454>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 19:37:56.50ID:ukv23LF4
ダイヤ「…よし」
ダイヤ「現時点でできるだけの強化と武装はできたでしょう」
ダイヤ「必ずしも今回の戦闘で矢面に立っていただくとは限らないけれど、こうしておけば不意の出来事があっても慌てふためくばかりとはいきませんわ」
ダイヤ「ほえるを使う相手がいないとも限らないものね」
ダイヤ「さてダイヤさん、それにりこちゃん♡達。心身共に準備はよいですか?」
ナギ『…』
ダイヤ「りこちゃん♡もかなんさんもようちゃんも進化して、新たにダイヤさんという仲間も加わって。いっそう強くなった黒澤ダイヤモンズの力を今こそ見つけてあげましょう!」
ダイヤ「いざ──」
【コメント】ヒンバス<ダイヤ“さん”と呼ばないで
ダイヤ「ぇ」
455名無しで叶える物語(SIM)2019/07/17(水) 19:39:13.17ID:OjibjuBj
【コメント】もっとりこちゃん(はぁと)とさくらうちを可愛がってあげて欲しいのだ
456>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 19:41:49.46ID:ukv23LF4
ダイヤ「えと、あの…ダイヤさん?ですか?」
ダイヤ「しかいませんけれど…」
ダイヤ「えー………今そんなことを言いますか?さあジムリーダーさんへ挑戦しようというところだったのよ?」
ダイヤ「というか、あー…"さん"付けが、そう、イヤ…ですか……」
ダイヤ …ポリポリ
ダイヤ「でもね、あのう…わたくし自身で名付けておきながらこんなことを言いたくはないのだけれど、あなたはわたくしと全く同じ名前なのよ。それを呼び捨てというのは、少々抵抗が…」
ダイヤ「あ、うん、そうよね。それはあなたが悪いわけではありませんわね、わたくしに責があります。ごめんなさい」
ダイヤ「…呼び捨てがイヤならば"ちゃん"付けで呼べばいい、ですかぁ…それはそうなのですが…」
457名無しで叶える物語(SIM)2019/07/17(水) 19:43:43.13ID:OjibjuBj
【コメント】梨子ちゃんは寂しくなると死んでしまうのだ
458>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 19:49:13.88ID:ukv23LF4
ダイヤ「えー…」
ダイヤ「わかりました、わかりました。あなたの呼び方についてはきちんと考えることとしましょう。考えた結果とは言え自分と同じ名前を付けたことを持ち出されては、わたくしにその提案を突っぱねる権利はありませんから」
ダイヤ「ですがそのお話はこの戦いが終わってからにしませんか」
ダイヤ「今ちょうど皆さんの士気も最高潮に高まってい(ると思ってい)ますし、ここで議論を開始するというのはチームのモチベーションを保つ上でやや悪手といいますか」
ダイヤ「ね?よいですか?約束、ジムリーダーさんとの勝負が済んだら一番にそのお話をしましょう。それでは、ええ、そういうことで」
ダイヤ …フゥ
ナギ『…』
ダイヤ「大変お待たせいたしました、改めてもくたんと申します。ミシロタウンより旅立ち海を越えて至ったこの身、わたくし達にどうぞ胸をお貸しくださいな」
ダイヤ「それでは、ポケモントレーナーもくたん!参りますわ──!」
【コメント】ヒンバスとは全然関係ないけど単純なレベルアップだけじゃ進化しないポケモンもいるよ。ヒンバスとは全然関係ないけど!
ダイヤ「──と思ったけどちょおおおっとお待ちくださいなあああっっ!!」
459名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/07/17(水) 19:55:59.84ID:/s8Sg0Il
【コメント】ちゃんと♡も意識して発音するのよ。あ、そうそう。ついでによしこの名前にも♡をつけてみない?3個つけられるわよ
460>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 19:57:13.43ID:ukv23LF4
ダイヤ「何度も遮ってしまって本当に申し訳ありません!」
ダイヤ「ですが、今時点わたくしが公私を問わず最も関心を寄せていると言っても過言ではない件についての発言があったように思いまして!」カチカチ(マウス操作)
──【コメント】ヒンバスとは全然関係ないけど単純なレベルアップだけじゃ進化しないポケモンもいるよ。ヒンバスとは全然関係ないけど!
