【安価SS】鞠莉が社長(仮) 4

424社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:22:43.46ID:yyv51Jso

鞠莉「ささ、そういうわけで乗った乗った!ダイヤもせらりーもドライブに行くわよ!」 

聖良「わ、私もいいんですか?」 

鞠莉「モッチロン!歩いて見える景色と車の中から見える景色は全くの別物だもの!あ、ダイヤは助手席、せらりーはマリーの膝の上ね♡」 

聖良「ひ、膝ですか?!」 

ダイヤ「はあ…まったくもう。戻ってきたばかりだというのに…」 

千歌 (ちょっと鞠莉ちゃん大丈夫なの?!怒られないとはいえ乗せちゃうのはやりすぎじゃない?!) ヒソ 

鞠莉 (ダイジョーブ、ダイジョーブ!ちょっと楽しくお喋りすればダイヤなんかイチコロよ!) ヒソ 

千歌 (そ、そっか…) ヨシ 

梨子 (激しく怒られてオチるパターンだろ、これェ…

聖良「お、お膝しつれいします…」オソルオソル

 

429社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:28:51.94ID:yyv51Jso

ダイヤ「それで?どこに行こうというの?」 

鞠莉「行き先はー、ン~、えっとねー、」 

鞠莉「仕方ないからダイヤに決めさせてア・ゲ・ル♡」 

ダイヤ「聖良ちゃん、どこか行きたいところはあるかしら?といっても、まだこの辺になにがあるかわからないと思うけれど」 

聖良「そうですね……あ、来客があったときのためにお茶菓子を買っておきたいと思っていたのですが」 

ダイヤ「なるほど、気が利くわね。それじゃとりあえずオーモスに、」 

鞠莉「松月ね!」 千歌「松月だね!」 

ダイヤ「は」 

ちかまり「「しゅっぱ~~~~つ!!」」 

梨子「はいはい…」ブゥゥゥゥン

 

430長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:31:58.80ID:yyv51Jso

ドライブ中 

千歌「♪せーんろはつづくーよー」ルンルンルン 

鞠莉「♪どーっこまっでぇもー」ルンルンルン 

ダイヤ「なにに乗っているつもりなの、あなた達は」 

聖良「ずっと海沿いを走るんですね。すてき~」目キラキラ 

梨子 (本当に膝の上に乗りっ放してる…)

 

431社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:35:21.67ID:yyv51Jso

千歌「ところでさー、チカ気になってることがあるんだけど」 

鞠莉「what?」 

千歌「このクルマ5人乗ってるけどヘーキなの?」 

梨子「…」 ダイヤ「…」 聖良「潮風が気持ちいいですね~」ウーン

 

435社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:39:04.42ID:yyv51Jso

鞠莉「モーマンタ~~イ!安価で人数が五人になった瞬間から、この車はワンボックス型のミニバンになったからね!」 

千歌「そっか~。タクシーはタクシーでもジャンボタクシーだったんだね」 

鞠莉「車種を明言してなかったのが幸いしたわ♪」 

梨子「安価ってなんですか?」

 

436社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:40:36.61ID:yyv51Jso

千歌「もういっこいい?」 

鞠莉「なんでも聞いてよちかっち!」 

千歌「善子ちゃんどうしたの?」 

ダイヤ「…」 聖良「…」 

りこまり ((こいつ…言いおったぞ…))

 

440社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:47:20.48ID:r/minLHc

ダイヤ「…善子さんはね」 


ダイヤ『さて、適当に遊んでこいとは言われたけど…どうしようかしら。善子さん、どこか聖良ちゃんに案内するのにいいところはあるでしょうか?』 

善子『さあ』 

ダイヤ『善子さん…』 

善子『…もう、なんなのよ。せらりーが行きたいとこにでも行けばいいじゃない』 

聖良『せ、せらりーと言わないでください』//

 

441社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:48:36.96ID:r/minLHc

善子『鞠莉には呼ばせたままにしてるくせに』 

聖良『鞠莉さんには雇っていただいてる恩義もありますし、ああいう方ですし…』 

善子『ふ~ん。タダ飯喰らいの居候には呼ばれたくないってわけね』 

聖良『む…そんな言い方はしていません』 

善子『はいはい、アンタにどう思われたって別に構わないわよ』 

ダイヤ『聖良ちゃん、善子さんも…道の真ん中でおやめなさい、はしたない…』

 

