【安価SS】黒澤ダイヤの実況 成長の証編 8

632>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2019/01/12() 15:59:56.60ID:CoxJArCP

ドスーン… ズポッ 

ダイヤ「!」 

ダイヤ「岩が穴に落ちて新たな道に…!」 

ダイヤ「なるほど、こうして奥へ進めるようになりましたわ。自然とはすごいものですわね…」 

ダイヤ「先日はこの短い抜け道を文字通り抜けるだけだったけれど、こんな風に奥へ続いているなんてね」カチカチ 

ダイヤ「火山の足元に通る洞窟…なにもないわけがありませんもの。一体この奥にはなにが…」カチカチ 


『もくたんは わざマシン06を 手に入れた!』 

ダイヤ「技マシンですわ!」 

ダイヤ「えーっと…」カチカチ 

『わざマシン06 どくどく』 

『相手を 猛毒の 状態に する。ターンが すすむほど 毒の ダメージが 増えていく』 

ダイヤ「えっなん…こわ…」 


『もくたんは ほのおのいしを 手に 入れた!』 

ダイヤ「ほのおのいしですわ!」 

ダイヤ「えーっと…」カチカチ 

『ほのおのいし』 

『ある 特定の ポケモンを 進化させる 不思議な 石。だいだい色を している』 

ダイヤ「ポケモンを進化させる石…!?」 

ダイヤ カチカチ 

→ようちゃん 

→使う カチ 

『使っても 効果が ないよ…』 

ダイヤ「なんですかこの冷たい反応は…」

 

633>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2019/01/12() 16:03:08.74ID:CoxJArCP

あのね 
砂漠で化石を拾う描写をすっかり失念していました 
復元のときにでも回想で書きます…拾うだけでそんな取り上げるほどの反応してるかわかんないけど… 

ダイヤさんが選んだ化石 
>>635 
※ ねっこのカセキ、ツメのカセキ、のいずれか。ねっこのカセキはリリーラ、ツメのカセキはアノプスです。

 

634名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/01/12() 16:04:41.41ID:TwLy4tOy

化石勢はプテラ(というより化石時のアイテム名)が好きかな

 

635名無しで叶える物語(プーアル茶)2019/01/12() 16:05:43.54ID:YqZwN4SS

アノプスすき

 

636名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/01/12() 16:07:53.71ID:TwLy4tOy

安価はツメになるかな

 

637>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/12() 16:38:50.18ID:KaIt71dM

ねっこのカセキレスもなかったし、ツメのカセキでいいかな 

プテラ…は、ひみつのこはくだっけ 
いいね!

 

638名無しで叶える物語(茸)2019/01/12() 18:37:50.34ID:9sIxmt+b

アノプスだと虫がまた被るな 
尤も虫の弱点は岩タイプで相殺してるけど

 

639名無しで叶える物語(庭)2019/01/12() 21:51:30.75ID:9v/cCAiI

ムドー撒菱吠える毒毒+αでセンリは倒せそうじゃないか? 


【コメント】どくどくを、ルビィ♡♡♡に覚えさせよう

 

640名無しで叶える物語(庭)2019/01/12() 23:31:07.34ID:sV+LCSYV

どくどくを覚えられるポケモン多すぎ問題

 

