2名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:18:06.62ID:epynTQ1S
ピン、ポン、パン、ポーン。
『園内放送を致します。内浦よりお越しの、黒澤る ガタガタッ
『ルぅぅぅぅぁぁビゃぁぁぉぉぉぉィっ!!どごっ…どぉ、どごにいまずのぉぉぉぉぉぉぉぉっ?!』
『お、お客様っ、放送は職員が行いますので、お下がりく ガタタッ
『お姉ぢゃんはごごでぇっ、あっ…あなだの帰りを待ぢ詫びでいまずわぁぁぁぁぁ~~~~っ!!』
『お客様ァ!』
『ダイヤさん、ちょっ ガタガタッ ガタタッ
『………………』
『内浦よりお越しの、黒澤ルビィ様。お連れ様がお待ちです。メインゲート受付までお越しください…』
ルゥゥゥゥェェェビョァァァィャァァァッッ!
果南ちゃんダイヤさん押さえて!
ほらダイヤ!ルビィの写真だよ!ハイヨー!
?! ルョォォッォッォッビァァァァ!!
鞠莉「呼ばれてるわよ、ルビィ」
ルビィ「うん。アイス食べ終わったら行こうね、まりちゃ」ペロペロ
今日はみんなで遊園地に来ています!
***
3名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:18:45.96ID:epynTQ1S
昨日のこと…
鞠莉「ねえダイヤ」
ダイヤ「なんですの?」
鞠莉「明日は一日練習よね」
ダイヤ「そうですね。10時に部室に集合ですわよ」
鞠莉「ってことは、みんな予定が clear ってことだよね」
ダイヤ「はい?鞠莉さん、話が噛み合わないのですけれど」
鞠莉「だからあ、明日は全員一日練習するつもりなわけで、つまり空いてるってことよね」
ダイヤ「…おっしゃっている意味がよく」
鞠莉「みんなー!明日は練習をお休みにして、遊園地に let's go だよ~~~~っ!!」
ダイヤ「………は?」
一同「「「はいいい~~~~~~~~っ??!!」」」
回想終わり
5名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:19:27.66ID:epynTQ1S
鞠莉「いやー、晴れてよかったねー」
曜「そうだね!せっかくの遊園地、雨で回れないなんてもったいないもんね!」ゞ
花丸「ふわああああ…初めて来たずらあ」
善子「ククク…聞こえる。恐怖に逃げ惑う者共の悲鳴が…」ギラリ
梨子「ジェットコースターの音に掻き消されてるけど、いいの?」
善子「う、うううるさい!あのジェットコースターもリトルデーモンが操ってるの!」
梨子「それは無理があるんじゃ…」
ダイヤ「本当に…本当に来てしまいましたわ…」ブツブツ
鞠莉「もー、ダイヤってば。いつまでそんなこと言うつもり~?せっかく来たんだから楽しまないと損よ?」
ダイヤ「鞠莉さんが無理やり連れてきたんではありませんの!」
果南「その割にはダイヤ、練習するとは思えない格好だけど」
ダイヤ「う…っ」//
千歌「よーちゃーん!みんなー!はーーやくーー!!」
ルビィ「おねいちゃあー!花丸ちゃーん!はやくううーーっ!!」
果南「ね。行こ?」
ダイヤ「…はあ。おっしゃる通り、来たからには楽しまなきゃ損ですわよね。それにルビィがあんなにはしゃいで…ふふ、見守っていなくちゃいけませんものね」
千歌「みんなー、行っくよーーー!」
一同「「「おーーーーーーっ!!」」」
………………
………
6名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:20:03.97ID:epynTQ1S
鞠莉「みんなとはぐれたわ」シャイニー
ルビィ「早っ?!まだ1レスもみんなと遊んでないのに!」ピッ?!