446社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:51:32.35ID:J2uZTCrK

善子『ダイヤはその子と好きにやってなさいよ。夕方には私も戻るから。じゃ』ヒラ 

ダイヤ『よ…善子さん!』 

ダイヤ『ああもう…行ってしまった…』 

聖良『私の言い方、きつかったでしょうか』 

ダイヤ『そんなことないと思うけれど…なぜか聖良ちゃんには少しあたりが強いところがあるのも確かね…』 

聖良 (初日の一件、かな…随分と心象を悪くしちゃったみたい…)

 

451社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 22:54:42.97ID:6azvxyKs

ダイヤ「…と、そんな風にどこかへ行ってしまったのよ」 

鞠莉「善子…」 

聖良「…」シュン 

鞠莉「ダイジョーブ。せらりーのせいじゃないわ」 

鞠莉「それに、あの子は前から気難しいのよ。人と簡単には距離を詰めたがらないっていうかね」 

千歌「Aqoursに誘うときも大変だったもんね~」 

梨子「千歌ちゃんがいなかったら入ってくれてなかったよね、きっと」 

千歌「えへへー、チカってすごい?」 

梨子「うん、すごい強引」 

千歌「えへへ~~、やだもう梨子ちゃんってば」テレテレ 

ダイまり ((それでいいのか))

 

458社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:06:17.03ID:6azvxyKs

聖良「私…」 

鞠莉「ン?」 

聖良「私も、善子さんと仲良くなれるでしょうか…」

 

463社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:08:17.64ID:6azvxyKs

鞠莉「オフコース!」 

千歌「もちろんだよ!」 

ダイヤ「いつまでもあんな雰囲気のままにはしておきませんわ」 

梨子「ヨハネちゃんが意地悪したら私達が守るから」 

聖良「皆さん…」 

聖良「ありがとうございます」

 

467社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:10:55.86ID:6azvxyKs

千歌「そうこうしてる間に松月!」 

ダイヤ「梨子さん、運転ありがとう。お疲れ様」 

梨子「いえ、このくらい。東京まで運転したりしますし」 

聖良「よく東京に行かれるんですか?」 

千歌「本を買いに」 

ゴン

梨子「前に住んでたから。たまに行きたくなっちゃうんです」 

聖良「へ~、東京に!」 


千歌「殴られたでやんす…」ヒリヒリ 

鞠莉「愛の拳よ、ちかっち」

 

472社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:16:04.67ID:6azvxyKs

松月 

千歌「チカみかんタルト!」ハイハイ 

ダイヤ「いや。っていうか、なんで結局松月に来てるの。お茶菓子を買うんだって言ったでしょう」 

鞠莉「お持ち帰り用の焼き菓子だって売ってるわよ?」 

ダイヤ「すみません、この辺のお菓子はどのくらい日持ちしますか?」 

店員「三日程度ですね」 

ダイヤ「三日以内に来客がなかったら鞠莉さんの自腹ですわよ、これ」 

鞠莉「oh…

 

474社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:18:26.01ID:6azvxyKs

鞠莉「しょーがないわ。梨子」 

梨子「はい?」 

鞠莉「一回落とすから、明後日辺りにでもまた受けにきてちょうだい」 

梨子「ええーーーっ?!そんなあ!また結婚願望とか訊かれるんですか?!」ガーンッ 

鞠莉「大丈夫よ、次はダイヤがまじめな面接するから♪ ね、ダイヤ」

 

478社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:19:37.22ID:6azvxyKs

ダイヤ「もちろん。私が面接をするからには、きちんと行うわ」 

鞠莉「ほらね!」 

梨子「ただの二度手間じゃないですか…」 

鞠莉「細かいこと気にしないの!これも社会の荒波だと思って」 

ダイヤ「ところで」 

鞠莉「ン?」

 

481社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:21:34.45ID:6azvxyKs

ダイヤ「次『は』まじめな面接をする、とは」 

ダイヤ「どういうことですか?」ニコォ 

鞠莉「…アウチ」 

鞠莉「ちかっち、梨子… help me... 