647>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 07:50:51.39ID:AwdaAFtr

ダイヤ カチカチ 

ダイヤ「技マシンとほのおのいしは拾えたけれど、期待していたポケモントレーナーや強いポケモンはいなかったわね…」 

ダイヤ「ここ以外に、当時から移動手段が増えたことによって行けるようになった場所などどこかあったかしら…」カチカチ 

ダイヤ「そういう場所があるとしたら、秘伝技であるいあいぎり、いわくだき、かいりきを使う場所か…ああ、マッハ自転車でしか登ることのできない坂道とかかしら」 

ダイヤ「いあいぎりは使えるようになるのが早かったし、先へ進まずに放置してきた場所はない気がしますわね」 

ダイヤ「いわくだきはそもそも使うべき場所が一ヶ所しかありませんでしたし、かいりきも同じ…」 

ダイヤ「マッハ自転車は………あ」 

ダイヤ「ケンコーおばあさまのお宅の傍!それならばここからすぐですし、行ってみましょう」カチカチ 


『バックパッカーとの 勝負に 勝利した!』 

バックパッカー『地方の中でも東へ西へ… 旅はどこでもできるんだね』 

ダイヤ「ポケモントレーナーはこのお一人だけですか。物足りませんが…そう、わたくしは思い出したのです。一ヶ所、探索を途中で切り上げざるを得ず、そのままになっていた場所があったことをね…!」カチカチ

 

648>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:00:36.92ID:AwdaAFtr

ダイヤ「この辺りまで戻ってこなければ、そのまま忘れてしまっていたかもしれませんわね。危ない危ない」カチカチ 

【コメント】善子の彼氏だけど質問ある? 

ダイヤ「はいぃ?」 

ダイヤ「ふふ、なにを下らない…大方、鞠莉さんあたりですか?善子さんにそのようなお相手がいるなどと、どうしてわたくしが信じましょうか」 

ダイヤ「善子さんとは春に知り合ってからもう半年を越える付き合いとなりますが、殿方の知り合いなど一人もいませんわ!断じて!!」 

ダイヤ「もう少し信憑性の高い冗談を考えてから再びおいでくださいな」カチカチ 

【コメント】ルビィちゃんの元彼だけど質問ある? 

ダイヤ「へ…」 

ダイヤ「ふ、いやいや…なにをおっしゃいますか。今の今でこれはあまりにセンスがないと言わざるを得ませんわね」 

ダイヤ「ルビィが産まれて十六年と三ヶ月十三日、片時すらあの子から注意を逸らしたことなどありませんが、それこそ有り得ない話です」

 

649>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:19:56.99ID:AwdaAFtr

ダイヤ「親族などを除きあの子が初めて殿方の話を自分からしたことは、これまでに四度だけ」 

ダイヤ「うち一度は小学六年生のときに家族で深海魚水族館へ行った際にルビィの落とし物を預かってくださっていた館内職員の方へお礼の手紙を書きたいと言ってきたときなので数える必要はありませんわね」カチカチ 

ダイヤ「それを除くと、小学二年次、小学四年次、そして中学三年次にそれぞれ同級生について話をしたことがあったわ」 

ダイヤ「小学二年次の同級生、名を橋本さんとおっしゃいましたが、彼についての話はこうです。『こくごのときにえんぴつをかしてくれた』、あの子はそそっかしくて当時忘れ物が多かったのですが、その日はたまたまわたくしが日直で早く行かなければならないにも関わらず普段通りの時刻に起きてしまい、朝から持ち物を確認してあげることができず、そんな事態が起こってしまったのだったわね… 
帰ってきて夕飯が済んでからそんなことを言うものだから、家族一同大慌てでしたわ。急いで菓子折を手配し、なんとか常識的な範囲内の時間に御礼を申し上げに伺うことができたのは幸いでした」カチカチ 

ダイヤ「彼は小学校の卒業と同時にご尊父の転勤で居を神奈川県へと移されたので、もうルビィとの関係は切れてしまっています。これは確かな情報ですわ」 

ダイヤ「次に小学四年次の同級生、秋山さんの話ですが――」

 

650>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:20:51.88ID:AwdaAFtr

ダイヤ「――以上のことから、ルビィに交際していた殿方がいるというような事実はまず有り得ません。そんな雑な、ほんのすこしの裏付けで見抜かれる冗談は、残念ながらこの黒澤ダイヤには通じませんわ」 

ダイヤ「せめて客観的な視点から頷けてしまう程度の信憑性がある内容を再考してから出直して――」 

【コメント】ルビィちゃんの元カノだけど質問ある? 