鞠莉「今日はテンポ優先って言われたのよ。…ルビィ、ちょっと character 違うわね」
ルビィ「今日はちょいちょいツッコミ役やるように言われたんです。……あ、うゆ」
鞠莉「大丈夫?キャラブレひどくない?」
ルビィ「大丈夫です。次のレスからは、突っ込んだ直後にキャラ取り戻す予定なので」
鞠莉「そう。やってみないとわからないもんね」
ルビィ「そうそう。さ、早く無邪気に遊び回りましょう!」
鞠莉「積極的なルビィもシャイニーね。行きましょうか!」
ルビィ「うゆ!!」
………………
………
7名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:20:56.52ID:epynTQ1S
鞠莉「遊園地は jet-coaster
からだよね!さ、行こうダイヤ!」ギュ
ルビィ「ピギャッ?!」ビクッ
鞠莉「あれ、ルビィだったの?sorry.」
ルビィ「い、いえ…平気です、けど…」オロオロ
鞠莉「どうかした?」
ルビィ「その、あの…」
鞠莉「ゆっくりでいいよ。言ってみて」ニコッ
ルビィ「お、おねいちゃあたちが…見当たりません…」
鞠莉「え?…あれ、ほんとね……」
ルビィ「うゆ…」
鞠莉「もう、どこ行ったのかしらね。ダイヤたちったら!」プンスカ
ルビィ「その、おねいちゃあたちがどこか行っちゃったんじゃなくて、る、ルビィたちが…はぐれちゃったんじゃ…」
鞠莉「………really?ほんとに?」
ルビィ「た、たぶん…」コク
鞠莉「oh...」
ルビィ「ど、どうしましょう」
8名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:21:50.92ID:epynTQ1S
鞠莉「…あ、そっか。携帯に連絡すればいいのよ」ポン
ルビィ「! まりちゃあ、頭いい!…です!」パアッ
鞠莉「うふふ。気軽にマリィって呼んでいいのよ」
ルビィ「おねいちゃあおねいちゃあ」ケータイ スッ
鞠莉「……………。…ルビィ」
ルビィ「うゆ?なんですか?」
鞠莉「ちょっと携帯見せてくれる?」
ルビィ「え?う、うん。はい…」
鞠莉「こんなものは没収デス!!」サッ
ルビィ「え?!ど、どうして?!返してまりちゃあ!」ピョンピョン
鞠莉「ノーノー。ここでみんなと合流し直すなんて nonsense だよ」チッチッ
ルビィ「あんたが提案したんだろ」イラッ
鞠莉「こうやってルビィと二人きりになったのもなにかの縁。そう考えて、ね?少しだけ二人で回ってみようよ」
ルビィ「ええ…でも、おねいちゃあ心配してるから…」
鞠莉「一緒に回ってくれたらアイス買ってあげるわ」
ルビィ「仕方ありません、メンバーとのスキンシップは非常に重要なことですからね。このハプニング、これも一つの機会として楽しまなければ損でしょう」キリッ
鞠莉「決定♪行きましょ!」
ルビィ「うん!」
………………
………
9名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:22:44.90ID:epynTQ1S
鞠莉「最近、ダイヤはどう?school idol
の活動を始めてからは随分笑顔が増えた気がするけど、家でも…あら?」
ルビィ ジーッ
鞠莉「ルビィ、どうかした?」
ルビィ「あっ、ごめんなさい」
鞠莉「これ、乗りたいの?」
ルビィ「うゆ…」
『リトルコースター 小さなお子様にとっても人気のコースター 対象年齢:4歳以上』
鞠莉 (wao...)
ルビィ「まりちゃ、あの…やっぱり、」
鞠莉「…いいわ、乗りましょう!」
ルビィ「いいの?!」
鞠莉「モッチロン!遊ぶために来たんだもん、乗りたいものには全部乗るのよ!」
ルビィ「まりちゃあ…!」キラキラ
鞠莉「さ、行くわよ!」
10名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:23:20.29ID:epynTQ1S
「おはようございます!…え?何名様ですか?」
鞠莉「二人よ!」ビシッ
「お、お連れ様はどちらに…」
ルビィ「what?あなた、この子が見えないの?」
ルビィ「く、黒澤ルビィです!」
「お乗りになる二名様は、えっと、」
鞠莉「私とこの子よ」
「えっと…こちらの乗り物は、4歳以上のお子様を対象にしているのですが…」
鞠莉「年齢上限があるの?」
「ございませんが…」
鞠莉「それなら no problem だよね!乗ろう、ルビィ!」
ルビィ「うゆ!」
「は、はあ…こちらへどうぞ…」ガシャ
………………
………
11名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:23:53.55ID:epynTQ1S
ガタン ガタン ガタン
ルビィ ドキドキ
ガタン ガタン… ガタッ
ルビィ「………!」ドキドキドキドキ
ゴロゴロゴロゴローーー…
ルビィ「ピャアアアアアアっ!!」ビエエエッ
鞠莉「風が気持ちいいわね~」ンー
………………
………
12名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:24:36.64ID:epynTQ1S
ルビィ「ぜえ…はあ…ぜえ…はあ…」コヒュー
鞠莉「乗ってみると案外悪くないものね」
ルビィ「そ、そうだね…これはかなり上級者向け…」ゼエゼエ
鞠莉「そこまで楽しめるのは確かに上級者だわ」
ルビィ「まりちゃ、けろっとしてるのすごいなあ。さすが三年生」ハアハア
鞠莉「善子とハナマルを乗せてみたら現実が見えるわよ」
ルビィ「…ふう。落ち着いた。お待たせしました!」
鞠莉「うん。それじゃ、次のアトラクションを探しにいきましょうか」
ルビィ「おーっ!」
ルビィ「…あれ?そういう話だったっけ?」ピ?