千歌「よーし梨子ちゃん出発だー!」 

梨子「千歌ちゃん家すぐそこじゃない!」 


鞠莉「ノーーーー!マリーを一人にしないで!」

 

486社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:26:56.97ID:6azvxyKs

ダイヤ「私を間引いておきながら、まさかお仕事もせずに遊んでいたのではないわよねェ?」 

鞠莉「あ…アハハ…やーねえダイヤ、そんなわけ…」 

ダイヤ「梨子さんの志望動機は?」 

鞠莉「ひまな日があるから…」 

ダイヤ「お持ちの資格は?」 

鞠莉「東京ドームのウグイス嬢…」 

ダイヤ「自己PRは?」 

鞠莉「マリーのことよく知ってるって…」 

ダイヤ「それでよくもまじめにやってたなんて言えたわね!待ちなさい鞠莉さーーーん!!」 

鞠莉「ひえ~っ、お留守番はもうこりごりよ~~~~っ!」 


聖良「このシュークリーム下さい。はい、みんなで食べるので6個!」 

第七話 
鬼の居ぬ間に選択ミス 

 

490社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:43:11.60ID:6azvxyKs

第七話こんなんでよかったのかな 
初っぱなの安価とかけ離れた気もするけど

 

491名無しで叶える物語(茸)2018/06/26() 23:44:03.97ID:ZPdZnCMl

全然良かったぞ!

 

492名無しで叶える物語(茸)2018/06/26() 23:44:07.48ID:/3UnWgJk

ダメ 
玉音放送見習えよ 
自演してまで自分のやりたいことやってるからな

 

493名無しで叶える物語(わんこそば)2018/06/26() 23:45:12.69ID:6LvtNLLo

乙乙 
カオスでよかったよ

 

494社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/26() 23:46:08.60ID:6azvxyKs

次の話、誰にメインスポットを当てるか 
鞠莉、ダイヤ、果南、聖良、善子、梨子、その他(自由に指定
>>497 
絡ませたいキャラを同時に指定してくれてもいい 

内容 
>>499 

 

495名無しで叶える物語()2018/06/26() 23:47:59.91ID:Ph51yw5W

 

496名無しで叶える物語(茸)2018/06/26() 23:49:10.61ID:3Wtb3ZkY

千歌と梨子

 

497名無しで叶える物語(茸)2018/06/26() 23:49:46.89ID:W1kyALhf

ちかマリー果南ちゃん

 

498名無しで叶える物語(わんこそば)2018/06/26() 23:49:55.63ID:6LvtNLLo

梨子と聖雪姉

 

499名無しで叶える物語()2018/06/26() 23:50:19.31ID:Oe0zIoEx

善子ちゃん、実はおねしょが治ってないことが鞠莉ちゃんにバレてしまい、口止め料として1日従業員となる 
仕事の内容は曜ちゃんが働いてる水族館で従業員(アルバイト)が集団食あたりに遭い、人手が足りなくなったので手伝いに行く 
因みに曜ちゃんは水族館の正社員

 

500名無しで叶える物語(茸)2018/06/26() 23:50:24.52ID:NlfCX3mh

十千万で

 

509名無しで叶える物語()2018/06/27() 00:10:28.56ID:jssif+2M

もっとせらりー見たいわ

 

510名無しで叶える物語(茸)2018/06/27() 00:11:43.62ID:oq3AL6me

聖良さんはキャラ崩壊しすぎであんま出て欲しくないな

 

512社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 07:44:48.86ID:TLLfHSW9

prrr 

その日かかってきた一本の電話。 

それが、全ての始まりだったのデース… 



鞠莉「ダイヤぁ!大変たいへんタイヘンよ!」 

ダイヤ「誰が大変態ですか」 

鞠莉「冒頭から伝わりづらいキャラ崩壊はやめてよ」 

ダイヤ「失礼」 

鞠莉「果南が…果南がやらかしたわ!!」

 

513社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 07:49:58.53ID:TLLfHSW9

ダイヤ「果南さんが…テロ?!」 

鞠莉「そうなの!ほんとかどうか知らないけど…っていうかそんなのなんかの間違いには決まってるんだけど、さっき連絡があったの」 

ダイヤ「テロなんて…果南さんにそんな計画性が必要なことをできるわけがないわね。連絡は誰から?」 

鞠莉「みとシーの職員から…」 

ダイヤ「みとシー?水族館の?」 

鞠莉「ウン…横浜・八景島の…」 

ダイヤ「伊豆と三津どこ行ったのよ」

 