ダイヤ「はああああああああッッッ!?」 

ダイヤ「誰!?誰ですか!?あなたは本人ですか!?それともその『元カノ』なる女とルビィの関係を知っているということですか!?」 

ダイヤ「許しませんわよ!聞いてませんわよ!!」 

ダイヤ「有り得ない有り得ない有り得ない……思い当たる節などただの一人だって………」 

ダイヤ「誰ですか!!曜ちゃん!?曜ちゃんだったらただではおきませんわよ!!いえまさか鞠莉さん!?果南さん!?あなた方のいずれかではないでしょうね!?わたくしの友人であるという立場を 


お見苦しい発言がありましたので、割愛いたします…

 

651名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/01/15() 08:26:54.26ID:NEH19zri

メノ^ノ。^リ

 

652>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:30:40.38ID:AwdaAFtr

ダイヤ フーッフーッ… 

ダイヤ「…失礼、少し取り乱してしまいましたわ。落ち着いてオメガルビーを再開していきましょう」カチカチ 

ダイヤ「タウンマップを見るにこの辺りはホウエン地方で北端に位置し、これより北は海のはずですが…高い山々に囲まれていることで風景に海はなく、なんなら他の地域と比べてもやや渇き気味に感じられるわね…」 

ダイヤ「大地の渇きから砂漠が拡がるのか、砂漠の拡がりから周辺の大地が渇くのか、というのはかねてより論じられている点ですが、あまり肥沃な土地でないことは明らかです…注意が必要ね」カチカチ 

滝 ザァァァァ… 

ダイヤ「あら」 

ダイヤ「しかし、この滝はいつ見ても綺麗ですわね…」 

ダイヤ「…」 

ダイヤ「この滝と池から水路を引き、ハジツゲタウンの地下へある程度の水脈を通せば…」ブツブツ… カチカチ

 

653>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:40:17.25ID:AwdaAFtr

流星の滝 


ダイヤ「戻ってきましたわ!」 

ダイヤ「先に訪れた際は、マツブサ達を追うことが最優先事項で、探索する時間がありませんでしたからね」 

ダイヤ「奥の方へ進んでみましょう」カチカチ 

ダイヤ「静かで神秘的で、癒されますわ…」 

『あ!野生の ズバットが 飛び出してきた!』 

ダイヤ「生息するのはズバットのみ。生態系に異変がないことからも、この洞窟の環境が良好に保たれていることが窺えますわね」カチカチ 

ダイヤ「~♪」カチカチ 

『もくたんは つきのいしを 手に 入れた!』 

ダイヤ「つきのいしですわ!」 

ダイヤ「名前から察するに――…ほら。やはり、ほのおのいしと同じ系統の道具のようです。今は…ううん、これで進化できるコはいないようね、残念…」カチカチ 

『あ!野生の ソルロックが 飛び出してきた!』 

ダイヤ「レベリングが必要とは言え、無闇に野生のポケモンを傷付けるつもりはありませんわ。それに、こうも自然的な生態系が保たれている場所となればなおさらで――」 

ダイヤ カチ… 

ダイヤ「!!?」

 

654>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:52:03.37ID:AwdaAFtr

ダイヤ「ズバット――じゃ、ない…!?」 

ダイヤ「その進化した姿であるゴルバットですらない…というか、このポケモンは…」 

ダイヤ (一体……なに……!?)