………………
………
13名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:25:24.39ID:epynTQ1S
ルビィ「そういえばまりちゃ、さっきおねいちゃあの話しました?」
鞠莉「え?したかしら。覚えてないわ」
ルビィ「あ、そう」
鞠莉「ええ。…あら!見てルビィ!面白そうなのがあるわよ!」
『オバッキュとかくれんぼ トラップ満載のお屋敷でいたずらおばけのオバッキュを見付けよう!対象年齢:0歳以上』
ルビィ「リトルコースターより対象年齢低いのかよ」
鞠莉「trap なんてマリィたちにぴったりね!」ストロベリー!
ルビィ「ルビィはギルキスじゃないんだけど」
鞠莉「いいのいいの!今日はルビィもギルキスの一員よ」
ルビィ「ギルキスとは一体」
鞠莉「ほら、行きましょう!」
ルビィ「でもオバッキュかわいい!面白そう!」ワーイ
………………
………
14名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:25:57.67ID:epynTQ1S
「こんにちは!え、…何名様のご利用ですか?」
鞠莉「それはもうさっきやったからいいわよ!」
「ひええ」
………………
………
15名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:26:56.61ID:epynTQ1S
ドロドロドロ~~~
『キュッキュッキュ… ようこそ僕のおうちへ』
ルビィ「ピギャッ?!」ビクッ
『うふふ… ここまでのご足労痛み入るけど、無能には会ってあげないんだからね。さあ、僕を見付げ ルッ ガン!!
ルビィ「まりちゃあ!なにしてるの?!」
鞠莉「え?声がしてる方を攻撃すれば姿を現すと思って」
ルビィ「そういうアトラクションじゃないから!」
『ミ…ボッ僕を見付ゲられ ルッルッるかナァァ~~^??』カタカタ
鞠莉「まだ言うのね…」イラッ
ルビィ「そういうんじゃないっつってんだろ、主旨理解しろよ。0歳児向けだぞ」胎児かあんた
鞠莉「いいわ!ルビィ、行きましょう。あれは録音ね。本体は奥にいるはずよ」スタスタスタ (颯爽)
『僕ッは…ボォ……ボ……… プツン
ルビィ「ふええ…既にリタイアしたいよう…」ビクビク
16名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:27:51.33ID:epynTQ1S
それから、ルビィとまりちゃあは様々なトラップを潜り抜けました。
『三つの宝箱のうち、二つはハズレだよ』
鞠莉「ヒントが…ヒントが足りないわね……ルビィ、利き手は?」
ルビィ「え?み、右だけど…」
鞠莉「open!」ガン ←蹴った
『は ず れ~!』パカッ ドロドロドロ… バァァァ
ルビまり「「ぎゃああああああああ!!!」」
『右と左の違うところを見付けてタッチしてね』
鞠莉「what?なに言ってるのかしら。一目瞭然じゃないの」ペシペシ
ルビィ「ま、まりちゃあ…たぶん漢字の話じゃなくて、絵の…」オロオロ
ルビィ「…………」ソッ ピッ
『うわあああ、ばれちゃった~』
鞠莉「反応悪いわね。電子回路にカニミソでも詰まってるんじゃないの?」プンスカ
ルビィ (カニミソぎっしりカニパンマンがよく言うよ)
17名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:28:35.61ID:epynTQ1S
『ここまで来るなんて…僕の降参だよ。そのトロッコで僕の部屋までおいでよ』
鞠莉「どこかに財宝でも隠してるんじゃないの?」キョロキョロ
ルビィ「ま、まりちゃ…早く乗らないと出発しちゃうかも…」
鞠莉「ルビィは先に乗ってて。大丈夫、二人とも乗るまで出発しやしないわよ」
ルビィ「そうかなあ…」オソルオソル
『みんな乗ったね。しゅぱ~つ』ゴロゴロゴロ…
鞠莉「 」
ルビィ「ま…まりちゃあーーーー!」
鞠莉「ルビィーーーー!最後の trap ね!!危なーーーーい!!!」
ルビィ「あんたよりは危なくないよ」
ゴロゴロゴロ……
アーーーールビィーーーー
マリチャアーーーー
………………
………
18名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:29:13.14ID:epynTQ1S