514社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 07:53:04.53ID:r7T7ImBy

鞠莉「果南はうちの従業員だから、代表者が引き取りにこいって…お願いダイヤ。一緒に来て!」 

ダイヤ「もちろんです。代表者としてすぐ迎えにいきましょう」 

鞠莉「…代表者はマリーよ?そうよね?」 

ダイヤ「いいですから、早く支度して」

 

515社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 07:57:27.42ID:ISUFOHRf

聖良「…何事ですか?慌ただしいようですが」 

ダイヤ「聖良ちゃん」 

ダイヤ「聖良ちゃんはまだ直接会ったことがないわね…果南さんのことはわかる?」 

聖良「ここに勤めているもう一人の方ですよね。今は旅館に行ってらっしゃるとか」 

ダイヤ「そう。その方がね、少し厄介事に巻き込まれたみたいで…鞠莉さんと迎えにいってこようと思うの」 

聖良「そうでしたか、それは早く行ってきてください」 

鞠莉「せらりーお留守番頼んでもヘーキ?」 

聖良「お任せください!私もここの従業員なのですから、お留守番程度のこと、立派にやり遂げてみせます!」ドン! プルン 

ダイまり ((頼もしい胸だ))

 

516社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:03:00.63ID:ISUFOHRf

ダイヤ「それじゃ、行って――」 

善子「待ちなさい」ガラ 

鞠莉「あら、おはよう善子」 

善子「ヨハネよ!あっ」 

ダイヤ「すみません善子さん、遊んでほしいのはわかりますが今朝はそれどころでは」 

善子「反射で!間違ったの!誰が遊びたがりよ!」

 

517社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:07:15.38ID:ISUFOHRf

善子「鞠莉とは私が一緒に行くから。ダイヤは事務所に残って」 

ダイヤ「は?」 

鞠莉「善子が?来てくれるの?」 

善子「そうよ。鞠莉、クルマあるでしょ」 

鞠莉「あ、ウン…前回のミニバンが…」 

善子「キー貸して。運転するから」 

ダイヤ「ど、どういうつもりなの?」 

善子「なにがよ。急いでるんじゃないの?」 

ダイヤ「急いではいますが…」

 

518社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:12:02.43ID:ISUFOHRf

善子「いくらこの子が残るといっても、重要な来客対応なんか任せられないでしょ。求人もまだ掲載中だし、急ぎでって派遣依頼が来るかもしれない」 

善子「代表者が呼ばれたんならダイヤが残るしかないじゃない。そんだけよ」 

ダイヤ「それは…そうですが…」 

善子「私はハンドル握るだけ。よくも悪くも向こうで口出しなんかしないわ。さ、行くわよ」スタスタ 

鞠莉「あ、ま、待ってよ善子…それじゃあ、善子と行ってくるわね?」 

ダイヤ「え、ええ…お願いします…」

 

519社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:15:41.93ID:ISUFOHRf

ブゥゥゥゥン 

鞠莉「バスでもよかったのに」 

善子「さっき出たばっかりで、しばらく来ないわよ」 

鞠莉「免許ならマリーもあるのに」 

善子「朝から動転中の人に運転なんかさせたら、呼び出し先が増えるだけ」 

鞠莉「んもう、信頼ないんだから。…っていうか善子」 

鞠莉「せらりーと二人がイヤだっただけでしょ」 

善子「…うるさい」 

ブゥゥゥゥン

 

520社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:20:14.85ID:ISUFOHRf

みとシー 

鞠莉「着いた!アリガト、善子」 

善子「はいはい。いいから早く行ってあげたら?あの人あれでいて結構ナイーブなんだから、へこんでるんじゃない」 

鞠莉「それもそうね。…はい、善子。お小遣い」 

善子「なんでよ」 

鞠莉「帰りがいつになるかわからないから、また迎えにきてほしいのよ。それまで適当に遊んでて」 

善子「アッシーか。ま、いいけど」 

善子「なんかあったらすぐ呼びなさいよね」 

鞠莉「うん!それじゃ、また後で!」タタタ…

 

521社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:22:33.20ID:ISUFOHRf

曜「鞠莉ちゃん!待ってたよ!」 

鞠莉「曜じゃない。どうしたの、こんなところで」 

曜「やだなー、私ここで働いてるって言ったじゃん」 

鞠莉「そうだったかしら」 

曜「それより、こっちこっち!果南ちゃんがね、大変なんだよ」

 