 

参考画像

ダイヤ「そ、ソルロック…」 

ダイヤ「お名前と容姿から察するに、太陽…を、模したポケモン…?」 

ダイヤ「てっきりズバットのみが住み着く洞窟だと思っていたけれど、まさか…こうも奇なポケモンが…」 

ルビィ♡♡♡『…』 

ダイヤ「あ、そうね、ルビィ♡♡♡…お待たせしました」 

ダイヤ「ロックというお名前からいわタイプを有するのはほぼ間違いないでしょうし、あなたならば後れを取るとは考えづらいわね」 

ダイヤ「いわタイプと――ほのおタイプ…?かしら…」カチカチ 

『ルビィ♡♡♡の はがねのつばさ!』ギィンズパパッ 

『こうかは ばつぐんだ!』 

『相手の ソルロックは 倒れた!』 

ダイヤ「あっ!?」 

ダイヤ「ああ…レベル差を失念していましたね、もう少し威力の低い技で攻撃しなければいけないようですわ…」 

ダイヤ「みだれづきもエアカッターもいわタイプのポケモンには効果が今一つですし、はがねのつばささえ使わなければ倒してしまうこともないでしょう」カチカチ 

ダイヤ カチカチ…カチカチ…… 


ダイヤ「ソルロックが出ませんわーーーーっっ!!」

 

655>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 08:56:27.59ID:AwdaAFtr

昨日気付いたのですが、ORASはライバルの名前を変更できないようですね… 
男はユウキくんで固定の様子、一体あああああさんは何者なのか…

 

656名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/01/15() 08:59:37.33ID:NEH19zri

この世界では変えられるんだよ

 

657名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 12:38:30.69ID:bNEhorLA

真っ先に疑われる曜ちゃん草

 

658名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 14:21:32.55ID:nPaNzTTE

鞠莉は意外なポケモンでやべー動きしてきそう。例のパチリスみたいに

 

659>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 19:31:38.14ID:gwyb5Jdv

『やったー!ソルロックを 捕まえたぞ!』 

ダイヤ「やっと捕まりましたか…なかなか出会えない上に、こうも輪を掛けて捕まらないとは…」 

ダイヤ「はがねのつばさでは倒れてしまう、しかしみだれづきやエアカッターでは大したダメージを与えることができない。なかなかさじ加減の難しい戦いとなりましたわね」カチカチ 

ダイヤ「いわタイプと、…エスパータイプですか!いんせきポケモン、『宇宙から 落ちてきたと いわれる新種。空中に 浮かび 音もなく 移動する。戦いに なると 強い 光を 放つ』…不思議な力の象徴ですかね」 

ダイヤ「おびただしい数のズバットには出会ったものの、それ以外のポケモンとの遭遇は一切なし。水辺を渡る手段もないし、流星の滝の探索はこの辺で切り上げてよさそうね」 

ダイヤ カチ… 

ダイヤ「こちら側にも出口があるのね」 

ダイヤ カチカチ 

ダイヤ「タウンマップ上では、カナズミシティの北」 

ダイヤ ウーン… 

ダイヤ「いずれにせよトウカシティへ戻るのだから、カナズミシティへ抜けられれば御の字ね。行ってみましょう」カチカチ

 

660>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 19:40:47.75ID:gwyb5Jdv

115番道路 


ダイヤ「おほー」 

ダイヤ「こちらにもクレーターの跡が散見していますわね。かつてダイゴさんに伺った天変地異の名残かしら…」カチカチ 

ダイヤ「…む!」 

ダイヤ「あれは…ポケモントレーナー!」 

ダイヤ「ふふふ…どうやらこちら側に抜けてきて正解だったようね。ルビィ♡♡♡とようちゃんのレベリングに付き合っていただくとしましょうか」 

ダイヤ「もし!空手王とお見受けいたします。突然で恐れ入りますが、お手合わせ願いますわ――!」カチー 

……………… 

ダイヤ「他にはポケモントレーナーはいないようですわね…」カチカチ 

ダイヤ「三人の方にお相手いただき、またいくらか経験値を積むことができましたわ。この辺では野生のポケモンと出会えないようだし、発つことにしましょう」

 

661名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 19:43:55.43ID:nAzh66mZ

【コメント】曜ちゃんってどんな娘?

