383>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/20(土) 20:53:48.52ID:SHeFO34d
ツツジ『ここまで来たのですね、新米トレーナーさん』
ツツジ『私はカナズミシティジムリーダーのツツジ』
ダイヤ「…お噂はかねがね」
ツツジ『時に、トレーナーさんは知っていますか?戦闘の最中、ポケモンが毒を浴びることがあること…火傷することがあること…そのデメリット…そして治し方…』
ツツジ『ポケモン勝負は、トレーナー同士の知識の勝負』
ツツジ『トレーナーズスクール始まって以来のこの天才に、打ち勝つことができるかしら――!?』
『ジムリーダーの ツツジが 勝負を しかけてきた!』
384>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/20(土) 20:55:48.74ID:SHeFO34d
『ツツジは イシツブテを 繰り出してきた!』
ダイヤ「口上は立派ですね。さすが、いかな目的と言えど人の上に立つだけのことはありますが…」
もくたん『いけっ!ちか!』
ちか『キシキシッ!』
ダイヤ「相も変わらずあなたもイシツブテですか。しかもお手持ちが二匹とは…随分と舐められたものですね」
385>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/20(土) 21:00:30.68ID:SHeFO34d
ダイヤ「門下生の方々の面前で申し訳ありませんが、手を抜くつもりはありませんわよ」
ダイヤ「まだポケモントレーナーになって日が浅いわたくしは、きっと知識の面であなたの足元にも及ばないのでしょうね。ですが、少なくともこれくらいは知っているのですよ――」
『ちかの あわ 攻撃!』チパパパ
ダイヤ「――イシツブテにとってこのちかさんが、天敵であるということくらいは!!」
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「そして」
『イシツブテの がんじょう!』
ダイヤ「特性のがんじょうの効果によって、必ず踏み留まられてしまうということも」
386名無しで叶える物語(茸)2018/10/20(土) 21:01:24.56ID:W+4lsQbX
【コメント】
かしこい!かわいい!
387>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/20(土) 21:03:40.67ID:SHeFO34d
『相手の イシツブテの がんせきふうじ!』
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「くっ…」
ダイヤ「どうやら、わたくしのちかさんとあなたのイシツブテはお互いに有効打を持ち合っているようですわね…」
ダイヤ「お互いに残された体力はわずか、次に同じ技を受ければ倒れてしまうところまで状況は同じ………ですが」
388>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/20(土) 21:06:02.80ID:SHeFO34d
ダイヤ「臆さず怯まず、一気呵成!!」
『ちかの あわ 攻撃!』チパパパッ
『こうかは ばつぐんだ!』
『相手の イシツブテは 倒れた!』
ダイヤ「……っふぅ!」グッ
390>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 08:57:07.03ID:WPHlYzoC
ダイヤ「ちかさんのあわ攻撃の命中率は100とある――つまり絶対に外すことのない技」
ダイヤ「ということは、もう一度イシツブテの攻撃に耐えるか、こちらが先に動くことができればよい」
ダイヤ「ちかさんがイシツブテに先制できることは先の攻防で判明していましたからね。迷わずちかさんに突き進んでもらうことがでしました」
【コメント】かしこい!かわいい!