522社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:25:34.54ID:ISUFOHRf

※今話においてのみ、発言者「職員」とはみとシーの職員を示す 

曜「お疲れ様です、株式会社みかんさんの代表者の方をお連れしました」 

職員「ああ、渡辺さん。ありがとう」 

鞠莉「おはようございます。株式会社みかんの代表者、小原と申します」 

職員「おはようございます、シーパラダイスの者です。朝からわざわざお呼び立てしてしまって申し訳ありません」 

鞠莉「いえ、それは構いませんが…うちの者がなにか、失礼を…」 

職員「はい。こちらに」

 

523社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:29:24.68ID:AxdF76g4

果南「あ、鞠莉じゃん。遅いよ!」プンスコ 

鞠莉「…あの、あっちでペンギンの檻に入ってるヒトガタの動物は」 

職員「松浦さんです。御社の従業員だと伺ったのですが、」 

鞠莉「そうですけど!うちの従業員なんですけど?!」 

果南「まーりー。なんかこの中くさいから早く出してよー」ガシャガシャ 

ペンギン コツンコツン 

果南「いてて。おい、つつくなよ」 

鞠莉「ご説明いただけますか?!」

 

524社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:33:38.70ID:J1BCt+dC

職員「今朝から松浦さんが当水族館へお越しになって、差し入れを下さったんです」 

鞠莉「差し入れを?」 

職員「はい。聞けば渡辺さんの友人だというので、我々もありがたく頂戴したのですが、そしたら…その…」 

職員「食べた者が全員お腹の不調を申し出まして…」 

鞠莉「ちなみに、差し入れとは、なにを?」 

職員「お刺身でした」 

鞠莉「不注意が過ぎるでしょォ!差し入れた方も受け取った方もね!」 

職員「だって渡辺さんの友人が腐ったものを差し入れてくるなんて思わないじゃないですか」 

鞠莉「だってじゃないわよ」
プンスカ

 

525社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:35:41.97ID:5F1u92yt

鞠莉「カナァン!今の話はァ?!」 

果南「え?全部ほんとだよ」 

鞠莉「なにしゃあしゃあとしてるのよ!あなたテロリストだとか言われてるんだからね!」 

果南「そんなこと言ってもな~。私は魚であたったことなんて一回もないもん。今日のお刺身だって私も一緒に食べたけどなんともないし」 

鞠莉「あなたと人類を同じに語らないで」

 

526社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:38:01.28ID:5F1u92yt

鞠莉「…あら?曜」 

曜「なに?」 

鞠莉「あなたはなんともないのね」 

曜「私ほら、お刺身は…」パス

鞠莉「ああ、そっか」 

職員「やっぱり渡辺さんもグルだったのかな…」ジーッ 

鞠莉「ちょちょちょォ!なにもかも悪い方にはたらいてるじゃないの!」 

曜「おかげで私は二日間謹慎処分であります!」ゞ 

鞠莉「それをすんなり受け入れたあなたにも非があるわよ…」

 

527社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:46:21.75ID:5F1u92yt

鞠莉「うちの者が不注意でご迷惑をお掛けしたことはお詫び申し上げます。ですが、本人に悪気はなく、どうか寛大な措置を…」 

職員「わかりました。今回は運が悪かったのだと思って、どうということにはしません」 

鞠莉「ありがとうございます!」 

職員「ただ、その…うちの職員が大勢倒れたのは事実でして」 

鞠莉「そうですよね…賠償かなにか…」 

職員「お金は結構です。それよりも今日の営業自体が立ち行かなくなってしまいますので、何名か御社から人材をお借りできませんか?」 

鞠莉「…ワオ」

 

528社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:47:41.91ID:5F1u92yt

鞠莉「…と、ゆーことでぇ!」 

千歌 ドン

果南 ドン

善子 ドドン!! 