 

662>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 19:51:44.70ID:gwyb5Jdv

カナズミシティ 


ダイヤ「タウンマップの通り、カナズミシティに出ましたわ」 

ダイヤ「ですが、段差を越えられないので、こちらから再び流星の滝へ戻ることはできないようですわね。再度訪れるには、改めてハジツゲタウンの方から回るよりない…と」 

ダイヤ「ま、今は戻る理由もありませんし、必要になったら考えることにしましょう」カチカチ 

ダイヤ「カナズミシティはすでに街の隅々まで探索したから、特に立ち寄るべきところもありませんわね」 

ダイヤ「このままトウカの森を抜ければトウカシティですが…ルビィ♡♡♡達のレベリングはこれくらいでよいのかしら」 

ダイヤ「アスナさんのお手持ちが28レベルであったことを思えば、順当に考えてトウカジムではもっと高いレベルのポケモンと戦うことになるはず…」 

ダイヤ ウーン… 

【コメント】曜ちゃんってどんな娘? 

ダイヤ「へ?」 

ダイヤ「どんなむすめって、別にわたくしは親でも保護者でもないのですが…」 

ダイヤ「人となりで言うならば、明るく朗らかで誰にでも分け隔てなく接する、人としてまさに理想的な方だと思いますが――なんですか突然。わたくしに訊かずとも、あなたが感じるままが曜ちゃんでしょうに」

 

663>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 20:05:04.43ID:gwyb5Jdv

ダイヤ「幼馴染みの千歌ちゃんや同級生の梨子さんはもちろんのこと、年下には思いやりを忘れず、目上にあたるわたくし達には礼節を持って接し――千歌ちゃん達と一緒になって、多少悪ふざけが過ぎることはあるけれど、それも高校二年生という年齢を思えば決して責められるべき点ではないでしょう」カチカチ 

ダイヤ「引っ込み思案なルビィや花丸さん相手には、それに合わせてくださいますしね」 

ダイヤ「一つ言うならば、ああ見えて――と言うといささか語弊がありそうですが、周りに気を遣い過ぎるきらいがあることが気がかりと言えばそうかしらね」 

ダイヤ「示された道の上では猪突猛進なれど、いざ分岐路に立つと周囲の意見を尊重し過ぎてしまうというか――」カチカチ 

ダイヤ「――もしかして、曜ちゃんとは渡辺曜ちゃんのことではなくて、ワカシャモのようちゃんのことでしたか?でしたら失敬」 

ダイヤ「ようちゃんはとても頼りになるコですわよ。ルビィがわたくし達の窮地に合わせて贈ってくれたのだから、当然と言えば当然だけれどね」カチカチ 

ダイヤ「高い攻撃力に、タイプ相性は攻めも守りも幅広く。先のアスナさんとの戦いは、ようちゃんなしには乗り切ることができませんでしたわね」 

ダイヤ「…」 

ダイヤ「みんなそろそろお腹が空いた頃かしらね」スイスイスイスイ 

ようちゃん『~♡』 

ダイヤ「~♡」

 

664>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 20:16:20.54ID:gwyb5Jdv

トウカシティ 


ダイヤ「そうこうしている間に、気が付けばトウカシティへ辿り着いてしまいましたわ」 

ダイヤ「ここまでの戦闘は全てルビィ♡♡♡とようちゃんに担ってもらったものの、学習装置のおかげで他のコ達も微量ながら経験値を積むことができたわね」 

ダイヤ「さて…」カチカチ 

ダイヤ「このタマゴはまだ孵る気配がありませんわ。ようちゃんのときもそうだったけれど、それなりの時間歩かなければならないようですものね…」 

ダイヤ「んー…」

 

665>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 20:17:51.46ID:gwyb5Jdv

現在のパーティ (下記五匹+タマゴ(ソーナノ))
(
トウカシティ到着時点)
 

 

 

ジュプトル♀ くさ LV31 しんりょく 
メガドレイン、がんせきふうじ、リーフブレード、れんぞくぎり

 

