8V

ダイヤ「本当ならばりこちゃん♡とチルタリスさんとのメガシンカ対決と洒落混みたかったところですが、今回は生憎──……あら?」 

ダイヤ (チルタリスさんのメガシンカ…は…?

ダイヤ「あのう、ナギさん。わたくしが聞いたところによると、チルタリスさんもメガシンカなさるポケモンだとのことだったはずなのですが…」 

ダイヤ「…て、手を抜いたりなど…その…」 

ナギ『これもあげます』 

『もくたんは わざマシン19を 手に 入れた!』 

ダイヤ「あ、ありがとうございます…」 

ナギ『そのわざマシンの中身ははねやすめ。走り続けて見つけられるもの、立ち止まって見つけられるもの、そのどちらも人生には大切です』 

ナギ『トレーナーさんも、ふと立ち止まってみると新しい出会いがあるはずですよ』 

ダイヤ モンモンモン…

 

631>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:38:39.50ID:VTwjSP8V

ルビィ「おねいちゃんおめでとー!ダイヤちゃんでばっちり勝ったのかっこよかったー!」 

鞠莉「なかなか侮れない存在になってきたわね、ダイヤ。でもまだまだマリーの方が何倍も強いんだからね!」 

ダイヤ「…ねえ、チルタリスさん…メガシンカは…」 

鞠莉「しないよ?」 

ダイヤ「はい?」 

ルビィ「いや!するんだけど、ナギさんはメガシンカをしないってゆうか」 

ダイヤ「…手心?」 

ルビィ「いやいやいや!そうゆうことじゃないよ、たぶん!きっと!絶対!」ブンブンッ 

ダイヤ「だったら一体、どうして…」 

鞠莉「ダイヤってばホントーにわからないの?」

 

632>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:44:13.43ID:VTwjSP8V

鞠莉「メガシンカするために必要なものがあるじゃないの」 

ダイヤ「…メガバングルとメガストーン、でしたか」 

鞠莉「そーそー。ダイヤ──じゃない、もくたんだってそこら辺で拾ったわけじゃないでしょ?」 

ダイヤ「ええ、ダイゴさんからの頂き物で…あっ」 

鞠莉「気づいた?」ニコッ 

ダイヤ「そういえば…」 

──ダイゴ『僕からはキミにこれを託そう。メガストーンと合わせてメガシンカに必要となる道具だ。キミなら正しく使いこなすことができると信じているよ』 

鞠莉「そーゆーこと!メガシンカは Pokemon trainer だから誰でもできるってものじゃないのよ。もくたんは選ばれた人間なの、do you understand?」 

ダイヤ「ぃぇ… yes, I see!」キラキラ 

鞠莉 (はいOK~☆

ルビィ (す、凄い…完璧だ…


こうしてダイヤはヒワマキジムを無事突破し、旅路を進むのであった。

 

633>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 07:45:01.43ID:VTwjSP8V

中途半端なとこで長引いてすみませんでした 
ここからしばらくジム戦もないままイベントが続きますね

 

634>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/24() 18:23:14.72ID:+CCsqQLC

鞠莉がお泊まり 
ルビィと三人 
雑談の話題や三人でやってみることなど、なにか適当に要望を下さい 
>>636 
オメガルビーのプレイを続けるのでも別にいいです

 

636名無しで叶える物(ぎょうざ)2019/07/24() 18:56:42.97ID:AlCUworK

最近善子とはうまくやってるのかとか、似た話題がルビィ鞠莉サイドにもあるならそれも