書いたきっかけ
評価様々な函館UC、その現地オフに参加したときのことでした。たまたま同じくSSを書くという方に出会い、お互いのSSの話をしていました。その中で「どんなものを読みたいですか?」と聞いてみたところ、「善子が上級生との付き合い方に苦心する話」との回答を頂いたのがきっかけです。お元気ですか。
ついでにどこかのスレで見かけた「Saint SnowのSSが読みたい」という意見を勝手に拾い上げ、両者を統合して生まれたのが本作です。
善子と上級生ズについて
善子→上級生の私の中の基本イメージは、概ね本作の通りです。
ユニットの存在があるかどうかによって鞠莉や梨子との距離感は変化する、アニメ本編にはユニットの概念がなかったことで鞠莉に対してはあまり懐いている感じがありませんでしたが、梨子は公式でカップリングされつつあったので距離はない印象が強くなりますね。千歌に対しては言わずもがな感謝していて、曜は…解釈にもよりますが、行き帰りのバスの中で距離を詰めている(詰められている?)と見ても差支えはないでしょう。ダイヤと果南は、公式に物語をもってキャラクター同士が関わることがかなり少ないように感じます。
でも実際部活動って、全ての先輩と分け隔てなく接するかというとそんなことないですよね。二人きりになるのは気まずい先輩って何人かいたように記憶しています。ラは創作物なのでそれでチャンチャンというわけにはいかないのですが…
(本作の)聖良について
ポンコツ姉様や変態姉様がもてはやされがちな昨今ですが、やはり聖良さんには圧倒的な自信と実力を礎とした強キャラでいてほしいものです。聖良さんは頼りになるんだ、そうなんだ、というのを伝えたくて、善子の相談相手に選ばせてもらいました。
ちなみに本作を書くにあたっての聖良さんは、
・気を抜いている(自宅にいる、理亞といる)ときは『ピカピカ』『もしもし』などの繰り返し言葉を使う(幼い理亞と話していた頃の名残)
・三年生と千歌、それに理亞と仲の良いルビィは名前呼び、それ以外の(接点が少ない)人は苗字呼び
という二点を独自に設定しました。前者はそうだったら可愛いなと思ってやったのと、後者はどういうルールで人を呼び分けるか考えた結果行き着きました。ちなみに読み返したところ『ルビィちゃん』と呼んでいて、どう考えても『ルビィさん』のイメージなのに当時はどうしたんだろうな、と不思議です。
せらよしについて
どんなペア?って感じですね。
カプと言うと恋愛関係を想起されてしまいがちなので、ここはペアと言いましょう。
聖良は自信家そうなので、基本的に頼られたら堂々と応えるんじゃないかと思います。ただ、あまりに強く見えるせいで身近な人(クラスメイトなど)からは頼られることが少なそう、とも思います。
善子に頼られたときどんな風に反応するんだろうなーと想像してみるとなかなか面白いのですが、まあまあ本編のような感じなんじゃないでしょうか。モノローグまで含めて。
やや誤解を受けそうで怖いのですが、善子と理亞って少し似てませんか?相手に心を開くまで時間がかかりそうなところや、強がりで怖がりなところ。そういう部分をひっくるめて、目上の人間から見ると『似てる』って印象を抱くことがあるんじゃないかなーと思ったり。それで、善子に頼られるのは聖良としては100%想定外のことではないというか、どことなく既視感を覚える部分があって、割とすんなり受け入れちゃうんじゃないかな、と。
頂いた感想(ラ!板、まとめ、ツイッターから)
・good
・新たな可能性を感じましたわ
・みんなと仲良くできてよかったですわ♡
・ハラショー
・善子の悩みを提案したけどこういう形にするとは。よくやったぬしくん
・あまり関わりない先輩との距離感に悩むも頼れる人いなくて聖良さんに相談しにいく善子も、それに応える聖良さんも可愛い。この珍しい組み合わせも可能性を感じた
・おまけの姉様カワイイな
・わかめ先輩で大草原 あと聖良さん可愛い
・新たな可能性を開いてしまった…
・すごくいい話。姉様の言葉遣いの特徴をしっかり捉えてあるのも素晴らしい
・せいよし流行ってんの?
・よっちゃんと聖良さん可愛いかよ
・神SSだわ
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