鞠莉「みんなで水族館のお仕事をやっちゃうわよ~☆」 

ちかよし「「ちょっと待てえーーーーいっ!!」」

 

529社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:49:50.33ID:5F1u92yt

善子「どうして私達が当然のように駆り出されてるのよ!」 

鞠莉「しょうがないじゃない。派遣できる人材なんて、うちには果南と梨子しかいないんだもの」 

千歌「梨子ちゃんは?!最優先で声掛けるべきだよね?!」 

鞠莉「今日は東京ドームよ」 

ちかよし「「あのウグイスめー!!」」

 

530社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:51:32.49ID:5F1u92yt

千歌「ってゆーかそれを抜きにしたって別にチカ関係ないじゃん!」 

鞠莉「監督不行き届き。貴社に派遣中の従業員の不始末は貴社の責任も同義よ」 

千歌「くっ、くそう…」 

鞠莉「お姉さまとお母さまにも了承は取ってるしね」 

千歌「ちくしょーーーーっ!」

 

531社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 08:53:41.21ID:KuIvuFh3

善子「私は?!何度も言うけど鞠莉んとこの従業員じゃないし、今だって呼び出されたからもう帰るんだと思ったら…」 

鞠莉「善子」 

善子「な、なによ」 

鞠莉「悪いとは思ってるわ♡」 

善子「理由なきとばっちりだァ!」 

果南「まーまー、二人とも。決まったことなんだからぎゃーぎゃー言わずにやろうよ」 

ちかよし「「そもそも 果南ちゃん/あなた のせいなんだけど?!」」

 

 

532社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/27() 09:02:10.08ID:Jn54A5lN

みとシー遊びにいっといてよかった 

なんか今回安価出せるシーンないような感じがするから、適当に飛ばしとく 
今話で入れてほしいシーンとか要素を自由に 
>>534-535

 

534名無しで叶える物語(茸)2018/06/27() 09:11:28.18ID:3pVGsxGK

善子、仕事中におもらし

 

541名無しで叶える物語(茸)2018/06/27() 17:52:39.70ID:8PJSL2Ts

>>534採用するなら切る 
荒らしの増長招くのも荒らし

 

535名無しで叶える物語(わんこそば)2018/06/27() 09:15:07.11ID:FeS9VhPr

千歌ちゃんがプールに落下して濡れぬれひろう

 

538名無しで叶える物語(やわらか銀行)2018/06/27() 15:16:23.82ID:I0EJm+qt

>>535 
スケスケえっろで頼む

 

543名無しで叶える物語()2018/06/27() 18:57:27.37ID:M9QkrILQ

果南ちゃんが刺身を差し入れて集団食あたりて... 
営業における評判もやばくなるな 
経営がますます心配になる

 

546名無しで叶える物語()2018/06/27() 21:51:23.48ID:AbPX+8zV

真面目にこの話続けば続く程 
経営がやばくなるんでね?

 

549名無しで叶える物語(禿)2018/06/28() 00:37:18.21ID:auSsbQhM

スレ立てした者だけどここまで伸びてるとは思わなんだ…内容も面白いしありがたい。るびまるはどんな仕事してるんだろう

 

552社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:34:17.61ID:AdXhV/MB

鞠莉「いいじゃない、みんなでなにかやるなんて最近じゃ滅多にないんだから。あの頃を思い出して、楽しくやろうよ。…ね、お願い」 

善子「…ちぇっ。わかったわよ、やるわよ」 

千歌「鞠莉ちゃんにそこまで言われちゃあね」 

果南「水族館の手伝いなんて、それこそ高校生の頃みたいだよね。ところで、私達はなにをすればいいのかなん?」 

曜「今回食あたりになっちゃったのは、みんな私が所属するアシカ・イルカ部の人だから…」 

果南「と、いうことは」 

曜「うん」

 

553社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:35:37.32ID:AdXhV/MB

鞠莉「みんなでサワガニ水槽のお掃除よ~!」 

ちかなんよし「「「なんでやねん!!」」」

 

554社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:37:20.90ID:AdXhV/MB

果南「アシカ・イルカ部の人達の代わりで働くんだよね?!」 

曜「そうだよ」 

善子「アシカ・イルカ部の人達ってアシカショーとかイルカショーとかやるんじゃないの?!」 

曜「そうだよ」 

千歌「アシカ・イルカ部の人達の職掌範囲にはサワガニ水槽のお掃除が」 

曜「含まれないよ」 

ちかなんよし「「「なんっっっでやねん!!!!」」」

 

555社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:39:33.67ID:AdXhV/MB

千歌「アシカとイルカのお世話、お部屋の掃除、躾から始まり今話最大の見せ場として最後にはみんはでアシカショーとイルカショーやるパターンのやつだろ、これェ!」 

曜「あはは、やだなー。今日っ限りのド素人にショーなんて任せるわけないじゃん」 

果南「正論すぎてぐうの音も出ないや」

 

556社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:46:54.95ID:AdXhV/MB

曜「私は昨年度までイズリバの維持管理やってたから、こっちでみんなの指揮を取って、アシカ・イルカの方は前任者にお願いしてあるよ」
※イズリバ…伊豆の海域を再現した水槽群。伊豆海域のいきものがいっぱいいるぞ! 