 

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV30 いかく 
エアカッター、しびれごな、あまいかおり、バブルこうせん

 

 

かなん(ヤルキモノ)♀ ノーマル LV30 やるき 
いわくだき、かいりき、いあいぎり、だましうち

 

 

ルビィ♡♡♡(エアームド)♀ はがね、ひこう LV26 がんじょう 
ほえる、はがねのつばさ、エアカッター、みだれづき

 

 

ようちゃん(ワカシャモ)♀ ほのお、かくとう LV27 もうか 
つるぎのまい、にどげり、バトンタッチ、ニトロチャージ

このままトウカジムへ挑む? >>667 
※ 挑む、まだ挑まない、のいずれか。まだ挑まない場合、誰を何レベルまでレベリングする、タマゴを孵す、などある程度自由かつ具体的に指定可。

 

666名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 20:19:30.34ID:7BL9FtP8

挑む

 

667名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 20:19:57.02ID:jfq8RlQr

挑まない 
エアームドを29までレベリング

 

668>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 20:36:37.87ID:gwyb5Jdv

ダイヤ カチ… 

ダイヤ「…いえ。挑戦を急ぐ必要はありませんわね」 

ダイヤ「物語が進むにつれ、いつしか周囲の速度に遅れないようにと考えるようになってしまっていたけれど――最も大切なことは、危険なく戦い抜くこと」 

ダイヤ「少なくともわたくし自身がそう思えるまで、不確定な戦いに挑むべきではない。戦いに身を晒すのはわたくしでももくたんちゃんでもなく、このコ達なのだから」 

ダイヤ「…問題は、レベリングの場が思い浮かばない点ね」 

ダイヤ「この周辺を始め、出会ったポケモントレーナーの方々とは漏れなくバトルを終えてしまっているし」 

ダイヤ「野生のポケモン達をたくさん倒すという選択肢はあまり取りたくない上、背に腹は代えられないとしても――この辺りの野生ポケモンは軒並みレベルが低く、弱い者いじめのようになってしまう…」 

ダイヤ「とすれば、ここまでで最も高レベルのポケモンが生息していた砂漠に戻るのが、理屈上は手っ取り早いわけだけれど…うーん…」 

ダイヤ「…ひとまず、向かいながら考えるとしましょうか」カチカチ

 

669名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 20:37:33.60ID:jfq8RlQr

ゆーてこのレベル帯ならそこまで時間もかからないしね

 

670>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 20:51:54.25ID:gwyb5Jdv

ダイヤ カチカチ 

ダイヤ「ここから砂漠へ向かうには、カナシダトンネルを抜けるより他、道はないかしらね…ん?」 

ダイヤ「…」 

ダイヤ「こんにちはー…」カチ 

ピーコ≡ ハギ≡ キャッキャウフフ 

ダイヤ「ハギおじいさま!」 

ダイヤ「船が停まっていたもので、もしかしてと思いましたが…トウカへお戻りだったのですね!」 

ダイヤ「相変わらずなご様子で安心しましたわ」 

ハギ『おお、お嬢ちゃん。キミのためなら喜んで船を出そう!どこへ行きたいのかな?』 

ダイヤ「こんなときばかり訪ねるわたくしでお恥ずかしい限りですが、カイナシティまでお願いしてもよいですか…?」 

ハギ『よっしゃ!行くぞ、ピーコちゃん!』 

ダイヤ「ありがとうございます!」

 

671>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/15() 21:00:36.32ID:gwyb5Jdv

カイナシティ 


ハギ『ほれ、着いたぞ!カイナシティだ!』 

ダイヤ「おじいさまの船は速いし快適だし、乗せていただくたびその操船の腕には惚れ惚れいたしますわ。この短い時間しかご一緒できないのが残念です」 

ダイヤ「わたくしが立派なポケモントレーナーとなった暁には、このホウエン地方を飛び出して大海原への船旅へぜひお連れくださいね。行く手を阻む障害は、わたくし達が一手に引き受けますので――♡」 

ダイヤ「それでは、わたくしは行きますわ。お身体にお気を付けくださいまし!」

 

672名無しで叶える物語(庭)2019/01/15() 21:02:19.39ID:uqc9V53M

【コメント】次のジムはノーマルタイプだ!