ダイヤ「もしかせずとも、ヒンバスの進化についてのアシストではありませんか?これは」
ダイヤ ジィィィィッ…
ダイヤ (単純なレベルアップだけでは進化しないポケモンが…?)
ダイヤ (ヒンバスとは全然関係ないとおっしゃっているけれど、だとすればなぜこのタイミングでそれを言う…?しかも、一度の発言において二度も繰り返して)
ダイヤ (無闇に人を疑うのはよくないけれど、まさか──ま、さ、か、)
ダイヤ「ヒンバスは『単純なレベルアップだけでは進化しない』ポケモンなのでは…?」ドキドキ
461名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/07/17(水) 19:58:11.42ID:8mBP93MN
【コメント】ヒンバスの進化方法は流石に誰かに聞かないと分からないかもな~
462>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 20:05:04.38ID:ukv23LF4
ダイヤ (いやでも!仮にそうなのだとしても!)
ダイヤ (レベルアップだけでは進化しないとは、他にどんな事象を契機に進化するというの!?)
ダイヤ (『単純な』と前置詞が置かれていることを正当に読み解くならば、レベルアップに加えてなにがしかの条件を併せて満たすことで進化する…と?)
ダイヤ (しかしレベルアップに付随する条件とは!?そんなものありますか!?レベルアップはレベルアップでしょう!)
ダイヤ (特定のわざを覚えた状態でレベルアップするとか、雨が降っている場所でレベルアップするとか、手持ちに空きがありかつモンスターボールを保有した状態でレベルアップ及び進化をするとか、)
ダイヤ (そういう条件下で進化するポケモンがいるとでも言いたげではないの!)
ダイヤ (まっさかあ、そんなに奇な条件下での進化など、あったとして誰が気づけるというのですか。ないないw)
ダイヤ「…ふふ、わたくしとしたことが久し振りに無責任なアシストに踊らされてしまうところでした。いけないいけない、オメガルビーを始めたばかりのような無知で愚かな黒澤ダイヤはもういないのです」
ダイヤ「下らないいたずらをしていないで、精々これから始まる戦闘の応援歌でも考えていなさいな──」
【コメント】ヒンバスの進化方法は流石に誰かに聞かないと分からないかもな~
ダイヤ「はあ???」
463>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 20:10:57.56ID:ukv23LF4
ダイヤ「ストップ」
ダイヤ「一旦アシストをおやめなさいな」
ダイヤ「はっきり言いなさい。ヒンバスは単純なレベルアップではなく、特殊な条件下で進化をするポケモンなのですか?」
ダイヤ「これがいたずらなのであれば、相当に悪質だと言わざるを得ませんわよ」
ダイヤ「レベルアップに付随する条件など、考えればキリがない。そのどれを試し、どのようにして正否の判別を付ければよいのか。はっきり言って不可能ですわ」
ダイヤ「嘘なら嘘と言いなさい」
ダイヤ「こうしてもくたんちゃんが足を止める時間が如何に無用なものであるか、改めて説くまでもないでしょう」
ダイヤ「………………」
ダイヤ「言いなさいと言うのに!!」
もくたんはなかなかナギ戦を始められないのであった…
464>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/17(水) 20:12:03.17ID:ukv23LF4
改めて言うまでもないと思いますが、安価でナギ戦前にダイヤ(ヒンバス)を進化させることは確定しています
なかなかストーリーが進まないけど気長にお付き合いください
465名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 20:12:54.63ID:Aieb68E3
【コメント】ノξソ>ω<ハ6「コンテストでマリーに勝たないと教えてあげないわよ~?」
466名無しで叶える物語(SIM)2019/07/17(水) 20:45:36.30ID:E3HiNKtu
【コメント】誰かに頼らなければ進化できないポケモンもおる。何もかも一人で解決しようとする事は美徳では無いのじゃ
467名無しで叶える物語(庭)2019/07/17(水) 21:56:19.77ID:qhyOD/8U
【コメント】ダイヤ、私はこのダイヤ(ヒンバス)の新しい姿を見てみたい
468名無しで叶える物語(庭)2019/07/17(水) 21:57:22.24ID:qhyOD/8U
【コメント】きっとダイヤのようにカッコよくて素敵な姿になる