ダイヤ「ふ…」
ダイヤ「ふふ、おやめなさいな…勝負の途中ですわよ」//
ダイヤ「ともかく!」バッ
ダイヤ「あなたのお手持ちは残り一匹」
ダイヤ「ちかさんにはここで控えに戻っていただきますが、それを除いてもまだわたくしと共に戦ってくれる仲間は三匹もいます」
ダイヤ「それでも――続けますか?」
391>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 09:00:04.11ID:WPHlYzoC
『ジムリーダーの ツツジは ノズパスを 繰り出そうと している!』
ダイヤ「…そうですか。残念ですわ」
『もくたんも ポケモンを 入れ替えますか?』
ダイヤ「ええ」
ダイヤ「二匹目とはいえ、後出しなさるということは少なくともイシツブテより強いポケモンなのでしょう。傷付いたちかさんをそのまま戦わせるつもりはありませんわ」
『どの ポケモンに 入れ替える?』>>393
※ キモリ、よしこ、かなん、のいずれか
392名無しで叶える物語(茸)2018/10/21(日) 09:06:41.39ID:tiZfeBFv
かなん
393名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 09:47:04.08ID:drCzaaC7
キモリ
394>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 09:57:14.68ID:WPHlYzoC
ダイヤ「おゆきなさい」
もくたん『いけっ!キモリ!』
キモリ『キャモーッ!』
『ジムリーダーの ツツジは ノズパスを 繰り出してきた!』
ノズパス『グルルエエッ!』
ダイヤ「…石、のポケモンみたいですね」
395>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:03:15.98ID:WPHlYzoC
ダイヤ (さて、どうしたものか…)
ダイヤ (名前からしてイシツブテも石のポケモンであることは間違いないでしょう。それならばタイプが同じと見えるノズパスにもちかさんで有利に戦えた可能性は高いですが…)
ダイヤ (…どうやらこのジムは、石のポケモンを専門にしているのでしょうね。そうとわかっていれば、門下生の方々で他のコ達の相性を確認しておくこともできましたが…)
ダイヤ (キモリちゃんの技は、メガドレイン、にらみつける、すいとる、でんこうせっか)
ダイヤ (ここは確実に先手を打って流れを掴むとしますか――)
396>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:07:56.36ID:WPHlYzoC
『キモリの でんこうせっか!』シュババッ
『こうかは いまひとつの ようだ!』
ダイヤ「む…」
『相手の ノズパスの がんせきふうじ!』ズゴゴオッ
ダイヤ「……!」
『キモリの 素早さが 下がった!』
ダイヤ「なっ…!?」ガタッ
ダイヤ「先ほどはそのような効果は――……いや」
ダイヤ「どくばりだって毎回相手を毒にするわけではないものね…なるほど、一定の確率で追加効果のようなものを持つ技が多数あるのだと見るべきですか…」
397>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:14:36.44ID:WPHlYzoC
ダイヤ (キモリちゃんの素早さが下がってしまった…)
ダイヤ (こうなると、今でんこうせっかで攻撃したことが少し惜しまれますわね。他の技ならばお互いの素早さを測ることができたけれど…)
ダイヤ (いずれにせよ、このダメージしか与えられないのならば、でんこうせっかを撃ち込み続けても勝機はない。それならば) カチ
398>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:17:37.08ID:WPHlYzoC
ダイヤ (どうですか…!?)
『キモリの メガドレイン!』シュワァァア
ダイヤ「――よし、先制!」
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「!」
ダイヤ「くさタイプの技は、石のポケモン――暫定でいしタイプとでもしましょう、石タイプに効果抜群なのですね」
ダイヤ「みずタイプの技もそうでしたし、今回は相性に救われそうですわね…」
『相手の ノズパスの かたくなる!』キキーン
『相手の ノズパスの 防御が 上がった!』
399名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 10:19:43.26ID:JEW2lqTs
【コメント】お姉ちゃんがんばルビィ!!
400>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:23:24.42ID:WPHlYzoC
ダイヤ (さて、三回目の攻防ですが)
ノズパス『…』
キモリ『…』
ダイヤ (体力は互角…ですね)
ダイヤ (次またがんせきふうじが来たとして、耐えられるのはほぼ間違いないでしょう。お互いのダメージを見るに、メガドレインとがんせきふうじの撃ち合いとなれば、キモリちゃんの勝利は恐らく揺るがない)
→メガドレイン
ダイヤ「…」
ダイヤ (かたくなる…)
ダイヤ (防御が上がったとありましたが…)
ダイヤ「…」
401>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:26:11.39ID:WPHlYzoC
ダイヤ (いえ。ここでメガドレインのダメージがいくらか減ったとしても、体力の回復量まで計算に入れればまだ窮地に立つことはない)
ダイヤ (一度防御が上がるということが、戦闘にどの程度の影響を与えるものなのかを見極める意味でも、ここはもう一度メガドレインを――)
【コメント】お姉ちゃんがんばルビィ!!
ダイヤ「――んなあっ!?」
→にらみつける カチー
ダイヤ「あーーーっ!!」
402>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:28:43.05ID:WPHlYzoC
ダイヤ「ああっ違っそれではなく…ちょっとルビィ!?あなた寝ているのでは――」
『キモリの にらみつける!』キュピーン
ダイヤ「待って進まないでください!少しルビィとお話がっ」
『相手の ノズパスの 防御が 下がった!』
『相手の ノズパスの かたくなる!』キキーン
『相手の ノズパスの 防御が 上がった!』
ダイヤ「いたちごっこですか!!」
403>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:33:27.07ID:WPHlYzoC
ドタドタドタドタ
ダイヤ「ルビィ!あなた寝ているのでは――」スパァン
部屋 真っ暗
ルビィ「zzz」
ダイヤ「あ、あら…?眠り状態ですわ…」
ルビィ「ゅ…」モゾ
ダイヤ「!」
ダイヤ ソーッ… パタン
ダイヤ (あぶな、起こすところでした…)
ダイヤ「…」
ダイヤ (…あの人ですか)
――??「ぬるゲー反対よ☆」
ダイヤ「覚えておきなさいね…」スタスタ…
(この間、画面はもちろん放置)
404名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 10:35:05.85ID:drCzaaC7
【コメント】草
405>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:35:54.57ID:WPHlYzoC
ダイヤ「思わぬ邪魔が入りましたが」
ダイヤ (戦況は先ほどと変わらない――と思ってよい…の、ですよね?)