 

673名無しで叶える物語(ぎょうざ)2019/01/15() 21:37:06.78ID:A2HkjWt7

【コメント】善子ちゃんの恥ずかしい話第2弾やって

 

674名無しで叶える物語(家)2019/01/16() 03:01:27.99ID:YZsYIWd+

このダイヤさん、ポケスペ赤緑編の世界を主人公として旅して欲しくなるなあ(妄想)

 

675>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:18:37.85ID:VPnQ7Zj4

ダイヤ「ここから砂漠を目指すとなると、ふふふ…」カチカチ 

『もくたんは 自転車に 乗った!』 

ダイヤ「しばらくぶりの登場ですわ!」テテーン 

ダイヤ「わたくしにはやや扱いが難しい速度が出ることだけが難点ですが、いざ…」 

もくたん スイー 

ダイヤ「やはり速いですわ!もくたんちゃんの乗りこなしはホウエン地方で随一ですわよ!!」 

【コメント】ダイヤちゃんかわいい 

ダイヤ「はい?」 

ダイヤ「文字を打ち損なっていますわよ、もくたんちゃんの間違いでしょう?」 

ダイヤ「ご覧なさい、この迷いのない漕ぎ足!わずかにもその身を左右へ揺らすことなく敢然と進む姿――美しいとすら言えますわ」 

【コメント】なんか歌って 

ダイヤ「もくたんちゃんの話がまだ終わっていないでしょうが」

 

676>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:31:40.78ID:VPnQ7Zj4

110番道路 


ダイヤ「ここからは下の道よりもサイクリングロードを通った方が速いですわよね」カチ… 

ダイヤ「…」 

もくたん スイー 

ダイヤ「…まさか、ね」 

ガチャ 

『どこかから 視線を 感じる…』 

ダイヤ「!?」 

ダイヤ「またぞろ善子さんは懲りずに――」 

――ダイヤ『善子さんは、おじさんがお好きなのですか?』 

――善子『勘違いだからそれェ!!』 

ダイヤ「――と、いえいえ…これはわたくしの勘違いだと教えていただいたのでした」 

ダイヤ「ここはからくり屋敷という、オメガルビーの中のいち施設。わたくしに意味のわからぬ挑戦を吹っ掛けてきたあのおじさんは善子さんではなく、ただのおじさん」 

ダイヤ カチカチカチカチ 

『見付かってしまったか!』 

ダイヤ「毎度同じような場所に隠れて。芸がありませんわよ」

 

677>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:36:33.20ID:VPnQ7Zj4

からくり大王『あんたこのワシに挑戦しにきたってわけだろう!そうだろう!』 

からくり大王『あんたに負けてからワシは研鑽に研鑽を重ねた!今度こそあんたに参ったと言わせてやろう!』 

からくり大王『よーし、そんならあの掛軸を潜っておいで!見事ワシの元まで辿り着くことができたら褒美をあげよう!』 

ダイヤ「お一人で話を済ませないでいただけますか」 

からくり大王 クルクルクル… ヒューーーン 

ダイヤ「相変わらず、奇な動きを…」 

ダイヤ「まあ、よいでしょう。リベンジなさろうという向上心そのものは見上げます。それにこの黒澤ダイヤ、誰からのどんな挑戦でも、断るつもりはありません」 

ダイヤ「そこまでおっしゃるご自慢のからくり屋敷を、完膚なきまでに攻略してさしあげますわ」カチ

 

678>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:42:38.59ID:VPnQ7Zj4

ダイヤ「………………!」 


ダイヤ「…!」 


そこは見渡す限り、もろそうな岩、もろそうな岩、もろくもなさそうな岩………ッ! 