469名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/07/17(水) 22:02:22.95ID:8AOjDRYA
改めて見ると特殊進化条件って普通わからねぇな
文字にするとヌケニンの入手条件ややこしくて草
470>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 05:46:59.41ID:zEhh5pgo
ダイヤ「ぐぎぎぎぎぃ…っ」
ダイヤ (ここはポケモンジムで目の前にはジムリーダーさん、わたくしの意思一つで今すぐにでもポケモンバトルを始められるというのに)
ダイヤ「ダイヤさんの進化をちらつかされては、ここで食い付かないわけにはいかない…!」
ダイヤ (いや、惑わされるなダイヤ。それこそがこの方々の楽しみなのでしょう。わたくしがおろおろと迷っている姿を見るのが楽しいに決まっている。取り合わず、冷静に、冷静に…)
【コメント】誰かに頼らなければ進化できないポケモンもおる。何もかも一人で解決しようとする事は美徳では無いのじゃ
ダイヤ「く…っ!」
ダイヤ「他人と交換をしたり特定のポケモン同士で交換をしたり、はたまた特定のポケモンを手持ちに加えた状態でレベルアップしたりすることで進化するポケモンがいるような物言いをして!」
ダイヤ「あれやこれやと意味深な発言を…!」
471名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/07/18(木) 05:49:03.36ID:NaXGynmh
【コメント】DSを逆さにしないと進化しないポケモンもいるわけだが?
472名無しで叶える物語(SIM)2019/07/18(木) 05:58:42.01ID:Q9rsXBPE
【コメント】2つのステータスを同じ数値に揃えないと進化しないポケモンもいるらしい
473>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:06:23.12ID:zEhh5pgo
ダイヤ「あーあーもう聞こえません見えません!わたくしはアシスト機能をオフにしたので意味のわからないいたずらで時間を消費なさるのはおやめください!」
ダイヤ チラッ
【コメント】DSを逆さにしないと進化しないポケモンもいるわけだが?
【コメント】2つのステータスを同じ数値に揃えないと進化しないポケモンもいるらしい
ダイヤ「…」
ダイヤ ンショ…
ダイヤ (操作しづらい) カチカチ
→ポケモン
→ダイヤ
ダイヤ (HPとすばやさが同じ数値…)
ダイヤ「…それで?このままレベルアップをすればよいのですか?」
474>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:12:31.70ID:zEhh5pgo
ダイヤ ムムーッ…
ダイヤ (ここでどれだけ質疑を繰り返したところで、結局は皆さんの意思で答えを得られるかどうかが決まる、その上わたくしにはそのどれが正しいのかを判別することもできない禅問答に過ぎない)
ダイヤ (もういい、このままジムリーダーさんに挑戦してしまおうか)
ダイヤ (だけれど、もし、この戦闘で後れを取ってしまったら。ダイヤさんを進化させておくことで回避できたはずの致命傷を誰かが負ってしまったら)
ダイヤ (わたくしは悔やみきれない。きっと、自分自身を許せない)
ダイヤ (そうだ、誓ったではないですか。もう誰も傷つけないと。この旅の至上命題は先を急ぐことで達し得るものではない。いくら時間と労力をかけ、例えそれが徒労に終わるのだとしても)
ダイヤ (受けなくてよかった攻撃を避けることに繋がるのならば、わたくしは──)
【コメント】ノξソ>ω<ハ6「コンテストでマリーに勝たないと教えてあげないわよ~?」
ダイヤ「!」
475>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:24:03.29ID:zEhh5pgo
ダイヤ「鞠莉…さん」
ダイヤ (本人…?こんな文章だけのアシスト、その気になれば誰だって他人のふりをすることなど容易だけれど)
ダイヤ「えっと、」
『着信:鞠莉さん』
ダイヤ「!」パッ
ダイヤ「は、はい、ダイヤですが」
鞠莉『chao~、ダイヤ。ご機嫌いかがかなん~?なんちゃって』
ダイヤ「え、ええ、変わりはありません。鞠莉さんも、久し振りに日本で過ごす年明けの雰囲気はいかがですか?」
鞠莉『モ~、最高ね!今年はダイヤ達と初日の出を見にいけたし、今だってお餅を焼いてもらってたとこなの。焼けるのが楽しみだわ♪』
ダイヤ「そ、そうですか。普段はお忙しい身ですからね、ゆっくりできているのならなによりですわ」
ダイヤ (このタイミングで電話をしてきたかと思えば他愛のない話。偶然…?)