ダイヤ (お互いの行動によって、ノズパスの防御が上がり、また下がっただけ)
ダイヤ (ここは迷わずに)
→メガドレイン ピッ
406>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:40:15.02ID:WPHlYzoC
『キモリの メガドレイン!』シュワァァア
『こうかは ばつぐんだ!』
ダイヤ「ふむ…」
ダイヤ「あまりダメージが変わったようには見えませんわね…」
ダイヤ (ここまで効果が薄いものなのだとすれば、わざわざ一回分の行動を費やして攻撃や防御を上げ下げするのは無駄に思えますが…それはともかく)
『相手の ノズパスの がんせきふうじ!』
ダイヤ「…勝負はあったようですわね」
407>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:44:09.13ID:WPHlYzoC
ダイヤ「あなたの攻撃が急所に当たっていたらキモリちゃんは倒れてしまっていたかもしれませんが、結果はご覧の通りです」
ダイヤ「次のキモリちゃんのメガドレインによって、あなたのノズパスは倒れる」
ダイヤ「なにか、弁明の言葉はありますか?」
ツツジ スッ
ダイヤ「!」
ツツジ『まだ負けていません。私の知識を総動員します!』
ダイヤ「…いさぎわるい。という言葉は存在しませんが、諦めないことも才能の一つですわ」
ダイヤ「足掻いてみなさい――できることがあるのなら」
408>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:46:13.92ID:WPHlYzoC
→メガドレイン カチッ
ダイヤ「さあ、キモリちゃん。引導を
『ジムリーダーの ツツジは キズぐすりを 使った!』
ダイヤ「はああああああああんっっ!!?」
409>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:48:47.10ID:WPHlYzoC
ダイヤ「いや!いや!!おかしいでしょう!!!」
ダイヤ「さっき聞きましたわよ!?ポケモンはキズぐすりなどの人間が作った道具は、使い方がよくわからないから使えないらしい――と!」
ダイヤ「なんっ、あなた…キズぐすりっ……」
ダイヤ「なんなのですか!!」
『キモリの メガドレイン!』シュワァァア
ダイヤ「しかも元の体力に戻っただけではありませんか!!」
【コメント】草
ダイヤ「やかましい!今さらキモリちゃんのタイプなど言われずとも知っていますわ!」
410>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:55:51.56ID:WPHlYzoC
ダイヤ「ええ…もう、なんなのですか…わからないことばかり起こります…」←頭かかえてる
ダイヤ「なにかわたくしの認識に勘違いがありましたか?それともあの少年の言葉を聞き間違えていた?」
ダイヤ「ううー……」
ダイヤ「…考えましょう……」
ダイヤ「まず、トレーナーズスクールにいたあの少年は確かに言いました。『ポケモンも 道具 持てるけど キズぐすりとか どくけしとか 人がつくった 道具は 使いかたが わからない みたい』…と」
ダイヤ「それなのに、今、確かにツツジさんはノズパスに対してキズぐすりを使った…」
ダイヤ「…待ってください」
411名無しで叶える物語(茸)2018/10/21(日) 10:57:59.73ID:jEznrxX+
【コメント】
ダイヤさんも使えばいいじゃん
412>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 10:58:35.20ID:WPHlYzoC
ダイヤ バッ
→ポケモン
→キモリ
→ようすをみる ピッ
ダイヤ「……やっぱりおかしい…」
もちもの:オレンのみ
413>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:01:05.16ID:WPHlYzoC
ダイヤ「オレンのみは、確か――」
『ポケモンに 持たせると HPを 10だけ 回復する』
ダイヤ「それなのに、なぜキモリちゃんはオレンのみを使わないの…?」
ダイヤ「なにか…なにか勘違いが……」
【コメント】ダイヤさんも使えばいいじゃん
ダイヤ「!!」
ダイヤ「なるほど、そういうことですか…」
ダイヤ「ふふ…この黒澤ダイヤとしたことが、お恥ずかしい限りですわ…ふふふ…」
414>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:02:00.49ID:WPHlYzoC
ダイヤ「こんな段階になるまで、あなたの策略に気付かないとはねえ――」
ダイヤ「――ツツジさん」
415>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:07:07.35ID:WPHlYzoC