『また遊びにきてね~』
鞠莉「もう…二度と会えないかと思ったわ…」ウッウッ
ルビィ「そ、そんな大げさな…」
鞠莉「ルビィがおばけに連れていかれちゃったらと思ったら、マリィ怖くて…」ウウ
ルビィ「まりちゃあ…」
鞠莉「ダイヤさんに…ダイヤさんに四肢を奪われるところよ…」ウウウ…
ルビィ「私のおねいちゃあ鬼帝かなんかかよ」
鞠莉「結構おもしろかったね」ケロッ
ルビィ「うん!オバッキュかわいかった!」
鞠莉「ああいうのならウチで飼ってもいいわね」
ルビィ「いや…ルビィのとこはいらないかな…」
19名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:30:07.73ID:epynTQ1S
鞠莉「さて、次はなにしましょうか!」
ルビィ「まりちゃ。ルビィ、アイス食べたい」
鞠莉「あ、そうね。大きな声出して喉渇いちゃったからね」
ルビィ「元からそういう約束だったからだよ」
鞠莉「アイスはあっちだったかしら。…ところでルビィ、クイズよ」
ルビィ「なあに?」
鞠莉「今の時点で、ダイヤからどのくらい連絡が来てると思う?」
ルビィ「あー…スマホまりちゃあに渡してるんだったね…100通くらいかなあ」だから静かだったのか~
鞠莉「待ってね。んー…… ...oh.」
ルビィ「もっと凄い?」
鞠莉「とりあえずメールは999通になってるからカンストしたんでしょうね。着信は252件と、メッセージのほうも似たようなものだわ」
ルビィ「まりちゃあにもそんなに…ルビィのほうもおんなじかな?」
鞠莉「ルビィのほうはこれの4倍くらいじゃない?」
ルビィ「ありえるびぃ」
鞠莉「……………」
ルビィ「……………」
ルビまり ((どうすればこの短時間にこれだけ連絡できるんだろう))
鞠莉「…アイス屋さん見えてきたわね」
ルビィ「うゆ!」
………………
………
20名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:31:06.41ID:epynTQ1S
「いらっしゃいませ!」
ルビィ「うわーーーい!アイスだ~~~!」
鞠莉「うふふ、はしゃいじゃって。ここはマリィが買ってあげるから好きなの頼んでいいわよ!」
ルビィ「だから、元からそういう約束だったじゃん」
鞠莉「私はソフトクリームをお願いします」
「かしこまりました。お客様は?」
ルビィ「ルビィもソフトクリーム!」
「ソフトクリームおふたつで ルビィ「まりちゃあ何本?」
鞠莉「は?」
「はい?」←店員さん(NEW!)
ルビィ「ルビィは六本ください!」
鞠莉「え?ソフトクリームってそういう食べ方するものだっけ?」
ルビィ「まりちゃ、お姉さん待ってるから早く」
鞠莉「あ、えっと、私は一本で平気です」
「あ、はい…じゃあ七本?で、いいですか?」
鞠莉「あ、ダイジョブです…」
「2,450円です」
鞠莉 (結構高けえなあオイ!そりゃそうだよなァ!)
ルビィ「アイスだ~~~♪」
………………
………
21名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:31:51.53ID:epynTQ1S
鞠莉「ルビィそれ何本目?」ペロ…
ルビィ「四本目だよ」ペロペロ
鞠莉「飽きないのね」
ルビィ「ちょっと飽きてるよ」ペロペロ
鞠莉「食べきらないと許さないからね」
ルビィ「あとの二本はおねいちゃあにあげたくて買ったんだよ」ペロペロ
鞠莉「自腹切りなさいよ」
ルビィ「ごちそうさま!……食べちゃおう」ペロペロ ←五本目
鞠莉「なんなのこの子」ペロ… 注:一本目
ルビィ ペロペロ
鞠莉 ペロ… ペロ…
ルビまり「「ごちそうさま」」
鞠莉「食べる速さ尋常じゃないわね」
ルビィ「いやいやそんなこと。フツーですよ、フツー」スッ ←六本目
鞠莉「あなた普段ごはん食べるのAqoursで一番遅いじゃないの…」
22名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:32:23.65ID:epynTQ1S
鞠莉「ふう…たぶん、そろそろ来る頃よね」
ルビィ「うゆ?なにが?」
鞠莉「迷子の呼び出し放送が…よ」
ピン、ポン、パン、ポーン。
『園内放送を致します。内浦よりお越しの、黒澤る ガタガタッ
ルゥゥゥゥァァビャァァォォォォィッ!!