鞠莉『それで、どう?やらない?』
ダイヤ「え、は、はい?なにをですか?」
鞠莉『だぁからぁ、マリーと!contest battle!』
ダイヤ「!」
476>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:27:29.99ID:zEhh5pgo
ダイヤ「や、やはり鞠莉さんだったのですか!」
鞠莉『なによそんなに慌てて。ちゃんと「マリーと」って言ったでしょ?very pretty なマリーちゃんの顔文字だって付けたし』
ダイヤ「顔文字?」
ノξソ>ω<ハ6
ダイヤ (ああ、これ鞠莉さんの顔文字…マリーちゃんというのですか…) フーン
ダイヤ「というか!」
鞠莉『ン?』
ダイヤ「鞠莉さんあなた、やはりわたくしの生放送を観て…!」
鞠莉『観てるよ?前から観てるってば』
ダイヤ「あっけらかんと!!」
477>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:36:37.42ID:zEhh5pgo
鞠莉『マリーのお気に入りのもくたん and ダイヤの
strange play を一つずつ挙げてってもいいけどそれはまた今度にするとして、』
ダイヤ「しなくて結構です。珍プレーなどありませんから」
鞠莉『やる?やらない?』
ダイヤ「…鞠莉さんもオメガルビーをなさっていたのですか。しかもコンテストで勝負などと…そんなことができるのですか?」
鞠莉『ンー、まあまあ。そんな細かい話は後ですればいいじゃない』
鞠莉『どうなの?知りたいんでしょ、ヒンバスのダイヤちゃんを進化させる方法』
ダイヤ「………どうすればよいのですか?」
鞠莉『OK. 承諾と受け取ったわ。すぐそっちに行くから待ってて!』プツッ
ダイヤ「え、あ、鞠莉さん!?」
ダイヤ「もう、相変わらず話を進めるのが速くてついていくのが一苦労ですわ…」
ダイヤ「鞠莉さんもオメガルビーで遊んでいることがまず驚きだけれど、それに輪をかけてコンテストで勝負。コンテストと言うと、あれのことですわよね…」
ダイヤ「……………ジムリーダーさんとのポケモンバトルは、ここで一旦お預けのようです」
ダイヤ『……………ジムリーダーさんとのポケモンバトルは、ここで一旦お預けのようです』
ルビィ「…」
478名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/07/18(木) 06:37:21.29ID:NaXGynmh
【コメント】また新しい女が出てきたわね
479名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/07/18(木) 06:41:10.85ID:Jrovzyfh
【コメント】浮気?
【コメント】愛人枠ktkr
【コメント】この子すぐ泣きそう
みたいなコメントがたくさん流れる
480>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:41:46.00ID:zEhh5pgo
鞠莉「こーんばーんわ~~~」
ダイヤ「ちょちょ、鞠莉さん!なぜインターホンを鳴らさないのですか!」ドタドタ
鞠莉「エー?昔っから友達の家に遊びにきたらこうやって呼ぶのが普通だったじゃない」
ダイヤ「それは小学生の頃のお話でしょう!」
ルビィ「あ、鞠莉ちゃん。こんばんは」ヒョコ
鞠莉「ハァイ、ルビィ。ダイヤがどうしてもって言うから遊びにきちゃった☆」
ルビィ「しかたのないおねいちゃんだね」
ダイヤ「経緯を捏造しない!!」
ルビィ「お茶いれるから上がって!」
鞠莉「マリー coffee がいいナ」
ルビィ「だって、おねいちゃん」
ダイヤ「だってではなくて」
ダイヤ「鞠莉さんをわたくしの部屋へ案内しておいてくれる?」
ルビィ「はーい。行こ、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「ウン!」
ダイヤ「やれやれ…」
481>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 06:49:36.53ID:zEhh5pgo
ダイヤ「お待たせいたしました。お茶請けを探していて思い出したのですが、鞠莉さんあなたお家でお餅を焼いてもらっていたのでは…」
ルビィ「見て見て、かなんちゃんはオレンジ色のポフレが好きなんだよ。ほら、食べさせたらいっぱいハートマークだして喜んでくれるの!」スッスッ
かなん『~♡』
鞠莉「それならマリーも知ってるわ!確かちかはね、こっちの chocolate のやつが好きなのよ」スッスッ
ちか『~♡』
ルビィ「わあ、ちかちゃん嬉しそう!」キャッキャ
ダイヤ「どおおおおっほおおおおい!!人のポケパルレでなにをやっているのですかァァァ!!」
鞠莉「あ、ダメだよ~ダイヤ。ちか達お腹空かせちゃってたよ?」ノンノン
ルビィ「やっぱりおねいちゃんのぱったんパズルのハイスコアはおかしい」ムムム…
鞠莉「それと、お餅。たくさん焼いてもらったから持ってきたわよ。みんなで食べましょ」
お餅 タップリ!!