ダイヤ「わたくしに勘違いなどない。あるのは、そもそも与えられた情報が誤っていた――いえ…虚偽であったという事実」
ダイヤ「あの少年の言葉には嘘があった」
ダイヤ「本当は、ポケモンが自分で使えないのは人間が作った道具ではなく、自然物の方なのでしょう?」
ダイヤ「その誤情報をわたくしに与えておくことで、戦闘において『道具使用の有無』というアドバンテージを得た…実にあなたらしい、狡猾な盤外戦術ですわ」
ダイヤ「あなたの誤算は、善子さんというアシスタントの存在を知らなかったことです。『ダイヤも使えばよい』、このアシストがなければ気付けなかったかもしれませんわ」
416名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/10/21(日) 11:10:25.87ID:uBGLg0Jl
【コメント】本当のことを教えてあげたいけど試行錯誤してる姿が可愛いからそのままにしておこう
417>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:14:14.38ID:WPHlYzoC
ダイヤ「しかし、最後の最後に詰めが甘かったですわね。しっかりとあなたの策略は、尻尾が出てしまっていますわよ」
ダイヤ「せめて――お洋服くらいは変えさせるべきでしたね!!」ドヤァァアアッッ
418>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:21:08.93ID:WPHlYzoC
ダイヤ「あなたはあなたなりの勝利法として正義を謳うおつもりかもしれませんが――そのような小手先戦法でこのわたくしに勝てるとは思わない方がよいですわ」
ダイヤ「キモリちゃん、よしこさん、ちかさん、かなんさん」
ダイヤ「あなた方の陰謀がいかに強大であろうと、何度でもわたくし達が挫き、そして正しい道へと戻して差し上げましょう」
ダイヤ「さあ、キモリちゃん――粛清のお時間ですわ」
ダイヤ「必殺!」
ダイヤ「MEGA drain――――!!」
……………
419>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:23:15.83ID:WPHlYzoC
『ジムリーダーの ツツジとの 勝負に 勝利した!』
ツツジ『まさか…私が負けるなんて…』
ダイヤ「…ふぅ」
ダイヤ「あなたも元は純粋にポケモンを愛し、高みを目指していたのではありませんか?もう一度、その気持ちを取り戻してほしいと――わたくしはそう願いますわ」
420>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:27:59.90ID:WPHlYzoC
ツツジ『知識だけでは勝てない、そんな勝負もあるのかもしれませんね…』
ダイヤ「この勝敗に理由があるとすれば、あなたが盤の外で奇策を考えている間、わたくしはただ純粋にこのコ達と向き合っていた――それだけなのではないでしょうか」
【コメント】挑戦者のバッジの数で強さ調整してるんだけどね
ダイヤ「ですから、本来の力を充分に発揮したあなたとならば、きっともっとよい勝負が…………ちょっと待ってください」
ダイヤ「は?なんですか?嘘でしょう?」
421>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:29:59.10ID:WPHlYzoC
ダイヤ「わたしくが?まだジムバッジを持っていなかったから手加減したと?そうおっしゃるのですか?」
ツツジ『勝利を認めた証として、このバッジを授けましょう』
ダイヤ「いやいやいやいや、受け取れないでしょうそんなもの。待ってくださいよ。は?本当はもっと強いポケモンも控えていて?お手持ちも六匹連れてくることができて?」
ダイヤ「いやいやいやいや……」
ダイヤ「ええ?オイ」
ツツジ『ついでにこの技マシンもあげましょう』
ダイヤ「貰えるかっつーんですわよォ!!」
『もくたんは 技マシン39を 手に 入れた!』
ダイヤ「貰わないでくださいもくたんちゃん!!」
422>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:35:02.34ID:WPHlYzoC
ダイヤ「黒澤ダイヤ!ここまでコケにされて黙ってなどいられませんわ!」
ダイヤ「もう一度わたくしと勝負をなさい、次はあなたの本当の力で!いるのでしょう、いしタイプを極めたあなたの本当の真打ちが!」
ツツジ『そのバッジがあれば、戦闘の場以外でも居合い切りの技を使うことができるようになりますよ』
ダイヤ「話をお聞きなさい!電光石火をあなたに使いますわよ!!」
【コメント】本当のことを教えてあげたいけど試行錯誤してる姿が可愛いからそのままにしておこう
ダイヤ「はあ!?この期に及んでまだなにか隠し事があると!?このっ…!」