鞠莉「ほら、来たわよ」
ルビィ「ほんとだ~」ペロペロ
………………
………
23名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:33:18.66ID:epynTQ1S
ダイヤ「ロビィィィィィャンッッ!!!会いたかったですわぁぁぁぁぁんぬぅおっほほぉぉぉぉ!!!」ガバッ チュッチュ
ギエピィィィィィィ!!
果南「鞠莉~、よかった。なんで電話に出ないのさ」
鞠莉「sorry. マナーモードにしちゃってて。…ロビンって誰?」
果南「名前を呼びすぎて、ゲシュタルト崩壊したみたいだよ」
鞠莉「そんなことが…」
曜「もー、鞠莉ちゃん。ダイヤさん押さえるの大変だったんだよ」
千歌「ほとんど果南ちゃんが押さえてくれてたけどね」
梨子「鞠莉さん、連絡来てるのわかってて無視してたでしょう」
鞠莉「きゃ。信頼されてないわね~」
梨子「どうせルビィちゃんと二人きりを楽しんでらしたんでしょ。わかりますけどね、そうしたくなる気持ちも」
鞠莉「次は梨子が連れ出しちゃえば?」
梨子「わざとそんなことしたらダイヤさんに四肢を持っていかれちゃいますよ」ウフフ
曜「ダイヤさんって鬼帝かなにかなの?」
24名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:34:01.87ID:epynTQ1S
果南「さ!みんな揃ったところで、改めて遊園地を楽しもうか」パンパン
千歌「ふふ…果南ちゃんがそうやると練習みたい」
果南「みんなの注目を集めるには、これが一番だからね。慣れちゃったよ」
鞠莉「あそこの人は?」
ンルッッビィィェァーーーー!
ピギャァーーーー!
果南「ほーら、ダイヤ!そろそろいいでしょ、行くよー」グイ
ダイヤ「うっ…えぐっ、ぅわあ、わたぐしはぁ…っ、おっ、おねっ、お姉ちゃん失格ぅ…えっ、失格ですわあ…」グスグス
果南「よしよし。鞠莉がついててくれて何事もなかったんだから、それでよしとしようよ」
ダイヤ「うぶぶ…」グスングスン
ルビィ「びええ…疲れた…」グッタリ
善子「お帰り、ルビィ」
花丸「お疲れ様、ルビィちゃん」
25名無しで叶える物語(茸)2018/04/28(土) 01:35:21.91ID:epynTQ1S
――よーし、なに乗ろっかー。
――荒れ狂いし眷属を従えるのはどうかしら。
――よっちゃんがジェットコースターに乗りたいみたいですよ。
――遊園地の定番だもんね。行ってみよっか!
――んにゃーっ、流すな~~~!
ルビィ「ね、まりちゃあ」ススス…
鞠莉「あらルビィ。また抜け出す?」
ルビィ「まじ勘弁。っていうかそもそも抜け出してないし」
鞠莉「ふふ…冗談よ。どうかした?」
ルビィ「うん。ほんとはね、ルビィまりちゃあと二人になったとき、どうしようっていっぱい思ったの。おねいちゃあがとっても仲良しで、前から知ってるけど、二人になったことなんかなかったから…その、」
鞠莉「…怖かった?」
ルビィ「うゆ。…少しだけ」
鞠莉「んもう!こんなに beauty で shiny なマリィが怖いなんて、ルビィは見る目がないわね」
ルビィ「で、でもね。一緒にジェットコースター乗ってくれて、おばけやしきも行って、楽しかったよ。もう一人お姉ちゃんができたみたいだった」
鞠莉「ふふ。ダイヤとは違うけどね」
ルビィ「だからいいんだよ!おねいちゃあはおねいちゃあ、まりちゃあはまりちゃあ。ルビィ、幸せだなあ」
鞠莉「そう言ってもらえると、マリィも嬉しいわ。…さ、あんまり離れてるとまたダイヤが騒ぐわよ。戻りなさい」
ルビィ「うん!また遊ぼうねっ」
ルビィ「しゃいにーおねいちゃあ♡」
終わり
コメントをお書きください