ダイヤ「んんんんんんっ!!」←言葉にならない様々な感情
482>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 07:26:40.99ID:zEhh5pgo
ダイヤ「貸しなさい!」バッ
ダイヤ「りこちゃん♡はここを撫でてあげるととても気持ちよさそうにするし、」スッスッ
りこちゃん♡『~♡』
ダイヤ「ルビィ♡♡♡はこの抹茶ポフレがずっと目で追うほど好きですし、」スイッ
ルビィ♡♡♡『~♡』パクパク
ダイヤ「ようちゃんは進化をしてからパズルでより生き生きとした表情を見せてくれるようになったし、」スッスッ
ようちゃん『♪』
ダイヤ「ダイヤさんは赤色のきのみがお好きなようです」スイッ
ダイヤ『…』
ダイヤ「このコ達の魅力を誰よりも知っているのはわたくしに違いないのですから、そう気安く手出ししないでいただきたいですわ!」フフンッ
ルビィ「ルビィきなこの食べる~」
鞠莉「…ん。さすが、ダイヤは coffee 淹れるのも上手なのねえ。ふんわり甘いのはなにかしら…」
ダイヤ「聞ーきーなーさ~~~いっ!黒糖です!!」
483>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 07:31:47.48ID:zEhh5pgo
しばらくして…
鞠莉「落ち着いた?」
ダイヤ「どの口が…ッ!」
鞠莉「そろそろ始めましょうよ、contest battle」
ダイヤ「構いませんけれど、わたくしが勝ったら本当に教えてくださるのですよね?ヒンバスの進化について」
鞠莉「モチロン!マリーに二言はないわ」
ダイヤ「…それならばよいのですが」
鞠莉「それよりも、準備の時間はいらない?言っておくけど、contest って普通の Pokemon battle とは勝手が全然違うのよ」
ダイヤ「ええ、まあ。鞠莉さんがこちらへ来るまでの間に少しだけ調整しておきましたから、大丈夫です」
鞠莉「あら、そう」
鞠莉「じゃさっそく始めましょっか!負けたからって泣かないでよね、ダイヤ♡」
ダイヤ「………………鞠莉さんこそ、約束は守ってもらいますからね」ギラン
ルビィ「…っ!」ゴクリ…
484>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 07:32:14.21ID:zEhh5pgo
続きは今日の夕方。
いざ、コンテストバトル開始へ!
485>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 18:26:15.65ID:zEhh5pgo
鞠莉「どの部門で battle
しましょうか。かっこよさでもたくましさでもマリーはなんでもいいよ。あ、ダイヤはうつくしさが好きかしら」カチカチ
ダイヤ「かわいさ部門で」キッパリ
鞠莉「hmm...?」
ダイヤ「かわいさ部門ではお気に召しませんか?」
鞠莉「…そんなことないよ。マリーは all rounder だもの」
ダイヤ「それならばよかったです」
鞠莉「…?」
鞠莉「それじゃ悪いけど、カイナシティまで戻ってもらえる?マリーはその間に polock でも追加しちゃおっカナ~」
ダイヤ「それには及びません。すでにいますから」
鞠莉「早いね…」ポカン
ダイヤ ニコッ
ダイヤ「それでは始めましょうか」カチカチ
鞠莉 (なに?この違和感…いつもの素人っぽさがまるで感じられない…ような…)
ダイヤ「もくたんちゃんとステージに立つのは、このコですわ」カチ
ルビィ「………っ!」
鞠莉「──────エ…!?」
486名無しで叶える物語(SIM)2019/07/18(木) 18:27:19.38ID:3EI5+d6J
【コメント】かわいさ以外全く育ててなさそう
487名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/07/18(木) 18:42:45.86ID:jRmfgXoL
これ生放送じゃないでしょ
488>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:06:50.17ID:zEhh5pgo
鞠莉 ポカーン…
『優勝』
『もくたん & プラスル!』
ダイヤ フッ
鞠莉「そん、な…」
ちとせ(クチート)
■■■■□□□□□□□□
プラスル
■■■■■□□□□□□□□□□□
ドン…!!