その後、あまりに騒がしくし過ぎて起きたルビィが善子に連絡し、ダイヤを落ち着かせるまでに三十分ほどの時間を要した――。
423>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:37:26.90ID:WPHlYzoC
現在のパーティ
キモリ♀ くさ LV15 しんりょく
メガドレイン、にらみつける、すいとる、でんこうせっか
よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV12 りんぷん
ねんりき、いとをはく、どくばり、かぜおこし
ちか(アメタマ)♀ むし、みず LV13 すいすい
あわ、でんこうせっか、あまいかおり
かなん(ナマケロ)♀ ノーマル LV16 なまけ
あくび、アンコール、なまける、だましうち
424>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 11:45:45.69ID:WPHlYzoC
あと安価を複数
いあいぎりを誰に覚えさせるかと、忘れさせる技(同時に指定) >>427
※ ちかなら技の指定は不要。確か必須じゃないはずなので、誰にも覚えさせないのも可。
その他の技マシンについて
使う技マシン、誰に覚えさせるか、忘れさせる技(全て同時指定) >>428
※ がんせきふうじ、エコーボイス、のいずれか。それ以外は一つ上と同じ注意点で。
その他、なにか >>430-431
※ シナリオ展開上、無理がない内容で自由に。無理と判断したら採用しないので注意。
426>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 12:01:21.83ID:WPHlYzoC
ポケモンやってない人に不親切か
いあいぎり
覚えられるコ…キモリ、かなん
がんせきふうじ
覚えられるコ…キモリ、かなん
エコーボイス覚えられるコいなかったわ
なんか糞みたいな安価投げてごめん
427名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 12:09:38.53ID:/69AZ5Yw
いあいぎりならタイプ一致のかなんで
なまけるを忘れさせる。対戦以外じゃ割と腐るし
428名無しで叶える物語(茸)2018/10/21(日) 13:00:39.62ID:YJOm0wzl
キモリ
すいとる→岩石封じ
430名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 13:49:55.18ID:b543KbFJ
少しだけルビィが乱入
431名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/10/21(日) 13:50:15.32ID:CSl5I2nD
ゲーム内のこと限定なのかな?
外でもありなら善子が鞠莉に実況のことを教える、で
432>>1 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/10/21(日) 14:09:13.94ID:RmZm3wQW
全安価了解
訂正が一点
がんせきふうじは確率じゃなくて命中したら必ず素早さを下げるみたい
ちょいちょい無知を晒して申し訳ない
425名無しで叶える物語(茸)2018/10/21(日) 11:46:29.13ID:QAwr5bTo
乙
ORASは本気ジムリーダーとの再戦ないんだよね
433名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 14:13:42.40ID:Fdv6VwX6
通信進化系は仲間に頼らないとあかんよねえ
434>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:14:59.75ID:WPHlYzoC
ルビィ「いい?おねいちゃん。ゲームはあくまでもゲームなんだから、あんまり熱を入れすぎちゃだめだよ」
ダイヤ「はい…」
ダイヤ「でもねルビィ、お姉ちゃん思うの。実はポケモンジムの運営組織そのものが黒いのではないかって…」
ルビィ「おねいちゃん」
ダイヤ「はい…」シュン
ルビィ「おやすみなさい。夜更かししすぎないようにね」
ダイヤ「ええ、お休みなさい。起こしてしまってごめんなさい」
バタン
ダイヤ「…………ハァ」
ダイヤ「ポケモンの続きやろう…」
435>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:17:21.97ID:WPHlYzoC
カナズミシティ
ダイヤ「気を取り直して進めましょう。まずはポケモンセンターに寄って回復を…」
研究員『だ、だれかーっ!どろぼうだ~!』
ダイヤ「!」
ダイヤ「泥棒ですって!?思ったよりも悪意の多い世界ですわね…!とにかく行きましょう」
もくたん タタタタ