そこにはかつて彼女を最も悩ませ、かつかなんとの絆を揺るがぬものとする原因となった因縁の秘伝技『いわくだき』の使用対象であるフィールドトラップが敷き詰められているッッ! 

どうせ変わらず木の迷路で道が少し複雑になった程度だろうと高をくくっていた黒澤ダイヤの反応や、いかに―― 


ダイヤ「かなんさん、いわくだき」カチー 

かなん『グガァァッ!』カットイン

ボゴッ 


――さしたる戸惑い、なしッッッ!!

 

679名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/01/16() 09:46:05.09ID:Ij5j/elA

【コメント】|c||^.- ^||🤜💥

 

680>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:47:50.53ID:VPnQ7Zj4

ダイヤ「なるほど、まるっきり前回の流用というわけではなく、全体の様相を刷新したその気概は買いましょう。ですが、本質に変化がない」カチカチ 

ダイヤ「木を伐って進むか、岩を砕いて進むか、それだけの違いならば――」 

ダイヤ「厳しいことを言いますが、この程度の変化を『成長』とは呼べませんわね」カチカチ 

かなん『グガァァッ!』 

ボゴッ 

ダイヤ「しかし」 

じゅくがえり『あっちもこっちも岩だらけ!』 

『じゅくがえりが 勝負を 仕掛けてきた!』 

ダイヤ「ここへの寄り道は、無駄足に終わらずには済みそうです。そこだけは――感謝、ですわね」カチッ

 

681>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 09:56:40.95ID:VPnQ7Zj4

『じゅくがえりとの 勝負に 勝利した!』 

じゅくがえり『岩はもういーわ…』 

ダイヤ カチカチ 

ダイヤ「ほら、もう出口が見えてきましたわよ」 

巻物 もくたん 

ダイヤ「そうそう、確かあの巻物に書かれた合言葉を扉に書き記すことで――……」 

――『もくたんは 巻物に 書かれた 合言葉を 覚えた!』 

――ダイヤ『拾っていく道具ではないのですね。とりあえず先へ進みましょうか』 

――『もくたんは 合言葉を 記した!』 

――『からくり大王さま ステキ!』 

――ダイヤ『はあ?』 

ダイヤ ヒクッ… 

ダイヤ「まさか」カチ 

『もくたんは 巻物に 書かれた 合言葉を 覚えた!』 

ダイヤ「まさかまさかね」 

ダイヤ「曲がりなりにもリベンジを謳うのだから、からくりを木から岩へと一新したのだから、まさか前回と同じままのはずが――」カチカチ 

『もくたんは 合言葉を 記した!』 

『からくり大王さま カッコイイ!』 

ダイヤ「これもうセクハラですわよ!訴えますからね!!」 

【コメント】|c||^.- ^||
🤜💥 

ダイヤ「んん!?」キッ 

ダイヤ「…」 

ボフッッッ (なにかを殴ったかのような音)

 

682>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2019/01/16() 10:02:02.47ID:VPnQ7Zj4

からくり大王『こんなにあっさりクリアするなんて…徹夜で岩を敷き詰めたというのに!』 

ダイヤ「あの、そういうのはどうでもいいので先のセクハラに対して謝罪を要求いたします」 

からくり大王『うーん、しょうがない!負けを認めてこれを渡そう!』 

『もくたんは かたいいしを 手に 入れた!』 

ダイヤ「物じゃなくて。誠心誠意からの謝罪を――」 

からくり大王『これからもその固い意思で道を切り拓いていくのだ!なんつって!』 

からくり大王『ではさらばだー』クルクルクル… ヒューーーン 

ダイヤ「謝罪しなさいと言ったのが聞こえませんでしたかァ!!」