ダイヤ「持ち掛けられた勝負なので身構えたけれど、鞠莉さん、ご自分から提案なさった割には大したことありませんでしたわね」
鞠莉「ば…ばかなァっ!!」
鞠莉「嘘よ、こんなの嘘よ!マリーのちとせが負けるなんて──しかも、こんなにも──」
ルビィ (圧倒的…それは圧倒的な戦いだった──!)
489>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:11:38.39ID:zEhh5pgo
ルビィ (場面は二人がコンテスト勝負を始めるところにさかのぼる…と言っても、振り返る意味すら感じられないほどに、それは圧倒的な蹂躙だった!)
ダイヤ「もくたんちゃんとステージに立つのは、このコですわ」カチ
鞠莉「エ…!?」
『プラスル ♀』
鞠莉「ぷ、プラスル…?」
ダイヤ「ええ。なにか不都合でもありますか?」
鞠莉「う、ウウン、不都合なんてないわよ。マリーの partner はこのコなんだから!」
『ちとせ ♀』
ダイヤ「ほう…クチート、ですか」ピク
ダイヤ「道中あまり見かけた記憶がないポケモンですが…」
鞠莉「ダイヤの方ではまだ出てないのかもね」
ダイヤ「でしょうかね。知らないポケモンだからといって、それを反則だと吊し上げるようなつもりはないのでご安心を」カチカチ
鞠莉「それはよかった」カチカチ
490>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:16:18.33ID:zEhh5pgo
『ポケモンコンテストライブ!』
『かわいさ部門』
『エントリーナンバー1 マリー & ちとせ!』
ちとせ パァァァッ
鞠莉「フフン、どう?ちとせは桃色 polock なら百個だって食べられちゃうんだから!」
ダイヤ「ほう…可愛いですね」
鞠莉「ねー!ダイヤなんかよりよ~~っぽどカワイーんだから!」
ダイヤ「…なぜわたくしと比べるのですか。比べるならばせめてもくたんちゃん、でもなくプラスルちゃんでしょう」
鞠莉「ン~、そうねえ」
──【コメント】ダイヤさんってクチートに似てるよね
──ダイヤ『はい?クチート?なんですかそれは、まさかわたくしの知らないポケモンではないでしょうね!?』
鞠莉「ま、なんだっていいんだけど」
491>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:22:33.34ID:zEhh5pgo
観客 ワァァァ!
鞠莉「ちとせの可愛さに大盛り上がり!優勝は決まりね!」
ダイヤ「まだ早いでしょう。終わっていないどころかアピールタイムにすら入っていませんし、プラスルちゃんがステージに上がってすらいませんわ」
鞠莉「んもう!チャキチャキ動かないとノンノンよ、ダイヤ」
ダイヤ「そう急かされずとも、間もなく参りますから。それに、こともあろうにかわいさ部門で焦り急ぐなど、もっての外ではありませんか」
『エントリーナンバー2 もくたん & プラスル!』
鞠莉「さてさて、まずはダイヤのプラスルがどの程度ちとせに張り合えるのかお手並み拝見~っと…」
プラスル キラキラ パァァァァッッ
観客 ウオオオオオオッ!!