436>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:20:52.15ID:WPHlYzoC
研究員 オロオロ
ダイヤ「あら、あの方は…」
研究員『!』
研究員『キミ!よかった!実は変な格好をした奴に大切な荷物を奪われちゃって…取り返してくれないかな!?』
ダイヤ「またトラブルに巻き込まれたのですか。だからお供のポケモンを連れてはと言ったのに…いえそれを言っても始まりませんか」
ダイヤ「泥棒はどちらへ?」
研究員『116番道路の方に逃げたけど、確か向こうにはトンネルが――』
ダイヤ「トンネル…を潜り抜けられてしまうと厄介ですわね」
ダイヤ「おじさまはここにいてください!」
もくたん タタタタ
437>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:24:39.35ID:WPHlYzoC
116番道路
ダイヤ「確か東にトンネルがありましたね。ですが、あそこは行き止まりだったような…」カチカチ
ダイヤ「あら?」
ハギ オロオロ
ダイヤ「…」
ダイヤ「あの、どうか…?」
ハギ『ワシのピーコちゃんが変な奴に連れ去られてもうて!』
ダイヤ「皆さん弱々し過ぎませんか!?」
ダイヤ「あっいえ被害者を責めるつもりはないのですが……その方にはわたくしも用があるので行きますが……」
ダイヤ カチカチ モヤモヤ…
438名無しで叶える物語(聖火リレー)2018/10/21(日) 16:25:33.21ID:m1TqChGQ
ルビィちゃんは善子ちゃんに厳選余りの卵もらって育ててそう
439>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:29:54.53ID:WPHlYzoC
カナシダトンネル
ダイヤ「この奥は岩で行き止まりに…」カチカチ
ダイヤ「!」
悪い奴『あ!おまえはトウカの森で会った!』
ダイヤ「またあなたでしたか。性懲りもなく…」
ダイヤ「…」
ダイヤ「もしやこの方、ポケモンジムの運営組織が黒くなってしまったことと関係があるのでは…」
悪い奴『ちくしょー!こうなったらヤケだぜ!』
ダイヤ「一度下した相手に後れを取るわたくしではありませんわ。おゆきなさい、よしこさん!」
……………
440名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 16:32:40.80ID:3GS7QDAL
【コメント】にゃーんにゃーんにゃーん♪
441>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:34:02.43ID:WPHlYzoC
ハギ『助かったよ、お嬢さん。なにもできないけれどね、時間があれば家まで遊びにおいで。森を抜けたところに小屋があるんだ』
ダイヤ「森の…ああ、あの水辺の」
ダイヤ「もう大切な仲間を連れ去られたりなさらないよう、お気を付けくださいね」
ダイヤ「さて、取り返した荷物もお返しにあがるとしましょうか」カチカチ
442名無しで叶える物語(庭)2018/10/21(日) 16:36:18.52ID:3GS7QDAL
【コメント】このパーティはがねタイプを相手するの辛そう
443>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:37:27.39ID:WPHlYzoC
カナズミシティ
ダイヤ「おじさまー」カチカチ
ダイヤ「荷物を取り戻してきましたわ。まったく、今回のことに懲りたらお供の一匹や二匹…」ハッ
ダイヤ「そうだ!おじさま、頂いた学習装置の件でお話が…わたくしは当然のことをしただけ、あのようなものを頂くわけには…今すぐお返しを…」ワタワタ
研究員『ホント助かったよ…ぜひ社長に挨拶していってほしいな!』
ダイヤ「へ?」
研究員『ついてきて!』
ダイヤ「や」
444>>1 ◆1Y9DDrqNbw (プーアル茶)2018/10/21(日) 16:42:32.87ID:WPHlYzoC
ダイヤ「待ってください待ってください!ご挨拶など結構ですわ!為すべきことは終えたのですし、この学習装置をお受け取りくださればわたくしはそれだけで――」
ダイヤ (まずい!まずい!)
ダイヤ (社長さんなんかにお会いしたら、またぞろなにかお礼の品を頂いてしまうのが目に見えています――しかも、かなり高級な品を!)
ツワブキ『キミがもくたんちゃんかい』
ダイヤ「あああああああ早い!!連れてこられるのが早いですわ!」アセアセ
ツワブキ『うちの者が二度も世話になったみたいだね』
ダイヤ「いえ本当に!たまたま通りすがっただけですので!あっ学習装置!学習装置はこのままありがたく使わせていただくので、どうかこれ以上過剰な謝意をお示しになるのはご遠慮いただきたく――」アセアセ
ツワブキ『一つ、頼まれてもらえないかな』
ダイヤ「いや追加で頼み事されるんかい!!」