曜「ショーの時間はこっそり観にいっちゃおうね」 

善子「それは楽しみだけどぉ…」 

千歌「想像した展開となんか違う…」 

曜「あと、微妙にマリンパークと記憶がごっちゃになってるから、描写が変でも気にしないでね」 

善子「は、はあ…描写?」 

千歌「なんでここで働いてるよーちゃんがマリンパークとごっちゃになるの…」

 

557社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:49:41.05ID:AdXhV/MB

果南「っていうか、曜。謹慎処分じゃないの?仕事場うろついてていいわけ?」 

曜「わーお。果南ちゃんに指摘されるとだいぶ腹立つねこれ」 

曜「誰かが指揮しないと、鞠莉ちゃん達なにすればいいかわかんないでしょ。これ以上人員は割けないから、私が対応してるんだよ」 

果南「なんだ。謹慎処分解けたんだね、よかった」 

曜「いや解けてないよ。明日から二日間にずれただけ」 

善子「果南さんは不問なのに…」

 

558社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:51:24.13ID:AdXhV/MB

鞠莉「さ~て、お喋りはそのくらいにして始めるわよー!」パンパン 

みんな「は~い」

 

559社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 09:57:02.35ID:AdXhV/MB

鞠莉「みんなでサワガニ水槽のお掃除すればいいの?」 

曜「んー…と思ったけど、五人がかりでやるもんじゃないからね。手分けしてイズリバの水槽やっちゃおうか」 

曜「鞠莉ちゃんはサワガニ水槽を私と、ちかちゃんと果南ちゃんはそっち側から、善子ちゃんはそっち側から」 

曜「水槽のコ達の邪魔をしないように、ささっと壁面を拭くのと、水草が枯れたり腐ったりしてるのがないか確認してもらって、あったらメモしといて最後に教えて。水槽の外側にお魚の数も書いてあるけど、数えるの難しいだろうからそれは無視していいや。それと…」 

千歌「あわわわわ」 果南「あわわわわ」

 

560社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 10:01:18.62ID:AdXhV/MB

曜「…って感じで!営業開始まで時間あんまりないけど頑張ろうね!それじゃ始めよっ!」 

千歌「水草が枯れてたらメモするのとお魚数えるのと…」ブツブツ 

果南「や、チカ。魚は数えなくていいんだって。それより水温の確認とエアポンプの確認と、」アワアワ 

善子「じゃ、私こっちから始めてるわよ」スタスタ 

曜「おっ、さすが善子ちゃん。手際よさそうだな~」 

鞠莉「……そうねえ」

 

 

561社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 10:09:43.08ID:AdXhV/MB

千歌「ぎゃわー!果南ちゃん果南ちゃん魚に手つっつかれたー!」 

果南「大丈夫!私なんかさっきペンギンにつつかれまくったから!」 

千歌「えっ…それはほんとに大丈夫なの…」 

果南「皮膚に穴あいたけどもう治ったよ」ホラ 

千歌「ほらじゃなくて」

 

562社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 10:14:25.41ID:AdXhV/MB

鞠莉「カニってこんな小っちゃいのもいるのね~」 

曜「あはは。鞠莉ちゃんがカニって言うと、ズワイガニとかアブラガニとかのほうだよね」 

鞠莉「ウン。こんなに小さいんじゃ、何匹食べてもお腹いっぱいにならないわね」 

曜「サワガニは食べないかなあ」 

鞠莉「かき揚げにすればいいかも?」 

曜「鞠莉ちゃん鞠莉ちゃん、これマジね。サワガニは食べないからね」

 

573名無しで叶える物語(わんこそば)2018/06/28() 11:00:24.66ID:+DPUODAs

えっサワガニ食べれるでしょ!?

 

575社長 ◆1Y9DDrqNbw (茸)2018/06/28() 11:04:18.44ID:AdXhV/MB

ほんとだ サワガニ食べれるみたい 
すまん、思い込みで書いちゃった 
鞠莉があまりにも真剣にサワガニ見つめながら言うもんだから、「このコ達は食べないからね?!」って雰囲気だったことにしといて。 
素揚げで美味しいんだってさ