鞠莉「!?」
鞠莉「ち、ちとせのときより盛り上がって──」
ダイヤ「いるように、わたくしには見えますわね」
鞠莉「そんなはずない!いいわよ、結果はすぐにわかるんだから…!」
492名無しで叶える物語(邪馬台国)2019/07/18(木) 19:26:49.24ID:khGl2kCH
小さい頃はコンテストの仕様覚えるのが難しくて殆どやらなかったなあ
493>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:27:19.25ID:zEhh5pgo
『おひろめタイム 終了!』
『続いて、アピールタイムに 移ります!』
鞠莉 ドキドキ…
ダイヤ「…」
『アピール順』
『1.もくたん & プラスル』
『2.マリー & ちとせ』
『3.塾帰り & エネネ』
『4.短パン小僧 & キャモキャモ』
鞠莉「………!」
ダイヤ「プラスルちゃんがトップバッターのようですわね」
鞠莉「うう…っ」
494>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:34:25.35ID:zEhh5pgo
ルビィ (まずはっきりと差が出たのはここ)
ルビィ (コンテストに参加するポケモンをお披露目してコンディションを競う一次審査)
ルビィ (この評価基準は単純明快、参加する部門のパラメータが高ければ高いほど高得点。そしてそのパラメータは、もちろんポロックを食べさせた量で決まる)
ルビィ (鞠莉ちゃんが連れてきたクチートのちとせちゃん。鞠莉ちゃん自身が言ったわけじゃないけど、たぶん、このコは捕まえたばっかりでほとんど育成していなかった個体)
ルビィ (ポロックだって、普段からよっぽどマメに作ってないとしたら、短い時間で作って食べさせられる数は限られる)
ルビィ (そして、付け焼き刃で食べさせた程度の数じゃ、パラメータは満足に伸びない)
ルビィ (…とは言ってもさすが鞠莉ちゃん、ノーマルランクやスーパーランクなら余裕で飛び抜けちゃうくらいのパラメータまで持っていっていたのは凄い)
ルビィ (けど)
ルビィ (お姉ちゃんのプラスルちゃんは、かわいさが振り切って──上限に達してる…)
ルビィ (勝てるはずが、なかった)
ルビィ (一次審査の結果が高得点であるほど、二次審査のアピールの順番は早くなる。それがわかってるからこその、鞠莉ちゃんの表情…そしてなにより)
ルビィ (お姉ちゃんの、表情…!)
495>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:40:34.64ID:zEhh5pgo
鞠莉「ダイヤのプラスルの方が、マリーのちとせよりかわいさの condition がいいと評価された。その事実は受け止めるわ」
鞠莉「でも、だからって、ちとせよりプラスルが可愛いだなんてことにはならないんだからね!マリーはちとせが一番可愛いと思ってるんだから!」
ダイヤ「ええ、それはそうでしょう」コク
ダイヤ「あくまで審査基準に則って測られた杓子定規の順位ですから。わたくしだって、たとえプラスルちゃんのアピールが最後に割り当てられていたとしても、最も可愛いことを疑うつもりなど毛頭ありませんわ」
鞠莉「むぅ~っ…」
鞠莉「…いいもん、次よ、次!この appeal time で審査員達の節穴おめめにも間違いようがないほどの差を見せつけてやるわ!」
ダイヤ「はい。正々堂々、競い合おうではありませんか」ニッ
496>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:46:17.69ID:zEhh5pgo
鞠莉 (まずは…)
『ちとせは どのわざで アピールする?』
鞠莉 (これよ!)
→じゃれつく カチ
鞠莉 (じゃれつくは自分より前に appeal したポケモンにいたずらして、驚かせちゃうわざ。まずはマリーの前に立ったことを後悔させて、そのまま流れを崩しちゃうんだから)
鞠莉 (プラスルがどんなわざで appeal したって、ちとせがじゃれついてアゲル──)
『プラスルの アンコール!』パンパンッワアアッ
『アピールが まだの ポケモンを 緊張させた!』
鞠莉「!」
『ちとせは 緊張してしまった!』
鞠莉「!!」
『エネネは…』
『キャモキャモは…』
鞠莉「あ、あ…ちとせ…」オロ…
『ちとせは 緊張して アピール できなかった…』
鞠莉「!!!」
497>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/07/18(木) 19:50:13.74ID:zEhh5pgo
鞠莉「だ、イやぁ…!」
ダイヤ「そのような視線を向けられる覚えはありませんわよ。正々堂々、ルールに則った戦い方でしょう」
ダイヤ「自身のパートナーを如何に輝かせるか。そのために、障害があるならば妨害をすることが許されているのがポケモンコンテストです」
ダイヤ「悔しいのならば、アピールで取り返しなさいな」
鞠莉「くっ…」
鞠莉 (まさかマリーの方が出鼻を挫かれるなんて。でも、悔しいけど…ダイヤの言う通りよね)
鞠莉 (妨害されなければ、ちとせがプラスルを妨害してたんだもの)
鞠莉 (悔しいなら、アピールで取り返す…!)